ヒムス県北部での停戦合意を受けて、ロシア軍が同地に進駐(2017年8月4日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、県北部での停戦と緊張緩和地帯設置を受けて、ロシア軍が兵力引き離し部隊として同地一帯の複数カ所に進駐した。

しかし、シリア人権監視団によると、ロシア軍によって3日に緊張緩和地帯設置に指定された県北部一帯(タルビーサ市西部、ティールマアッラ村一帯、フーシュ・タスニーン村、ジャッブーリーン村一帯)で、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

**

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、シリア軍とラフマーン軍団の戦闘が続くジャウバル区とアイン・タルマー村一帯に対して、シリア軍が砲撃を実施した。

**

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、フーア市、カファルヤー町で籠城を続けるシリア軍部隊がマアッラトミスリーン市に潜入を試みたが、シャーム自由人イスラーム運動に発見され、殺害された。

**

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、ジュライン村郊外で爆弾が爆発し、反体制武装集団の戦闘員2人が死亡した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、マアーン村一帯でシリア軍が反体制武装集団と激しく交戦した。

AFP, August 4, 2017、AP, August 4, 2017、ARA News, August 4, 2017、Champress, August 4, 2017、al-Hayat, August 5, 2017、Kull-na Shuraka’, August 4, 2017、al-Mada Press, August 4, 2017、Naharnet, August 4, 2017、NNA, August 4, 2017、Reuters, August 4, 2017、SANA, August 4, 2017、UPI, August 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・ガド潮流はヒムス県北部でのロシア軍と反体制派の停戦合意を仲介したと発表(2017年8月4日)

エジプトを拠点として活動するシリア・ガド潮流(アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー代表)は声明を出し、2日にロシア国防省が発表したヒムス県北部での停戦と緊張緩和地帯設置に関して、ロシア・シリア軍と反体制派を仲介したことを明らかにした。

AFP, August 4, 2017、AP, August 4, 2017、ARA News, August 4, 2017、Champress, August 4, 2017、al-Hayat, August 5, 2017、Kull-na Shuraka’, August 4, 2017、al-Mada Press, August 4, 2017、Naharnet, August 4, 2017、NNA, August 4, 2017、Reuters, August 4, 2017、SANA, August 4, 2017、UPI, August 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍支配下のアレッポ県北部でロジャヴァの支配に反対するデモが発生(2017年8月4日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月4日付)、『ハヤート』(8月5日付)によると、によると、トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団(「家の者たち」作戦司令室、ハワール・キリス作戦司令室)の支配下にあるバーブ市、アアザーズ市、ジャラーブルス市で、金曜日の集団礼拝後にデモが発生した。

デモに参加した住民数百人(スマート・ニュース(8月4日付)によると、参加者は数千人)は、アレッポ県北西部の町・村に対する西クルディスタン移行期民政局の実効支配に反対を表明した。

AFP, August 4, 2017、AP, August 4, 2017、ARA News, August 4, 2017、Champress, August 4, 2017、al-Hayat, August 5, 2017、Kull-na Shuraka’, August 4, 2017、al-Mada Press, August 4, 2017、Naharnet, August 4, 2017、NNA, August 4, 2017、Reuters, August 4, 2017、SANA, August 4, 2017、SMART News, August 4, 2017、UPI, August 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県北西部でトルコ軍の支援を受ける反体制武装集団とYPG主導のシリア民主軍が交戦(2017年8月4日)

アレッポ県では、トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室(ハワール・キリス作戦司令室)が、アイン・ダクナ村で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を襲撃し、戦闘員多数を殺傷したと発表した。

また、スマート・ニュース(8月4日付)によると、「家の者たち」作戦司令室は、シリア民主軍に対して自爆攻撃などを行い、戦闘員4人を殺害したという。

「家の者たち」作戦司令室に所属する武装集団はこのほか、バーシュカウィー村にあるシリア民主軍拠点を砲撃した。

クッルナー・シュラカー(8月4日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka’, August 4, 2017

