シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局はシリア軍の撤退を受けてハマー県の県庁所在地ハマー市を制圧(2024年12月5日)

シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局は、シリア軍がハマー県の県庁所在地ハマー市から市外に再配置したことを受けて、同市を制圧した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍はハマー県のサラミーヤ市、ヒムス県のタルビーサ市、ラスタン市近郊の工兵大隊基地、ラスタン病院などから撤退、シャーム解放機構が両市に入った。

同監視団によると、シリア軍は撤退後にタルビーサ市を爆撃、またラスタン市郊外(ラスタン橋など)を爆撃した。

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「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局はテレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、以下の通り発表した。

午前11時14分、ハマー市への進攻を開始したと発表。


午前11時25分、市内の複数の戦線で中心街に向かって進軍していると発表。

午後1時24分、戦闘員らに対して、アレッポ市内での武装した軍服での移動、市内の家屋、住居、不動産の無許可での占拠、市内での陣地の設営を禁じるとする指示を発表。

午後2時17分、軍・治安機関幹部らが兵士を残してハマー市から逃走したと発表。

午後2時46分、ハマー市内の複数地区を解放したと発表。

午後2時53分、ハマー中央刑務所に突入し、収監者数百人を解放したと発表。

午後2時57分、第25(特殊任務)師団を打破したと発表。

午後3時5分、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者のイラク政府に向けたメッセージ映像を配信。

メッセージの内容は以下の通り:

我々はイラクのムハンマド・シヤーウ首相の言葉に耳を傾けている。
我々は、一部のイラクの政治化たちがシリアで起きていることがイラクに及ぶ考えていることによる多くの恐怖、あるいは幻想があるのを目にしている。
私は断固として言いたい。こうしたことは100%誤りだと。


午後3時17分、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者のハマー市民に向けたメッセージ映像を配信。

メッセージの内容は以下の通り:

慈悲深く慈悲あまねきアッラーの御名において
吉報を伝えたい。あなた方の同志である革命家ムジャーヒドゥーンたちが、40年間シリアで続いてきたこれまでの傷を癒すため、ハマー市への進入を開始した この進軍が復讐ではなく、慈悲と慈愛に満ちた勝利となるよう、全能のアッラーに祈っている。
全世界の主であるアッラーに讃えあれ。


午後4時54分、ハマー市の警察官らに対して、シリア救国内閣からの支持を待つよう呼びかける。

午後4時57分、シャーヒーン大隊がザイン・アービディーン山頂のシリア軍車輛を攻撃する映像を公開。

午後6時44分、ハマー市を完全に解放したと発表。

午後6時50分、ヒムス県に進軍すると発表。

午後7時8分、ハマー航空基地、ザイン・アービディーン山、カムハーナ村での掃討を終えたと発表。

午後7時13分、ハマー航空基地を無力化したと発表。

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シリア国民軍はテレグラムに開設した専用アカウント(https://t.me/Dawn_of_Freedom1/)を通じて、ハマー市の解放に祝意を示した。

AFP, December 5, 2024、ANHA, December 5, 2024、‘Inab Baladi, December 5, 2024、Reuters, December 5, 2024、SANA, December 5, 2024、Sham FM, December 5, 2024、SOHR, December 5, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル空軍レバノン南部のマジュダル・ズーン村で発見された迫撃砲1基地を攻撃(2024年12月4日)

イスラエル軍は午後7時36分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、レバノン南部のマジュダル・ズーン村で発見された迫撃砲1基地をイスラエル空軍が攻撃、またヒヤーム村、スワイナ村、アイタルーン村地域で武器を解体したと発表した。

AFP, December 5, 2024、ANHA, December 5, 2024、‘Inab Baladi, December 5, 2024、Reuters, December 5, 2024、SANA, December 5, 2024、Sham FM, December 5, 2024、SOHR, December 5, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構がシリア北西部の行政を委託するシリア救国内閣内務省は、住民の財産や公共施設を保護するとして、アレッポ市西部郊外に治安部隊を展開させたと発表(2024年12月4日)

