
イルケ・テレビは、シリア民主軍の解散を宣言した同軍総司令官で移行期政権の大統領顧問となったマズルーム・アブディー氏へのインタビューを放映した。
インタビューのなかで、アブディー顧問の発言の骨子は以下の通り。
戦争の時代は終わり、我々は政治的闘争という新たな段階に入った。目的は、クルド人がシリア国家のなかで確固たる地位を獲得し、その一部となることである。
クルド人がクルド人としてのアイデンティティを保ち、法的枠組みのなかで新しい国家に参加することは大きな成果であり、今後は民族的・文化的権利、母語に関する権利、行政上の権利をさらに拡大し、憲法に盛り込まなければならない。
クルド語については、現在国家が認めている権利はロジャヴァで実現してきたものに比べれば後退だが、シリア史上初めて教育言語として認められたことは重要な一歩であり、この基盤の上で権利を拡大していく必要がある。
シリア民主軍の活動終了によって生じた空白を埋める政治組織が必要であり、新たな政治環境に対応した政治活動を構築していかなければならない。
シリアではドゥルーズ派、アラウィー派、クルド人をはじめ、すべての構成要素が国家のなかで強固に代表されなければならず、それが新生シリア国家の最も重要な課題の一つである。
イスラーム国の脅威が終わったと考えるのは誤りであり、イスラーム国は現在も資金と人的資源を確保し、再び大規模な攻撃を行える力を獲得する可能性があるため、警戒を続けなければならない。
トルコはシリアの復興、とりわけ経済発展と安定に前向きな役割を果たすことができ、トルコで進む和平プロセスはシリアのクルド問題の解決にも好影響を及ぼすと考えている。
シリアはトルコとの関係発展を望んでおり、クルド人もそれを支持しているため、我々もトルコとの関係を発展させ、地域の安定と平穏につなげていきたい。
現在、シリアとイスラエルの間で協議が行われ、緊張が低下していることは良いことだが、イスラエルは進入した地域にとどまることに固執し、撤退のために実現困難な条件を提示しているため、恒久的解決までこの状況は長く続くとみている。
我々が望むのは中東の平和であり、クルド人、アラブ人、トルコ人をはじめとするすべての人々が発展と進歩を享受し、経済、政治、統治の安定を実現するとともに、クルド人が自らの権利を獲得することである。
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また、イェニ・ヤシャムもアブディー顧問へのインタビューを放映した。
イルケ・テレビによると、インタビューでのアブディー顧問の発言の骨子は以下の通り。
バアス党政権時代の誤った国家政策が生み出した問題は、政権交代後も残っており、シリアに暮らすすべての社会集団が抱える問題を解決しなければならない。
シリア国家が直面する最も基本的な課題は、ドゥルーズ派、アラウィー派、クルド人、そしてその他すべての人々が国家のなかで強固な形で位置を占めることであり、すべての構成要素が国家に参加できるよう道を開かなければならない。
我々の責任は以前よりもはるかに重くなっており、人々が自らの未来について、より透明で開かれ、権利が保障されたプロセスを望むことは当然の権利である。
シリアのクルド人はこの15年間、大きな戦争と苦難を経験し、多大な犠牲を払ってきたが、いま我々は新たなプロセスへと移行している。
人々は、この新たなプロセスがどこへ向かっているのかを理解し、自分たちが何をすべきかを知りたいと考えており、それを明確にする責任はまず我々にある。
この15年間は戦争とともに過ぎたが、それを過去のものとし、もはや再び戦争に戻ることを望まず、人々を再び戦争状態に置いてはならない。
私は、やむを得ない場合を除いて、人々を再び戦争状態に置かないと自分自身に誓っている。
我々の前にある新たなプロセスとは、単なる戦争の終結ではなく、シリアを建設し、和平を実現し、新たな形で闘争を続けていくことである。
我々が望んだすべてを完全に実現できたわけではなく、人々の要求はもっと大きなものであったが、それでも成果はあり、今後の闘争を進めるための一つの基盤を築くことができた。
人々は悲観するのではなく、希望を持ち、楽観的でなければならず、希望は勝利よりも重要であり、これまでに得た成果を基盤として、我々がともに掲げてきた目標に向かって闘争を続けなければならない。
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