AFP, August 4, 2017、AP, August 4, 2017、ARA News, August 4, 2017、Champress, August 4, 2017、al-Hayat, August 5, 2017、Kull-na Shuraka’, August 4, 2017、al-Mada Press, August 4, 2017、Naharnet, August 4, 2017、NNA, August 4, 2017、Reuters, August 4, 2017、SANA, August 4, 2017、SMART News, August 4, 2017、UPI, August 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ市西部郊外のシャーム解放機構本部前で車が爆発し4人死亡(2017年8月4日)

アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月4日付)によると、アウラム・クブラー町近郊の第2ムハンディスィーン地区にあるシャーム解放機構の本部前で、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、4人が死亡、多数が負傷した。

AFP, August 4, 2017、AP, August 4, 2017、ARA News, August 4, 2017、Champress, August 4, 2017、al-Hayat, August 5, 2017、Kull-na Shuraka’, August 4, 2017、al-Mada Press, August 4, 2017、Naharnet, August 4, 2017、NNA, August 4, 2017、Reuters, August 4, 2017、SANA, August 4, 2017、UPI, August 4, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はヒムス県などでダーイシュとの戦闘を続ける(2017年8月4日)

ヒムス県では、SANA(8月4日付)によると、シリア軍が県東部のハタムルー村、ウンム・トゥワイナ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

**

ハマー県では、イナブ・バラディー(8月4日付)によると、県東部でのシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に参加していたパレスチナ人の民兵組織クドス旅団の戦闘員12人が戦闘により死亡した。

**

シリア・アラブ・テレビ(8月4日付)は、7月にハマー県で当局が逮捕したとされる元ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの証言ビデオを報じた。

この証言ビデオのなかで、3人は、モロッコ国籍とアゼルバイジャン国籍の幹部から1ヶ月弱にわたって軍事教練を受け、シリア軍に対する攻撃を実行したと証言した。

AFP, August 4, 2017、AP, August 4, 2017、ARA News, August 4, 2017、Champress, August 4, 2017、al-Hayat, August 5, 2017、‘Inab Baladi, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 4, 2017、al-Mada Press, August 4, 2017、Naharnet, August 4, 2017、NNA, August 4, 2017、Reuters, August 4, 2017、SANA, August 4, 2017、UPI, August 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロジャヴァはアレッポ市・アフリーン市街道を封鎖するシリア政府側への対応措置としてシリア政府支配地域からの車輌に通行料支払いを求めることを決定(2017年8月3日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月5日付)によると、ヒズブッラー戦闘員やシリア軍によるアレッポ市・アフリーン市街道の封鎖を受け、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部は、シリア当局が発行したナンバープレートをつけた車に対して、20万シリア・ポンドの通行料を課すことを発表した。

AFP, August 5, 2017、AP, August 5, 2017、ARA News, August 5, 2017、Champress, August 5, 2017、al-Hayat, August 6, 2017、Kull-na Shuraka’, August 5, 2017、al-Mada Press, August 5, 2017、Naharnet, August 5, 2017、NNA, August 5, 2017、Reuters, August 5, 2017、SANA, August 5, 2017、UPI, August 5, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県でシャーム解放機構に忠誠を誓ったシャーム自由人イスラーム運動元幹部が暗殺される(2017年8月3日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動の元幹部の一人ハンムード・ラッハール氏がマアッルシャマーリーン村の自宅前で何者かに撃たれ死亡した。

ラッハール氏は最近になって、シャーム自由人イスラーム運動を離反し、シャーム解放機構に忠誠を誓っていた。

AFP, August 4, 2017、AP, August 4, 2017、ARA News, August 4, 2017、Champress, August 4, 2017、al-Hayat, August 5, 2017、Kull-na Shuraka’, August 4, 2017、al-Mada Press, August 4, 2017、Naharnet, August 4, 2017、NNA, August 4, 2017、Reuters, August 4, 2017、SANA, August 4, 2017、UPI, August 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県北部で活動する祖国解放運動は同地の緊張緩和地帯設置と停戦を否定(2017年8月3日)

