イスラエル軍はレバノン南部での戦闘で兵士4人が重軽傷を負ったと発表(2024年10月18日)

ナハールネット(10月18日付)、NNA(10月18日付)、マナール・チャンネル(10月18日付)などによると、イスラエル軍は、レバノン南部のジュバーア村、アイター・シャアブ村、ズラーリーヤ村、マルワーニーヤ村、バズーリーヤ村、シュアイティーヤ村、イブル・スィキー村、マーリキーヤ村、アンサール村などを攻撃した。

18日の戦況に関して、イスラエル軍は、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのタイバ地区司令官のムハンマド・フサイン・ラマールを攻撃(殺害)する一方、特殊大隊所属のマグラン部隊の兵士3人が重傷を、ゴラン大隊所属の第5111部隊の予備役士官1人が軽傷を負ったと発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月18日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して21回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、占領下ゴラン高原のヨアブ入植地、ハイファー市北のゾフォロン地区などをロケット弾でした。

イスラエル軍の発表によると、午後7時45分の時点で、ヒズブッラーは約75発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Naharnet, October 18, 2024、NNA, October 18, 2024、Qanat al-Manar October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

イスラエルはハマースのヤフヤー・スィンワールを殺害したと発表(2024年10月17日)

ナハールネット(10月17日付)、NNA(10月17日付)、マナール・チャンネル(10月17日付)などによると、イスラエル軍は、ベカーア地方の複数ヵ村およびレバノン南部の複数ヵ村を爆撃した。

17日の戦況に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのビント・ジュベイル地区の大隊司令官フサイン・ムハンマド・アワーダを殲滅したほか、1日でテロリスト45人を殲滅、テロ標的150ヵ所以上を解体したと発表した。

また、南部戦線においては、ハマースのヤフヤー・スィンワールを含む3人を殺害したと発表した。

さらに、レバノン南部の戦闘で兵士5人が死亡したとする声明を発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月17日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して17回の攻撃を実施したと発表した。

レバノンの保健省は16日のイスラエル軍の爆撃で45人が死亡、179人が負傷したと発表した。

これにより、9月23日以降の死者数は2,412人、負傷者は11,267人となった。

一方、国内避難民の数は190,882人(44,121世帯)となり、シリアへの避難民はシリア人333,893人、レバノン人132,074人となった。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Naharnet, October 17, 2024、NNA, October 17, 2024、Qanat al-Manar October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

イスラエル軍はナバティーヤ市長ら6人、ヒズブッラーのラドワーン部隊カーナー地区司令官を爆撃で殺害(2024年10月16日)

ナハールネット(10月16日付)、NNA(10月16日付)、マナール・チャンネル(10月16日付)などによると、

イスラエル軍は、ナバティーヤ市の市庁舎、ドゥワイル村の商店や住宅などを狙って少なくとも11回の爆撃を実施し、アフマド・カヒール市長を含む6人を殺害した。

レバノンの保健省の発表によると、この爆撃で6人が死亡、43人が負傷した。

イスラエル軍はまた、6日ぶりに首都ベイルートの南部郊外(ダーヒヤ)を爆撃した。

16日の戦況に関して、イスラエル軍は、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ダーヒヤにあるヒズブッラーの地下貯蔵施設、ナバティーヤ市地域にあるヒズブッラーのラドワーン部隊の地下インフラなどを爆撃するとともに、カーナー村地区司令官のジャラール・ムスタファー・ハリーリーを殲滅したと発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月16日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して17回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、カーディル2ロケット弾でテルアビブ郊外を、ナスル1ロケット弾でベイト・リッド村を攻撃した。

イスラエル軍の発表によると、午後4時00分の時点で、ヒズブッラーは約90発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Naharnet, October 16, 2024、NNA, October 16, 2024、Qanat al-Manar October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はヒズブッラーのナバティーヤ地区航空部隊を指揮するハドル・アブド・バフジャを殲滅したと発表:レバノン・イスラーム抵抗はハイファー市南のラガフィム入植地などを攻撃(2024年10月15日)

イスラエル軍は午後2時19分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのナバティーヤ地区航空部隊を指揮するハドル・アブド・バフジャをリーターニー川北で殲滅したと発表した。

また、これまでに殺害したヒズブッラーの幹部を示したインフォグラフィックを公開した。

**

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月15日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して24回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、ハイファー市南部のビンヤミナ・ギヴァト・アダ町近郊のラガフィム入植地を攻撃した。

また、首都テルアビブ郊外をカーディル2ミサイル複数発で攻撃した。

さらに、ヘルメス450無人航空機1機を撃墜した。

**

アマル運動は声明を出し、戦闘員2人が戦死したと発表した。

イスラエル軍の発表によると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約95発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

**

レバノンの保健省は14日のイスラエル軍の爆撃で41人が死亡、124人が負傷したと発表した。

これにより、9月23日以降の死者数は1,356人となった。

**

ナハールネット(10月15日付)、NNA(10月15日付)、マナール・チャンネル(10月15日付)などが伝えた。

AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Naharnet, October 15, 2024、NNA, October 15, 2024、Qanat al-Manar October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はキリスト教徒が多く住む北部県ズガルター郡のアイトゥー村を爆撃、保健省の発表によると、21人が死亡(2024年10月14日)

ナハールネット(10月14日付)、NNA(10月14日付)、マナール・チャンネル(10月14日付)などによると、

イスラエル軍は、ベカーア県でトルコとUAEの赤新月社の車列を爆撃し、ドライバー1人が負傷、貨物車輛複数輌が損害を受けた。

イスラエル軍はまた、キリスト教徒が多く住む北部県ズガルター郡のアイトゥー村を爆撃、保健省の発表によると、21人が死亡した。

これに関して、イスラエル軍は午後2時10分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのラドワーン部隊の対戦車部隊司令官のムハンマド・カーミル・ナイームをナバティーヤ市地域で殲滅したと発表した。

また午前0時33分にイスラエル軍兵士14人が事故で死亡、1人が重傷を負ったと発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月14日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して33回の攻撃を実施したと発表した。


攻撃は、イスラエル領内のナタニヤ市東の兵舎、ハイファー市近くのステラ・マリス海軍基地など、レバノン南部のマルカバ村、マールーン・ラアス村南部、アイター・シャアブ村に侵攻中のイスラエル軍部隊を標的とした。

イスラエル軍の発表によると、午後11時30分の時点で、ヒズブッラーは約115発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Naharnet, October 14, 2024、NNA, October 14, 2024、Qanat al-Manar October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

