ダーイシュがアレッポ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍・アサーイシュを襲撃(2025年12月26日)


アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のセルがアレッポ市とラッカ市を結ぶ街道で関税警察部隊を攻撃し、隊員3人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のセルの武装メンバー2人がズィバーン町にあるシリア民主軍の施設を攻撃した。

また、シリア人権監視団によると、ダーイシュのセルの別の武装メンバー2人がマッラート村にある北・東シリア地域民主自治局内部治安部隊(アサーイシュ)の拠点を攻撃した。

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アレッポ県各所でシリア民主軍(YPG)とアフマド・シャルア移行期政権の部隊が交戦(2025年12月26日)

アレッポ県では、SANAによると、人民防衛部隊(YPG)がアレッポ市北部のシーハーン交差点地区でアフマド・シャルア移行期政権の内部治安部隊の検問所を攻撃し、隊員1人が負傷した。

SANAによると、シリア軍は、ティシュリーン・ダム付近の軍拠点に向けてYPG発射した無人航空機を撃墜した。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の支配下にあるマスカナ????近郊のマフルーム村の農地に砲弾が1発着弾した。

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ラッカ県では、SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるスルーク町???で、住民がシリア民主軍の違反行為を非難する抗議デモを行った。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会議長のガザール師がザ・クラドルのインタビューに応じる(2025年12月26日)

ザ・クラドルは、シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会の議長であるガザール・ガザール師のインタビュー記事を掲載した。

ガザール師のインタビューでの主な発言は以下の通り:

我々に(シャルア移行期政権側から)提示されたのは政治対話ではなく、アラウィー派を彼らの命令に従順で服従させようとする使い古されたメディア・パフォーマンスと我々への命令であり、アラウィー派の完全な市民権を保証せずに、彼らのイメージを国際社会の前で改善しようとするためのものだった。
これは我々が受け入れることのできないことだ。我々の解決策は明確であり、それを実行したくない者たちは、何の価値もない見せかけの会合の陰に身を潜めている。政治的連邦制、刑務所にいる数千人の強制失踪被拘禁者の釈放、殺害と違反行為の終結に基づく国際的保証なくして、将来、政治的交渉はない。
連邦制は、血なまぐさい内戦に苦しんできた国々の解決策だ。このプロジェクトを支持する国際勢力は、シリアの問題に関心を持ち、民族自決権や自治権を支持し、国内の暴力的紛争の解決策を見つけ、その再発を防止しようとする者たちだ。
我々は政治目標が達成されるまで、平和的手段と民衆の動員を続ける。実効政権の拒否の姿勢は、民衆の意志をまったく顧みず、専制と独裁を再生産することしか望まないという独裁権力の本質を反映している。
今のところ、我々は政治解決と平和的手段による権利の獲得を求めている。理性を優先させ、流血を防ぐための路線だ。だが、実効政権はこの路線を支持しておらず、アラウィー派に対する挑発と違反行為は続いている。だから、誰の利益にもならない暴力的な道に向かって滑り落ちることを懸念し、実効政権に圧力をかける国際社会の役割を強調したい。
我々が外部関係者と持ついかなるコミュニケーションも、人々の利益に役立ち、その逆ではない。国の分割を企てているという非難については、継続的な違反行為と排除政策を通じて、シリアを内戦に追いやろうとしている者に向けられるべきだ。
我々は、連邦制がアメリカやUAEなどの成功した国々が示すように、安定と繁栄への道であると明らかにしてきた。
すべての問題に対処するには、政治体制を変え、権力と責任の公正な分配を確保し、地域コミュニティに自分たちの事柄を管理する能力を与える政治的連邦制への真の移行を通じて、根本的原因を扱うことから始めなければならない。

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シリア民主軍は24日にラッカ県で治安作戦を実施し、ダーイシュの幹部ら4人を逮捕したと発表(2025年12月26日)

ラッカ県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると、同軍が米主導の有志連合の支援を受け、24日にハムラート地区とジャディーダ地区において治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のアブドゥルジャッバール・ウバイド・スワイディー容疑者、マフディー・スィナーン・アブドゥッラー容疑者ら4人を逮捕した。

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I24:イスラエルとシリアの安全保障協定の締結に向けた協議がトランプ米大統領の多大な尽力で進展(2025年12月26日)

i24は、アフマド・シャルア暫定大統領に近いシリア情報筋の話として、イスラエルとシリアの間の安全保障協定の締結に向けた協議が、ドナルド・トランプ米大統領の多大な尽力により、ここ数週間で大幅に進展し、近いうちに署名される可能性があると伝えた。

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国民防衛部隊はヨルダン空軍による県南部への爆撃がシャルア移行期政権の支配下にある麻薬密売網を標的としたものだと主張(2025年12月26日)

国民防衛部隊はフェイスブックを通じて声明を発表し、24日と25日のヨルダン空軍による県南部への爆撃について、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にある麻薬密売網を標的としたものだと主張した。

