シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官らがミュンヘンでルビオ米国務長官と会談:アブディー総司令官らはフランスのマクロン大統領とも会談

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、シリア民主軍のアブディー総司令官、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会共同委員長らからなるシリア代表団が、ミュンヘン安全保障会議が開催されているドイツのミュンヘンでルビオ国防長官と会談したと発表、その動画を公開した。

フェイスブックでの発表によると、会談では、移行期政権とシリア民主軍諸派の統合問題、政治プロセスにおけるクルド人、ドゥルーズ派を含むすべての構成要素の権利保障、イスラーム国との戦いを継続することの重要性について議論された。

ルビオ国防長官は、ドナルド・トランプ米大統領がシリアの問題、統合プロセス、諸合意の履行、そしてテロ対策を最優先事項に位置付けていることを確認した。

ANHAによると、アブディー総司令官は、ルビオ国務長官との会談について、「前向きだった」と評価した。

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シリア民主軍(フェイスブック)によると、アブディー総司令官、アフマド渉外関係委員会共同議長が、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談した。

会談において、アブディー総司令官らは、シリアでの停戦および安定強化に向けた努力などのフランスの継続的支援に対してマクロン大統領に謝意を表明した。

また、包括停戦合意の履行およびその条項の完遂を保証、シリアにおける統合と安定の道筋に資するために、国際的支援の継続が重要であることが強調された。

これに対しマクロン大統領は、フランスがこの枠組みにおいて引き続き活動と努力を継続することを確認し、テロ対策および地域の安全と安定の強化においてシリア民主軍が果たしている役割を称賛した。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣を団長とするシリアの代表団は、マルコ・ルビオ米国務長官と会談した。

会談では、国内および地域の主要な動向について協議が行われ、シリアの統合、主権、領土の保全が強調された。

ルビオ国務長官は、アフマド・シャルア移行期政権とシリア民主軍が締結した包括停戦合意、イスラーム国との戦いおけるシリア国家の努力を支持することを確認した。

また、会談では、二国間関係およびその発展の方策についても協議が行われた。

なお、外務在外居住者省の発表は、シリアの代表団のメンバーにシリア国民軍のマズルーム・アブディー総司令官らがいたことについては言及しておらず、SANA、イフバーリーヤ・チャンネルなどのシリアの主要メディアも、アブディー総司令官らの参加については報じなかった。

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