イスラエル・チャンネル:シャルア暫定大統領の暗殺シナリオが、シリア国内の反体制派によって、あるいは内紛のなかで実行される可能性が非常に高い(2025年12月2日)

シリア人権監視団などは、イスラエルのチャンネル14が、安全保障関係者の話として、アフマド・シャルア暫定大統領の暗殺シナリオが、シリア国内の反体制派によって、あるいは内紛のなかで実行される可能性が非常に高いと伝えていると発表した。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は新設された公共港湾税関総庁で宗派を理由に差別が行われていると非難(2025年12月2日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて、タルトゥース港の職員らが、職務上の宗派差別的な扱いに抗議し、辞職を強要され、生計を断たれ、宗派を基準にした代替職員の採用が行われていることに対して座り込みを行っていると発表した。

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PCCWSはまた、フェイスブックを通じて声明を発表し、2025年政令第244号(11月23日)によって新設された公共港湾税関総庁について、同総庁に統合された関連部門職員が宗派を理由に差別を受けていると非難した。

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ラタキア県でアラウィー派の若者が遺体で発見される、ハマー県ではイスマーイーリー派の聖廟が爆破される(2025年12月2日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市郊外のカラーイア村付近で、アラウィー派の若い男性が銃で撃たれて死亡、遺体が発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市北にあるイスマーイーリー派の聖廟の一つシャイフ・ファラジュ・アブー・ハイヤ廟が武装グループによって爆破された。

一方、内務省(フェイスブック)によると、県麻薬取締支局は、精密な治安作戦を実施し、麻薬密売グループのメンバー3人を逮捕、カプタゴン錠剤、大麻、軍用銃・弾薬・手榴弾などを押収した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、タダームンクで身元不明の女性の遺体が発見された。

遺体には複数の銃弾による射殺痕が残っていた。

一方、内務省(フェイスブック)によると、県麻薬取締支局は、大規模麻薬ネットワークを一斉摘発し、10人を逮捕、カプタゴン、メタンフェタミン、大麻、ヘロインなどを押収した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、前政権時代の人民議会議員だったハーリド・フドゥージュ氏がバーニヤース市の自宅前で何者かによる至近距離からの銃撃を受け、即死した。

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ダルアー県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊がナワー市で精密急襲作戦を実施し、殺人容疑者3人を逮捕した。

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イドリブ県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊が、前政権の治安機関の協力者とされるハーリド・ジャッバーラ容疑者を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊は、レバノンのヒズブッラー向けと見られる大量の地雷密輸を阻止し、積み荷(地雷1,250個)を押収、犯人4人を逮捕、抵抗した1人を無力化した。

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スワイダー市の国立病院の正門前に、国民防衛部隊が11月29日に逮捕したシャイフ・ムトニー師ら2人の遺体が投げ込まれる(2025年12月2日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、1日深夜から2日未明にかけて、国民防衛部隊所属の四輪駆動車が、スワイダー市の国立病院の正門前に遺体を投げ捨て、走り去った。

投げ捨てられた遺体は、11月29日に国民防衛部隊によって逮捕されていたドゥルーズ派シャイフのラーイド・ムトニー師で、遺体には体のあらゆる部位に激しい拷問の跡が見られ、顎髭と口髭が完全に剃られた状態だった。

また、2日夕方には、国民防衛部隊所属の別の車輛が、2体目の遺体を投げ捨て、走りさった。

遺体は、同じく11月29日に国民防衛部隊によって逮捕されていたマーヒル・ファルフート氏。

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シリア人権監視団によると、ラサース村・カナーキル村(ダマスカス郊外県)方面、マンスーラ村・運輸検問所ナクラ地区方面、クライヤー町・ムジャイミル村方面で、国民防衛部隊と、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊およびその支援部隊との間で、重機関銃を用いた散発的な交戦が発生した。

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ドゥルーズ派の尊厳のシャイフ軍団の指導者で、アフマド・シャルア移行期政権に近いライス・バルウース師は、フェイスブックを通じて声明を発表し、フェイスブックを通じて、「分離主義の一味と祖国の裏切り者たち、すなわちヒクマト・ヒジュリー一派」による殺害を厳しく非難した。

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イスラエルのネタニヤフ首相:「シリアに求めるのは、ダマスカスからヘルモン山まで広がる非武装地帯の設置」(2025年12月2日)

i24ニュースによると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ダマスカス郊外県バイト・ジン村での戦闘で負傷したIsrael軍第55旅団兵士らを訪問した際、以下の通り述べた。

善意と建設的な精神があれば、シリアとの合意に至る可能性はある。
だが、イスラエルは国家安全保障を確保するため、自らの基本原則を固持し続ける。
シリアに求めるのは、ダマスカスからヘルモン山まで広がる非武装地帯の設置であり、その中にはヘルモン山の麓と山頂も含まれる。
イスラエルは緩衝地帯およびヘルモン山でのプレゼンスを維持し、自国民の安全を確保する。
国境周辺、特に北部国境のイスラエルの町々を守ること、テロ組織の定着や敵対行為を国境付近で阻止すること、同盟関係にあるドゥルーズ派を保護すること、そして国境地帯からの地上攻撃からイスラエルを守ることは不可欠である。
シリアと良い精神と理解のもとで合意に到達する可能性はあるものの、いかなる場合も我々の原則は守り続ける。

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イスラエル軍はクナイトラ県各所への侵入を繰り返す(2025年12月2日)


クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、戦車2両、軍用車輛・装甲車14台からなるイスラエル軍部隊が東サムダーニーヤ村に侵攻し、検問所を設置した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍はまた、東サムダーニーヤ村に侵入後、同村近くの放棄されていた旧シリア軍連隊基地を爆破した。

シリア人権監視団によると、車輛7台と兵員輸送車1台からなるイスラエル軍部隊がビイル・アジャム村に侵入、また別の部隊がルワイヒーナ村に展開した。

さらに、軍用車輛9台からなる部隊がアイン・ザイワーン村付近に侵入した。

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シャルア暫定大統領はシリア石油公社(SPC)と米シェブロン社との事前協議に立ち合い、沿岸地域における石油・ガス探査分野での協力の可能性について協議(2025年12月2日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は本日首都ダマスカスで、シリア石油公社(SPC)と米シェブロン社との事前協議に立ち合い、沿岸地域における石油・ガス探査分野での協力の可能性について協議した。

事前協議には、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、ユースフ・カブラーウィーSPC最高経営責任者(CEO)、シェブロン社のランク・マウント開発部門副CEO、ジョー・コッシュ地域開発部門ディレクター、UCCグローバル社のムアタッズ・ハイヤート会長、ラーミズ・ハイヤートCEOも同席した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、バラック大使と個別に会談し、地域情勢、二国間関係の協力強化について協議した。

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