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シリア政府の動き
ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、11日の米仏大使館襲撃事件に関して、「デモ参加者は大使館の境界を越えてはならない。そうする者は過ちを犯したことになる。越えてはならなかった。抗議の意思表示は合法的だが、平和的な方法でなければならない」と批判した。
国内の暴力
シリア人権国民機構のアンマール・カルビー代表は声明(14日)を出し、ダマスカス県マイダーン地区でハサン・モスク前で反体制デモを行った同機構メンバーの弁護士ら約30人が当局に逮捕されたと発表した。
逮捕者のなかには女優のマイ・スカーフさん、女流作家のリーマー・フライハーンさんら芸術家・作家が含まれており、彼女らは暴力停止、数千人の逮捕者釈放、「時代に合った現代的・文明的憲法」起草を求めた。
カルビー代表によると、デモには200人の有識者、芸術家らが参加していた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、軍・治安部隊のザーウィヤ山での治安維持作戦により、4人が射殺された。
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在外反体制活動家らがトルコのイスタンブールで会合を開き、軍に国民を保護し、反体制抗議行動を行う人々の側につくよう呼びかける声明を発表した。
同声明はまた、軍部隊の都市・農村からの撤退を要求した。
諸外国の動き
アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長はシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。
会談後、ダマスカスで記者団に対して、「アラブ連盟はアラブ諸国へのいかなる内政干渉をも拒否する。指導者の正統性を奪う権利など誰にもない。なぜならそれを決めるのは国民だからである」と述べた。
また「シリアの安定は他のアラブ諸国の安定にとって必要である」と指摘した。
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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、水曜日夜のヒラリー・クリントン米国務長官とのワシントンでの記者会見で、外交は「ポイントを重ねることを意味しない…。我々の目的は問題解決である。しかし解決策を提示せずに一部の人々を非難することは、我々にいかなる決着をももたらさない」と述べた。
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ロシア外務省は声明を出し「モスクワにおいて、我々はシリアでの国民対話の実質的開始を歓迎する」との意思を示した。
そのうえで「我々は、この対話が最大限広範に行われなければならず、シリアの指導部が宣言した民主的改革実施における重要なステップとならねばならないと考えている」と付け加えた。
AFP, July 13, 2011、Akhbar al-Sharq, July 13, 2011、al-Hayat, July 15, 2011、July 14, 2011、Kull-na Shuraka’, July 13, 2011、July 14,
2011、Naharnet, July 13, 2011、Reuters, July 13, 2011、SANA, July 13, 2011などをもとに作成。
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