シリアに着任したハサン・アフマド・シャヒー駐シリアUAE大使がミクダード外務在外居住者大臣と会談、UAE政府からの信任状を渡す(2024年1月30日)

駐シリアUAE大使に就任し、首都ダマスカスのUAE大使館に着任したハサン・アフマド・シャヒー氏が外務在外居住者省を訪れ、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談、UAE政府からの信任状を手渡した。

SANA(1月30日付)が伝えた。


AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はシリア政府支配地から占領下のゴラン攻撃に向けてロケット弾少なくとも3発が発射されたことへの報復として、ダルアー県の2ヵ所を砲撃(2024年1月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍はシリア政府支配地から占領下のゴラン攻撃に向けてロケット弾少なくとも3発が発射されたことへの報復として、ジュムー丘にある陣地1ヵ所とナーフィア村近くを砲撃した。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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イラクの人民動員隊に所属し、イラク・イスラーム抵抗を主導するヒズブッラー大隊は米国への軍事・治安作戦を中止すると発表(2024年1月30日)

イラクの人民動員隊に所属し、イラク・イスラーム抵抗を主導するヒズブッラー大隊は午後9時45分、テレグラム(https://t.me/KHezbollah/)を通じて、 アブー・フサイン・フマイダーニー書記長名義で声明を出し、イラク政府に窮地に追い込まないため、占領軍(米軍)に対する軍事・治安作戦を中止すると表明、所属するムジャーヒディーンに対して、米軍からの攻撃があった場合のみ「消極防衛(暫定的)」を行うよう勧告した。

その一方で、 「彼ら(ムジャーヒディーン)に対して何らかの米国の敵対行為があった場合、「それはアッラーがなさるべきことを完遂されたためのこと。まことにすべてのことは、アッラーに帰するのである」(コーラン戦利品章44節)」と付言、報復再開を示唆した。

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ジョー・バイデン米大統領は記者会見で、1月28日にシリアのヒムス県南東部(米国の発表によるとレバノン北東部)の米軍の前哨基地に対するイラク・イスラーム抵抗の無人航空機(ドローン)での攻撃で兵士3人が死亡したことに関して、報復措置を決断したとしたうえで、攻撃の背後にはイランがいると断じ、イランにも「責任をとらせる」と述べた。

バイデン大統領はその一方で、「中東での戦争拡大は必要と思わないし、望んでいない」とも述べ、緊張拡大を回避したいとの考えも示した。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を5回攻撃(2024年1月30日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月30日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後1時15分、ワッザーニー村に面するイスラエル領内に設置されているスパイ危機を狙撃兵が攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時10分、ヒヤーム村の民家に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、メトゥラ町に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前11時35分、ハドブ・ヤーリーン陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時3分、ハドブ・アイダー陣地に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃、直接の損害を与える。

午後8時50分、ダヒーラ陣地をブルカーン重ロケット砲1発で攻撃し、直接の損害を与える。

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マナール・チャンネル(1月29日付)は、1月29日午前10時から30日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して3回の爆撃と8回の砲撃などを行った。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後7時48分、レバノンからの1回の砲撃早朝に確認、砲弾はアラブ・アル・アルマシェ村の空地に着弾、負傷者はなかった。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ヒヤーム村一帯にあるヒズブッラーの指揮所と監視ポストを攻撃した。また終日、戦闘機によってアイター・シャアブ村、ムハイビーブ村一帯の監視所、軍事複合を攻撃した。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Qanat al-Manar, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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米主導の有志連合がハサカ県に違法に設置されている基地2ヵ所に物資を輸送(2024年1月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など38輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、タッル・バイダル村の米軍基地に向かった。

また、ハッラーブ・ジール村の農業用空港の米軍基地にも輸送機1機が物資を輸送した。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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地元の武装集団がダイル・ザウル県ブサイラ市に至る山岳地帯に設置されているシリア民主軍の指揮所をRPG弾で攻撃(2024年1月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元の武装集団が北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるブサイラ市に至る山岳地帯に設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の指揮所をRPG弾2発で攻撃した。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県各所で、シャーム解放機構の抑圧的振る舞い、恣意的逮捕、住居への不法侵入に抗議するデモ(2024年1月30日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のダイル・ハッサーン村の国内避難民(IDPs)キャンプ、カラーマ・キャンプ群、アレッポ県南部農村地帯にある複数のIDPsキャンプ、サッハーラ村、トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市、スーラーン・アアザーズ町、バービカ村、バーブ市で、「アッラーはぬかりなく愛護され援助なされる」と銘打たれたデモが呼びかけられ、参加者らは、逮捕者の釈放、シャーム解放機構の抑圧的振る舞い、恣意的逮捕、住居への不法侵入に異議を唱え、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者を非難するシュプレヒコールを連呼し、抗議の意志を示した。

ヤウムTV(1月31日付)によると、デモは夜間に行われ、各地で住民数十人が集まり抗議行動を行った。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024、Alyaumtv, January 31, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機関が過去4日間で80人あまりを釈放する一方、外国勢力の内通者の摘発を担当していた調査官6人を新たに拘束(2024年1月30日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が過去4日間で釈放した逮捕者の数が80人あまりに達した。

このうち15人は、イスラーム解放党メンバー7人など数年から数ヵ月にわたって拘束されていた逮捕者、のこりの65人はシャーム解放機構の幹部司令官やセカンド・ランクのメンバーら。

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その一方で、総合治安機関は、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の指示を受け、外国勢力の内通者の摘発を担当していた調査官6人を拘束した。

拘束されたのは、アブー・ハムザ・ダルアーウィー氏、アブー・ウダイ・ダルアー氏、アブー・ムクダード氏、レバノン人のシャーディー・マウラウィー氏ら。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月30日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月30日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024、Suwayda 24, January 30, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バースィラ村でアフリーン解放軍団とトルコ軍、シリア国民軍が交戦(2024年1月30日)

アレッポ県では、ANHA(1月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市西のシャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)、タッル・トゥーリーン村、タッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、バイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村、マンナグ村、バルハダーン国内避難民(IDPs)キャンプを砲撃した。

一方、アフリーン解放軍は声明を出し、トルコ占領下のアフリーン市近郊のバースィラ村でトルコ軍やその傭兵(シリア国民軍)に対する大規模作戦を実施し、多数を殺傷したと発表した。

シリア人権監視団によると、この戦闘でアフリーン解放軍団の戦闘員5人が死亡した。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を続ける北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)による逮捕者は31人に(2024年1月30日)

ハサカ県では、ANHA(1月30日付)によると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けて、フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を継続、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに協力していた容疑で逮捕した指名手配者の数が31人に達した。


AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は、大学、政府系および民間の研究機関で学ぶ戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明となっている兵士の子息がラップトップのパソコンを購入できるよう無利子での融資を行うよう指示(2024年1月30日)

アサド大統領(軍武装部隊総司令官、大将)は、大学、政府系および民間の研究機関で学ぶ戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明となっている兵士の子息がラップトップのパソコンを購入できるよう無利子での融資を行うよう指示した。

国防省の発表によると、これにより、学生は在学中に1回、700万シリア・ポンド相当のラップトップ・パソコンを購入することが認められる。

返済は月々10000シリア・ポンドに制限されるという。

SANA(1月30日付)が伝えた。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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