シリア人権監視団:ヒムス県クサイル市に居住していたレバノンのヒズブッラーの家族約50世帯がイスラエル軍の爆撃を警戒してヒムス市方面に退避(2024年10月14日)

シリア人権監視団は、複数の活動家の情報として、ヒムス県のクサイル市に居住していたレバノンのヒズブッラーの家族約50世帯が、イスラエル軍の爆撃を警戒して、数日前に同地からヒムス市北のムフターリーヤ村、ナジュマ村、アシュラフィーヤ村、カム村などシーア派住民が暮らす村に退避したと発表した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はザルイット入植地に集結するイスラエル軍部隊を自爆型無人航空機2機で攻撃、イスラエル軍兵士少なくとも67人が負傷(2024年10月13日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月13日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して38回の攻撃を実施したと発表した。


このうち、ザルイット入植地に集結するイスラエル軍部隊に対する自爆型無人航空機2機による攻撃では、イスラエル軍兵士少なくとも67人が負傷した。

**

レバノン保健省の発表によると、イスラエル軍による過去24時間の攻撃で、51人が死亡、174人が負傷した。

これにより、昨年10月以降の死者数は2306人、負傷者数は1万698人となった。

ナハールネット(10月13日付)、NNA(10月13日付)、マナール・チャンネル(10月13日付)などが伝えた。

**

米国防総省は声明を出し、4月13日と10月1日のイランによるイスラエルの攻撃を受けて、イスラエル軍の防空力強化を支援するため、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)をイスラエルに配備し、米軍兵士も派遣することを決定したと発表した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Naharnet, October 13, 2024、NNA, October 13, 2024、Qanat al-Manar October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

イスラエル軍はカフラー村のレバノン軍の検問所を爆撃し、兵士2人を殺害(2024年10月12日)

ナハールネット(10月12日付)、NNA(10月12日付)、マナール・チャンネル(10月12日付)などによると、イスラエル軍はカフラー村のレバノン軍の検問所を爆撃し、兵士2人を殺害した。

イスラエル軍はまた、バアルベック・ヘルメル郡などを爆撃した。

これに関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じてと発表したところによると、午後3時の時点でヒズブッラーは約40発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

**

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月12日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して27回の攻撃を実施したと発表した。

**

レバノン保健省の発表によると、イスラエル軍による過去24時間の攻撃で、12人が死亡、17人が負傷した。

これにより、昨年10月以降の死者数は13人、負傷者数は13人となった。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Naharnet, October 12, 2024、NNA, October 12, 2024、Qanat al-Manar October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍は前日に続いて首都ベイルート中心部を爆撃(2024年10月11日)

ナハールネット(10月11日付)、NNA(10月11日付)、マナール・チャンネル(10月11日付)などによると、イスラエル軍は前日に続いて、首都ベイルート中心部のヌワイリー地区、ブルジュ・アビー・ハイダル地区を爆撃した。

爆撃は、ヒズブッラーの治安部門の幹部の1人ワフィーク・サファー氏の暗殺が目的とされる。

イスラエル軍はまたナークーラ村のUNIFIL基地一帯を爆撃、UNIFILの隊員複数が負傷した。

一連の攻撃に関連して、イスラエル軍は午前10時35分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのラドワーン部隊の隊戦車ミサイル部隊司令官のグライブ・シュジャーアをマイス・ジャバル村地域で殲滅したと発表した。

また、午後11時の段階で、ヒズブッラーは約230発の飛翔体をイスラエルに向けて発射したという。

**

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月11日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して24回の攻撃を実施したと発表した。

攻撃は、ハイファー市の防空司令部基地を自爆型無人航空機複数機などを標的とした。

**

レバノン保健省の発表によると、イスラエル軍による過去24時間の攻撃で、60人が死亡、168人が負傷した。

これにより、昨年10月以降の死者数は2229人、負傷者数は1万380人となった。

AFP, October 11, 2024、ANHA, October 11, 2024、‘Inab Baladi, October 11, 2024、Naharnet, October 11, 2024、NNA, October 11, 2024、Qanat al-Manar October 11, 2024、Reuters, October 11, 2024、SANA, October 11, 2024、SOHR, October 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

イスラエル軍は首都ベイルートの中心部のラアスナブア地区・ヌワイリー地区とブルジュ・アビー・ハイダル地区、UNIFIL基地一帯を攻撃(2024年10月10日)

ナハールネット(10月10日付)、NNA(10月10日付)、マナール・チャンネル(10月10日付)などによると、イスラエル軍は首都ベイルートの中心部のラアスナブア地区・ヌワイリー地区とブルジュ・アビー・ハイダル地区を2回にわたって爆撃した。

10日の攻撃に関して、イスラエル軍は午前0時17分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍が紅海上空でUAV1機を撃破したと発表した。

また、午前5時56分、兵士1人がレバノン南部の戦闘で死亡したとする声明を発表した。

一方、午前8時13分、ヒズブッラーのフーラ村地域の前線司令官のアフマド・ムスタファー・ハーッジ・アリーを殲滅したと発表した。

さらに、午後8時50分、UNIFIL基地に隣接するナークーラ村地域で作戦を実施したと発表した。

なお、午後11時の段階で、ヒズブッラーは約190発の飛翔体をイスラエルに向けて発射したという。

**

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月10日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して20回の攻撃を実施したと発表した。

一連の攻撃において、レバノン・イスラーム抵抗はナークーラ岬に接近するイスラエル軍戦車1輌を破壊したほか、マイス・ジャバル村一帯に侵攻したイスラエル軍部隊と交戦した。

**

保健省によると、この2回の爆撃で少なくとも11人が死亡、48人が負傷した。

また、過去24時間での死者数は29人、負傷者数は113人にのぼった。

これにより、昨年10月以降の死者数は2169人、負傷者数は1万212人となった。

なお、イスラエル軍の攻撃を受けて1,023ヵ所に収容キャンプが設置されているが、822ヵ所が収容上限に達している。

現在、国内避難民(IDPs)は18万6400人(3万8700世帯)に達している。

一方、レバノン総合治安総局の発表によると、10月23日以降、シリア人31万4481人とレバノン人11万1801人がシリアに避難している。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Naharnet, October 10, 2024、NNA, October 10, 2024、Qanat al-Manar October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ホワイト・ヘルメット:トルコ占領地はレバノンから避難したシリア人2700人を受け入れる(2024年10月10日)

アレッポ県では、ホワイト・ヘルメットがフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)などを通じて発表したところによると、アウン・ダーダート村の通行所を経由して、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したシリア人約1000人のが北・東シリア地域民主自治局の支配地からトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に新たに入った。

