米軍はイラクからシリア領内に軍装備品や兵站物資を新たに搬入(2024年2月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など80輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、同県とダイル・ザウル県の米軍基地に向かった。

また、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派がイエメン領内の支配地から南紅海とアデン湾に向けて6発の対艦弾道ミサイルを発射したと発表(2024年2月7日)

米中央軍(CENTCOM)は午前2時58分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間の6日午前1時45分頃から午後4時30分頃にかけて、フーシー派がイエメン領内の支配地から南紅海とアデン湾に向けて6発の対艦弾道ミサイルを発射したと発表した。

声明によると、対艦弾道ミサイル6発のうち3発は、ギリシャが所有する同国船籍の貨物船MVスター・ナスィアを狙ったもので、午後3時30分頃、同船近くで爆発があり、軽微な損害が出た。

また米海軍USSラブーン(DDG58)が午後4時30分、3発目の対艦弾道ミサイルを迎撃、撃破した。

残りの3発は、英国が所有するバルバドス船籍のMVモーニング・タイドを狙った可能性が高いが、同船に損害はなかった。


AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を5回攻撃(2024年2月7日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月7日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後1時45分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時23分、マルジュ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時00分、占領下シャブアー農場のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後2時15分、ラーミーム陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時50分、ヒルバト・マーイル基地をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。

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ナハールネット(2月7日付)によると、ヒヤーム村の民家へのイスラエル軍の攻撃で民間人1人が死亡、2人が負傷した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後4時6分、レバノンからイスラエル領内に1回の砲撃があり、空地に着弾したことを先ほど確認、またシュトラ入植地にも1回の砲撃があったことを確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。さらに先ほど、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がマルワヒーン村にあるヒズブッラーの陣地を攻撃。ジェット戦闘機は夜間にバニー・ハイヤーン村一帯にあるヒズブッラーのインフラを攻撃。

午後10時15分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ヒヤーム村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、監視所、陣地などを攻撃。イスラエル軍は終日、ヒヤーム村地域にある監視所1ヵ所を攻撃。さらに先ほど、ドブ山地域にイスラエル要内からの2回の砲撃を確認、ゴレン入植地、マルガリオット入植地一帯地域にも多数の砲撃を確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Naharnet, February 7, 2024、Qanat al-Manar, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のシリア軍陣地などを砲撃(2024年2月7日)

アレッポ県では、ANHA(2月7日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、バイナ村を砲撃した。

トルコ軍の砲撃はタナブ村にあるシリア軍陣地1ヵ所にも及んだ。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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米軍がイラクの首都バグダードをドローンで爆撃し、米軍基地への攻撃に関与していたとされるヒズブッラー大隊の司令官を殺害(2024年2月7日)

イラクの首都バグダード東部のマシュタル地区で、3人が乗った車が無人航空機(ドローン)によると見られる攻撃を受け、車は大破、炎上した。

イラクの複数の治安当局筋によると、バグダード東部の県庁(バラディーヤ)地区でもイラク人民動員隊の倉庫が爆撃を受けた。

ロジュ・ニュース(2月7日付)などが伝えた。

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これに関して、米中央軍(CENTCOM)は午前0時15分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間の午後9時30分、CENTCOMが米軍兵士に対する攻撃への報復として、片道攻撃を行い、ヒズブッラー大隊の司令官を殺害したと発表した。

この司令官は、地域(中東)における米軍への攻撃を直接計画し、参加していた人物。

攻撃による民間人への被害はなかったという。

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イラクの人民動員隊に所属し、イラク・イスラーム抵抗を主導するヒズブッラー大隊は7日11時21分にテレグラム(https://t.me/KHezbollah/)を通じて、ウィサーム・ムハンマド・サービル司令官(アブー・バクル・サーイディー)の遺影を掲載した。

また、8日午前1時には同司令官の訃報を発表した。

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AP(2月7日付)がイランの支援を受けるイラク人民兵の2人の匿名筋の話として伝えたところによると、攻撃を行ったのは米軍の無人航空機(ドローン)で、イラク人民動員隊に所属し、イラク・イスラーム抵抗を主導するヒズブッラー大隊の幹部司令官のウィサーム・ムハンマド・サアディー氏(アブー・バクル)らが死亡した。

サアディー氏は、シリアにおけるカターイブ大隊の作戦を指揮していたとされる人物。

AFP, February 7, 2024、AP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、Roj News, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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ヨルダン軍はシリアから潜入しようとした麻薬密輸グループと交戦、3人を殺害(2024年2月7日)

