ダイル・ザウル県、ハサカ県でシリア民主軍兵士3人が殺害される(2021年1月13日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月13日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かによって撃たれて死亡した。

シリア人権監視団によると、殺害されたのは、バス発着場の警備に当たっていた内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員。

また、ハズィーラ村でも給水ステーションの守衛1人が車に乗った正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊の街道で、シリア民主軍の司令官が乗っていた車がオートバイに乗った武装集団の発砲を受けて、司令官1人が死亡した。

AFP, January 13, 2021、ANHA, January 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2021、Reuters, January 13, 2021、SANA, January 13, 2021、SOHR, January 13, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市、マヤーディーン市、ブーカマール市を大規模爆撃、50人以上死亡(2021年1月13日)

SANA(1月13日付)によると、シリア軍筋は報道声明を出し、1月13日午前1時10分、イスラエル軍戦闘機が、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市、イラク国境に面するユーフラテス川西岸のブーカマール市一帯を爆撃し、攻撃の被害状況についての特定が行われている、と発表した。

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シリア人権監視団によると、爆撃はブーカマール市一帯、ブーカマール市一帯、マヤーディーン市一帯に対して24回にわたって行われ、シリア軍、レバノンのヒズブッラー、アフガニスタン人民兵からなるファーティミーユーン旅団などの「イランの民兵」の基地、拠点、武器弾薬ミサイル倉庫が標的となり、シリア人、イラク人、アフガニスタン人など少なくとも57人が死亡した。

ダイル・ザウル市一帯に対する爆撃は16回に及び、アイヤーシュ村の武器弾薬ミサイル倉庫、第137旅団基地、ダイル・ザウル市の軍事情報局、サルダ山が標的となり、シリア軍兵士10人、軍事治安局職員4人など26人が死亡した。

ブーカマール市一帯に対する爆撃は6回に及び、同市周辺に設置されたグリーン・ゾーン内の拠点、武器弾薬庫などが標的となり、「イランの民兵」のイラク人戦闘員15人が死亡した。

マヤーディーン市一帯に対する爆撃は2回で、同市近郊の砂漠地帯の農場地区に設置されている拠点と武器庫が狙われ、ファーティミーユーン旅団戦闘員11人と身元不明の外国人(非シリア人)4人が死亡した。

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また、反体制系サイトのニダー・フラート(1月13日付)によると、爆撃は、ダイル・ザウル市のパノラマ交差点、ブール・サイード地区のパン製造所、労働者住宅地区内の教育学部、放送塔、ダイル・ザウル空港一帯、マヤーディーン市のアラバ(ラフバ)の城塞、ブーカマール市のスィーバ地区、ビヤール・ハムル地区、スィヤール地区、ヒズブッラーが管理するアーイシャ病院、イラク人民動員隊の拠点複数カ所などにも及んだ。

ユーフラテス・ポスト(1月13日付)は、爆撃は50回以上に及び、数十人が死傷したと伝えた。

一方、シリア軍の発表では、死者は5人。

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米アラビア語衛星テレビ局のフッラ・チャンネル(1月13日付)は、シリア人7人を含む23人が死亡したと伝えた。

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爆撃に関して、AP(1月13日付)は、米国の諜報機関の高官は匿名で、米国との連携のもとに行われたと伝えた。

同匿名高官によると、イスラエルは、米国が提供した諜報に基づいて爆撃を実施したとした上で、マイク・ポンペオ国務長官が1月11日に、イスラエル諜報機関のモサドのヨシ・コーヘン長官とワシントンDCのレストラン・カフェ・マリノで会談を行っていたことを明らかにした。

米国高官が、シリアでの爆撃でイスラエルとの連携について言及するのはきわめて稀。

ただし、イスラエルは爆撃に関して公式の発表は行っていない。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍による爆撃の数時間後、所属不明の無人航空機(ドローン)1機が、ブーカマール市上空に飛来した。

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一方、アイン・フラート(1月13日付)は、イスラエルの爆撃に先立って、ブーカマール市内のスィヤーヒー・ホテルに駐留していたロシア軍部隊の将兵数十人が同地から撤退していたと伝えた。

理由は不明だが、ロシアとイランの水面下での対立を受けて撤退したものと見られるという。

AFP, January 13, 2021、Alhurra, January 13, 2021、ANHA, January 13, 2021、AP, January 13, 2021、‘Ayn al-Furat, January 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2021、Euphrates Post, January 13, 2021、Nida’ al-Furat, January 13, 2021、Reuters, January 13, 2021、SANA, January 13, 2021、SOHR, January 13, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県ではシャーム解放機構の治安部隊とダーイシュのスリーパー・セルが交戦、3人死亡(2021年1月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るカフルタハーリーム町で同機構の治安部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルのアジトに突入、交戦となった。

