ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー60輌からなる米軍の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラク領内に移動(2024年2月4日)

ハサカ県では、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー60輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラク領内に移動した。

SANA(2月4日付)が伝えた。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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イラク人民動員隊に所属するアサーイブ・アフル・ハックの幹部司令官のナージーカアビー氏が暗殺される(2024年2月4日)

イラクのマイサーン県マイサーン市で、イラク人民動員隊に所属するアサーイブ・アフル・ハックの幹部司令官のナージーカアビー氏がオートバイに乗った武装集団の襲撃を受け、死亡した。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はイエメン領内のフーシ派支配地13ヵ所の標的36ヵ所を爆撃したと発表(2024年2月4日)

米中央軍(CENTCOM)はアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、以下の声明を発出した。

午前1時41分、現地時間の3日午後11時30分頃、米英軍は、オーストラリア、バーレーン、カナダ、デンマーク、オランダ、ニュージーランドの支援を受け、イエメン領内のフーシ派支配地13ヵ所のフーシ派の標的36ヵ所に対して爆撃を実施した。標的は、複数の地下貯蔵施設、指揮統制、ミサイル・システム、無人航空機(ドローン)の保管・運用サイト、レーダー、ヘリコプターなどで、紅海、バブ・エル・マンデブ海峡、アデン湾で、米国艦船、国際商船などを攻撃するために使用されていたもので、これらへの攻撃能力を低下させるのが目的。

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午前6時22分、現地時間午前4時頃、CENTCOMは紅海の船舶に対して発射されようとしていたフーシー派の対艦巡航ミサイル1発に対する自衛攻撃を実施した。

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スカイ・ニューズ・アラビア語版ANHA(2月5日付)によると、米英軍の爆撃でフーシー派のメンバー少なくとも40人が死亡した。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、Sky News Arabia, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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アンサール・アッラー(フーシー派)はイエメン領内の48ヵ所が米英軍の爆撃を受けたと発表(2024年2月4日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前5時43分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し米英軍航空機が過去数時間にイエメン領内の48ヵ所を爆撃したと発表した。

声明によると48ヵ所の内訳は以下の通り:

首都サヌアおよびサヌア県:13回
フダイダ県9回
タアズ県11回
バイダー県7回
ハッジャ県7回
サアダ県1回

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は、パレスチナのハマースが「アクサーの大洪水」作戦を開始して以降、シリア領内にあるヒズブッラーの標的50ヵ所以上、レバノン領内の標的3,400ヵ所以上を攻撃したと発表(2024年2月4日)

イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は、記者らに対して、パレスチナのハマースが「アクサーの大洪水」作戦を開始して以降、シリア領内にあるヒズブッラーの標的50ヵ所以上、レバノン領内の標的3,400ヵ所以上を攻撃したと述べた。

AFP(2月4日付)などが伝えた。

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イスラエル軍はまた、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後4時57分、日曜早朝、レバノンからの多数の砲撃を確認し、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。先ほど、イスラエル軍ジェット戦闘機がブライダー村、マイス・ジャバル村一帯のヒズブッラーの砲台1ヵ所、監視ポスト複数ヵ所を攻撃。戦車もブライダー村一帯でテロ細胞を攻撃。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は2月4日までにイスラエルに対して961回の作戦を実施したと戦果を発表(2024年2月4日)

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、パレスチナのハマースが「アクサーの大洪水」作戦を開始してから120日が経ったのに併せて、10月8日から2月4日(午後2時)までの戦果を示したインフォグラフィックを公開した。

それによると、これまでに実施された作戦(攻撃)は961回、迫撃砲323回、ロケット弾244回、機関銃・狙撃銃68回、防空システム40回、攻撃型無人航空機(ドローン)23回、ロケット弾385回を使用、戦車などの車輛56輌、指揮所26ヵ所、陣地・塹壕178ヵ所、入植地500ヵ所、技術設備237ヵ所、軍事工場2ヵ所、部隊拠点316ヵ所、境界フェンス(壁)25ヵ所、砲台14か所、アイアンドーム2ヵ所、ドローン5ヵ所を攻撃、2000人以上を殺傷したという。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を6回攻撃する一方、戦闘員2人の戦死を発表(2024年2月4日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月4日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後3時5分、マルジュ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、ブライダー村、マイス・ジャバル村の住居への攻撃に対する報復として、マナラ入植地の建物2棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時50分、アッバード陣地南に集結するイスラエル軍を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時50分、占領下シャブアー農場内のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時00分、シャブアー農場内のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時55分、ルワイサート・イルム陣地を再びロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Qanat al-Manar, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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地元の武装集団が、ダイル・ザウル県ジャルズィー村でシリア民主軍の検問所を襲撃(2024年2月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元の武装集団が、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるジャルズィー村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃した。