ホワイト・ヘルメットによると、レバノンからの避難民受け入れは、これまで2回にわたって行われており、10月3日に行われた第1回目の受け入れでは約1,700人が、8日から10日にかけての第2回受け入れでは900~1000人が「ユーフラテスの盾」地域に入った。

これにより、「ユーフラテスの盾」地域が受け入れたシリア人の数は2700人あまりに達しているという。

**

一方、シリア人権監視団によると、アウン・ダーダート村の通行所で通過を認められなかった女性患者の容態が悪化して死亡した。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、北・東シリア地域民主自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万8667人に:一部はアレッポ市に(2024年10月10日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万8667人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:6555人
女性:5907人
子供:6130人

レバノン人:58人
遺体:17体
<p style=”text-align: center;”>**

アレッポ県では、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアフラフィーヤ地区の総合評議会の発表によると、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難したシリア人のうち、両地区に帰還したシリア人の数が1,331人に達していると発表した。

ANHA(10月10日付)が伝えた。

**

北・東シリア地域民主自治局の保健委員会のジュード・ムハンマド共同委員長、ナウルーズ・ムスリム女性委員会副共同委員長が、シリア政府支配地と北・東シリア地域民主自治局を結ぶタブカ市の通行所を訪れ、レバノンから帰還したシリア人の状況を視察した。

視察には、タブカ地区執行評議会のヒンド・アリー共同議長、同地区保健委員会のウバイド・ムスリム共同議長らも同行した。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はレバノン南部に侵攻したイスラエル軍部隊を攻撃(2024年10月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月9日の戦果について以下の通り発表した。

午前0時15分、ブライダー村に潜入しようとしたイスラエル軍部隊に対して即席爆弾を爆発させ、正確に損害を与える。

午前4時55分、ラッブーナ村方面に侵攻を試みたイスラエル軍部隊に対して、迫撃砲とロケット弾で攻撃を行い、直接の損害を与え、これを撃退。

午前7時00分、ラッブーナ村地域への潜入を試みたイスラエル軍歩兵部隊を大型ロケット弾で攻撃し、兵士らを殺傷。

午前9時00分、マールーン・ラアス村に侵攻したイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後12時20分、ラッブーナ村方面に進軍したイスラエル軍部隊に地対地ミサイル1発を発射、兵士らを殺傷。

午後12時40分、マイス・ジャバル村、ムハイビーブ村に向かってトゥーファー平原を進軍するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後1時30分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、ハイファ市北のゾフォロン地区を大型ロケット弾で攻撃。

午後1時30分、マイス・ジャバル村に進軍を試みたイスラエル軍部隊をロケット弾と迫撃砲で攻撃し、交戦。

午後2時00分、キリヤット・シュモナ入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時00分、クファル・ギラディ(キブツ)に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時00分、ミスカヴ・アム入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時40分、マナラ入植地の果樹園に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時40分、マイス・ジャバル村のぶどう園に集結するイスラエル軍を砲撃。

午後3時15分、ナークーラ岬からムシャイリファ村方面に潜入を試みたイスラエル軍歩兵部隊をロケット弾で攻撃し、複数の標的に正確に損害を与える。

午後3時15分、クファル・ギラディに集結するイスラエル軍を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時00分、ブライダー村のカラア高原に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後4時00分、マールーン・ラアス村の後背地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後4時45分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、サファド市に集結するイスラエル軍を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時45分、同じく報復として、ハツォル・ハグリリット町に集結するイスラエル軍を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時45分、同じく報復として、ティベリアス湖北のアムノン入植地をロケット弾で攻撃。

午後4時45分、同じく報復として、ゴラン高原南部のラアム基地を大型ロケット弾で攻撃。

午後5時35分、同じく報復として、ムシャイリファ村方面に潜入を試みるイスラエル軍を自爆型無人航空機1機で攻撃し、標的に正確に損害を与える。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前5時59分、レバノン南部での前日の戦闘で兵士1人が、9日の戦闘で1人が重傷を負った。

午前8時42分、メナシェ地区、ハミフラツ村、カルメル山地域で警報が発令され、2発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、撃破に成功。

午前11時33分、空挺大隊がレバノン南部で民家の地下約7メートルの場所に作られていた武器貯蔵施設を解体。

午後12時35分、第188砲兵大隊がレバノン南部で、武器貯蔵施設、トンネル坑口などを破壊。

午後1時35分、上ガリラヤ地方で警報が発令され、約40発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、イスラエル空軍が一部を撃破、多数が同地に落下。

午後2時1分、イスラエル空軍は夜間、ベイルート南部郊外ダーヒヤ地区でヒズブッラーの武器製造施設、諜報司令部などを攻撃。

午後2時35分、キリヤット・シュモナ入植地で警報が発令され、約20発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、複数の飛翔体の落下を確認。

午後4時37分、無人航空機での爆撃を専門とする第36師団第636部隊が、ヒズブッラーのテロ細胞複数を殲滅、テロ・インフラを破壊。

午後5時40分、午後4時41分と49分に上ガリラヤ地方、西ガリラヤ地方、ゴラン高原南部で警報が発令され、約90発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、イスラエル空軍が一部を撃破、一部の落下が確認される。イスラエル空軍はまたキリヤット・シュモナ入植地に向けて飛翔体を発射した発射装置を破壊。

午後6時40分、イスラエル海軍は本日早く、レバノンから接近するUAV1機をイスラエル領外で撃破。イスラエル空軍はシュロミ町、サファド市に飛翔体を発射した発射装置を破壊。

午後10時30分、イスラエル空軍は本日早く、シリアにおけるヒズブッラーのテロ細胞「ゴラン・テロリスト・ネットワーク」のテロリスト、アドハム・ジャフートを殲滅。

午後11時7分、午後11時時点の段階で、ヒズブッラーはイスラエル領内に約220発の飛翔体を発射。

午後11時44分、イスラエル軍は先ほど、紅海から接近するUAV1機を撃破。

AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Qanat al-Manar October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

レバノン軍指導局はイスラエルのスパイとして活動するシリア人2人を逮捕したと発表(2024年10月9日)

レバノン軍の指導局は声明を出し、イスラエルのスパイ網や協力者に対する追跡・監視作戦の結果、レバノン軍情報局の部隊が、シリア人2人(M.A.、B.A.)を逮捕したと発表した。

2人は、複数の場所や拠点を撮影し、イスラエル軍の爆撃の痕跡を記録し、救助活動や遺体の回収状況を確認していた。

2人は、SNAを通じて、スパイとしてリクルートされていたことが明らかになっているという。

AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア赤新月社の医療チームがジュダイダト・ヤーブース国境通行所でシリア人とレバノン人の避難民への医療サービス提供を続ける(2024年10月9日)