この戦闘で、治安部隊隊員1人が死亡、5人が負傷、ダーイシュ側も2人が死亡した(シリア人権監視団は1月13日、東欧出身のダーイシュ・メンバー1人が自爆したが、4人を拘束した、と発表した)。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021、January 13, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合と思われる戦闘機がダイル・ザウル県を2度にわたって「イランの民兵」の拠点を爆撃(2021年1月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機4機が早朝、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の砂漠地帯にあるイラン・イスラーム革命防衛隊や「イランの民兵」の拠点複数カ所に対して爆撃を加えた。

また、その数時間後、所属不明の戦闘機複数機が再び飛来し、同地のイラン・イスラーム革命防衛隊や「イランの民兵」の拠点複数カ所を行った。

アイン・フラート(1月12日付)によると、爆撃は、ファーティミーユーン旅団がイラク領内からシリアにミサイルを搬入したことを受けたもので、米主導の有志連合が飛来するなかで実施され、4回の攻撃で20人以上が死傷したという。


なお、同サイトによると、イラン・イスラーム革命防衛隊は数日前に、爆撃を回避するためにブーカマール市近郊の砂漠地帯を通る線路近くに設置されていた拠点2カ所を撤収していたという。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、‘Ayn al-Furat, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県のダーイシュ拠点に対して40回以上の爆撃を実施(2021年1月12日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機3機が、ガーニム・アリー村近郊のサバク地帯、ブーハマド村一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

同地などに対するロシア軍の爆撃は40回以上に達した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ県ハナースィル市と県東部のイスリヤー村を結ぶ街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)が動きを活発化させていることに対処するため、同地に増援部隊を派遣した。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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ハマー県では新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構の戦闘員3人が地雷原に脚を踏み入れ死亡、ラタキア県では「決戦」作戦司令室の戦闘員1人が死亡(2021年1月12日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の部隊が、シリア政府の支配下にあるガーブ平原への潜入を試みたが、地雷原に脚を踏み入れ、爆発で戦闘員3人が死亡した。

また、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、アムキーヤ町、クライディーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の戦闘員1人がトゥッファーヒーヤ村近郊でシリア軍に殺害された。

シリア軍はまた「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村などを砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯を砲撃、シリア民主軍が応戦(2021年1月12日)

ラッカ県では、ANHA(1月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村、M4高速道路沿線一帯を砲撃、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦した。

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アレッポ県では、ANHA(1月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃した。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県サジュル村とバーグーズ村で20人以上を拘束、連行(2021年1月12日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月12日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局の支配下にあるサジュル村で住民20人以上を拘束、連行した。

これに対して、住民がシリア民主軍に徴兵に抗議するデモを行うと、シリア民主軍は実弾を使用し、これを強制排除した。

また、バーグーズ村でも、シリア民主軍が住民多数を拘束、連行した。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる兄弟3人を拘束したと発表した。

AFP, January 12, 2021、ANHA, January 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2021、Reuters, January 12, 2021、SANA, January 12, 2021、SOHR, January 12, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でアラブ系のアカイダート部族の名士が殺害される:シリア民主軍、ダーイシュによる犯行の可能性(2021年1月11日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月11日付)、ANHA(1月10日付)、ユーフラテス・ポスト(1月11日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(1月11日付)、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフワーイジュ・ズィーバーン町でアカイダート部族の名士の1人でシャイフのアトリユーシュ・アフィー・シャタート・ザーヒル氏が、自宅でオートバイに乗った武装集団の襲撃を受けて、シャタート氏と息子のムハンマド氏、そしてシャタート氏の家に居合わせていた1人が殺害された。

シャタート氏を襲撃した武装集団に関して、ドゥラル・シャーミーヤは、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する集団と思われると伝えた。

これに対し、ユーフラテス・ポストは、この集団がダーイシュ(イスラーム国)と思われると伝えた。

また、ANHAやシリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村で、アブー・ハルドゥーブ村出身の青年1人が、オートバイに乗った正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

さらに、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市でオートバイに乗った正体不明の武装集団が、「自由シリア軍」の元司令官1人、内務治安部隊(アサーイシュ)の司令官1人を含む3人を襲撃し、殺害した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるサジュル村にシリア軍が突入し、1月10日に仕掛けられていた爆弾が爆発した村の名士の住居の近くで、住民20人以上を逮捕した。