ヒムス県北部で活動を続ける祖国解放運動の報道官ラシード・ハウラーニー大尉は、クッルナー・シュラカー(8月3日付)に対して、「ロシアの心理戦に過ぎない」と述べ、エジプトの首都カイロでロシア国防省の代表がシリアの反体制派代表と会談し、ヒムス県のヒムス市北部に位置するラスタン市、タルビーサ市、ハウラ地方に緊張緩和地帯を設置することに合意したとするロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官の発表内容を否定した。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県東グータ地方でシリア軍とラフマーン軍団の戦闘続く(2017年8月3日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月3日付)によると、シリア軍がアイン・タルマー村一帯に対して地対地ミサイル30発以上を撃ち込んだ。

『ハヤート』(8月4日付)によると、シリア軍はまたハラスター市一帯、ナシャービーヤ町一帯に対しても砲撃を行った。

またシリア人権監視団によると、アイン・タルマー村一帯では、シリア軍とラフマーン軍団との戦闘が続いた

**

イドリブ県では、『ハヤート』(8月4日付)によると、カフルナブル市で、シャーム解放機構メンバーと口論となった男性が、同委員会によって拘束された。

一方イドリブ市では、男性1人が何者かに射殺された。

**

ハマー県では、『ハヤート』(8月4日付)によると、県南東部のトゥルール・ハムル村一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県北西部でYPG主体のシリア民主軍はトルコ軍およびその支援を受ける武装集団と激しく交戦(2017年8月3日)

ディヤール)作戦司令室、あるいはハワール・キリス作戦司令室)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とマーリア市一帯、アイン・ダクナ市一帯、バイルーナ村一帯で交戦した。

この戦闘でシリア軍は反体制武装集団の支配下にあるカルジャブリーン村を砲撃、ARA News(8月3日付)によると、同地の反体制武装集団拠点を破壊した。

一方、反体制武装集団側は、トルコ軍がタッル・リフアト市、マンナグ村、バイルーナ村を砲撃した。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがダイル・ザウル市を砲撃し、子供1人を含む3人が死亡(2017年8月3日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月3日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部パノラマ交差点一帯、墓地地区、フワイジャト・サクル、マリーイーヤ村、ワーディー・サルダ一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯、アッルーシュ丘、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆・砲撃した。

これに対してダーイシュは、シリア政府支配下のダイル・ザウル市各所を砲撃し、子供1人を含む3人が死亡、13人が負傷した。

SANA, August 3, 2017

また、クッルナー・シュラカー(8月3日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のティブニー町、ブワイティーヤ村、シーハー村、サビー村を空爆し、民間人15人が死亡した。

一方、シリア人権監視団は、信頼できる複数の消息筋の話として、ダーイシュがダイル・ザウル県で総動員令を発し、各地で20~30歳の男性の徴用を開始した、と発表した。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市ヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区内をほぼ制圧(2017年8月3日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(8月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、ヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区内の4街区のうちの3街区を制圧した。

ARA News(8月3日付)によると、これに対してダーイシュは自爆攻撃などで応戦した。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーはアルサール村およびフライタ村でのシャーム解放機構掃討作戦を完了(2017年8月3日)

マナール・チャンネル(8月3日付)は、レバノンのレジスタンス(ヒズブッラーの武装部隊)作戦司令室の話として、レバノン領内のベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外無人地帯およびシリア領のダマスカス郊外県西カラムーン地方のフライタ村無人地帯でヒズブッラーが行ってきた解放作戦は、同地で活動するシャーム解放機構を掃討し、当初の計画通りすべての目標を達成し、完了したと伝えた。

SANA, August 3, 2017

クッルナー・シュラカー(8月3日付)によると、シャーム解放機構メンバーとその家族を乗せた旅客バスの車列はアルサール村郊外を発ち、ヒムス県北部の反体制武装集団支配地域に到着した。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Qanat al-Manar, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国の支援を受けていた殉教者アフマド・アブドゥー軍団「我々は自由シリア軍で、有志連合ではない、アサド政権でいかなる指図も受けない」(2017年8月2日)

