ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市で当局が市内でのオートバイの走行を禁止したことに抗議するデモが行われ、住民数十人が参加した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ハマー県では、シリア人権監視団によると、県東部のアブー・ハッドゥーラ村の住民が、スルターン・スライマーン・シャー師団の元指導者であるムハンマド・ジャースィム(アブー・アムシャ)の弟であるファーディー・フサイン・ジャースィム氏(通称アブー・マーリク)が農地を不法に占有したとして苦情を提出した。
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ダルアー県では、SANAによると、県の内務治安局がサナマイン市近郊で前政権が軍事拠点として使用していた場所の近くで集団墓地を発見した。
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ヒムス県では、SANAによると、タッル・シュール村の行政庁舎を放火したとして、内務治安局が7人を逮捕した。
また、シリア人権監視団によると、ハマー県サラミーヤ郡出身のタクシー運転手が、ヒムス市郊外で武装強盗に遭い、死亡した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区の西側で、アフマド・シャルア移行期政権の支持者らが複数のクルド人青年を暴行、侮辱や罵倒を浴びせたた。
また、シリア人権監視団によると、アレッポ市で正体不明の武装グループがキリスト教徒の女性保育士を鋭利な刃物で複数回刺し、貴重品を奪って逃走した。
刺された女性は死亡した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の治安当局がカルダーハ市に近い山間部にあるアラウィー派の宗教巡礼地の一つバニー・ハーシム廟群を閉鎖し、軍事拠点に転用した。
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ハサカ県でシリア民主軍との統合作業を担当する大統領府チームのアフマド・ヒラーリー報道官は、イフバーリーヤ・チャンネル(フェイスブック)のインタビューに応じ、シリア民主軍の戦闘員約4,500人をシリア軍第60師団所属の旅団として統合することで合意したと明らかにした。
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SANAによると、シリア民主軍との包括停戦合意の履行を監督するズィヤード・アーイシュ大統領特使(准将)は、シリア民主軍と被拘束者の問題を解決するために取り組んでいると発表、数日中に2回目となる被拘束者の相互釈放を開始することを明らかにした。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アサアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は首都ダマスカスでシリアに駐在する外交団とラマダーン月のイフタール(断食明けの食事)会を催した。
SANAによると、イフタールには、スィフヤーン・クダー・ヨルダン大使、ワヒード・ムバーラク・スィヤール・バーレーン大使、ターリブ・ムフタール・シャイフ・ムハンマド・ムジュタバー・モーリタニア大使らが参加した。
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内務省(テレグラム)によると、アナス・ハッターブ内務大臣は女性警察学院の各部門を視察した。
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イスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)はテレグラムを通じて、12日にイスラエルとの戦闘に関して22件の声明を発表したことを明らかにした。
このうち9番目の声明ではメロン監視・航空作戦管理基地をロケット弾で、17番目の声明ではギヴァ無人機管制基地をロケット弾で攻撃したと発表された。
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イスラエル軍はXを通じて、ヒズブッラー関連の金融機関カルド・ハサン協会の資産、およびヒズブッラーのその他の重要な金融資産を攻撃したと主張するとともに、ベカーア高原でヒズブッラーの武器貯蔵施設およそ10ヵ所を攻撃したと発表した。
🎯STRUCK: Hezbollah’s infrastructure across southern Lebanon:
📍Beirut: Assets of the “Al-Quard Al-Hassan”” Association and other significant financial assets of Hezbollah were struck. The recent strikes against the association have effectively and completely disrupted its… pic.twitter.com/g6BRa5LHjD
— Israel Defense Forces (@IDF) March 13, 2026
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AFP(転載)によると、イスラエル運は南部のナバティーヤ市とマルジャアユーン村を結ぶ道路を2度にわたり攻撃、またヒズブッラーが使用していたと主張する橋を破壊した。
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ヒズブッラーのナイーム・カースィム書記長はマナール・チャンネルを通じてビデオ声明を発表した。