シャーム解放機構がシリア北西部の行政を委託するシリア救国内閣内務省は、住民の財産や公共施設を保護するとして、アレッポ市西部郊外に治安部隊を展開させたと発表した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024、Syriansg, December 4, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を2件確認したと発表(2024年12月4日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機による領空侵犯を2件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月4日付)、タス通信(12月4日付)が伝えた。

RIA Novosti, December 4, 2024、TASS, December 4, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍の支援を受けるシリア軍が過去24時間でテロリスト120人以上を殲滅、車輛、戦車24輌、弾薬庫を破壊したと発表(2024年12月4日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍の支援を受けるシリア軍が、反体制派の集結地点、指揮所などに対してミサイルと爆撃による攻撃を続け、過去24時間でテロリスト120人以上を殲滅、車輛、戦車24輌、弾薬庫を破壊したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月4日付)、タス通信(12月4日付)が伝えた。

RIA Novosti, December 4, 2024、TASS, December 4, 2024をもとに作成。

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ロシア外務省報道官と国連大使はウクライナがシリアの反体制派に無人航空機を供与し、その利用経験を共有していると断じる(2024年12月4日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ウクライナがシリアの反体制派に無人航空機を供与し、その利用経験を共有していると断じた。

ザハロワ報道官は以下の通り述べた。

シリアで新たな武力紛争を引き起こすことを目的とした外部勢力の扇動と包括的な支援がなければ、テロリストたちが、この大胆な措置(シリア政府への反転攻勢)を講じることはなかったであろうことは疑いの余地がない。 シリア情勢の悪化におけるウクライナの影響は明らかで、ロシアはシリア政府に対する反体制派の攻撃を強く非難する。

また、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使も、4日にニューヨークの国連本部で行われた安保理会合で、ウクライナが、11月27日に始まった反体制派によるシリア軍への大規模攻撃において、軍事支援、とりわけ無人航空機を提供していると非難した。

RIAノーヴォスチ(12月4日付)、TASS通信(12月4日付)が伝えた。

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これに対して、ウクライナ外務省は声明を出し、ウクライナがシリアの治安情勢の悪化に関わっているとするロシアの主張を断固として否定、こうした嫌疑にはまったくの根拠がないと発表、ロシアに対して、国際法の規範、他国の主権と領土保全の不可侵の原則を無条件に履行するよう求めた。

RIA Novosti, December 4, 2024、TASS, December 4, 2024をもとに作成。

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米主導の有志連合がダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の「イランの民兵」の拠点複数ヵ所に対して爆撃と砲撃(2024年12月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊のジャラー町、グブラ村、スィヤール村、ハスラート村、「グリーン・ベルト」地帯に展開する「イランの民兵」の拠点複数ヵ所に対して爆撃と砲撃を行った。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民生自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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国際危機グループ(ICG)研究員はシャーム解放機構が組織解体を検討している情報を分析(2024年12月4日)

国際危機グループ(ICG)のダーリーン・ハリーファ研究員はX(旧ツイッター)のアカウント(https://x.com/dkhalifa)で、「シリアのアル=カーイダ」として知られる国際テロ組織のシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)が組織の解体を検討している情報についての分析を行った。


ハリーファ研究員のポストの内容は以下の通り。

シャーム解放機構と他の反体制勢力がアレッポ市の統治の課題にどう取り組むかはまだ分からないが、内部での話し合いはすでに始まっているようだ。シャーム解放機構の(アブー・ムハンマド・)ジャウラーニー指導者はICGに対し、「この都市は暫定的な組織によって統治される。すべての戦闘…

…員は、シャーム解放機構も含めて、数週間中に民間地域から退去するよう指示され、官僚は職務に復帰するよう要請されるだろう。また、イスラーム教徒とキリスト教徒の多様性など、この都市の独特の社会的、文化的規範は尊重されるだろう。

彼はまた次のように付言した。「シャーム解放機構は、シリア社会の拡がりを反映した新しい組織において、民間と軍の構造を完全に統合できるようにするために、自ら解散することさえ検討している」。もちろん、シャーム解放機構がこれらの考えを実行するか、他の派閥に圧力をかけるかはわからない。