襲撃は、シリア民主軍が住民1人を狙撃し、殺害したことへの報復。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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ラッカ県のラサーファ市近郊の砂漠地帯とダイル・ザウル県でロシア軍戦闘機複数機がダーイシュの陣地を狙って爆撃(2024年2月4日)

シリア人権監視団によると、ラッカ県のラサーファ市近郊の砂漠地帯とダイル・ザウル県でロシア軍戦闘機複数機がダーイシュ(イスラーム国)の陣地を狙って爆撃を行った。

一方、ダーイシュはヒムス県のスフナ市近郊の砂漠地帯でシリア軍第24師団および国防隊と交戦、戦闘によりシリア軍兵士2人が死亡、2人が負傷した。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年2月4日)

スワイダー県では、スワイダー24(2月4日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024、Suwayda 24, February 4, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市近郊、タッル・リフアト市近郊を砲撃(2024年2月4日)

アレッポ県では、ANHA(2月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北のシャイフ・ナースィル村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のバイナ村、シャイフ・イーサー村、アキーバ村を砲撃、バイナ村でシリア軍の陣地が被弾した。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を継続する内務治安部隊(アサーイシュ)が第1区で捜索を開始(2024年2月4日)

ハサカ県では、ANHA(2月4日付)によると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けて、フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を継続、2000世帯以上が居住するキャンプ内最大の区画の第1区で住民の再登録手続きと指名手配者の捜索を開始、武器弾薬が隠されていた貯蔵庫4ヵ所を発見した。

また、アサーイシュの緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)はキャンプ内で2回の強襲作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のアミール(司令官)1人を殺害、メンバー2人を拘束した。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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ロシアとオマーンが米軍によるシリアとイラクへの爆撃を非難(2024年2月4日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、米軍によるシリアとイラクへの爆撃に関して、両国の主権に対するあからさま侵犯で、中東地域の緊張をさらに高めようとするもんだとして激しく非難するとともに、国連安保理に対して緊急会合を開催し対応について協議するよう要請したことを明らかにした。

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オマーンのバドル・ビン・ハマド・ブーサイディー外務大臣は、米軍によるシリアとイラクへの爆撃に関して、地域の安全と安定を脅し、地域が直面する課題の解決をより複雑なものとすると懸念を表明した。

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SANA(2月4日付)が伝えた。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】地震被災者支援国民基金の会合が開催され、基金の活動の成果について意見を交わす(2024年2月4日)

地震被災者支援国民基金の会合が開催され、議長を務めるフサイン・アルヌース首相、工業事業住宅大臣、財務大臣、地方行政環境大臣、南部地区、アレッポ、ラタキア、ハマー県開発問題担当国務大臣、内閣事務局長、基金の総裁および運営評議会メンバー、NGOや経済団体の代表らが出席し、基金の活動の成果について意見を交わした。

会合では、基金が実質的に活動を開始した8月14日以降、被災者総数1,368人のうちの381人に210億シリア・ポンド相当の支援を行ったとの報告がなされた。

支援は、全壊した一般(建築基準を満たしている)住宅(A群)、違法住宅(B群)の住民を対象とし、支援金給付手続き、必要な書類の発行している。

要支援者への支援は、80%の申請を受理、A群の被災者については申請受理から平均で23日、B群の被災者には7日で支援が行われた。

会合ではまた、住宅が全壊した被災者への支援の継続の方途について協議されたほか、ラタキア県とアレッポ県での被災者住宅建設プロジェクトの進捗についても報告された。

SANA(2月4日付)が伝えた。

AFP, February 4, 2024、ANHA, February 4, 2024、‘Inab Baladi, February 4, 2024、Reuters, February 4, 2024、SANA, February 4, 2024、SOHR, February 4, 2024などをもとに作成。

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