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ラッカ県では、SANA(1月11日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市東のマンハル村に至る街道で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌の通行に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士多数が負傷した。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Euphrates Post, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年1月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アイン・ダクナ村、バイルーナ村を砲撃した。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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「イランの民兵」の一つでアフガニスタン人によって構成されるファーティミーユーン旅団がイラン製のロケット弾をシリアに持ち込む一方、所属不明のドローンがダイル・ザウル県南東部に飛来、8回の爆発が発生(2021年1月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」の一つでアフガニスタン人によって構成されるファーティミーユーン旅団が、イラン製のロケット弾を野菜・果物運搬用の大型トラック4台に積んで、イラクからシリア領内に持ち込んだ。

一方、シリア政府の支配下にあるブーカマール市南では、所属不明の無人航空機(ドローン)が飛来、これと時を同じくして8回の爆発が起きた。

爆発が発生した一帯は、「イランの民兵」の展開地域。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とパレスチナ人民兵のクドス旅団の拠点複数カ所を襲撃し、兵士・民兵8人死亡、11人負傷(2021年1月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とパレスチナ人民兵のクドス旅団の拠点複数カ所を襲撃し、兵士・民兵8人が死亡、11人が負傷した。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県で国民解放戦線所属のナスル軍戦闘員11人とイドリブ県で新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードの戦闘員1人を殺害(2021年1月11日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が10日深夜から11日未明にかけて、「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯に潜入し、国民解放戦線に所属するナスル軍の戦闘員11人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるジューリーン村のシリア軍基地などを砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯で、シリア軍が、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードの戦闘員1人を狙撃し、殺害した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のバーラ村などを砲撃した。

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジャッバー村で、レバノンのヒズブッラーに近い親政権民兵のゴラン中隊の兵士1人が、正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留する北・東シリア自治局支配下のハサカ県シャッダーディー市で住民がシリア民主軍に対する抗議デモ(2021年1月11日)

ハサカ県では、SANA(1月11日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に駐留するシャッダーディー市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の犯罪行為、徴兵、強制連行に抗議するデモが発生し、住民が参加した。

同様のデモは前日にも行われたという。

これに対して、シリア民主軍はデモ参加者に暴行を加えるなどして強制排除、一部参加者を拘束、連行した。

シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町とハサカ市を結ぶ街道沿線に位置するダシーシャ村でシリア民主軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士多数が負傷した。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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ハマー県でシリア軍とダーイシュの戦闘、ロシア軍の爆撃が続くなか、ラッカ県、ダイル・ザウル県でシリア軍、国防隊、クドス旅団が攻撃を受ける(2021年1月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のラフジャーン村一帯にあるシリア軍の拠点複数カ所を激しく攻撃、シリア軍および親政権民兵と交戦した。

戦闘激化を受けて、ロシア軍戦闘機複数機が、県東部一帯に対して重点的に爆撃を実施した。

ロシア軍戦闘機はまた、ヒムス県東部、ラッカ県西部の砂漠地帯でもダーイシュを狙って爆撃を実施した。

ロシア軍は1月7日以降、各所に170回以上の爆撃を実施、8日以降の戦闘でシリア軍・親政権民兵の兵士19人、ダーイシュ戦闘員12人が死亡している。

一方、ラフジャーン村、シャークースィーヤ村一帯で1月8日に消息を絶ったシリア軍将兵約15人からの連絡は途絶えたままだという。

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ダイル・ザウル県では、タルトゥース24(1月10日付)などによると、シリア政府の支配下にあるシューラー村近郊の砂漠地帯で、国防隊とパレスチナ人民兵のクドス旅団の部隊からなる車列が要撃を受け、国防隊の兵士8人(ほとんどがダイル・ザウル県マヤーディーン市)、クドス旅団の民兵6人が死亡、数十人が負傷した。

要撃したのは、ダーイシュ(イスラーム国)だと思われる。

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シリア人権監視団は、2021年1月1日以降、ロシア軍による爆撃は400回以上に達する一方、ダーイシュによる攻撃や戦闘で死亡したシリア軍と親政権民兵の兵士は44人にのぼっていると発表した。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021、Tartus 24, January 10, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市在住でイスラーム国の脅迫を受けていたイラク人青年が殺害される(2021年1月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊のバフサ村で、同地在住のイラク人青年1人が何者かによって撃たれて死亡した。