彼らが従うかどうかもまだ分からない。彼らの歴史とジハード主義のルーツを考えると、シャーム解放機構の覇権拡大と、それが彼らの個人的および宗教的自由に与える影響に関して、多くのシリア人が抱く当然の懸念に対処するうえで、彼らは大きな課題に直面するだろう。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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国連安保理でシリア情勢の悪化への対応を協議するための会合:米国とロシアが非難の押収(2024年12月4日)

国連安保理で、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局による侵攻と、「自由の暁」作戦を開始したシリア国民軍の攻勢に伴うシリア情勢の悪化への対応を協議するたの会合が行われた。

会合のなかで、米国のロバート・ウッド国連代理大使は、シリア政府が紛争の政治的解決に向けた対話を拒否しているとしたうえで、シリア政府がロシアとロシアの支援を受けて、戦闘を継続することで、テロ組織の台頭を助長していると非難、英仏もこれに同調した。

これに対して、ロシアのワシリー・ネバンジャ国連大使は、米英仏の主張について「偏向に満ちている」と反論、シリア政府が「テロとの戦い」において、重要な役割を果たしていると主張した。

また、ウクライナの諜報機関がシリアの反体制派に無人航空機などの武器を供与、軍事教練を行っていると断じ、これを非難した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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DPAが2017年から契約していたシリア人フォト・ジャーナリストがハマー市郊外の爆撃で死亡(2024年12月4日)

DPA(12月4日付)は、同通信社が2017年から契約していたシリア人フォト・ジャーナリストのアナス・ハルバトリー氏がハマー市郊外の爆撃で死亡したと発表した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、DPA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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UNHCRシリア事務所報道官:「アレッポ市やその周辺での戦闘で避難を余儀なくされたシリア人が急増しており、1週間足らずでその数は150,000人に達している」(2024年12月4日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所のゴンサロ・バルガス・リョサ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://x.com/llosa_gonzalo)を通じて、アレッポ市やその周辺での戦闘で避難を余儀なくされたシリア人が急増しており、1週間足らずでその数は150,000人に達していると綴った。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/UNHCRinSYRIA/)を通じて、アレッポ市やシリア北西部での暴力激化を受けて、数万人がラタキア県に避難したと発表した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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「自由の暁」作戦を継続するシリア国民軍は避難民輸送用のバスの受け入れを拒否(2024年12月4日)

「自由の暁」作戦を継続するシリア国民軍により、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあったアレッポ県のタッル・リフアト市一帯が制圧されたことを受けて、同地の国内避難民(IDPs)キャンプなどに身を寄せていたアフリーン郡などの住民が50台の旅客バスに分乗し、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアフダース村に避難した。

また、同じくシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ県のアームーダー市に避難民約60人が無事到着した。

しかし、シリア国民軍は、北・東シリア地域民主自治局(アフリーン・シャフバー人民評議会)が派遣した避難用の旅客バスの受け入れを拒否した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のアラブ人部族が「分離主義」テロリストによる内乱の試みを拒否すると表明(2024年12月4日)

ダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸のいわゆる「7ヵ村」の一つサーリヒーヤ村一帯のアラブ人部族名士らは、シリア軍への支持と、「分離主義」テロリストによる内乱の試みを拒否すると表明した。

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また、マアーミラ部族の名士らもシリア軍への支持を表明した。

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シリア、イラク、レバノンのブーサラーマ部族の名士らは、シリア軍への支持を表明するとともに、シリアの安定を揺るがそうとするテロを拒否すると表明した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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ヒムス市のバアス大学学生寮は、アレッポ市などに対するテロ組織の攻撃から避難したアレッポ大学の学生約350人を受け入れる(2024年12月4日)

ヒムス県ヒムス市にあるバアス大学の学生寮は、アレッポ市などに対するテロ組織の攻撃から避難したアレッポ大学の学生約350人を受け入れた。

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ダマスカス郊外県のアフマド・イブラーヒーム・ハリール県知事が、県内に設置されているアレッポ県からの避難民を収容されている仮設滞在センターを視察した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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SANAは、公式サイトが出所不明の勢力によるハッキングやサイバー攻撃の試みにさらされていると伝える(2024年12月4日)

