月別アーカイブ: 2013年3月

ダマスカス郊外県ハーン・シャイフ地方で反体制武装集団が共和国護衛隊と第4機甲師団の駐留する兵舎を攻撃、一方米国務長官はアサド大統領と反体制勢力にジュネーブ声明に従って対話のテーブルに付くことを求める(2013年3月13日)

国内の動き 『ハヤート』(3月14日付)は、ダイル・ザウル県のマヤーディーン市で、シャームの民のヌスラ戦線の退去を求める市民のデモが3日目を迎えたと報じた。 シリア人権監視団によると、デモは、シャームの民のヌスラ戦線のシ … Read More

各地でカーミシュリーの春の犠牲者を追悼するデモが行われるなか、イスラエルのペレス大統領は欧州議会で同国大統領として初めての演説を行い国連に平和維持軍の派遣を求める(2013年3月12日)

シリア政府の動き シリアの外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長に宛てて書簡を提出し、そのなかで、EUの反体制武装集団への準軍事支援決定を受け、シャームの民のヌスラ戦線などシリア国内でテロ活動を行う武装集団への武器供 … Read More

民主的変革諸勢力国民調整委員会のマンナーア在外局長がモスクワでラブロフ露外相と会談、イラクのアル=カーイダは4日にイラク領で発生したシリア軍兵士への要撃をヌスラ戦線と共同で行ったと発表(2013年3月11日)

国内の暴力 2012年10月に自由シリア軍を名乗る武装集団によって拉致されたウクライナ人女性記者のアンハル・コシュネヴァ氏が逃走に成功し、ダマスカス県内の安全な場所に避難した。 AP(3月11日付)などが報じた。 ** … Read More

英国が反体制武装集団に2000万ポンド相当の武器を秘密供与したと報じられるなか、軍は反体制武装集団によって制圧されたラッカ市奪還のための新たな戦線を開く意思が現状ないことを明らかに(2013年3月10日)

国内の暴力 ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市バーブ・アムル地区に軍が空爆を行った。 『ハヤート』(3月11日付)は、ウマルを名乗る活動家の話として、反体制武装集団が未明に、検問所に気づかれずにバーブ・アム … Read More

アサド大統領いわく「シリア・トルコ国境地帯の25%を民主統一党が、75%をアル=カーイダが制圧」、民主的変革諸勢力国民調整委員会は政府の呼びかけに対し「アサド政権との対話を行う準備は十分でない」と返答(2013年3月9日)

国内の動き(シリア政府の動き) シリアの外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長に宛てた書簡で、反体制武装集団が誘拐したUNDOF要員21人の釈放にシリア政府が全面協力してきたと強調する一方、国連に対して兵力引き離し地 … Read More

シャアバーン補佐官がインド外相と会談し「西側諸国による軍事介入を回避」しようとするBRICs諸国の姿勢に謝意を示すなか、ヒジャーブ前首相率いるシリア公務員国民自由連合がドーハで第1回拡大大会を開催、自由シリア軍への武器供与を求める(2013年3月8日)

シリア政府の動き ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官は訪問先のインド(ニューデリー)でサルマーン・クルシード外務大臣と会談し、シリア・インド二国間関係、シリア情勢などについて協議した。 シャアバーン補佐官は、「 … Read More

トルコの野党共和人民党がアサド大統領と会談し「トルコ国民がシリア内政干渉を拒否している」と伝えるなか、アフリーン市付近の2村で民主統一党人民防衛隊とシリア・クルド・アーザーディー党の民兵が交戦(2013年3月7日)

国内の動き(シリア政府の動き) SANA(3月7日付)は、アサド大統領がトルコの野党、共和人民党(CHP)のハサン・アクギョル議員を団長とするトルコ国会使節団とダマスカスで会談したと報じた。 会談で、議員団は、トルコ国民 … Read More

ダルアー県で反体制武装集団「ヤルムーク殉教者旅団」がUNDOFの要員21人を拘束、アラブ連盟の第139回定例外相会議でレバノンのマンスール外相がシリアの同連盟参加資格凍結を解除するよう求める(2013年3月6日)

国内の暴力 国連は、イスラエル占領下のゴラン高原に隣接する地域(ダルアー県)で反体制武装集団約30人がUNDFの要員21人を拘束したと発表した。 これに関して、「ヤルムーク殉教者旅団」を名のる集団が、ユーチューブ(3月6 … Read More

ジャミール副首相が「外国の干渉を拒否する愛国的な勢力」としての民主的変革諸勢力国民調整委員会に歩み寄りを求めるなか、カタール首相がシリアの反体制武装勢力にRPGやカラシニコフを供与していることを暗に認める(2013年3月5日)

国内の暴力 ラッカ県では、『ハヤート』(3月6日付)などによると、ラッカ市を制圧した反体制武装集団が、ハサン・ジャリーリー県知事、バアス党ラッカ支部指導部のスライマーン・スライマーン書記長を捕捉した。 シリア人権監視団に … Read More

ヌスラ戦線を筆頭とする反体制武装集団がラッカ市を「完全制圧」、反体制武装集団の要撃によりイラク人兵士が犠牲になるなかイラク高官が「一部の者がイラクに紛争を輸出しようとしていることへの懸念が確かになった」との見解を示す(2013年3月4日)

国内の暴力 ラッカ県では、反体制武装集団がラッカ市をほぼ完全制圧した、とシリア人権監視団、シリア国民評議会などが発表、インターネット上には、市内のハーフィズ・アサド前大統領の銅像が倒される映像(http://www.yo … Read More

アレッポ県内の警察学校をめぐって軍と反体制武装集団の間で激しい戦闘が繰り広げられるなか、アサド大統領が英日刊紙によるインタビューに応え英国含む西側諸国のダブル・スタンダードを厳しく批判(2013年3月3日)

アサド大統領のインタビュー アサド大統領は英日刊紙『サンデー・タイムズ』(3月3日付)のインタビューに応じた。 アサド大統領の主な発言は以下の通り。 ** 『サンデー・タイムズ』の記事はhttp://www.thesun … Read More

軍がサラフィー主義武装集団によって前日から占拠されていたヤアルビーヤ市の半分以上を制圧、人民防衛隊がルマイラーン町およびカフターニーヤ市の掌握を発表するも制圧に際し戦闘は起こらず(2013年3月2日)

シリア政府の動き シリアのワリード・ムアッリム外務在外居住大臣がイランを訪問、マフムード・アフマディーネジャード大統領、アリー・アクバル・サーレヒー外務大臣と会談した。 SANA(3月2日付)によると、アフマディーネジャ … Read More

サラフィー主義武装集団が対イラク国境沿いにあるヤアルビーヤ市を制圧するなか、自由シリア軍参謀委員会参謀長が武器供与を行わないとしたシリアの友連絡グループ会合の決定を批判(2013年3月1日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(3月2日付)は、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長が、ローマでのシリアの友連絡グループ会合での決定を批判、「我々は食糧、飲料、負傷者治療の保証を欲しているのではない…。我々 … Read More