米国の支援を受け、ヒムス県タンフ国境通行所を拠点として活動を続ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する殉教者アフマド・アブドゥー軍団は声明を出し、米主導の有志連合からシリア軍やイランの支援を受ける民兵との戦闘を停止するよう要請されたとする一部報道を否定した。

殉教者アフマド・アブドゥー軍団はしかし、「我々は自由シリア軍南部戦線に所属する革命武装部隊であり、革命の原理を順守し、アサド軍、宗派主義的イラン民兵と戦い、我が領土すべてを解放するとともに、シリア砂漠と東カラムーン地方のダーイシュ(イスラーム国)放逐においてもっとも大きな役割を果たす…。我々は有志連合をはじめとするいかなる同盟にも所属しておらず、イランの民兵やアサドに対する戦いにおいて、いかなる指図も受けたことはない」と表明した。

クッルナー・シュラカー(8月3日付)が伝えた。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラフマーン軍団は東グータ地方のシャーム自由人イスラーム運動の武器を押収、シャーム解放機構との共闘を非難(2017年8月2日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が声明を出し、シャーム解放機構の排除を決意し、イスラーム軍との和解に踏み切ったラフマーン軍団が、ダマスカス県カーブーン区にあるシャーム自由人イスラーム運動の武器弾薬庫を接収し、武器を略奪するとともに、同地やダマスカス郊外県東グータ地方の街道を封鎖し、シャーム自由人イスラーム運動メンバーの移動を妨害していると非難した。

Kull-na Shuraka’, August 3, 2017

これに対して、ラフマーン軍団も声明で応え、シャーム自由人イスラーム運動の声明を「真実を覆し、嫌疑を浴びせる無責任な声明」と非難、ダマスカス県カーブーン区でのシリア軍との戦闘で武器弾薬を捨て、拠点を放棄するなど消極的な役割しか果たしていないと反論した。

また、シャーム自由人イスラーム運動がシャーム解放機構との同盟関係を築くことで、東グータ地方の掌握を狙ってきたと指摘、「革命の方針に反し、自由シリア軍に対抗することは…容認できない」と非難した。

Kull-na Shuraka’, August 3, 2017

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍とラフマーン軍団が東グータ地方での対立を解消、シャーム解放機構排除で合意(2017年8月2日)

ダマスカス郊外県では、イスラーム軍がSNSのアカウントを通じて、東グータ地方で対立を続けてきたラフマーン軍団の代表と会合を開き、「グータの利益の資するいくつかの重要な点において合意に達した」と発表した。

シリア革命諸勢力広報局が東グータ地方の武装集団の司令官の一人の話として明らかにしたところによると、イスラーム軍とラフマーン軍団の会合は「前向きなもので…、双方が拘束している捕虜の交換、捕虜問題の解消、東グータ地方におけるヌスラ戦線(シャーム解放機構)の残留の拒否とそのために行動すること」について合意したという。

クッルナー・シュラカー(8月3日付)が伝えた。

AFP, August 3, 2017、AP, August 3, 2017、ARA News, August 3, 2017、Champress, August 3, 2017、al-Hayat, August 4, 2017、Kull-na Shuraka’, August 3, 2017、al-Mada Press, August 3, 2017、Naharnet, August 3, 2017、NNA, August 3, 2017、Reuters, August 3, 2017、SANA, August 3, 2017、UPI, August 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

マンビジュ市立法評議会は、シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会への合流を可決(2017年8月2日)

アレッポ県では、ARA News(8月2日付)によると、マンビジュ市立法評議会が、ナズィーファ・ハッルー共同議長、ファールーク・マーシー共同議長、カースィム・ランムー副議長、アッザーブ・アッブード副議長ら評議員ほぼ全員が出席した会合で、シリア民主評議会への合流を賛成多数で可決した。

