スワイダー県では、シリア人権監視団、SANA(5月19日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がフクフ村を三方から包囲し、襲撃を試みたが、同村に駐留するシリア軍が周辺の村々からの増援部隊や国防隊の支援を受け、これを撃退した。
この戦闘で、シリア軍兵士・国防隊戦闘員5人、住民(女性)1人が死亡、10人以上が負傷した。
またカスル村一帯でも、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦し、双方に人的被害が出た。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市郊外一帯でシリア軍、国防隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍が同地のほか、アーラーク油田一帯を空爆した。
一方、SANA(5月19日付)によると、アーラーク油田周辺、ラサーファ・スフナ市街道、アブー・ハワーディード村、ザイン・バカル村、東サラーム村、ハタムルー村、ヒブラ村、ムシャイリファ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地の包囲を続けるダーイシュ(イスラーム国)が、シリア軍、国防隊と交戦し、シリア軍が同地一帯を空爆した。
一方、SANA(5月19日付)によると、アレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵、サナーディード軍からなる合同部隊が、有志連合の空爆による援護を受け、タッル・タムル市南部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
また、クッルナー・シュラカー(5月19日付)によると、シャッダーディー市中心部でバイクに仕掛けられた爆弾が爆発し、住民2人が死亡した。
さらに、ARA News(5月19日付)によると、人民防衛隊は、ダーイシュとの戦闘の末、ハサカ市西部に位置するアブドゥルアズィーズ山を制圧した。
一方、SANA(5月19日付)によると、ハサカ市西部に位置するアブドゥルアズィーズ山東方のシューラ村、サフーフ村一帯、ハサカ市北部郊外のキブル・シャーミヤ村で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を制圧した。
このほか、マルクス・レーニン共産党がラアス・アイン市に民兵組織「殉教者サルカーン大隊」の事務所を設置した。
殉教者サルカーン大隊は、ラアス・アイン市郊外で人民防衛隊とともにダーイシュとの戦闘を続けてきた組織で、ドイツ人など多くの外国人を擁しているという。
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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(5月19日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるブー・ウマル村を空爆し、子供6人と女性1人を含む住民8人が死亡した。
AFP, May 19, 2015、AP, May 19, 2015、ARA News, May 19, 2015、Champress, May 19, 2015、al-Hayat, May 20, 2015、Iraqi News, May 19, 2015、Kull-na Shuraka’, May 19, 2015、al-Mada Press, May 19, 2015、Naharnet, May 19, 2015、NNA, May 19, 2015、Reuters, May 19, 2015、SANA, May 19, 2015、UPI, May 19, 2015などをもとに作成。
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