ダマスカス郊外県では、シリア赤新月社の医療チームがジュダイダト・ヤーブース国境通行所で、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから入国したシリア人とレバノン人の避難民への医療サービス提供を続けた。

SANA(10月9日付)が伝えた。


AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエルとの戦闘開始から1年が経ったのに合わせてこれまでの戦果を発表:3194回の作戦を実施、3,055の標的を破壊、30万人以上のイスラエル住民を避難に追い込む(2024年10月8日)

レバノン・イスラーム抵抗は、パレスチナのハマースによる「アクサー大洪水」作戦開始とそれに伴うイスラエル軍のガザ地区などへの攻撃に呼応するかたちで、イスラエルへの攻撃を開始してから10月8日で1年が経ったのに合わせて、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、これまでの戦果を記したインフォグラフィックを公開した。

 

それによると、レバノン・イスラーム抵抗はこの1年間で3194回の作戦を実施し、4234の標的を狙って、ロケット弾、地対地ミサイル、対空ミサイルなど3362発を使用、車輛、指揮所、塹壕、技術設備、偵察部隊、軍事工場、砲台、アイアン・ドーム防空システムのミサイル発射台、スパイ設備、無人航空機など3,055の標的を破壊、ブルーラインから30キロ以内の入植地など100ヵ所から30万人以上のイスラエル住民を避難に追い込んだほか、イスラエルの奥地150キロの地点まで攻撃を加え、2000人以上を殺傷したという。

**

ヒズブッラーのナイーム・カースィム副書記長がテレビ演説を行い、イスラエル全土に対してロケット弾による攻撃を行う準備を行っていると述べた。

**

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月8日の戦果について以下の通り発表した。

午前0時05分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、シュロミ町に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午前0時05分、同じく報復として、ハーニーター入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午前0時45分、同じく報復として、マルジュ陣地一帯に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午前2時00分、同じく報復として、ラッブーナ村一帯に侵入したイスラエル軍部隊を迫撃砲、ロケット弾で攻撃し、確実な損害を与え、これを撤退させる。

午前5時00分、同じく報復として、ディション入植地にある砲台をロケット弾で攻撃。

午前5時00分、同じく報復として、ダルトン入植地にある砲台をロケット弾で攻撃。

午前5時00分、同じく報復として、イールオン(キブツ)に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午前9時30分、同じく報復として、バグダーディー陣地に集結するイスラエル軍部隊を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、複数の標的に正確に損害を与える。

午後12時30分、同じく報復として、ハイファー市、クレイヨット市を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時00分、同じく報復として、メトゥラ町に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後4時45分、同じく報復として、メトゥラ町に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後5時30分、同じく報復として、ヤアラ入植地に集結するイスラエル軍を無人航空機複数機で攻撃。

午後6時30分、同じく報復として、マールーン・ラアス村一帯に侵攻・集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後6時45分、同じく報復として、マナラ入植地の果樹園に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後9時35分、同じく報復として、アヴィヴィム入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後9時35分、同じく報復として、イフタ入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前0時2分、7日の午後11時時点で、ヒズブッラーは約190発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射。

午前5時57分、レバノン南部での戦闘で第3旅団所属の第7012師団の兵士1人が重傷を追う。

午前7時33分、ヒズブッラーの司令官スハイル・フサイン・フサイニー殲滅にかかる声明を発表。

午前9時23分、第146師団がレバノンレバノンでの限定的、局地的、標的を絞った作戦に参加。

午後12時5分、午前11時9分と11分に下ガリラヤ地方で警報が発令され、約25発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を迎撃、同地に複数発が落下したのが確認される。

午後12時43分、12時11分と15分に上ガリラヤ地方、中部ガリラヤ地方、ハイファー港で警報が発令され、約85発の飛翔体がレバノンから飛来、迎撃が行われる。イスラエル軍は先ほど、ベイルート郊外のダーヒヤにあるヒズブッラーのテロ標的への攻撃を実施。

午後12時54分、12時11分と15分にハイファー港、上ガリラヤ、中部ガリラヤ地方で警報が発令され、イスラエル空軍が多連装ミサイルでほとんどの飛翔体を迎撃、複数発が同地に落下したことが確認される。

午後1時9分、12時43分と46分にハイファー港と上ガリラヤ地方で警報が発令され、約20発の飛翔体がレバノンから飛来、多数を撃破、複数発が同地に落下したことが確認される。

午後1時19分、ゴラニ旅団がマールーン・ラアス村にあるヒズブッラーの複合施設を制圧。

午後3時8分、午後3時までの時点で、ヒズブッラーは約135発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射。

午後3時24分、イスラエル空軍は先ほど、ハイファー市地域に飛翔体を発射したヒズブッラーの発射装置を攻撃。椅子られう空軍は夜間、そして過去数時間にわたって、ヒズブッラーの武器弾薬庫、ロケット弾発射装置、テロ・インフラ、監視ポストなどを攻撃。

午後4時38分、第98師団がレバノン南部を標的とした作戦で、数百人を殲滅、地下インフラを解体。

午後7時24分、マルワヒーン村方面からザルイット入植地近くのイスラエル領内約10メートルの地点に潜入するために建設されていたヒズブッラーの地下トンネルを解体。

午後9時9分、レバノン南部のヒズブッラーの地下司令室に対する前日の一連の爆撃で、ナースィル部隊、バドル部隊、アズィーズ部隊、ラドワーン部隊の幹部士官6人を含む少なくとも50人を殲滅。

午後11時00分、ヒズブッラーは10月8日に約180発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射。

**

レバノンの保健省の発表によると、イスラエル軍の攻撃による死者は2,141人、負傷者は1万99人。

AFP, October 8, 2024、ANHA, October 8, 2024、‘Inab Baladi, October 8, 2024、Qanat al-Manar October 8, 2024、Reuters, October 8, 2024、SANA, October 8, 2024、SOHR, October 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

北・東シリア地域民主自治局:レバノンから避難し、支配地に入ったシリア人の数が1万8279人、レバノン人が58人に(2024年10月8日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万8351人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

シリア人:1万8279人
男性:6418人
女性:5810人
子供:6051人

レバノン人:58人
遺体:14体

帰還したシリア人は、自治局支配地内の自宅、あるいは親戚の家に向かい、身寄りがない者については、自治局が設置した収容センターに向かった。


AFP, October 8, 2024、ANHA, October 8, 2024、‘Inab Baladi, October 8, 2024、Reuters, October 8, 2024、SANA, October 8, 2024、SOHR, October 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノン政府緊急委員会:レバノンから避難するシリア人の数が30万774人、レバノン人が10万2283人に(2024年10月8日)

