シリア軍がアレッポ市内の反体制派支配地域への攻撃を激化(2016年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市内の反体制武装集団支配地域のサラーフッディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、バーブ・ハディード地区、ジュッブ・クッバ地区、マシュハド地区、旧市街などを砲撃、空爆し、10人以上が死亡した(クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、20人が死亡、数十人が負傷した)。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部のシャイフ・ルトフィー地区、シャイフ・サアド地区、シュカイイフ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、ダーラ・イッザ市でヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

SANAはさらに、複数の現地消息筋の話として、トルコ国境を経由し、シリア領内に潜入したヌスラ戦線戦闘員約8,000人がアレッポ市南西部一帯に、また訳1,500人がアレッポ市北部一帯に展開したと伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジスル・シュグール市を砲撃、またタフタナーズ航空基地一帯を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズィヤーラ町、マンスーラ村、カーヒラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山、トルクメン山一帯を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・サフム市をシリア軍が砲撃した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月15日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反のうち6件はラタキア県で、2件はダマスカス郊外県で発生したという。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

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