【トルコ・シリア大地震】マレーシアの外務大臣補、イラン赤新月社総裁、タジキスタン大統領特使らがシリアを訪問(2023年2月16日)

マレーシアのダトゥ・ヌルマン・ムハンマド二国間問題担当外務大臣補・第1副局長を代表とする使節団がシリアを訪問し、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣と会談、マレーシアが行い得る支援について意見を交わした。

ムハンマド大臣補はまた、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、地震の被害者に哀悼の意を示すとともに、支援の意思を表明した。

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国連人口基金(UNFPA)のアラブ地域局長のライラー・バクル氏を代表とする使節団がシリアを訪れ、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、トルコ・シリア大地震の被害に対応するためのUNFPAとシリアの各当局との関係のあり方について意見を交わした。

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イラン赤新月社のピールホセイン・クーリーヴァンド総裁を代表とする使節団がシリアを訪問し、ハサン・ガッバーシュ保健大臣と会談、被災者に対する支援を継続するための関係強化のありようについて意見を交わした。

クーリーヴァンド総裁ら使節団は、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣とも会談し、被災地への支援の継続について意見を交わした。

クーリーヴァンド総裁ら使節団はさらに、フサイン・アルヌース首相と会談し、イランとしてあらゆる救援医療支援を続けると表明した。

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ダーリム・タッバーア教育大臣は、国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)オマーン事務所のムハンマド・ウスマーン・アクラム所長と会談し、被災県での教育活動復旧と安全な教育環境を確保するための方途について意見を交わした。

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国際労働機関(ILO)のアラブ地域事務所のルバー・ジャッラーダート所長がシリアを訪問し、ムハンマド・サイフッディーン社会問題労働省と会談し、ILOの人道対応計画について意見を交わした。

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タジキスタンのザビードッラー・ザビードフ大統領特使(兼在クウェート・タジキスタン大使)がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談し、シリアの指導と国民に哀悼の意を示すとともに、犠牲者の冥福と負傷者の回復を願うとともに、シリアの指導部および国民と連帯する意思を表明した。

国際農業開発基金(IFAD)の第46大会に出席するためにイタリアの首都ローマを訪問中のムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣は、ドナール・ブラウンIFAD副総裁(プログラム・マネージメント担当)と会談した。

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フサイン・アルヌース首相は、ユーラシア人民議会のアンドレイ・ベリャニノフ事務局長から、弔電を受け取った。


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パキスタンのビラーワル・ブットー・ザルダーリー外務大臣が首都イスラマバードにある在パキスタン・シリア大使館を弔問した。

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キプロスでは、ロシアのムラト・ジャジコフ在キプロス・ロシア大使が首都ニコシアにある在キプロス・シリア大使館を訪れ、弔意を示すとともに、ロシア大使館職員が支援物資を手渡した。

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イランの首都テヘランにある駐イラン・シリア大使館は、事業家のナーセル・バルーラジヤーン氏からの支援物資を受け取った。

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ロシアでは首都モスクワにある駐ロシア・シリア大使館で弔問記帳が続けられ、バッシャール・ジャアファリー大使は、カザン市在住アゼルバイジャン人の使節団、ロシア非常事態省の使節団などと会談し、大使館が受け取った支援物資200トンの送付方法などについて協議した。



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ハンマーダ・サッバーグ人民議会議長は声明を出し、ムハンマド・ハルブースィー・イラク国民議会議長(兼アラブ議会連合総裁)、ドゥアルテ・パチェーコ国際議員連合総裁、ハーリド・ブン・ヒラール・マアウワリー・オマーン議会議長、アフマド・サファディー・ヨルダン議会議長、アキーラ・サーリフ・イーサー・リビア議会議長、アフマド・ブン・サルマーン・ムスリム・バハレーン議会議長、アフマド・バール・パレスチナ立法評議会議長代行ら多数から電話や電報での弔意を受け取ったと発表した。

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SANA(2月16日付)が伝えた。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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