この青年は、ダーイシュ(イスラーム国)から脅迫され、殺害予告を受けていた。

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ラッカ県では、SANA(1月10日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市西の大アーイド村、小アーイド村近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦(2021年1月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、バイニーン村で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村で砲撃戦を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を16件(イドリブ県8件、ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がハマー県、ラッカ県、ヒムス県でダーイシュへの爆撃を継続(2021年1月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイスリヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続するなか、ロシア軍戦闘機が同地を爆撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部のラサーファ砂漠一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続するなか、ロシア軍戦闘機が同地を爆撃した。

一方、ハーブール(1月9日付)によると、シリア軍第4師団に所属する部隊が、ラサーファ市とスィフヤーン村を結ぶ街道に敷設されていた地雷に触れ、爆発により兵士9人が死亡、多数が負傷した。

地雷はダーイシュ(イスラーム国)によって敷設されたものと思われる。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がスフナ市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続するなか、ロシア軍戦闘機が同地を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍の爆撃は40回以上におよんだ。

また、過去3日間でのロシア軍(およびシリア軍)戦闘機による爆撃は170回以上に達し、過去48時間の戦闘で、シリア軍および国防隊の兵士19人とダーイシュの戦闘員12人が死亡しているという。

 

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、al-Khabur, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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所属不明の無人航空機(ドローン)がトルコ占領下のアレッポ県バーブ市近郊の石油バーナー複数機をミサイル攻撃(2021年1月9日)

アレッポ県では、ANHA(1月9日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊のタルヒーン村で、所属不明の無人航空機(ドローン)1機が、石油バーナー複数機をミサイルで攻撃、大規模火災が発生した。

https://youtu.be/A1jmgczqZlM

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ラッカ県では、ANHA(1月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(1月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍への抗議デモが続くダイル・ザウル県アズバ村で米軍による砲撃と思われる爆発で子供1人死亡(2021年1月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月9日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の徴兵に対する抗議が続いている北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村に対して、米軍が砲撃を加え、子供1人が死亡、その母親が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、米主導の有志連合が違法に基地を設置し、駐留しているCONOCOガス工場からの砲撃により爆発が発生したという情報と、爆発性戦争残存物(ERW)が爆発したとの情報が錯綜していると発表した。

一方、SANAによると、北・東シリア自治局の支配下にあるダマーン村では、正体不明の武装集団がシリア民主軍の部隊に発砲し、兵士1人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村で、シリア民主軍の兵士が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県カーミシュリー市とダルバースィーヤ市でシリア民主軍への抗議デモが発生する、北・東シリア自治局に締め付け続く(2021年1月9日)

ハサカ県では、SANA(1月9日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市で、政府支配下のハラクー地区とタイ地区などいわゆる治安厳戒地区に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の包囲と食糧物資搬入阻止に抗議するデモが行われた。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月9日付)によると、 ロシア軍がシリア政府(シリア軍、国防隊)と北・東シリア自治局(シリア民主軍、内務治安部隊(アサーイシュ)を仲介し、事態収束を試みたが失敗し、シリア民主軍は包囲を継続・強化している。

また、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市で、住民らが新型コロナウイルス感染症対策への自治局の不十分な対応に抗議するデモを行う一方、内務治安部隊(アサーイシュ)と民主統一党(PYD)に近い革命青年連合が、市内の商店主に休業とシリア民主軍の殉教者を追悼するデモへの参加を強要した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハマーム市でシリア民主軍による徴兵、北・東シリア自治局の汚職など抗議するデモが行われ、住民らが参加した。

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室支配地域への爆撃は2021年に入ってこれが初めて爆撃(2021年1月9日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍による「決戦」作戦司令室支配地域への爆撃は2021年に入ってこれが初めて。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、ミラージャ村一帯を攻撃し、シリア軍兵士1人を殺害、1人を負傷させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 9, 2021、ANHA, January 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 9, 2021、Reuters, January 9, 2021、SANA, January 9, 2021、SOHR, January 9, 2021などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュが交戦するなか、ロシア軍とシリア軍がハマー県東部を爆撃(2021年1月8日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のシャークーズィーヤ村、ラフジャーン村一帯にあるシリア軍の拠点複数カ所を襲撃した。