レバノンのナースィル・ヤースィーン環境大臣(政府緊急委員会調整官)は、9月23日以降のイスラエルの攻撃激化を受けてレバノンからシリアに脱出した避難民の数が、10月7日の時点で40万人以上に達していると発表した。

内訳はシリア人が30万774人、レバノン人が10万2283人。

AFP, October 8, 2024、ANHA, October 8, 2024、‘Inab Baladi, October 8, 2024、NNA, October 8, 2024、Reuters, October 8, 2024、SANA, October 8, 2024、SOHR, October 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

『ワタン』:レバノンから避難するシリア人の数が23万9000人、レバノン人が9万1000人に(2024年10月8日)

『ワタン』(10月8日付)は、10月7日時点でレバノンからの避難民の数がシリア人が23万9000人、レバノン人9万1000人に達していると伝えた。

同紙によると、10月7日だけで、シリア人5000人、レバノン人3000人がシリアに入国したという。

AFP, October 8, 2024、ANHA, October 8, 2024、‘Inab Baladi, October 8, 2024、Reuters, October 8, 2024、SANA, October 8, 2024、SOHR, October 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を13回攻撃したと発表(2024年10月7日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月7日の戦果について以下の通り発表した。

午前0時05分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、ティベリアス湖西のニムラ基地をロケット弾で攻撃。

午前2時30分、同じく報復として、ジャル・アラーム陣地に集結するイスラエル軍部隊と車輛をロケット弾で攻撃。

午前6時55分、同じく報復として、カルメル山をロケット弾で攻撃。

午前7時15分、同じく報復として、マールーン・ラアス村に侵攻・集結しているイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午前9時00分、同じく報復として、ルマイシュ村入口の背後に侵攻・集結しているイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃、直接の損害を与える。

午前9時10分、同じく報復として、クファー・ブラディム町をロケット弾で攻撃。

午後12時40分、同じく報復として、ハイファー市北のカリヤット地区を大型ロケット弾で攻撃。

午後12時40分、同じく報復として、カルメル山をロケット弾で攻撃。

午後3時00分、同じく報復として、ブライダー村のカルア高知に侵攻・集結しているイスラエル軍部隊をロケット弾と迫撃砲で攻撃。

午後4時00分、同じく報復として、ベイト・ヒレル入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後5時10分、同じく報復として、カリヤット地区をおおk

午後6時00分、同じく報復として、タイハート丘に展開するイスラエル軍をロケット弾で攻撃し、正確に損害を与える。

(時刻明示せず)ハイバル作戦の一環として、テルアビブ郊外にある第8200軍事情報局所属のグリロット基地をロケット弾で攻撃。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前0時47分、イスラエル空軍ジェット戦闘機複数機が、ベイルートにあるヒズブッラーの諜報本部所属のテロ標的(諜報収集手段、指揮所など)を攻撃。イスラエル空軍は数時間にわたってベイルートの武器貯槽施設複数ヵ所を攻撃。イスラエル空軍ジェット戦闘機はまた、レバノン南部、ベカーア地方の武器弾薬施設、テロ・インフラ、指揮所、ロケット弾発射装置を攻撃。

午前1時20分、不審な航空標的1つがさきほど、東方から飛来、イスラエル空軍が領空に到達する前に撃破。

午前7時53分、リション・レジオン市、パルマヒム(キブツ)地域に敵機が進入し警報が発令され、イスラエル空軍は東方から飛来した不審な航空標的2つを撃破。

午前7時58分、レバノン国境での戦闘で第5515部隊の兵士1人が死亡したとの声明を発表。

午前8時54分、第91旅団がレバノン南部での局地的で、標的を絞った地上作戦を開始。

午後2時37分、イスラエル空軍は現在、レバノン南部のヒズブッラーのテロ標的を重点的に攻撃中。

午後3時55分、イスラエル軍は現在、ダーヒヤ地域で、標的を絞って攻撃中。

午後5時7分、ヒズブッラーは午後5時の時点で、約135発の飛翔体をイスラエルに向けて発射。

午後6時38分、イスラエル空軍は1時間弱の間に、レバノン南部の120ヵ所以降のテロ標的(南部戦線の部隊、ラドワーン部隊、ミサイル・ロケット部隊、諜報機関)に重点的な攻撃を加える。

午後10時30分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機は1日で、テロ・インフラ、迫撃砲発射装置、指揮所、武器弾薬施設などヒズブッラーのテロ標的70ヵ所以上を攻撃。

午後11時17分、イスラエル中部で警報が発令され、複数の飛翔体がレバノンから飛来。

午後11時30分、イスラエル中部の複数ヵ所で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、イスラエル空軍が一部を撃破、残りは空地に落下。

**

レバノンの首都ベイルートの南部郊外(ダーヒヤ)に本社があるマヤーディーン・チャンネルはX(旧ツイッター)のアカウント(https://x.com/MayadeenEnglish/)などを通じて、HPなど一部のプラットフォームがサイバー攻撃を受け、視聴できない状態にあると発表した。

AFP, October 7, 2024、ANHA, October 7, 2024、‘Inab Baladi, October 7, 2024、Qanat al-Manar October 7, 2024、Reuters, October 7, 2024、SANA, October 7, 2024、SOHR, October 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

ロシア当事者和解調整センター:9,395人が10月7日にレバノンからシリアに入国(2024年10月7日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、この1日で、シリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、避難民9,395人がレバノンからシリアに入国したことを確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月7日付)、タス通信(10月7日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 7, 2024、TASS, October 7, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

『ワタン』:内務省関税局がシリアに入国したレバノン避難民に一時入国カードを給付、シリアに入国したレバノン避難民の総数が8万6000人、シリア人が23万3000人以上(2024年10月7日)

『ワタン』(10月7日付)は、内務省関税局が、イスラエル軍の攻撃激化を受けてシリアに入国したレバノン避難民に対して、一時入国カードを給付していると伝えた。

関税局筋が明らかにしたところによると、一時入国カードの有効期間は1ヵ月。

1ヵ月以上のシリア滞在を希望する者は、15日ごとにカードの更新が求められるという。

なお、これまでシリアを訪問するレバノン人は、入国手帳の所持が義務付けられ、120日の滞在が認められており、それ以上の滞在を希望する場合は15日ごとの更新が求められていた。