ヨルダン軍総司令部の軍当局筋は、東部軍管区部隊が7日夜明け前、軍治安機関および麻薬撲滅局と連携し、シリア領内から麻薬を密輸するために潜入を試みた密輸グループと交戦、潜入を阻止し、3人のメンバーを殺害、複数人を負傷させ、大量の麻薬を押収した、と発表した。

ペトラ通信(2月7日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、密輸グループはレバノンのヒズブッラーとつながりがあるという。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Jordan News Agency Petra, February 7, 2024、、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県で正体不明の武装集団がシリア軍部隊を襲撃、兵士4人を殺害(2024年2月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、『ワタン』(2月7日付)によると、正体不明の武装集団が、ウンム・マヤーズィン町近郊を通るダマスカス・ダルアー街道(ウンム・マヤーズィン橋近くの軍検問所)でシリア軍部隊を襲撃、兵士4人を殺害した。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024、al-Watan, February 7, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがラッカ県内で北・東シリア地域民主自治局(ラッカ地区)内務治安部隊(アサーイシュ)の陣地を機関銃などで襲撃、隊員1人を殺害(2024年2月7日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が北・東シリア地域民主自治局(ラッカ地区)の支配下にあるバイア丘(ラッカ市東)近くの墓地に設置されている内務治安部隊(アサーイシュ)の陣地を機関銃などで襲撃、隊員1人を殺害した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ市ムフティー地区、シリア民主軍傘下の自衛部隊の職員が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)は9日、関与を認めた。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024、February 9, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がヒムス市などをミサイルで爆撃、民間人ら10人死亡(2024年2月7日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、7日午前0時30分頃、イスラエル軍がレバノンのトリポリ県北上空からヒムス県のヒムス市およびその近郊を狙ってミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、一部を撃破したが、民間人多数が死傷、若干の物的損害が生じたと発表した。

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シリア人権監視団、シャームFM(2月7日付)などによると、爆撃は、ヒムス市の国立競技場・ハムラー通り近く、技術サービス局近く、同市近郊のアウラース農場、ヒムス石油製油所近くの農場、クサイル市郊外などを狙ったもので、女性1人とその娘1人、大学生4人と医者の自宅に招かれていた男性1人の合わせて7人、レバノンのヒズブッラーの関係者2人、「イランの民兵」メンバーの外国人1人の合計10人が死亡、複数人が負傷した。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、戦闘員2人が戦死したと発表した。

この2人がヒムス県に対するイスラエル軍の爆撃で死亡したかどうかは不明。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、Sham FM, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがラッカ県内で北・東シリア

スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年2月7日)

スワイダー県では、スワイダー24(2月7日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024、Suwayda 24, February 7, 2024などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ラタキア県で被災世帯への被災者住宅の引き渡しが始まる一方、アレッポ県当局者は地震発生後の被災者支援の成果について語る(2024年2月7日)

ラタキア県では、ラタキア市とジャブラ市の市議会が、トルコ・シリア大地震の被災世帯への被災者住宅の引き渡しを開始した。

引き渡しが解されたのは、ラタキア市グラーフ1地区に建設された住居55棟(132戸)とジャブラ市ファイイド地区に建設された住宅48棟(58戸)。


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一方、アレッポ県では、シリア開発信託、技師組合、住宅公社の関係者らが被災者支援の進捗についてSANA(2月7日付)の取材に応じた。

シリア開発信託の初期法務対応局長のバッシャール・アスキーフ弁護士は、これまでに被災者からの相談件数が6300件にのぼり、うち4200件について対応したことを明らかにした。

技師組合アレッポ支部長のハーニー・バルフーム氏は、建物10万7000棟、467の学校、130の宗教関連施設、135の幼稚園、110の公共部門施設の耐震評価を完了したと述べた。

住宅公社アレッポ支部長のサーリム・ハビーブ氏は、アレッポ市マアスラーニーヤ地区の4ヵ所で被災者住宅の建設を開始、住居の74%を完成させたと延べた。

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SANA(2月7日付)が伝えた。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シャビア・マントゥーUNHCR報道官:シリアの人道状況は地震発生以前よりも悪化している(2024年2月7日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のシャビア・マントゥー報道官は、昨年2月6日のトルコ・シリア大地震発生から1年が経ったのに合わせて、スイスのジュネーブにある国連本部で記者会見を開き、シリアでは人口の約90%、貧困線以下の暮らしを続け、1290万人が食料不安、720万任が避難生活を強いられていると述べた。

マントゥー報道官によると、複合的な危機によって、シリアにおける要支援者は、前年の1530万人よりも1670万人となっており、人道危機は増していると警鐘を鳴らした。

一方、トルコについては、同国内では避難所に収容されないままでいるシリア人がいまだに数千人にいると述べた。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

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