トルコのアフメト・ダウトオール首相は『ヒュッリイェト』(5月9日付)に、「現在、トルコの介入を必要とする状況にはない」と述べ、トルコがシリアに地上軍を侵攻させようとしているという共和人民党(CHP)のギュルセル・テキン書記長の主張を否定した。
しかしダウトオール首相は、サウジアラビアやトルコの支援により、イドリブ県やダルアー県でアル=カーイダ系組織が攻勢をかけていることに関連し「シリアにおけるパワー・バランスは急速に変化している」との見方を示した。
AFP(5月9日付)が伝えた。
AFP, May 9, 2015、AP, May 9, 2015、ARA News, May 9, 2015、Champress, May 9, 2015、al-Hayat, May 10, 2015、Iraqi News, May 9, 2015、Kull-na Shuraka’, May 9, 2015、al-Mada Press, May 9, 2015、Naharnet, May 9, 2015、NNA, May 9, 2015、Reuters, May 9, 2015、SANA, May 9, 2015、UPI, May 9, 2015などをもとに作成。
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