一方、『ワタン』(10月7日付)はテレグラムのアカウント(https://t.me/alwatan_sy/)を通じて、10月7日にシリアに入国したレバノン避難民が午後9時30分の段階で3651人、シリア人が5317人に達していると伝えた。

9月下旬以降、シリアに入国したレバノン避難民の総数が8万6000人、シリア人が23万3000人以上に達しているという。

AFP, October 7, 2024、ANHA, October 7, 2024、‘Inab Baladi, October 7, 2024、Reuters, October 7, 2024、SANA, October 7, 2024、SOHR, October 7, 2024、al-Watan, October 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍の攻撃激化に伴うレバノン避難民のための支援物資を積んだイランの貨物機1機がラタキア県のフマイミーム航空基地に到着、ロシア当事者和解調整センターがこれを受ける(2024年10月7日)

イスラエル軍の攻撃激化に伴うレバノン避難民のための支援物資を積んだイランの貨物機1機が、ラタキア県のフマイミーム航空基地に到着、ロシア当事者和解調整センターがこれを受け取った。

送付された物資は、食料パック5000個、マット2000枚、シーツ3000枚、テント500張など。



SANA(10月7日付)が伝えた。

AFP, October 7, 2024、ANHA, October 7, 2024、‘Inab Baladi, October 7, 2024、Reuters, October 7, 2024、SANA, October 7, 2024、SOHR, October 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県のハリール知事はハルジャラ村にある一時滞在センターを訪問し、レバノン避難民の収容状況を視察(2024年10月7日)

ダマスカス郊外県のアフマド・ハリール知事は、同県のハルジャラ村にある一時滞在センターを訪問し、レバノン避難民の収容状況を視察した。



SANA(10月7日付)が伝えた。

AFP, October 7, 2024、ANHA, October 7, 2024、‘Inab Baladi, October 7, 2024、Reuters, October 7, 2024、SANA, October 7, 2024、SOHR, October 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を18回攻撃したと発表(2024年10月6日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月6日の戦果について以下の通り発表した。

午後12時00分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、ブライダー村のシュアイブ渓谷方面に潜入しようとしたイスラエル軍部隊を砲撃、確実な損傷を与え、これを撃退。

午後12時30分、同じく報復として、マナラ入植地に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、正確に損害を与える。

午後12時35分、同じく報復として、マナラ入植地とその周辺に集結するイスラエル軍部隊を大型ロケット弾で攻撃。

午後12時45分、同じく報復として、マナラ入植地で死傷した兵士を搬送しようとしていたイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後1時55分、同じく報復として、シュロミ町に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時00分、同じく報復として、マルガリオット入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時35分、同じく報復として、ハドブ・ヤールーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時00分、同じく報復として、ブライダー村のシュアイブ渓谷に集結したイスラエル軍部隊を砲撃。

午後3時49分、同じく報復として、バルアム(キブツ)に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ハイファー市南の第7200整備・再訓練基地を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、複数の標的に損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、ハイファー市南の第7200整備・再訓練基地の爆発物質を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、複数の標的に損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、マアロット・ターシハ市に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後7時00分、同じく報復として、サファド市をロケット弾で攻撃。

午後8時30分、同じく報復として、クファル・ギラディ(キブツ)に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後9時50分、同じく報復として、カルミエル市をロケット弾で攻撃。

午後10時40分、同じく報復として、イフタ(キブツ)をロケット弾で攻撃。

午後11時20分、同じく報復として、バグダーディー陣地一帯に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後11時20分、「ハイバル」作戦の一環として、ハイファー市南のカルメル基地をファーディー1ミサイル複数発で攻撃。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前1時7分、午前0時30分と31分にキリヤット・シュモナ入植地地域で警報が発令され、約30発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破、一部は同地に落下。イスラエル軍は現在、ベイルートにあるヒズブッラーのテロ標的複数ヵ所を攻撃中。

午前5時1分、2機のUAVが東方からイスラエル領内に向かって接近、海軍のミサイル艇が地中海北部でこれを撃破。別のUAV1機も東方から飛来し、イスラエル空軍がグシュ・ダン地区沖でこれを迎撃。

午前6時47分、イスラエル空軍は夜間、首都ベイルート一帯にあるヒズブッラーの武器貯蔵施設、テロ・インフラ多数を攻撃。

午前8時13分、午前7時34分に西ガリラヤ地方で警報が発令され、多数の不審な航空標的がレバノンから飛来、イスラエル空軍がイスラエル領内に進入する前にこれを迎撃。

午後8時40分、メナシェ、カルメル山、ハミフラツ村地域で警報が発令され、2発の地対地ミサイルがレバノンから接近、イスラエル空軍がこれを撃破。

午後12時58分、椅子れる空軍はヒズブッラーのカフルカラー村の分隊司令官のフドル・アリー・タウィール、ムハンマド・フドル、ナサン・ナティール・ラシーニーを殲滅。

午後2時35分、多数のUAVが先ほどレバノンから以来、イスラエル軍は西ガリラヤ地方でこれを撃破。上ガリラヤおよび西ガリラヤ地方で警報が発令され、約25発の飛翔体がレバノンから発射され、一部をイスラエル空軍が撃破、それ以外は空地に落下。イスラエル軍は、トンネルの入り、武器貯蔵施設、弾薬庫、ロドワーン部隊のメンバーを含むテロリスト、テロ・インフラ、対戦車ミサイル発射装置、指揮所などを破壊。

午後4時27分、数百の武器を民家で発見。

午後7時17分、第188旅団が武器庫、地下インフラを解体、ラドワーン部隊の対戦車ミサイル部隊を殲滅。

午後8時18分、特殊部隊と空挺旅団がレバノン南部の国交地帯でテロリスト数十人を殲滅、備蓄されていた武器を発見。ヤハロム部隊が地下トンネル・システムを解体。

午後11時12分、ヒズブッラーは1日で120発以上の飛翔体をイスラエルに向けて発射。

午後11時52分、11時22分にハカルメル村、ハミフラツ村地域で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから発射され、一部を撃破、落下した飛翔体が同地で発見される。午後11時22分と23分に上ガリラヤ地方で警報が発令され、約15発の飛翔体がレバノンから発射され、一部を撃破、一部は同地に落下。

AFP, October 6, 2024、ANHA, October 6, 2024、‘Inab Baladi, October 6, 2024、Qanat al-Manar October 6, 2024、Reuters, October 6, 2024、SANA, October 6, 2024、SOHR, October 6, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