SANAは、公式サイトが出所不明の勢力によるハッキングやサイバー攻撃の試みにさらされていると伝えた。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は2024年政令第27号を施行し、人民議会アレッポ選挙区およびアレッポ県諸地域選挙区の補欠選挙を延期すると発表(2024年12月4日)

アサド大統領は2024年政令第27号を施行し、人民議会アレッポ選挙区およびアレッポ県諸地域選挙区の補欠選挙を延期すると発表した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は2024年政令第28号を施行し、軍関係者の基本給を50%増額することを決定(2024年12月4日)

アサド大統領は2028年政令第28号を施行し、軍関係者の基本給を50%増額することを決定した。


AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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サッバーグ外務在外居住者大臣はキューバのパリージャ外務大臣と電話会談(2024年12月4日)

バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣はキューバのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外務大臣と電話会談を行った。

会談で、パリージャ外務大臣はシリアでのテロ攻撃に非難の意を表明した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県、ハサカ県を砲撃(2024年12月4日)

アレッポ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のウンム・ジャッルード村、フーシャリーヤ村、ターイハト・トゥワイマート村(ターイハ村)の通行所、アブー・カフフ村、タッル・トゥーリーン村、ヤラーニー村、ブーガーズ村、カルト・ワイラーン村を砲撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、マンビジュ市郊外とタッル・ハーフィル村一帯でトルコ軍とシリア国民軍を迎撃し、シリア国民軍の戦闘員多数を殺傷した。

また、シリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会は、マンビジュ市近郊の村に侵攻しようとしたシリア国民軍を撃退した。

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ハサカ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ジュムア村を砲撃した。

トルコ軍はまた、マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊の洗車施設を無人航空機1機で攻撃し、住民4人が負傷した。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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国防省はシリア軍がハマー県北部での「シャーム解放機構」との戦闘で外国籍の者を含むテロリスト少なくとも300人を殺害し、さらに25機以上の無人航空機を撃墜・破壊したと発表(2024年12月4日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、以下の通り戦果を発表した。

午前11時55分

シリア軍武装部隊総司令部発表声明
アレッポ市のアサド軍事工学アカデミーの英雄的な学生と名誉ある士官らは、アレッポ市がテロ攻撃を受けた当初からアカデミーを必死に防衛し、テロリストは中・重火器、最新の無人航空機といった無さまざまな兵器でアカデミーへの侵入を試み、激しい攻撃を行ったが、勇敢かつ果敢に立ち向かった。その後、彼らはサフィール郡のワーハ町に退却するも、テロ集団に再び包囲され、各方面から重装備の戦車、大砲、機関銃、無人航空機の攻撃を受けた。しかし、学生と士官らは屈せずに戦い抜いた。これにより、一部が戦死し、負傷した。
シリアとロシアの軍事的・政治的協調のもと、これらのテロ組織による包囲は解囲され、アカデミーの学生ちは無事にヒムス市に避難できた。負傷者には必要な看護と医療が提供されている。

午後5時30分

軍事筋:
ハマー県北部の戦線沿いに展開している我らが武装部隊は、今朝からいわゆる「シャーム解放機構」の武装テロ組織に対して激しい戦闘を繰り広げている。我々の部隊は、大砲、ミサイル、そしてシリア・ロシア軍の合同戦闘機部隊を通じて、テロリストの集結地や移動中の車列を全戦線で攻撃している。これにより、外国籍の者を含むテロリスト少なくとも300人を殺害し、さらに25機以上の無人航空機を撃墜・破壊した。

午後11時6分

軍事筋:
テロリストのサイトや一部メディアで報じられている、テロリストがハマー市に侵攻したというニュースは事実無根である。ハマー市全域の状況は正常で安全であり、我らが武装部隊は市内近郊および遠隔地の配置地点に展開し、あらゆる方向で完全に備えている。いかなる攻撃にも対応し、撃退する準備が整っている。


