レバノンのバアス党(アラブ社会主義バアス党レバノン地域指導部)のアリー・ヒジャーズィー書記長は党名を「国家の旗党」に変更したと発表(2025年12月12日)

『アフバール』によると、レバノンのバアス党(アラブ社会主義バアス党レバノン地域指導部)のアリー・ヒジャーズィー書記長は、党名を「国家の旗党」に変更したと発表した。

ヒジャーズィー書記長は、首都ベイルート郊外のグバイリー村(レバノン山地県)の文化センターで記者会見を開き、以下の通り述べた。

今回の名称変更の決定は、立場の転換でも、選択肢からの逸脱でも、世代を超えて受け継いできた不変の原則を放棄するものでもない。
党の基本原則は今なお変わらず、とりわけ占領に立ち向かうこと、国家主権の擁護、社会的正義がその中核である。
抵抗と国民アイデンティティを支持するいかなるアラブ国家とも協力の余地がある。我々はシリアの統合、すなわち国民と領土の統一、そしてとりわけイスラエル占領を筆頭とするすべての占領勢力の撤退を支持する。
この重大な転換点において、我々は闘争者の隊列に立つ以外の選択肢はない。現段階には、現代的で刷新された党が必要だ。我々はこの決断を下した。
同志の中には、この変更に胸の痛みを覚える者がいることも承知している。しかし我々は、先人たちの遺産を守るためにこの決断を下したのだ。
同志や、我々の役割を信じてきた人々に対する歴史的責任が、ためらうことなく闘争の最前線に立つことを我々に課している。あらゆる危険が我々を脅かしているが、それらは我々に立ち上がり、立て直し、より強くなることを求めている。さもなければ、我々は敵に無償の贈り物を与えることになってしまう。
なぜ我々が党旗に杉を用いたのかと問う人々に対して言いたい。それは、我々がこの土地の根から生まれ、その歴史と苦悩の核心から来ているからだ。

ヒジャーズィー書記長によると、来週中にも、党名変更に必要なすべての書類を、レバノンの関係当局に提出する意向であることを付言し、ジョゼフ・アウン大統領、ナウワーフ・サラーム首相、アフマド・ハッジャール内務地方自治大臣に向けて、憲法と法律に基づいた対応と円滑な手続きを求めた。

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シャルア移行期政権に属する武装グループがスワイダー県マズラア町およびその周辺に展開し、民間人を狙って狙撃、市民1人が重傷を負って病院へ搬送される(2025年12月12日)

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装グループがマズラア町およびその周辺に展開し、民間人を狙って狙撃、市民1人が重傷を負って病院へ搬送された。

シリア人権監視団によると、重傷を負ったのは、マジダル村出身の青年。

シリア人権監視団によると、国民防衛部隊に所属する武装グループが、シャルア移行期政権の内務治安部隊の車輛を攻撃した。

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フール・キャンプに収容されている女性と子どもらが逃走を試みる(2025年12月12日)

ハサカ県では、フランス24によると、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族らが収容されているフール・キャンプで女性や子どもらが逃走を試み、北・東シリア地域民主自治局当局(内務治安部隊(アサーイシュ))がこれを阻止した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、県東部のガーニム・アリー村(アフマド・シャルア移行期政権支配下)とブー・ハマド村(北・東シリア地域民主自治局支配下)の間に位置する検問所が商業輸送に限って開放された。

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ダマスカス郊外県宗教関係局はシャーム解放機構の創設者の1人でダマスカス県出身のアブドゥッラッザーク・マフディー師に対し、県内での講義および研修の実施を停止する措置を講じる(2025年12月12日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県の宗教関係局は、シャーム解放機構の創設者の1人でダマスカス県出身のアブドゥッラッザーク・マフディー師に対し、県内での講義および研修の実施を停止する措置を講じた。

この措置は、宗教的・教育的活動の実施に際して事前に同局と調整する必要がある旨を口頭通知したにもかかわらず、これに対応したかったことを受けたもの。

マフディー師は県内の複数の市町村のモスクで、当局の許可を得ずに宗教講義や研修を無断で実施していた。

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ダルアー県アービディーン村での結婚式の最中に手りゅう弾が投げ込まれ、爆発で子供を含む19人が負傷(2025年12月12日)

ダルアー県では、SANAによると、アービディーン村で行われていた結婚式の最中に爆発が発生し、県保健局によると負傷者10人がダルアー国立病院に搬送された。

その後、ダルアー国立病院のニザール・ラシュダーン院長は、SANAに対し、子ども5人を含む計19人の負傷者がダルアー国立病院に搬送されたと明らかにした。

シリア人権監視団によると、爆発は正体不明の武装グループが手榴弾を投擲して発生したもの。

シリア人権監視団によると、負傷者は子ども3人を含む15人以上に達した。

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イスラエル軍がクナイトラ県に侵入し、市民2人を一時拘束(2025年12月12日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、8台の車輛からなるイスラエル軍部隊が未明に、アドナーニーヤ村からウンム・アザーム村、ルワイヒーナ村方面に侵入した。