ロシア当事者和解調整センター:シリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、1日で難民5,426人がレバノンからシリアに入国(2024年10月6日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、この1日でシリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民5,426人がレバノンからシリアに入国したことを確認したと発表した。

タス通信(10月6日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 6, 2024、TASS, October 6, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノンへのイスラエルの爆撃でハマースの幹部2人が死亡(2024年10月5日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月5日の戦果について以下の通り発表した。

10月4日午後11時00分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、ウダイサ村一帯に侵攻しようとしたイスラエル軍歩兵部隊を迎撃し、これを撃退、兵士を殺傷した。

午前1時50分、同じく報復として、ウダイサ村一帯に侵攻したイスラエル軍部隊を迎撃し、進軍を阻止。

午前2時15分、同じく報復として、クファル・ユヴァル入植地に集結するイスラエル軍を攻撃。

午前2時15分、同じく報復として、クファル・ギラディ(キブツ)に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午前2時20分、同じく報復として、ヤールーン村のアビール渓谷に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午前7時00分、同じく報復として、マールーン・ラアス村森林地帯のバート高原に侵攻したメルガバ戦車1輌を地対地ミサイルで攻撃し、直接の損害を与え、乗組員を殺傷。

午前10時30分、同じく報復として、ラマト・ダヴィド空軍基地をファーディー1ミサイル複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、サアサア入植地をファラク2ロケット弾複数発で攻撃。

午後2時10分、同じく報復として、カルミエル市をロケット弾で攻撃。

午後2時20分、同じく報復として、サファド市をロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ダン入植地森林地帯の砲台とイスラエル軍部隊を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時00分、同じく報復として、マアレ・ゴラニ村をロケット弾で攻撃。

午後4時50分、同じく報復として、サキン市近郊のアルタ軍需産業会社をロケット弾で攻撃。

午後7時00分、同じく報復として、カツリン入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後8時30分、同じく報復として、ジャッル・ディール陣地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後11時30分、同じく報復として、バイヤード・ブライダー陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後11時30分、同じく報復として、マナラ入植地を移動するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、確実に損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、シャムスン基地を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、複数の標的に正確に損害を与える。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前8時22分、ハアマキム村、アラ渓谷地域で警報が発令され、飛翔体約5発がレバノンから飛来し、多連装ミサイルが一部を迎撃、それ以外は空地に着弾した。

午前10時00分、イスラエル空軍は夜間、レバノン南部のサラーフ・ガンドゥール病院に隣接するモスクに設置されている指揮所で活動するヒズブッラーのテロリスト複数人を攻撃。

午後1時2分、アダミット(キブツ)地域で警報が発令され、不審な航空標的1つがレバノンから飛来、イスラエル空軍がこれを撃破。

午後1時53分、ハイファ港、カルメル山、ハアマキム村地域で警報が発令され、飛翔体2発がレバノンから飛来、1発はイスラエル空軍が撃破、1発は空地に着弾。

午後3時36分、イスラエル空軍がレバノンに対する爆撃でハマースの幹部の1人、ムハンマド・フサイン・アリー・マフムード、軍事部門の幹部の1人サイード・アラー・ナーイフ・アリーを殲滅したとするイスラエル軍と安全保障局の声明を発表。

午後4時40分、午後2時9分と10分に上ガリラヤ、中部カリラヤ地方で、約30発の飛翔体がレバノンから飛来、大多数を撃破、一部は同地に落下。午後2時52分と58分に上ガリラヤ地方で警報が発令され、約30発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破、一部は空地に落下。午後3時までの時点で、ヒズブッラーはイスラエル領内に約90発の飛翔体を発射。イスラエル空軍はさきほど、ベイルート地域のヒズブッラーの指揮所、テロ・インフラに精密爆撃を実施。

午後7時16分、第36師団の兵士1人が前日にレバノン南部で負傷。

午後9時17分、ブルーラインから300メートルの距離に位置する全長250メートルのヒズブッラーの地下複合司令室を解体。

午後11時6分、ヒズブッラーはこの1日で約130発の飛翔体をイスラエル領に向けて発射。

**

イスラエル軍は北部県トリポリ市近郊のバッダーウィー・キャンプを爆撃し、ハマースの殉教者イッズッディーン・カッサーム大隊の司令官の1人サイード・アターッラー・アリー氏を妻と2人の娘とともに殺害した。

爆撃はアリー氏の自宅を狙って行われた。

ナハールネット(10月5日付)などが伝えた。

AFP, October 5, 2024、ANHA, October 5, 2024、‘Inab Baladi, October 5, 2024、Naharnet, October 5, 2024、Qanat al-Manar October 5, 2024、Reuters, October 5, 2024、SANA, October 5, 2024、SOHR, October 5, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノン各所へのイスラエル軍の爆撃で救急隊員11人が死亡(2024年10月4日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月4日の戦果について以下の通り発表した。

午前7時00分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、クレイヨット市に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)同じく砲撃として、マルキヤ入植地一帯でメルカバ戦車1輌を地対地ミサイルで攻撃、兵士を殺傷。

午前8時20分、同じく、サファド市をロケット弾で攻撃。

午前9時00分、同じく報復として、サアサア入植地に集結するイスラエル軍部隊と車輛をブルカーン重ロケット弾1発で攻撃し。

午前9時15分、同じく報復として、キリヤット・シュモナ入植地南に設置されている砲台複数ヵ所をロケット弾で攻撃。

10時20分、同じく報復として、イラニヤ入植地をロケット弾で攻撃。

午前11時00分、同じく報復として、マールーン・ラアス村の平原に侵攻したイスラエル軍部隊と車輛を砲撃し、兵士らを確実に殺傷。

午前11時24分、同じく報復として、占領下カフルシューバー村の丘陵地帯にあるルワイサート・イルム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後12時20分、同じく報復として、キリヤット・シュモナ入植地に集結するイスラエル軍部隊を砲撃。

午後1時00分、同じく報復として、カルミエル市を大型ロケット弾で攻撃。

午後2時25分、同じく報復として、カルミエル市をロケット弾で攻撃。

午後2時25分、同じく報復として、ドビブ入植地東に集結するイスラエル軍部隊を砲撃。

午後2時25分、同じく報復として、ヤールーン村西のバヤーディル・アダス村方面に侵攻したイスラエル軍部隊を迫撃砲とロケット弾で攻撃。

午後4時20分、同じく報復として、マールーン・ラアス村方面に潜入しようとしたイスラエル軍部隊に対して即席爆弾3発を爆発させ、その後交戦、兵士を殺傷。

午後4時30分、同じく報復として、ヤールーン村方面に潜入しようとしたイスれる軍部隊と交戦。

午後5時50分、同じく報復として、ナファフ基地をロケット弾で攻撃。

午後6時5分、同じく報復として、バグダーディー陣地に集結するイスラエル軍部隊を大型ロケット弾で攻撃。

午後6時10分、同じく報復として、マルジャアユーン村の平原に侵攻したイスラエル軍を大型ロケット弾で攻撃。

午後6時15分、同じく報復として、アヴィヴィム入植地一帯に集結するイスラエル軍部隊を大型ロケット弾で攻撃。

午後6時15分、同じく報復として、カツリン町をロケット弾で攻撃。

午後6時20分、同じく報復として、クファル・ギラディ(キブツ)に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後6時20分、同じく報復として、ハツォール町をロケット弾で攻撃。