世界クドスの日に合わせて発表された声明のなかで、カースィム書記長は、イスラエルとの長期戦への備えはあると主張、「存在を賭けた戦い」を行っていると強調した。
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イスラエルのアルマ研究教育センターは公式サイトで、「第二次イラン戦争」(2月28日の米国とイスラエルのイランへの先制攻撃に端を発する武力紛争)がアフマド・シャルア移行期政権に戦術的機会を与えているとする報告書を公開した。
報告書によると、シャルア移行期政権は紛争に国際社会の関心が集まるなか、国内各地や国境地帯において安全保障上および政治上の目標を前進させようとする可能性があると指摘している。
シャルア移行期政権は、ヒズブッラーや親イラン勢力に対する打撃がいかなるものであれ、国家安全保障と政権安定の強化にとどまらず、前政権やこれを支援してきた勢力との対立に決着をつける機会と見ているという。
とりわけ、クナイトラ県、ダルアー県の国境地帯への部隊展開は、政策変更やイスラエルとの直接対決を宣言することなく、停戦ライン近くで軍事プレゼンスを徐々に拡大するだけでなく、スワイダー県のドゥルーズ派に対処する機会を提供する可能性もあるという。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市西のサアラ村の工業道路一帯で国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の軍およびこれを支援する武装勢力が重機関銃を用いて激しく交戦した。
また、シリア人権監視団によると、移行期政権側はスワイダー市北西部の民間刑務所、マンスーラ村一帯に展開する国民防衛隊の拠点を攻撃、激しい戦闘となった。
スワイダー24によると、攻撃を受けたのは、国民防衛部隊第501大隊所属のフルサーン・ハムザ部隊の拠点。
一方、スワイダー24によると、国民防衛部隊は、フワイヤー村の住民の農地への立ち入りを禁止した。
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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領夫人のラティーファ・ダルービー氏は、ダマスカス県郊外ダーライヤー市にあるイブダー学校を訪問し、同校が再整備され女子生徒の受け入れを再開した後の教育活動の状況を視察した。
ラティーファ夫人は、生徒や教員と面会、彼女たちの教育経験や学習の過程で直面している主な課題に耳を傾け、教育環境を支援することの重要性と、次世代の未来を築くうえで学校が果たす役割を強化する必要性を強調した。
ラティーファ夫人はまた、生徒たちが披露した芸術文化プログラムにも参加した。
プログラムでは、クルアーン朗誦、詩の朗読、合唱などが行われた。
その後、学校の運営者や教師たちと会合を開き、地域における教育の実情と教員のニーズについて説明を受けた。
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クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍が前日に県南部農村のブライカ村郊外で羊を放牧していた際に拘束した3人の青年と1人の子どもを解放した。
一方、SANAによると、イスラエル占領軍は県南部の東アフマル丘一帯を砲撃した。
また、SANAによると、イスラエル軍部隊がジュバーター・ハシャブ村、サイダー・ハーヌート村に侵入した。
また、装甲車2台と軍用ジープ1台からなる別の部隊が、アブー・ギーサール丘から南部サイダー・ハーヌート村に一時侵入した。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍はクナイトラ市のクナイトラ国立病院、アンダルス映画館に続いて、戦争遺構として残されていたハサン・イブン・ハイサム高校の建物の一部を破壊した。
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ダルアー県では、SANAによると、7台の車両からなるイスラエル軍部隊アービディーン村アーリダ村に侵入し、住宅2軒を捜索するとともに、臨時の検問所を一時設置し、その後撤退した。
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国連人道問題調整事務所(OCHA)は公式サイトでシリアに関する独立国際調査委員会の報告書を公開した。
報告書のなかで、委員会は昨年3月の沿岸部でのアラウィー派に対する「虐殺」事件について、殺害、拷問および虐待、拘禁中の死亡、強制失踪、誘拐、ならびに住宅・土地・財産権の侵害がとりわけ前政権を支持していたとみなされている地域社会に影響を与えていると指摘、宗教的所属、エスニシティ、年齢、性別に基づく侵害行為は国際人権法および国際人道法の違反にあたり、戦争犯罪に該当する可能性があると結論づけた。
また、調査によって要件が確認されれば、人道に対する罪に該当する可能性もあると付言した。
そのうえで、アフマド・シャルア移行期政権が事件の容疑者14人の逮捕と裁判を開始したものの、上級官僚や指揮官の責任追及が未解決のままであると指摘している。
一方、昨年7月のスワイダー県でのドゥルーズ派に対する「虐殺」については、3月後半に委員会特別報告書は今月後半に公表される予定。
委員会は、このほかにもイスラエルによるシリア国内での軍事作戦が民間人への重大な被害、大量避難、広範な破壊を引き起こし、国際人道法に違反するかたち民間人に犠牲をもたらした爆撃、地上部隊の侵入による住宅や公共インフラの破壊、住民の拘束を続けていることにも言及した。
さらに、イスラーム国の構成員やその家族約5,700人のイラクへの移送についても、ノン・ルフールマン原則違反の深刻な懸念を引き起こしていると指摘した。