午後11時23分
軍事筋:
シリア・ロシア合同戦闘機部隊、砲兵・ロケット部隊は今夕、ハマー市郊外のテロリストの集結地や移動ルートに対して精密かつ集中的な攻撃を実施した。これにより、テロリスト数十人が殺害され、その装備や車輛が破壊された。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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「攻撃抑止」軍事作戦局はハマー市に向けて進軍を続けたが、シリア軍の反撃を受けてザイン・アービディーン山制圧に失敗:シャーム解放機構のジャウラーニー指導者がアレッポ市に入る(2024年12月4日)

シリア人権監視団によると、「攻撃抑止」軍事作戦局がハマー市に向けて進軍を続けたが、シリア軍の反撃を受けて、ザイン・アービディーン山制圧に失敗した。

また、シリア軍第25特殊任務部隊などの増援部隊がハマー市周辺各所に展開した。

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 シリア情勢監視団によると、3日夜から4日末にかけての死者は99人で、内訳は以下の通り:

民間人3人(うち1人は爆撃、1人はシャーム解放機構によるハマー市への砲撃で死亡)
シャーム解放機構戦闘員48人
「攻撃抑止」軍事作戦局に参加するシャーム解放機構以外の諸派5人
シリア軍43人(うち士官5人、民兵4人)

また、11月27日以降の死者は713人で、内訳は以下の通り:

シャーム解放機構302人
シリア国民軍59人
シリア軍および親政権民兵242人(うちシリア軍217人(士官23人を含む)、「イランの民兵」のシリア人メンバー6人、外国人メンバー15人、親政権民兵4人)
民間人110人(うち砲撃での死者1人、爆撃による死者87人、「攻撃抑止」軍事作戦局の攻撃による死者21人)

爆撃回数は446回で内訳は以下の通り:
ロシア軍105回
シリア軍戦闘機296回
シリア軍ヘリコプター45回

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「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局はテレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、以下の通り発表した。

午後12時1分、シリア軍第25特殊任務師団の兵士3人と「イランの民兵」5人をマアッルシュフール村で捕捉したと発表。

午後3時36分、ハマー市東のムバーラカート村、ラスム・バガル村、ウワイジャ村、ウユール村、カースーン・ジャバル村を制圧したと発表。

午後4時8分、シリア国防省によるアサド軍事アカデミー部隊にかかる発表を受けて、サフィーラ市一帯に進軍し、建物群から逃走した将兵らを包囲、すべての街道を封鎖し、投降のための交渉を求め、彼らの要求に従い、武器と陣地を蜂起することの見返りとして投降を受け入れたと発表。



午後4時15分、アラウィー派宗徒に対して、アサド体制から離反し、過去の過ちをただし、宗派主義を認めない未来のシリアの一員となるよう呼びかける。

午後6時33分、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者のメッセージを発表。
メッセージの内容は以下の通り:

戦場にいる軍事作戦局の全部隊に対して、マハルダ市の住民を丁重に扱うよう命じる。私は、キリスト教徒が多数を占めるこの都市に良くするよう命じる。そして、イスラームの布教、その慈悲、そして預言者ムハンマドの教えを、住民に示すために。
また、マハルダ市の住民に私のメッセージを伝えたい。我々はイドリブやアレッポにおいてキリスト教徒の住民を丁重に扱ってきた。そして、あなた方を守り、財産を保護するよう努めるであろう。したがって、安心して、犯罪者体制が仕掛ける心理戦を拒絶するよう求める。家や村から避難しないで欲しい。


午後6時38分、ジャウラーニー指導者がアレッポ市を訪れたとして、写真を公開。

午後6時58分、ハマー市東のサアン町、サッルージュ村および同村の軍事キャンプ、シャイフ・ハラール村、マジュダル村、タッル・ビージュー村、シール村、スービーン村、ハッターブ村などを制圧したと発表。

午後8時3分、シャーム解放機構の精鋭部隊アサーイブ・ハムラー(赤い鉢巻き)部隊がハッターブ村一帯での特殊作戦で、シリア軍兵士50人以上を殺害したと発表。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はダイル・ザウル県を爆撃し、搭載型多連装ロケット砲搭載を搭載するトラック3輌、T-64戦車1輌、装甲兵員輸送車1輌、迫撃砲を含む複数の兵器システムを破壊したと発表(2024年12月3日)