マンビジュ市立法評議会は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるマンビジュ市制圧後、同地の立法を司る機関として設置された機関。

一方、シリア民主評議会は、シリア民主軍の政治母体として2015年末にハサカ県ルマイラーン市で発足した意思決定機関。

**

同じく、アレッポ県では、ARA News(8月2日付)によると、赤十字国際委員会が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市に人道支援物資(貨物トレーラー27台分)を搬入した。

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア南西部での米・ロシアの停戦合意を受けて結成されたシリア解放国民戦線が7組織を新たに吸収(2017年8月2日)

シリア南西部での米国とロシアの停戦合意を受けて7月22日に新たに結成されたシリア解放国民戦線は声明を出し、反体制武装集団7組織を新たに吸収統合したと発表した。

吸収統合されたのは、クナイトラ県で活動するラーヤ旅団、第1アースィファ旅団、ダルアー県で活動するハウラーン・グラバー旅団、第56歩兵旅団、第45歩兵旅団、勝利の剣旅団、ウカーブ旅団。

Kull-na Shuraka’, ِAugust 2, 2017

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノンでヒズブッラーとシャーム解放機構が捕虜交換(2017年8月2日)

レバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外無人地帯でのヒズブッラーとシャーム解放機構の停戦合意に従い、レバノン国内(ルーミヤ刑務所)で収監されていたシリア人3人と、シャーム解放機構が捕捉していたヒズブッラーの戦闘員3人の捕虜交換が、アルサール村郊外のワーディー・ハミードで行われた。

シャーム解放機構に近いイバー通信(8月2日付)が発表した。

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国の支援を受ける「土地は我らの者だ」作戦司令室はダマスカス郊外県東部砂漠地帯で支配地域を拡大したと発表(2017年8月2日)

ダマスカス郊外県では、米国の支援を受ける「土地は我らの者だ」作戦司令室(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派)の東部獅子軍が、県東部のマフルーサ地区(マフルーサ揚水所一帯)、ウンム・ルマム地区(ウンム・ルマム遺跡一帯)に進攻し、シリア軍とイランの支援を受ける民兵との交戦の末、マフルーサ地区を完全制圧したと発表した。

Kull-na Shuraka’, ِAugust 2, 2017

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

首都ダマスカスにあるロシア大使館などに迫撃砲弾が着弾、アレッポ市北部ではシャーム解放機構がシリア軍拠点を急襲(2017年8月2日)

ダマスカス県では、SANA(8月2日付)によると、反体制武装集団が中心街に向かって迫撃砲17発を発車、うち5発がバーブ・トゥーマ地区に着弾し、住民13人が負傷した。

また砲弾9発はマズラア地区のロシア大使館近くに着弾し、7人が負傷した。

ロシア外務省は声明を出し、この攻撃でロシア大使館の敷地内に迫撃砲弾2発が着弾し、物的被害が出たとしたうえで、「西側諸国、そして安保理がこうした犯罪行為に対して適切な評価を下すことを期待する」と表明した。

死傷者は出なかったという。

ロシア国防省の3日の発表によると、ダマスカス郊外県東グータ地方の緊張緩和地帯第3区から発射から砲撃を受け、砲弾2発が敷地内で爆発した。

一方、クッルナー・シュラカー(8月2日付)によると、シリア軍が、ラフマーン軍団が活動を続ける東グータ地方のアイン・タルマー村一帯、ハラスター市を空爆・砲撃した。

**

アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月2日付)によると、アレッポ市北部のアルド・マッラーフ地区一帯で、シャーム解放機構の「エリート部隊」がシリア軍の防衛戦内に潜入し、シリア政府支配地域内の軍拠点などを攻撃、兵士20人を殺害、10人を負傷させた。

**

シリア人逮捕者のためのワーキング・グループはフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyrianPoliticalDetainees/?hc_ref=PAGES_TIMELINE)を通じて、2012年3月にシリア当局に逮捕されたコンピュータ・プログラマーのバースィル・サファディー氏が2015年に処刑されていたことを確認したと発表した。

