シリア軍が南部ダルアー県のヌスラ戦線の戦略拠点シャイフ・マスキーン市を完全制圧(2016年1月26日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人士官が、シャイフ・マスキーン市を完全制圧した。

同市は2015年初めに反体制武装集団によって制圧され、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の戦略拠点だった。

また、SANA(1月26日付)によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市全土で反体制武装集団の掃討を完了、同地の治安と安定を回復した。

シリア軍はまた、ダルアー市バジャービジャ地区、マンシヤ地区西部、アッバースィーヤ地区、ラハム村、カラク村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シリア軍参謀長のアリー・アブドゥッラー・アイユーブ准将が総司令部幹部とともにシャイフ・マスキーン市を視察した。

SANA, January 26, 2016

SANA, January 26, 2016

SANA, January 26, 2016

SANA, January 26, 2016

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(1月26日付)によると、ロシア軍、シリア軍がアリーハー市を2度にわたり空爆し、民間人9人が死亡、数十人が負傷した。

空爆は「ホワイト・ヘルメット」の拠点に対して行われたという。

ロシア軍はまた、タルマーニーン村空爆し、住民15人が死亡、数十人が負傷した。

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アレッポ県では、SANA(1月26日付)によると、シリア軍がアレッポ市バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、ジャービリーヤ地区、アイン・ジャマージマ村、カッバースィーン村、アンダーン市、ハイヤーン町、タッル・ジャビーン村などで反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(1月27日付)によると、シリア軍はムウダミーヤト・シャーム市とダーライヤー市を回廊地帯を制圧、両市の分断に成功した。

AFP, January 26, 2016、AP, January 26, 2016、ARA News, January 26, 2016、Champress, January 26, 2016、al-Hayat, January 27, 2016、Iraqi News, January 26, 2016、Kull-na Shuraka’, January 26, 2016、January 27, 2016、al-Mada Press, January 26, 2016、Naharnet, January 26, 2016、NNA, January 26, 2016、Reuters, January 26, 2016、SANA, January 26, 2016、UPI, January 26, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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