シリア・クルド国民評議会のイスマーイール議長:「シリアが中央集権体制に戻ることは不可能だ。シリアは分裂するか、非中央集権的な政治を持つかのどちらかだ」(2025年12月4日)


シリア・クルド国民評議会のムハンマド・イスマーイール議長はルダウ・チャンネルのインタビューに応じた。

インタビューのなかで、イスマーイール議長は、「シリアが中央集権体制に戻ることは不可能だ。シリアは分裂するか、非中央集権的な政治を持つかのどちらかだ」と強調、「ダマスカス政府は、クルド人が構成した共同代表団を招待することに真剣ではない。新体制は外部へ譲歩する準備はあるが、自国民には譲歩しない」と批判した。

そのうえで、「クルド問題の解決が安定の鍵である」と述べた。

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北・東シリア地域民主自治局はバアス党体制崩壊の記念日にあたる12月8日をすべての機関における休業とすると発表(2025年12月4日)

北・東シリア地域民主自治局は、フェイスブックを通じて通達第19号を発出し、バアス党体制崩壊の記念日にあたる12月8日(月)を、すべての機関における休業とすると発表した。

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ダーイシュがアレッポ県ズィルバ村近郊で前日に発生した公共港湾税関総庁の税関警察のパトロール部隊襲撃の実行に関与したと発表(2025年12月4日)

アラビー・ジャディードによると、ダーイシュ(イスラーム国)が、アレッポ県ズィルバ村近郊で前日に発生した公共港湾税関総庁の税関警察のパトロール部隊襲撃の実行に関与したと発表した。

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ハサカ県に駐留する米主導の有志連合がシリア民主軍と共同でラッカ市北部にあるアクターン刑務所を視察(2025年12月4日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県に駐留する米主導の有志連合がシリア民主軍と共同でラッカ市北部にあるアクターン刑務所を視察した。

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ヒムス市ザフラ地区在住のアラウィー派の配達員の若者が仕事中に何者かによって銃で撃たれて死亡(2025年12月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ザフラ地区在住のアラウィー派の配達員の若者が仕事中に何者かによって銃で撃たれて死亡した。

シリア人権監視団によると、タドムル市では、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が前政権の支持者を釈放したことに抗議するデモが博物館広場で発生した。

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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締局が精密治安作戦を実施し、麻薬売買・密輸ネットワークを摘発、2人を逮捕、約16万5千錠のカプタゴン錠剤を押収した。

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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、対テロ対策局が、前政権時代に人民議会を務めていた准将のアブドゥッラッザーク・バラカート容疑者を逮捕した。

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イスラエル軍がクナイトラ県各所に侵入し検問所を設置、東アフマル丘およびクーヤ村周辺を砲撃(2025年12月4日)


クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、3台の車輛からなるイスラエル軍部隊が朝、県北部の東サムダーニーヤ村とアジュラフ村へ侵入し、一時的な検問所を設置した。

また、SANAシリア人権監視団によると、3台の軍用車輛からなる部隊が夕方、西サムダーニーヤ村入口方面に侵入し、ラワーディー村に至る道路上で検問所を設置、さらに3台の軍用車輛からなる別の部隊が、マンターラ・ダムに至る道路に侵入、さらに東アフマル丘およびクーヤ村周辺を砲撃した。

このほか、4台の車輛からなる部隊が早朝、県南部の西ズバイダ村の分岐点付近に検問所を設置した。

一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が、ビイル・アジャム村に侵入、その後ルワイヒーナ村方面に向かった。

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タルトゥース県で解放記念日を記念する催しが開催されるなか、内務治安部隊が展開(2025年12月4日)

国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、シリア革命軍事展示会の会場を視察し、解放記念日に合わせて6日から10日にかけて開催される展示会の最終準備状況を確認した。

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クナイトラ県では、SANAによると、クーム村の高校で、解放記念日を祝って、生徒たちが舞台劇や芸術パフォーマンスを披露、イベントには県教育局長の出席した。

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タルトゥース県では、SANAによると、県通信局が解放記念日の祝賀イベントを開催した。

 

一方、シリア人権監視団によると、サーフィーター市で内務治安部隊が大規模に展開、複数の移動式・臨時検問所を設置した。

また、SANAによると、バニヤース市のクスール地区にある工業高校で、学校の催事中に、イスラーム過激派を象徴する黒い旗が校庭で掲げられ、複数の生徒が会場から退出しようとした際、別の生徒らから妨害を受け、殴り合いとなり、数名が軽傷を負った。

