ロシア軍の空爆と並行して、シリア軍がアレッポ県、ヒムス県でのダーイシュ(イスラーム国)への攻撃を続ける(2015年10月8日)

アレッポ県では、SANA(10月8日付)によると、ロシア軍の空爆と並行して、シリア軍がアレッポ市東部の航空士官学校一帯、クワイリス航空基地一帯、アレッポ市サイフ・ダウラ地区などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、アルバイド村、シャルバア村東部、ザアラーヤー村、バクジーヤ村、フワイジーナ村、タッル・イスタブル村、ナアーム丘一帯、カスィール・ワルド村のダーイシュ拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

なお、地元住民らによると、ロシア軍、シリア軍の攻勢を受け、ダーイシュの主要拠点の一つバーブ市から、ダーイシュ戦闘員約40人が逃亡したという。

一方、ARA News(10月8日付)によると、フライターン市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、約20人が死亡した。

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ヒムス県では、SANA(10月8日付)によると、ロシア軍の空爆と並行して、シリア軍が、ハフル村南部、ハドス村、カルヤタイン市西部、ウンム・サフリージュ村一帯、シャーイル・ガス採掘所一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(10月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊がタッル・アブヤ市郊外のシャルカラーク村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員17人を殲滅した。

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米中央軍(CENTCOM)は、10月8日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して15回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は2回におよび、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, October 8, 2015、AP, October 8, 2015、ARA News, October 8, 2015、Champress, October 8, 2015、al-Hayat, October 9, 2015、Iraqi News, October 8, 2015、Kull-na Shuraka’, October 8, 2015、al-Mada Press, October 8, 2015、Naharnet, October 8, 2015、NNA, October 8, 2015、Reuters, October 8, 2015、SANA, October 8, 2015、UPI, October 8, 2015などをもとに作成。

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