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外務在外居住者省は、この報告書に関してフェイスブックを通じて声明を発表し、歓迎の意を表明、正義と安定に向けて専念することを確認、報告書に含まれる提言を前向きに受け止めていると強調した
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ナハールネットによると、イスラエル軍が首都ベイルートのバーシューラ地区の建物を3回にわたって爆撃した。
ナハールネットによると、イスラエル軍は首都ベイルート南部にあるレバノン大学のキャンパスを爆撃し、フサイン・バッズィー理学部長とムルタダー・スルール教授が死亡した。
ナハールネットによると、イスラエル軍はこのほかにもズカーク・ブラート地区にあるヒズブッラー関連の金融機関カルド・ハサン協会の支店を爆撃した。
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イスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)はテレグラムを通じて、12日にイスラエルとの戦闘に関して26件の声明を発表したことを明らかにした。
このうち1番目の声明では北部のミロン監視・航空作戦管理基地を自爆型無人航空機で、3番目の声明ではベイト・リッド基地(ナハル旅団および空挺旅団の訓練施設を含む軍事基地)を高性能ロケット弾で、4番目の声明ではテルアビブ近郊でレバノン国境から110km離れたグリロット基地(軍事情報部隊8200本部)を高性能ロケット弾で、8番目の声明ではハイファー市南のアトリート基地にある海軍特殊部隊シャイェテット13司令部を高性能ロケット弾で、18番目の声明ではナハリヤー市を高性能ロケット弾で攻撃したと発表された。
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イスラエル軍はXを通じて、首都ベイルート南部のダーヒヤ地区にあるヒズブッラーのテロ拠点10ヵ所(情報部本部、ラドワーン部隊の本部など)を攻撃しヒズブッラーの戦闘員数十人を殺害したと発表した。
イスラエル軍はXを通じて、テロ関連インフラ、武器貯蔵施設、中央司令部、主要な戦闘員、さらにベイルートにあるイラン・イスラーム革命防衛隊空軍本部を含む約70の標的を爆撃したと発表した。
イスラエル軍はXを通じて、首都ベイルートにあるイラン・イスラーム革命防衛隊所属のミサイル部隊のアブー・ダルル・モハンマディ作戦司令官を殺害したと発表した。
イスラエル軍はXを通じて、ヒズブッラーのラドワーン部隊南レバノン部隊のアブー・アリー・ライヤーン司令官を殺害、また100人以上の戦闘員を殺害、ラドワーン部隊の指揮統制センター60ヵ所以上を破壊したと発表した。
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イスラエル軍はXを通じて同国北部防衛のための前方防御態勢を維持していると発表した。
イスラエル軍はXを通じて首都ベイルートおよびレバノン南部のヒズブッラー指揮所を攻撃したと発表した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、県教育局の契約教員が、社会問題労働省による契約終了決定に抗議し、同局前でデモを行った。
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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市の教育局前でも、240人以上の契約職員が解雇されたことを受けて同様の抗議デモが発生した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・タフターニー町で、アフマド・シャルア移行期政権と北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の合同検問所が設置されたことに抗議するデモを行い、参加者の一部はアサーイシュ隊員を罵倒した。
一方、シリア人権監視団によると、県宗教関係局が県南部のアーバード農場のモスク説教師で、アフマド・シャルア移行期政権の統治を批判したフサイン・アフマド・アフマドが解職された。
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北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は公式サイトを通じて声明を発表し、11日にイラク・クルディスタン地域で死去した民主統一党(PYD)のサーリフ・ムスリム元共同党首に弔意を示した。
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ANHAによると、シリア・ムスタクバル党が弔電で哀悼の意を示した。
ANHAによると、シリア国民ブロックも声明で弔意を示した。
ANHAによると、このほかのクルド系・シリア系・アラブ系の政党および政治勢力からも弔意の電報が相次いだ。
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ANHAによると、ムスリム元共同党首の遺体を移送する車列がスィーマルカー国境通行所を経由して、シリアに入国した。
ANHAによると、車列は、マアバダ(カルキールキー)町を通過した。
ANHAによると、車列は、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市を通過した。
ANHAによると、車列はカーミシュリー市に到着した。
ANHAによると、葬儀会場となるコバネ市の自由の女性広場に、弔問テントが設置され、住民らが弔問に訪れた。
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