キリスト教徒が多く暮らすハマー県スカイラビーヤ市への襲撃事件に抗議するデモが各地で発生;ギリシャ・カトリックは復活祭の祝祭を中止

ダマスカス県では、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)シリア人権監視団によると、27日のハマー県スカイラビーヤ市襲撃事件を受けて、聖マリヤ教会のギリシャ正教アンティオキア総主教邸前にキリスト教徒らが集まり、スカイラビーヤ市支援を訴えた。

ANHAによると、メルキト・ギリシャ典礼カトリック教会(ギリシャ・カトリック)アンティオキアおよび全東方総主教庁は、スカイラビーヤ市襲撃事件を受け、復活祭祝祭の中止を発表した。

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ハマー県では、SANAによると、内務治安局部隊がスカイラビーヤ市の治安と安定を回復、同地に展開した。

また、SANAによると、ガーブ郡(スカイラビーヤ郡)は、スカイラビーヤ市襲撃事件への対応について協議するため、県の内務治安司令部、政治部門の指導部、地元有力者、宗教指導者らが同市で会合を開催した。

一方、シリア人権監視団ANHAによると、スカイラビーヤ市では、住民らが抗議デモを行い、前日の襲撃事件、宗派主義に拒否の姿勢を示した。

シリア人権監視団によると、一部の参加者は国営メディアが事実を歪めていると非難した。

シリア人権監視団によると、カルアト・マディーク町の住民らがスカイラビーヤ市を再び襲撃しようとしたが、内務治安局の部隊がこれを阻止した。

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スワイダー県では、ANHAによると、スワイダー市のカラーマ広場で、スカイラビーヤ市との連帯を示すデモが行われた。

シリア人権監視団によると、これに先立ち、スワイダー市の聖ゲオルギオス・ギリシャ正教会前では、27日深夜から28日未明にかけて、キリスト教徒とドゥルーズ派の住民数十人が集まり、十字架を掲げ、教会の鐘を鳴らし、スカイラビーヤ市との連帯を表明した。

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