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 3, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はラッカ県南東部のユーフラテス川右岸からダーイシュを掃討、マアダーン市に迫る(2017年8月2日)

ラッカ県では、SANA(8月2日付)によると、シリア軍が航空部隊の支援を受けて県南部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、ユーフラテス川右岸(南岸)約30キロ、ハウィージャト・シャンナーン村、ラフビー村、サブハ村、ジャバリー村、ラービヤ村、ズィヤービーヤ村、ムスターハ村、シャムラ村、イスラーム村、そしてジャラーイフ油田を制圧した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル県との県境に位置するユーフラテス川右岸のマアダーン町、フマイスィーヤ村、ジャービル村、大マカッラ村、小マカッラ村にあるダーイシュ拠点を空爆した。

また、『ハヤート』(8月3日付)によると、ロシア軍戦闘機とシリア軍ヘリコプターがマアダーン町、フマイスィーヤ村、ジャービル村、クッバト・ブーハマド村、小マガッラ村などにユーフラテス川右岸地域に対して激しい空爆を実施した。

**

ヒムス県では、SANA(8月2日付)によると、シリア軍が県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、シューマリーヤ山地でダーイシュと交戦した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル県境に近いフマイマ村のダーイシュ拠点を空爆した。

**

ダイル・ザウル県では、SANA(8月2日付)によると、シリア軍がブガイリーヤ村、アッルーシュ丘などにあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

また複数の地元住民によると、ブーカマール市郊外(スーサ区)で住民がダーイシュのヒスバ(宗教警察)本部を襲撃し、これを破壊、本部長(アミール)を殺害した。

**

ハマー県では、SANA(8月2日付)によると、シリア軍が県東部のジャニー・アルバーウィー村、クライブ・サウル村、サルバー村、北ダキーラ村、南ダキーラ村、マーリーナー山地一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌を攻撃した。

一方、ダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(8月2日付)によると、ダーイシュは県東部でのシリア軍および親政権武装勢力との戦闘で、兵士33人を殺害したという。

また、シリア人権監視団によると、ダーイシュはマフカル村一帯に侵攻し、シリア軍と激しく交戦した。

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ市内でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2017年8月2日)

ラッカ県では、ARA News(8月2日付)、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内のラウダ地区、ヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区、バリード地区、ダルイーヤ地区でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム自由人イスラーム運動はアリー・ウマル氏に代えてハサン・スーファーン氏を新総司令官に(2017年8月1日)

シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、アリー・ウマル(アブー・アンマール)総司令官の辞意を受理し、彼に代わる後任の総司令官としてハサン・スーファーン(アブー・バラー)氏(1979年生まれ、ラタキア県出身)を任命したと発表した。

Kull-na Shuraka’, ِAugust 1, 2017

AFP, August 1, 2017、AP, August 1, 2017、ARA News, August 1, 2017、Champress, August 1, 2017、al-Hayat, August 2, 2017、Kull-na Shuraka’, August 1, 2017、al-Mada Press, August 1, 2017、Naharnet, August 1, 2017、NNA, August 1, 2017、Reuters, August 1, 2017、SANA, August 1, 2017、UPI, August 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構は東グータ地方の組織解体と他の武装集団との統合の意思を表明(2017年8月1日)

シャーム解放機構は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方にある組織を解体し、同地区で活動する他の反体制武装集団とともに統一組織を結成する用意があると発表した。

声明で、シャーム解放機構は、「国民の心にある抵抗の意志を挫こうとする一連の陰謀により革命は危険な曲がり角にある」と指摘、「国民を痛みから守り…、革命を継続し…、住民個々人の要請に応えるため」に組織解体の用意があると述べ、東グータ地方の住民に対して、そのための支援を呼びかけた。