また、SANAシリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は午後、ウンム・バーティナ村、アジャラフ村方面に侵入し、領地の間に検問所を設置、市民2人を一時拘束した。

この動きと前後して、6台の軍用車輛からなる部隊が、ハミーディーヤ村から西サムダーニーヤ村、東サムダーニーヤ村方面へ侵入、戦車1両と軍用車輛1台からなる部隊もアドナーニーヤ村からウンム・アザーム村方面に侵入、アジャラフ村まで到達した。

さらに、シリア人権監視団によると、軍用車輛4台からなるイスラエル部隊が、県中部のブライカ村、ビイル・アジャム村に一時侵入した後、同県南部農村地帯のアル=アッシャ村方面へ移動した。

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首都ダマスカスでは、シリア人権監視団によると、クナイトラ県への未明のイスラエル軍の侵入と前後して、上空でイスラエル軍戦闘機の編隊が確認された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が県西部のマアリーヤ村とアービディーン村を結ぶ道路上に侵入、一時的な検問所を設置した。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会議長のガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が最終日(5日目)に突入(2025年12月12日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が最終日(5日目)に突入したと発表した。

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内務省は、解放記念日に際しての配置、祝賀行事への推定参加人数、治安対策の成果について発表(2025年12月12日)

内務省は、フェイスブックを通じて解放記念日に際しての配置、祝賀行事への推定参加人数、治安対策の成果について発表した。

声明によると、シリア各県に展開された治安部隊の配置規模は38,170人で、配置は以下の通り:
ダマスカス県・ダマスカス県:14,000人
ヒムス県:6,500人
アレッポ市およびアレッポ県:5,000人
ハマー市:2,250人
砂漠(バーディヤ)地帯:1,780人
タルトゥース県:1,430人
クナイトラ県:1,365人
イドリブ県:1,300人
ダイル・ザウル県:1,250人
ラタキア県:1,245人
スワイダー県:810人
ラッカ県:640人
ダルアー県:600人

また、解放記念日の行事への推定参加者数は、530万2,500人以上で、内訳は以下の通り:

ダマスカス県およびダマスカス県:200万人以上
ヒムス県:100万人以上
アレッポ市およびアレッポ県:80万人以上
ハマー県:70万人以上
イドリブ県:50万人以上
ダイル・ザウル県:16万人以上
タルトゥース県:6万人以上
ラタキア県:5万人以上
砂漠(バーディヤ)地帯:1万2,000人以上
ダルアー県:1万人以上
クナイトラ県:8,000人以上
ラッカ県:2,000人

さらに内務省は、解放記念日にシリア各県で発生した主な治安上の逸脱事案として、以下を挙げた。

ダマスカス県およびダマスカス県:
・首都ダマスカス郊外での混乱、および非自爆型無人航空機の飛行
・ジャルマーナ市カラーマ広場での爆発物に関連する混乱
アレッポ市およびアレッポ県:
・マスカナ市でシリア民主軍による祝賀参加者への発砲
ヒムス県:
・武器を所持し発砲していた人物が乗車したメルセデス車両を停車・拘束
ハマー県:
・通報70件(大半が無差別発砲)
・武器90丁を押収し、法的手続きを実施
・すべての通報案件に対応完了
イドリブ県:
・窃盗事件3件を記録し、犯人を拘束
タルトゥース県:
・タルトゥース・ラタキア高速道路上で即席爆発装置2個を解体
ラタキア県:
・アッターラ村で地雷を発見・解体
ダルアー県:
・ナーフタ町で、正体不明の武装勢力が特殊部隊大隊に発砲
ラッカ県:
・個人的に祝賀を行ったことを理由に、シリア民主軍が3人を拘束
ハサカ県:
・シリア民主軍の政策に抗議行動7件を記録

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情報省は、フェイスブックを通じて、解放記念日の祝賀行事を取材するため、2025年12月第1週に24ヵ国74の取材チーム(119人)がシリアを訪れたと発表した。

国別内訳は以下の通り:

・英国:13
・パレスチナ:3
・スペイン:6
・ドイツ:2
・エジプト:1
・イラク:3
・チュニジア:1
・ケニア:1
・トルコ:25
・フランス:16
・イタリア:2
・レバノン:28
・ベルギー:1
・スロバキア:1
・オランダ:1
・ブラジル:2
・ヨルダン:2
・スイス:1
・カナダ:3
・オーストラリア:1
・米国:6

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SANAによると、以下の各地で解放記念日の祝賀行事が開催された。

ダマスカス郊外県ジャイルード市

ダマスカス県バルザ区

ダマスカス郊外県東グータ地方(アッバーダ町)

ラタキア県ムライジュ村

ダルアー県フラーク市

ラタキア県ラタキア市のクナイニス地区

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アブー・カスラ国防大臣は首都ダマスカスでトルコ陸軍司令官のトゥカル将軍および随行団の表敬訪問を受ける(2025年12月12日)

国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、首都ダマスカスでトルコ陸軍司令官のメティン・トゥカル将軍および随行団の表敬訪問を受けた。

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