IHS・ジェーンズ・インテリジェンス・レビューは衛星写真をもとに、ロシアがシリア領内の2カ所で新たな軍事基地を建設していると指摘(2015年9月22日)

IHS・ジェーンズ・インテリジェンス・レビュー(https://www.ihs.com/)は、シリア上空から撮影した衛星写真を分析し、シリア領内の2カ所でロシア軍が新たな軍事基地を建設していると思われると発表した。

衛星写真の分析は、2015年3月10日と9月13日までの期間に撮影された衛星写真を比較するかたちで行われ、その結果、ラタキア県のスヌーバル村近郊に位置するシリア軍の基地に、ロシア軍仕様と思われるテントが設営されているほか、イスターム村の軍複合施設近くでも土地の整備や建物が建設されていることが確認できたという。

これに関して、IHSの編集者のロバート・ムンク氏は「派遣部隊の一部もおそらくこの二つの基地に到着している」と推測している。

IHS, September 22, 2015

IHS, September 22, 2015

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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