YPG主体のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市近郊の中学校を有志連合が爆撃し、拘置者8人を含む18人が死亡(2016年6月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市東部の中学校を有志連合が空爆し、ダーイシュが拘束していた8人とダーイシュ・メンバー10人が死亡した。

またこの空爆と合わせて、シリア民主軍はマンビジュ市一帯でダーイシュと交戦した。

一方、マンビジュ市からの住民の避難は続き、900人以上が市外に脱出、シリア民主軍の支配地域に入ることに成功したという。

他方、ARA News(6月14日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、マンビジュ市東部のスファイラ村、サアディーヤ村、ウンム・サトフ村を制圧した。

AFP, June 13, 2016、AP, June 13, 2016、ARA News, June 13, 2016、Champress, June 13, 2016、al-Hayat, June 14, 2016、Iraqi News, June 13, 2016、Kull-na Shuraka’, June 13, 2016、al-Mada Press, June 13, 2016、Naharnet, June 13, 2016、NNA, June 13, 2016、Reuters, June 13, 2016、SANA, June 13, 2016、UPI, June 13, 2016などをもとに作成。

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