米中央軍(CENTCOM)は12月3日付で声明第20241203-01号を発表した。

声明の内容は以下の通り。

CENTCOM部隊は今朝、ユーフラテス軍事支援基地付近で、米軍と有志連合に明白かつ差し迫った脅威を与えていた、搭載型多連装ロケット砲搭載を搭載するトラック3輌、T-64戦車1輌、装甲兵員輸送車1輌、迫撃砲を含む複数の兵器システムを破壊することに成功した。この自衛攻撃は、搭載型多連装ロケット砲を搭載するトラック1輌、装甲兵員輸送車1輌、迫撃砲が米軍を攻撃したことを受けて行われた。シリアにおける米国の任務は、米国と有志連合の任務には変更はなく、イスラーム国の永続的な打倒に引き続き注力する。シリアでの地域のパートナーと作戦への継続的な支援は、シリア北西部での最近の情勢とは無関係である。CENTCOM部隊は引き続き事態を監視し、状況の進展に応じて地域の他の部隊と常に連絡を取り合っている。

AFP, December 4, 2024、ANHA, December 4, 2024、‘Inab Baladi, December 4, 2024、Reuters, December 4, 2024、SANA, December 4, 2024、Sham FM, December 4, 2024、SOHR, December 4, 2024などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は電話会談で、アスタナ・プロセスの保証国3ヵ国による緊密な連携が重要であることで一致(2024年12月3日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が電話会談を行い、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局による侵攻と、「自由の暁」作戦を開始したシリア国民軍の攻勢への対応について協議した。

トルコ大統領府によると、会談において、エルドアン大統領は、シリアの領土保全を支持しており、シリアでの公正かつ持続的な事態の解決を目指しているとしたうえで、事態の鎮静化に向けて最大限の努力を行っていると伝えた。

一方、ロシア大統領府によると、両首脳は、イランを含めたアスタナ・プロセスの保証国3ヵ国による緊密な連携が重要であることで一致した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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UNHCRシリア事務所は、アレッポ市などから避難した数千人が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシリア北東部に到着したと発表(2024年12月3日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/UNHCRinSYRIA/)を通じて、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事司令局と「自由の暁」作戦を実施するシリア国民軍の侵攻によって、アレッポ市などから避難した数千人が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシリア北東部に到着したと発表した。

避難民のうち70%が女性と子どもだという。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍の無人航空機が占領下のシャブアー農場を攻撃し、羊飼い1人を殺害(2024年12月3日)

ナハールネット(12月3日付)、NNA(12月3日付)、マナール・チャンネル(12月3日付)などによると、イスラエル軍の無人航空機が占領下のシャブアー農場を攻撃し、羊飼い1人を殺害した。

イスラエル軍の別の無人航空機2機はまた、バイト・リーフ村、ダイル・スィルヤーン村国外を爆撃、マルジャアユーン市一帯の平原、マジュダル・ザウル村に向けて砲撃、銃撃を行った。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Naharnet, December 3, 2024、NNA, December 3, 2024、Qanat al-Manar December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はヒムス県の国境通行所、ダマスカス郊外県を爆撃:イスラエル軍はシリアへの爆撃でヒズブッラーの幹部を殺害したと発表(2024年12月3日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍はまた、ジュースィーヤ国境通行所と、非公式の通行所が設置されているジューバーニーヤ橋とフーズ橋を爆撃した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月3日付)によると、イスラエル軍がダマスカス国際空港に向かう街道沿線の警察署を爆撃した。

