中国の王毅外交部長(外務大臣)は、国連安保理常任理事国会合で、シリア情勢に関して「一丸となってシリア危機を政治的に解決するための機会を追求すべきである。(紛争の)当事者たちは、これまで以上に政治的解決を実現への意思を示している」と述べた。
王外交部長はまた、開催に向けた準備が綴られているシリア政府と反体制派の和平交渉(ジュネーブ3)について、「こうした会合が開催し得るような環境を創り出すため行動すべきであり…、政治的解決に向けたプロセスを進めることが、すべての当事者による「テロとの戦い」に向けた連携強化に知ることになろう」と付言した。
そのうえで、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表による当事者どうしの仲介努力を支援すべきだと主唱した。
新華社通信(9月30日付)、ロイター通信(9月30日付)などが伝えた。
AFP, September 30, 2015、AP, September 30, 2015、ARA News, September 30, 2015、Champress, September 30, 2015、al-Hayat, October 1, 2015、Iraqi News, September 30, 2015、Kull-na Shuraka’, September 30, 2015、al-Mada Press, September 30, 2015、Naharnet, September 30, 2015、NNA, September 30, 2015、Reuters, September 30, 2015、SANA, September 30, 2015、UPI, September 30, 2015などをもとに作成。
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