これに対して、ロシア軍戦闘機複数機とシリア軍戦闘機が、同地一帯のダーイシュの拠点に対して4回の爆撃を実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、カバージブ村で、ダーイシュ(イスラーム国)の掃討作戦に参加しているパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県フール・キャンプで北・東シリア自治局にIDPsの情報提供や治安協力を行う「シリア評議会」の議長と息子が暗殺される(2021年1月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団などによると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第4区でシリア評議会のアブー・アフマド・シャムリー議長、息子のアフマド・シャムリー氏が、正体不明の武装集団によって撃たれて死亡した。

反体制系のシリア・テレビ(1月8日付)によると、フール・キャンプで活動するシリア評議会は、北・東シリア自治局に対して、IDPs(国内避難民)の身分証明、IDPs個人・世帯の情報の提供、過激派の存在や治安紊乱行為の通報などを行ってきた組織。

またシリア人権監視団によると、キャンプの第3区では、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員が追われていた男性が身につけていた爆弾ベルトを爆破させて死亡し、追跡していたアサーイシュの隊員1人も負傷した。

男性の追跡は、アサーイシュの隊員1人がサイレンサー付きの銃で撃たれて殺害されたのを受けて行われていた。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021、Syria TV, January 8, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村の住民が、シリア政府下の7カ村の住民とともにシリア民主軍の徴兵を拒否するデモを行い、シリア民主軍部隊を放逐(2021年1月8日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月8日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアズバ村では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が住民の男性1人を拘束、連行しようとしたが、住民が抵抗し、この部隊を同村から放逐した。

これに関して、シリア人権監視団は、アズバ村で、住民がシリア民主軍による徴兵を拒否する抗議デモを行い、これにシリア政府の支配下にある7カ村の住民も参加、ダイル・ザウル県とハサカ県を結ぶ街道をタイヤを燃やすなどして封鎖したと発表した。

ブサイラ市でも、シリア民主軍の部隊が強制捜査を行い、住民多数を拘束、連行した。

一方、シリア人権監視団によると、ブサイラ市で、リア民主軍の兵士1人が正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

また、ズガイル・ジャズィーラ村でも、シリア民主軍2人が撃たれて死亡した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町の変電所を再び砲撃(2021年1月8日)

ハサカ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、タッル・タムル町西のM4高速道路沿線のクーズリーヤ村、タッル・ラバン村、ウンム・ハイル村、マハッル村を砲撃した。

ハサカ県では、SANA(1月8日付)によると、1月6日のトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍の砲撃で利用不能となっていたタッル・タムル町の20/66KF変電所を、ハサカ県電力公社の復旧チームが修理し、送電作業を再開した。

しかし、トルコ軍と国民軍は20/66KF変電所が復旧作業が完了する直前に20KF変電所を砲撃し、3本の送電線が切断され、電力供給が不能となった。

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アレッポ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコの占領下にあるジンディールス町近郊のカフルサフラ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で同組織に2人を殺害された遺族が抗議デモ(2021年1月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、2ヶ月前に同機構によって銃殺された若者2人の遺族(ガンヌーム家)が抗議デモを行い、若者2人を殺害したメンバーの処刑を求めた。

またイドリブ市のマストゥーマ村側の入り口に設置されているシャーム解放機構の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、戦闘員2人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キスワ市で国防隊の兵士1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県11件、ラタキア県10件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は16件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 8, 2021、ANHA, January 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 8, 2021、Reuters, January 8, 2021、SANA, January 8, 2021、SOHR, January 8, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がハマー県、ラッカ県、ヒムス県の県境の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回あまりの爆撃を実施(2021年1月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、県東部のイスリヤー村に至る街道で、シリア軍第25師団の車輌にダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けたと思われる爆弾が爆発し、乗っていた大尉が死亡した。

一方、ロシア軍戦闘機は6日晩から7日にかけて、ハマー県、ラッカ県、ヒムス県の県境の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回あまりの爆撃を実施した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県フール・キャンプで再びイラク人難民の女性が遺体で発見される(2021年1月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第2区で、内務治安部隊(アサーイシュ)が、頭に銃弾2発を受けたイラク人難民の女性1人の遺体を発見した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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所属不明のドローンがシリア領内に入ろうとしたイラク人民動員隊を攻撃し、4人を殺害(2021年1月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がブーカマール市近郊に非公式に設置されている国境通行所からシリア領内に入ろうとしていたイラク人民防衛隊の車輌1輌を攻撃し、乗っていた4人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, January 7, 2021、ANHA, January 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2021、Reuters, January 7, 2021、SANA, January 7, 2021、SOHR, January 7, 2021などをもとに作成。

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