午後7時15分、同じく報復として、イルオン入植地をロケット弾で攻撃。

**

民間防衛隊は声明を出し、イスラエル軍がマルジャアユーン市、シャクラー・センター、ヒルバト・スィルム・センター救急隊を狙って爆撃を行い、隊員11人が死亡したと発表した。


**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前7時36分、午前7時1分と4分にハイファ港、西ガリラヤ地方で警報が発令され、約20発の飛翔体がレバノンから飛来、ほとんどをイスラエル空軍が捕捉、一部は空地に落下。午前7時23分に上ガリラヤ地方で警報が発令され、複数の飛翔体がレバノンから飛来、一部を迎撃、一部は空き地に落下。

午前11時16分、午前10時52分にアラ渓谷、ハイファー港、カーメル山地域で警報が発令され、2発の飛翔体がレバノンから飛来、2発とも撃破。

午後12時31分、ヒズブッラーの通信部門のトップ、ムハンマド・ラシード・サカーフィーを殲滅したとする声明を発表。

午後3時5分、午後3時までの時点で、ヒズブッラーはレバノンからイスラエル領内に約100発の飛翔体を発射。

午後4時51分、現在までに、テロリスト約250人を殲滅、テロリスト、テロ・インフラ、軍事施設、武器貯蔵施設、ロケット弾発射装置など2000以上の軍事標的を攻撃。

午後7時46分、イスラエル空軍が先ほど、レバノンから飛来した不審な航空標的2つを撃破。午後6時3分にキリヤット・シュモナ入植地地域で警報が発令され、約15発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破、一部は空地に落下。午後6時6分にミツペ・ペエル地方で警報が発令され、約20発の飛翔体がレバノンから飛来し、空地に落下。午後6時12分にアヴィヴィム入植地地方で警報が発令され、約25発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破、一部は空地に落下。午後6時28分にサアサア入植地地域で警報が発令され、約10発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破、一部は空地に落下。イスラエル空軍は終日、ベイルート一帯の武器貯槽施設、指揮所、テロ・インフラ、諜報活動などを攻撃。

午後11時19分、ヒズブッラーは4日にイスラエル領内に約222発の飛翔体を発射。

AFP, October 4, 2024、ANHA, October 4, 2024、‘Inab Baladi, October 4, 2024、Qanat al-Manar October 4, 2024、Reuters, October 4, 2024、SANA, October 4, 2024、SOHR, October 4, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

イスラエル軍はレバノンのマスナア国境通行所とダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所を結ぶ道路、マスナア国境通行所の施設などを爆撃(2024年10月4日)

イスラエル軍は、レバノンのベカーア県にあるマスナア国境通行所とダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所を結ぶ道路、マスナア国境通行所の施設などを爆撃した。


NNA(10月4日付)、SANA(10月4日付)などが伝えた。

**

これに関して、イスラエル軍は午後1時32分、公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

イスラエル空軍のジェット戦闘機複数機が、レバノン国境からシリアに至る地下トンネルを攻撃した。
トンネルは長さは3.5キロに及び、大量の武器を輸送、貯蔵できた。
トンネルを利用した作戦は、イランやそのプロキシからレバノンのヒズブッラーへの武器輸送を担う第4400部隊によって主導されていた。
攻撃によって、テロ・インフラ、武器貯蔵施設などが破壊された。
合わせて、昨夜には、マスナア国境通行所に隣接するインフラ施設に対しても攻撃が行われた。
これらの攻撃は、今週初めに行われた第4400部隊の司令官、ムハンマド・ジャアファル・カスィールの殲滅に続くものである。

**

SANA(10月4日付)によると、この爆撃でレバノンとシリアを結ぶ幹線道路が寸断されたものの、レバノンからシリアへの避難民の徒歩での流入は続いた。

ダマスカス郊外県のアーラー・シャイフ執行評議会委員によると、9月24日以降、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を経由してシリアに入国した避難民の数は18万9995人、うちシリア人は15万465人、レバノン人は3万9530人に達っているという。



**

なお、シリア人権監視団によると、レバノンのヒズブッラーは、シリアからの武器の搬入にマスナア国境通行所は利用していない。

**

シリアの外務在外居住者省は声明を出し、イスラエル軍によるレバノンのベカーア県にあるマスナア国境通行所(シリア側はダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所)への爆撃を民間防衛隊隊員や人道支援関係者にも及ぶ犯罪だと非難した。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って97回(うち79回が航空攻撃、18回が地上攻撃)となり、これにより185あまりの標的が破壊され、軍関係者251人が死亡、176人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:45人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:54人

また、民間人も30人(女性8人と子供2人を含む)が死亡、45人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:42回
ダルアー県:17回
ヒムス県:18回
クナイトラ県:9回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:2回
スワイダー県:1回
ラタキア県:1回

AFP, October 4, 2024、ANHA, October 4, 2024、‘Inab Baladi, October 4, 2024、NNA, October 4, 2024、Reuters, October 4, 2024、SANA, October 4, 2024、SOHR, October 4, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア人権監視団:9月21日以降のイスラエル軍のレバノン爆撃によるシリア難民の死者は171人(うち女性33人、子供46人)(2024年10月4日)

シリア人権監視団によると、レバノン各所に対するイスラエル軍の爆撃で、シリア難民5人(うち女性1人、子供1人)が死亡した。

これにより、9月21日以降のイスラエル軍の爆撃によるシリア難民の死者数は171人(うち女性33人、子供46人)となった。

また、ハマースが「アクサー大洪水」作戦を開始した2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるレバノン国内で死亡したシリア人は202人(うち女性36人、子供50人)、負傷者は21人となった。

AFP, October 4, 2024、ANHA, October 4, 2024、‘Inab Baladi, October 4, 2024、Reuters, October 4, 2024、SANA, October 4, 2024、SOHR, October 4, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.