シリア人権監視団によると、攻撃はアクラバー町の橋の近くを移動中の車を狙ったもので、乗っていた1人が死亡、1人が負傷した。

これに関して、イスラエル軍は午後6時12分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍がダマスカスに対して攻撃を行い、ヒズブッラーの司令官の1人でシリア軍との連携を担当していたサルマーン・ニムル・ジュムアを殺害したと発表した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って160回(うち134回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより299あまりの標的が破壊され、軍関係者415人が死亡、285人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:59人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):157人
「イランの民兵」の外国人メンバー:34人
シリア軍将兵:64人
身元不明者:7人
パレスチナ・イスラーム聖戦機構関係者:10人
タドムル市で死亡した外国人民兵(ほとんどがヌジャバー運動のメンバー):22人
ヒズブッラーの協力者(クサイル市一帯):2人
身元不明者(ダブースィーヤ国境通行所):3人
身元不明者(アクラバー町近く):1人
また、民間人も66人(うち子供12人、女性16人)が死亡、67人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:55回
ダルアー県:17回
ヒムス県:56回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:4回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

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SANA(12月3日付)は、11月27日にイスラエル軍の爆撃を受けたタルトゥース県のアリーダ国境通行所(タルトゥース国境通行所)の復旧作業が進み、通行所が部分的に再開されたと伝えた。


AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸の「7ヵ村」を攻撃、米軍も各所を爆撃(2024年12月3日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月3日付)特派員によると、シリア軍と予備部隊が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川東岸のいわゆる「7ヵ村」を攻撃した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会を迎撃した。

シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル軍事評議会は、サーリヒーヤ村、フシャーム町一帯に対する砲撃をもって攻撃を開始、フサイニーヤ町を制圧、それ以外の村にも砲撃を加えているという。

これに対して、「イランの民兵」とレバノンのヒズブッラーの民兵は、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地、ジュダイド・アカイダート村近郊のマアーミル山を砲撃した。

一連の戦闘で、シリア軍兵士3人とダイル・ザウル軍事評議会のメンバー3人が死亡したほか、女児1人と女性1人が死亡、シリア軍兵士と親政権民兵17人、ダイル・ザウル民政評議会のメンバー12人民間人22人が負傷した。

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その後、「7ヵ村」の一つタービヤト・ジャズィーラ村一帯で、シリア軍とダイル・ザウル軍事評議会の戦闘が再び発生、米主導の有志連合の戦闘機がこれに介入、同地の複数ヵ所を爆撃した。

シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が「7ヵ村」やダイル・ザウル航空基地一帯を爆撃、ダイル・ザウル航空基地で共和国護衛隊第104旅団の兵士6人が死亡した。

有志連合はさらに、ブーカマール市にある「イランの民兵」の拠点複数ヵ所を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで162回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:21回
CONOCOガス田の基地:58回
ハッラーブ・ジール村の基地:22回
タンフ国境通行所の基地:19回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は過去48時間にイラク・イスラーム抵抗と合同で、イスラエル北部の占領地に対する多数の無人航空機による2回の攻撃とエイラート市の重要標的に対する1回の攻撃を実施したと発表(2024年12月3日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後4時7分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、過去48時間にイラク・イスラーム抵抗と合同で、イスラエル北部の占領地に対する多数の無人航空機による2回の攻撃とエイラート市の重要標的に対する1回の攻撃を実施したと発表した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局の侵攻に伴い、アレッポ市などから北・東シリア地域民主自治局の支配地に避難した住民がカーミシュリー市、タブカ市に到着(2024年12月3日)

ハサカ県では、ANHA(12月3日付)によると、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局のアレッポ市および同市一帯地域への侵攻に伴い、北・東シリア地域民主自治局の支配地に避難した学生200人以上が家族、親戚とともに、カーミシュリー市に到着した。

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ラッカ県では、ANHA(12月3日付)によると、シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局のアレッポ市および同市一帯地域への侵攻に伴い、北・東シリア地域民主自治局の支配地に避難を決意したアフリーン郡からの国内避難民(IDPs)がタブカ市に到着した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に残留するシリア民主軍は、「攻撃抑止」軍事作戦局を主導するシャーム解放機構と、同地の残留か撤退をめぐって交渉(2024年12月3日)

シリア人権監視団は複数筋の情報として、アレッポ県アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に残留する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、「攻撃抑止」軍事作戦局を主導するシャーム解放機構と、同地の残留か撤退をめぐる交渉を続けていると発表した。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

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