シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割統治するカーミシュリー市(ハサカ県)の民政局庁舎近くで自爆テロ発生(2015年6月21日)

ハサカ県では、SANA(6月21日付)などによると、カーミシュリー市内中心部にあるハダーヤー・ホテルの近くで、「テロリスト」が着用していた自爆ベルトを自爆させ、1人が死亡、3人が負傷した。

カーミシュルリー市での自爆テロに関して、シリア人権監視団は、西クルディスタン移行期民政局が庁舎として使用しているハダーヤー・ホテルに近いアサーイシュの拠点を狙って自爆が行われた、と発表した。

ハダーヤー・ホテルは2014年3月にも同様の自爆攻撃を受けており、そのときは西クルディスタン移行期民政局職員と住民合わせて9人が死亡している。

Kull-na Shuraka', June 21, 2015

Kull-na Shuraka’, June 21, 2015

AFP, June 21, 2015、AP, June 21, 2015、ARA News, June 21, 2015、Champress, June 21, 2015、al-Hayat, June 22, 2015、Iraqi News, June 21, 2015、Kull-na Shuraka’, June 21, 2015、al-Mada Press, June 21, 2015、Naharnet, June 21, 2015、NNA, June 21, 2015、Reuters, June 21, 2015、SANA, June 21, 2015、UPI, June 21, 2015などをもとに作成。

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