Kull-na Shuraka’, ِAugust 1, 2017

AFP, August 1, 2017、AP, August 1, 2017、ARA News, August 1, 2017、Champress, August 1, 2017、al-Hayat, August 2, 2017、Kull-na Shuraka’, August 1, 2017、al-Mada Press, August 1, 2017、Naharnet, August 1, 2017、NNA, August 1, 2017、Reuters, August 1, 2017、SANA, August 1, 2017、UPI, August 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国は「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室に武器返却を要求、カルタタイン殉教者旅団はこれを拒否し、タンフ国境通行所から退去(2017年8月1日)

シリア人権監視団は、米国が、ヒムス県東部のタンフ国境通行所を拠点として同県、ダマスカス郊外県東部、スワイダー県北東部などで活動を続ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団、東部獅子軍、カルヤタイン殉教者旅団に対して、これまでに供与した武器弾薬の返還を求めていると発表した。

これら3組織は「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室などの名で共闘し、米国から支援を受けてきた。

しかし、カルヤタイン殉教者旅団は、米国の要請を拒否し、タンフ国境通行所の拠点から撤退したという。

これに関して、カルヤタイン殉教者旅団は声明で、「有志連合との間の懸案事項は解決された」と発表したが、その内容については明示しなかった。

また、シリア人権監視団によると、この声明発表後、カルヤタイン殉教者旅団は別の声明も発表したという。

この声明はいまだ開示されていないが、米政権の対応への反体制武装集団の不満が列記されているという。

AFP, August 1, 2017、AP, August 1, 2017、ARA News, August 1, 2017、Champress, August 1, 2017、al-Hayat, August 2, 2017、Kull-na Shuraka’, August 1, 2017、al-Mada Press, August 1, 2017、Naharnet, August 1, 2017、NNA, August 1, 2017、Reuters, August 1, 2017、SANA, August 1, 2017、UPI, August 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北シリア民主連邦樹立評議会は先月28日に承認したロジャヴァの「行政区画法」全文を公開(2017年8月1日)

西クルディスタン移行期民政局のもとで連邦制樹立に向けて準備を行ってきた北シリア民主連邦樹立評議会は、28日に採択された「行政区画法」の全文を公開した。

「行政区画法」は7月27~28日にハサカ県ルマイラーン市で開催された評議会第3回会議で採択されたもの。

全文(原文はアラビア語)は以下の通り:

ARA News, ِAugust 1, 2017

**

北シリア民主連邦は以下三つの地域(イクリーム)から構成される:ジャズィーラ地域、ユーフラテス地域、アフリーン地域。

1. ジャズィーラ地域

ジャズィーラ地域は以下2つの地区(ムカータア)から構成される:ハサカ地区、カーミシュロー(カーミシュリー)地区。

ハサカ地区:ハサカ地区は以下4つの郡(ミンタカ)から構成される:ハサカ郡、ダルバースィーヤ郡、セレ・カニ(ラアス・アイン)郡、タッル・タムル郡)。

ハサカ郡:ハサカ中心(マルカズ)市および同市に所属する町・村・農場、さらに以下の郡から構成される:シャッダーディー郡、アリーシャ郡、フール郡。

セレ・カニ郡:セレ・カニ中心市および同市に所属する町・村・農場、さらにザルカーン郡から構成される。

ダルバースィーヤ郡:ダルバースィーヤ中心市および同市に所属する町・村・農場から構成される。

タッル・タムル郡:タッル・タムル中心市およびハーブール川の村々から構成される。

カーミシュロー地区:カーミシュロー地区は以下2つの郡からなる:カーミシュロー郡、ダイリーク区。

カーミシュロー郡:カーミシュロー中心市および同市に所属する町・村・農場、さらに以下の郡から構成される:アームーダー区、タルバスィビーヤ区、タッル・ハミース区、タッル・ブラーク区。

ダイリーク郡:ダイリーク中心市および同市に所属する町・村・農場、さらに以下の郡から構成される:カルキールキー(マアバダ)区、タッル・クージャル(ヤアルビーヤ)区、ジャッル・アーガー(ジュワーディーヤ)区。

