「イランの民兵」がダイル・ザウル県のCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地一帯にロケット弾で攻撃(2024年2月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地一帯にロケット弾4発を発射した。

RIAノーヴォスチ通信(2月18日付)が関係者の話として伝えたところによると、ロケット弾4発はCONOCOガス田の米軍基地の敷地内に落下し、火災が発生、基地の南側で火柱が上がったという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、RIA Novosti, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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シリア駐留ロシア軍が、レバノンのヒズブッラーと共闘する武装グループとイスラエルの砲撃戦の再発を阻止するため、ゴラン高原の兵力引き合話地帯に新たな監視ポストを設置(2024年2月19日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍が、レバノンのヒズブッラーと共闘する武装グループとイスラエルの砲撃戦の再発を阻止するため、ゴラン高原の兵力引き合話地帯(シリア政府支配地)内のビイル・アジャム村西側の平原に新たな監視ポストを設置した。

これにより、ゴラン高原の兵力引き離し地域に設置している監視ポストの数は10ヵ所となった。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は米英所有の船舶3隻を対艦ミサイルで攻撃、米軍のMQ9リーパーを地対空ミサイルで撃墜(2024年2月19日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前10時00分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、ガザ地区のパレスチナ人を支援し、米英軍のイエメンへの攻撃に報復するため、海軍部隊がアデン湾で英国の船舶ルビーマーを対艦ミサイル複数発で攻撃、船体に大規模な損傷を与え、航行を停止させたと発表した。

また、フダイダ県では、防空部隊が米軍の無人攻撃機MQ9リーパーを地対空ミサイルで撃墜したと付言した。


また午後9時1分にも声明を出し、海軍部隊がアデン湾で、米国の船舶シー・チャンピオンとナヴィス・ホルティナに対して多数の対艦ミサイルを発射し、精密な損害を与えたと発表した。

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米中央軍(CENTCOM)は午後10時51分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、イエメン領内のフーシー派の支配地からベリーズ船籍で英国所有の貨物船MVルビーマーに向けて2発の対艦弾道ミサイルが発射され、うち1発が船体に命中し、損傷が生じたと発表した。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は下ガリラヤ地方へのドローン攻撃を試みる一方、イスラエル軍はサイダー市を爆撃(2024年2月19日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月19日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後4時15分、占領下シャブアー農場のラムター陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時25分、占領下カフルシューバーの丘陵地にあるサンマーカ陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後3時45分、リーシャー池陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

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マナール・チャンネル(2月19日付)は、2月18日午前10時から2月19日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して3回の爆撃と1回の砲撃を行った。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後2時54分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ダヒーラ村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。イスラエル軍兵士1人が前日(日曜日)、アイター・シャアブ村地域のヒズブッラーの軍事複合施設にテロリスト1人が入るのを確認、北部司令部発射管制センターに連絡、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が即応し、この施設を攻撃。アイタルーン村地域の砲台1ヵ所、ウダイサ村地域のテロ・インフラなどに対して終日砲撃が行われた。さらに、今朝(月曜日)、下ガリラヤ地方のアルベル入植地の空地に航空機の残骸が落下したのが確認される。残骸はイスラエル軍機のものではないと思われる。

午後7時43分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、サイダー市にあるヒズブッラーの武器貯蔵施設2ヵ所を爆撃。爆撃は、下ガリラヤ地方(アルベル入植地一帯)に対して無人航空機(UAV)が発射されたことへの対抗措置。このUAVはレバノン領内から離陸したものと思われる。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機はさらに、マイス・ジャバル村、ウダイサ村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。

午後10時25分、イスラエル軍兵士が早朝、マルワヒーン村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設に多数のテロリストがいることを確認、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が同施設を爆撃。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Qanat al-Manar, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県アブー・ハルドゥーブ村にあるシリア民主軍の検問所を襲撃(2024年2月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるアブー・ハルドゥーブ村でにある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃、戦闘となった。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がアレッポ県マンビジュ市西のサイヤーダ村一帯でシリア国民軍と交戦、戦闘員2人を殺害(2024年2月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市西のサイヤーダ村一帯でシリア国民軍と交戦、シリア国民軍の戦闘員2人を殺害した。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のバイニーン村を赤外線誘導ミサイルで攻撃、同機構のメンバー2人を殺害(2024年2月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村に対して赤外線誘導ミサイル1発を発射、同機構のメンバー2人を殺害した。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県砂漠地帯でシリア軍と国防隊の部隊を2回にわたって攻撃、シリア軍の士官1人と国防隊の隊員1人が死亡、またダーイシュが敷設した地雷の爆発で兵士7人死傷(2024年2月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市とタドムル市一帯の砂漠地帯でシリア軍と国防隊の部隊を2回にわたって攻撃、戦闘によってシリア軍の士官1人と国防隊の隊員1人が死亡した。

また、タドムル市北のワーディー・アブヤド・ダム近くで、シリア軍部隊がダーイシュによって敷設された地雷に触れ、爆発により兵士2人が死亡、5人が負傷した。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた女性1人を含む4人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出(2024年2月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた女性1人を含む4人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出した。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年2月19日)

スワイダー県では、スワイダー24(2月19日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

イナブ・バラディー(2月19日付)によると、デモ参加者の一部はスワイダー市の水道公社に掲示されていたアサド大統領とマーヒル・アサド少将の写真を引き破った。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024、Suwayda 24, February 19, 2024などをもとに作成。

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シリア軍はヨルダン国境、ヒムス県タドムル市一帯で大量の大麻とカプタゴンを押収(2024年2月19日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、国境警備隊の部隊がヨルダンとの国境に近い砂漠地帯で大麻445パックとカプタゴン12万錠を押収したと発表した。

 

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また、SANA(2月19日付)によると、ヒムス県では、関係当局とシリア軍部隊がタドムル市一帯でテロ組織の残党に対する追跡・捜索の一環として、テロリストの麻薬密輸を摘発、大量の大麻とカプタゴンを押収した。

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一方、シリア人権監視団によると、ヨルダン当局は18日に殺害したシリア人密輸業者5人のうち3人の遺体をシリアの当局に引き渡した。

3人のうち1人はシリア軍兵士だという。

AFP, February 19, 2024、ANHA, February 19, 2024、‘Inab Baladi, February 19, 2024、Reuters, February 19, 2024、SANA, February 19, 2024、SOHR, February 19, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を7件確認したと発表(2024年2月19日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機1機、B-350偵察機1機による領空侵犯を7件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月19日付)が伝えた。

RIA Novosti, February 19, 2024をもとに作成。

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