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ラタキア県で前政権の軍下士官ら69人(アラウィー派)が釈放される一方、ヒムス県ではアラウィー派2人が殺害される(2025年12月26日)

ラタキア県では、SANAによると、前政権崩壊後に拘束されていた69人がシリア国民に対する犯罪への関与が証明されなかったとして釈放された。

シリア人権監視団によると、釈放されたのは、推定9,000人以上に上るとされる前政権の軍関係者の一部で、ほとんどがアラウィー派の下士官や徴集兵で、シリア中部でのダーイシュ(イスラーム国)との戦いに従軍した者たちだという。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、以下の通りです。前政権時代に人民議会議員を務めていたマドルール・アズィーズ氏が約6ヵ月の拘束を経て釈放された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市の住宅に何者かが手榴弾を投げ込み、爆発で若者1人が死亡、3人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、ダルアー市で60歳の男性が自宅前でオートバイに乗った2人の不審者の銃撃を受けて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス県西部のアウスィーヤ村近くの養鶏場で、アラウィー派の若者2人が、オートバイに乗った2人の武装者による射撃を受け死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、何者かがザバダーニー市にある聖母教会の敷地内に複数の手榴弾を投げ込み、物的損害が発生した。

一方、シリア人権監視団によると、アドラー刑務所に収監中のスウェイダー県出身者(ドゥルーズ派)が恣意的な拘束に抗議して無期限ハンガーストライキを開始した。

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ハマー県では、内務省(フェイスブック)によると、ハマー市バイヤーダ地区の住民の自宅で男性と妻、そして3人の娘が遺体で発見された。

予備調査によると、夫と妻が3人の娘を殺害した後、自殺したことが示唆されたが、事件の動機と全容については、捜査が続けられている。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会、中・西部シリア政治評議会、北・東シリア地域民主自治局などがヒムス市での爆破テロを非難(2025年12月26日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて声明を発表し、事件の直接的な責任がアフマド・シャルア移行期政権にあると主張、同政権の排他的・扇動的・背教宣告的な政策、とりわけアラウィー派に対する暴力と流血に基づく方針の必然的な結果であると断じた。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を発表し、事件がシャルア移行政権の治安機関の検問所と共謀して行われたと主張、事件を非難したすべての国家・関係者に対し、深甚なる感謝と敬意を表明する一方、移行期政権とトルコによる非難声明を「茶番」お非難、これを拒否した。

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北・東シリア地域民主自治局は、フェイスブックを通じて声明を発表し、事件をもっとも強く非難、事態に対処するため、分権的な民主国家の樹立が必要であると主張した。

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シリア民主評議会も、公式サイトを通じて声明を出し、事件をもっとも強い表現で非難した。

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ヒムス市にあるアラウィー派のモスクで礼拝中に爆発が発生し、6人が死亡、21人が負傷:アンサール・スンナ連隊が犯行声明を発表(2025年12月26日)


内務省(フェイスブック)によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区のハドゥリー通りにあるアリー・ビン・アビー・ターリブ・モスクが金曜礼拝中にテロ爆発の標的となり、6人の市民が死亡、21人が負傷した。

内務省ヌールッディーン・バーバー報道官は、イフバーリーヤ・チャンネル(フェイスブック)の取材に応じ、事件について処罰なしには終わらないと強調した。

バーバー報道官は、実行犯の身元はまだ特定されていないとしつつ、こうしたテロ行為から利益を得るのは、シリアで達成された国民的統一と社会的和解に満足していない国内外の勢力であると指摘、分離主義的・宗派主義的な主張を行う者たちが、彼らを支援し、資金提供する勢力の後ろ盾を得て、犯罪を助長し、不和を煽っていると述べた。

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シリア人権監視団によると、爆発はアラウィー派の礼拝中に発生、負傷者のうち3人は子供。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて、事件をもっとも厳しい表現で非難した。

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イナブ・バラディーによると、サウジアラビア、レバノン、ヨルダン、トルコ、カタール、パレスチナ自治政府などがテロ事件を非難した

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アンサール・スンナ連隊の法務部門は、インスタグラムを通じて以下の通り声明を発表した。

緊急速報・ヒムス
アッラーのご加護により、アンサール・スンナ連隊のムジャーヒディーンたちは、他のグループのムジャーヒディーンたちとの協力のもと、アリー・ブン・アビー・ターリブヌサイリー派(アラウィー派)に属するアリー・ブン・アビー・ターリブ寺院内で複数の爆発装置を爆破した。これにより、40人のヌサイリー派が死亡および負傷した。すべての称賛はアッラーにこそあれ。また、メディアで流布されている「爆撃がスンナ派のモスクを標的にした」という主張を否定する。我々の攻撃は増加し続け、全ての不信仰者と背教者に及ぶことを改めて表明する。


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