2. ユーフラテス地域

ユーフラテス地域は以下2つの地区からなる:コバネ(アイン・アラブ)地区、タッル・アブヤド地区。

コバネ地区:コバネ地区は以下2つの郡からなる:コバネ郡、スィッリーン郡。

コバネ郡:コバネ中心市および同中心地に所属する町・村・農場、さらにシーラーン区、カナーヤー区から構成される。

スィッリーン郡:スィッリーン中心市および同中心地に所属する町・村・農場、さらにジャラビーヤ区から構成される。

タッル・アブヤド郡:タッル・アブヤド地区、同地区に所属する町・村・農場、さらにアイン・イーサー区、スルーク区から構成される。

3. アフリーン地域

アフリーン地域は以下2つの地区から構成される:アフリーン地区、シャフバー地区。

アフリーン地区:アフリーン地区は以下3つの郡から構成される:アフリーン郡、ジンディールス郡、ラージュー郡。

アフリーン郡:アフリーン中心市および同市に所属する町・村・農場、さらに以下の区から構成される:シーラーワー区、マーバーター区、シッラーン区、マイダーニカ区。

ジンディールス郡:ジンディールス中央市および同市に所属する町・村・農場、さらにシーヤ区から構成される。

ラージュー郡:ラージュー中央市および同市に所属する町・村・農場、さらに以下の区から構成される:バルバラ区、マイダーナー区、バフディーナー区。

シャフバー地区:シャフバー地区はタッル・リフアト郡、さらに三つの区から構成される。

タッル・リフアト郡:タッル・リフアト中心市および同市に所属する町・村・農場、さらに以下の区から構成される:アフラズ(アフラス)区、ファーフィーン区、カフルナーヤー区。

本法律は北シリア民主連邦樹立評議会での承認日をもって発効されたとみなされる。

AFP, August 1, 2017、AP, August 1, 2017、ARA News, August 1, 2017、Champress, August 1, 2017、al-Hayat, August 2, 2017、Kull-na Shuraka’, August 1, 2017、al-Mada Press, August 1, 2017、Naharnet, August 1, 2017、NNA, August 1, 2017、Reuters, August 1, 2017、SANA, August 1, 2017、UPI, August 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌッブル市(アレッポ市北部)でヒズブッラーとYPGが交戦、ヒズブッラーがロジャヴァの中心都市アフリーン市とアレッポ市を結ぶ街道を封鎖(2017年8月1日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、シーア派(12イマーム派)が多くクラスヌッブル市北の検問所に駐留するヒズブッラーの戦闘員と、同地北方を実効支配する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦した。

戦闘は、同地でのヒズブッラーと人民防衛隊の検問所の配置をめぐる対立がきっかけ。

ヒズブッラーの戦闘員は、この戦闘で、アレッポ市と西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市を結ぶ街道を封鎖した。

街道はマーイル町、マアッルスィッタト・ハーン村、バラード村で封鎖された。

AFP, August 1, 2017、AP, August 1, 2017、ARA News, August 1, 2017、Champress, August 1, 2017、al-Hayat, August 2, 2017、Kull-na Shuraka’, August 1, 2017、al-Mada Press, August 1, 2017、Naharnet, August 1, 2017、NNA, August 1, 2017、Reuters, August 1, 2017、SANA, August 1, 2017、UPI, August 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍ヘリコプターがロジャヴァ支配地域を爆撃(2017年8月1日)

アレッポ県では、ARA News(8月1日付)によると、トルコ軍ヘリコプターが西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるタッル・リフアト市、シャイフ・イーサー村、ハルバル村、ウンム・フーシュ村を空爆した。

AFP, August 1, 2017、AP, August 1, 2017、ARA News, August 1, 2017、Champress, August 1, 2017、al-Hayat, August 2, 2017、Kull-na Shuraka’, August 1, 2017、al-Mada Press, August 1, 2017、Naharnet, August 1, 2017、NNA, August 1, 2017、Reuters, August 1, 2017、SANA, August 1, 2017、UPI, August 1, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.