事態は県の内務治安部隊が介入し、収束した。

これに関して、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を発表し、事件を非難した。

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ラタキア県では、SANAによると、県教育局が解放記念日を祝して、美術展を開催し、各学年の多数の生徒が出典した。

また、SANAによると、ラタキア市の南コルニーシュ電話センターで解放記念日の祝賀イベントが開催された。

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イドリブ県では、SANAによると、イドリブ市にある(イドリブ大学)情報工学部で、解放記念日を祝うイベントが開催された。

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ハマー県では、SANAによると、ハマー市民が、解放記念日を祝ってアースィー広場で記念行事を開催した。

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スワイダー県マジュダル村・マズラア町一帯の前線で、国民防衛部隊とシャルア移行期政権の軍部隊および傘下の武装勢力が激しく交戦(2025年12月4日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マジュダル村からマズラア町一帯の前線で、国民防衛部隊と、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊および傘下の武装勢力が激しく交戦した。

SANAによると、ニジュラーン村出身の若い男性が胸部を撃たれて負傷し、スワイダー国立病院へ緊急搬送されたが、ほどなく死亡した。

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アフマド外務在外居住者省アラブ局長が韓国代表団と会談、両国間の二国間関係を強化するための方策について協議(2025年12月4日)

SANAによると、外務在外居住者省のムハンマド・ターハ・アフマド・アラブ局長は、韓国代表団と会談、両国間の二国間関係を強化するための方策について協議した。

会談では、二国間関係の水準に関する包括的な評価が行われたほか、経済協力、ODAの拡大、文化・教育交流プログラムの拡充、さらに双方の関心を共有する他の分野での協力発展の可能性について検討、また国際情勢に関しては、双方が国際舞台における二国間の調整強化の重要性を確認し、中東地域の動向、シリア情勢、朝鮮半島の最新情勢について見解を交換した。

両者は、関係継続と両国間の協力発展を確保するため、2026年上半期中に次回の政治協議会合の開催場所と日程を確定することで合意した。

また会談に先立って、4日には、外務在外居住者および経済産業省の後援、在シリア韓国大使館および大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の協力により、第1回シリア韓国経済フォーラムがセブン・ゲイツ・ホテルで開幕した。

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安保理代表団がシリアを訪問し、シャルア暫定大統領らと会談(2025年12月4日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿で、国連安保理全加盟国(米国、英国、ロシア、フランス、中国、シエラレオネ、韓国、パナマ、パキスタン、ガイアナ、ギリシャ、アルジェリア、スロベニア、デンマーク、ソマリア)および国連の高官らからなる代表団を迎えた。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣ら閣僚、シリア国連常駐代表のイブラーヒーム・アラビー大使らも出席した。

外務在外居住者省(フェイスブック)の発表によると、安保理代表団の訪問は、解放記念日に合わせて行われる史上初の歴史的訪問。

SANAによると、安保理代表団はまた、セミラミス・ホテルでスワイダー県のムスタファー・バックール知事、ダルアー県のアンワル・ザウビー知事と会談し、両県の現状や社会的安定の強化に向けた取り組みなどについて意見を交わした。

SANAによると、代表団はさらに、スワイダー事件を調査する国家調査委員会から、同委員会の手法および業務体系について説明を受けた。

SANAによると、このほかにも、国連の現地職員、民間社会組織、宗教指導者、沿岸部やスワイダー県での事件で影響を受けた地域住民、そして失踪者家族らと会合を行った。

代表団はその後セミラミス・ホテルで記者会見を開いた。

会見のなかで、サムエル・ズボウガル国連スロベニア常駐代表は、シリアの主権、統一、独立、および領土保全に対する理事会の支持の姿勢を改めて確認した。

SANAによると、その後、訪問の締めくくりとして、シャイバーニー外務在外居住者大臣の同行のもと、代表団は、ダマスカス県ジャウバル地区の被害状況を視察、ダマスカス旧市街バーブ・トゥーマ地区にあるバイト・ワーリー・ホテル、大ウマイヤ・モスク、カシオン山を訪れ、往路と同じくダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブール国境通行所を経由してシリアを離れた。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、EU対テロ対策部門代表団(バルトヤン・ウェヒター代表)と会談した。

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