政治問題総局のフサイン総局長らからなるシャルア移行期政権の大統領府代表団ハサカ市でヌールッディーン・アフマド知事と会談し、アフリーン郡からの国内避難民(IDPS)の帰還に向けた仕組みを検討・調整

SANAによると、ハサカ県のアッバース・フサイン政治問題局長らからなるアフマド・シャルア移行期政権の大統領府代表団がハサカ県を訪れ、ハサカ市でヌールッディーン・アフマド知事と会談した。

会談では、アフリーン郡からの国内避難民(IDPS)の帰還に向けた仕組みが検討・調整された。

SANAによると、移行期政権側の代表団には、アフリーン郡のハイルー・ダーウード郡長らアレッポ家の関係者も参加、アフリーン郡の住民約400世帯を乗せた最初の車列を出身村に向かわせることで合意した。

ANHAによると、シリア民主軍諸派側からは、アフマド知事のほか、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)のマフムード・ハリール司令官やナスリーン・アブドゥッラー氏らが同席した。

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タルトゥース県アリーダ国境通行所がレバノンからの帰国を希望するシリア人のために開放される

タルトゥース県では、SANAによると、アリーダ国境通行所がレバノンからの帰国を希望するシリア人のために開放された。

検問所に通じる橋の修繕および再整備作業が継続しているため、通過は徒歩のみで行われる。

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ヒムス県では、SANAによると、ジュースィーヤ国境通行所で、レバノンから帰還するシリア人の増加に伴い、政府機関、公共サービス機関、人道機関が総動員体制を敷き、必要な救援および医療サービスを提供し、安全かつ秩序だった入国を確保するための対応を行った。

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社会問題労働省は首都ダマスカスのオペラ・ハウスで2026年から2028年までを対象とする戦略計画を発表

SANAによると、社会問題労働省は首都ダマスカスのオペラ・ハウスで2026年から2028年までを対象とする戦略計画を発表した。

この計画は、社会保護制度への公正かつ効果的なアクセスを確保すること、そして就労可能な人々に対する適正な労働を提供し、経済的エンパワーメントを強化することが目的で、女性の能力向上と経済的・社会的貢献の強化、暴力や差別からの保護、帰還者の社会的・経済的統合の促進、さらにガバナンスの強化、制度運営の近代化、デジタル化の推進が目指されている。

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アレッポ市の裁判所で昨年3月に沿岸部で発生したアラウィー派虐殺事件に関連する被告人の裁判の第3回公判が開かれる

イナブ・バラディーによると、アレッポ市の裁判所で、昨年3月に沿岸部で発生したアラウィー派虐殺事件に関連する被告人の裁判の第3回公判が開かれた。

裁判には「旧体制の残党」に属する7人の被告が含まれており、虐殺そのものではなく、そのきっかけとなった内務省総合治安局(現内務治安局)や軍を標的とした攻撃への関与が疑われている。

次回の公判は3月15日の予定。

アレッポ市の裁判所では、昨年11月18日に第1回公判が、1月18日に第2回公判が開催されていた。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はフェイスブックを通じて、沿岸部でのアラウィー派虐殺事件発生から1周年(3月7日)に合わせて各地で墓参が行われる映像や画像を公開した。

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内務省は拘束したジャワード連隊のメンバーの証言ビデオを公開し、補給経路、作戦室、主な関与者、組織に関連する犯罪記録などの詳細を明らかに

内務省は、YouTubeを通じて、拘束したジャワード連隊のメンバーの証言ビデオを公開し、補給経路、作戦室、主な関与者、そして同組織に関連する犯罪記録などの詳細を明らかにした。

それによると、「光の男たち」、「ジャワード連隊」のバッシャール・アブドゥッラー(アブー・ラキーヤ)なる人物が指導、爆発物は専門の士官らによって製造されていたという。

また、支援はレバノンからアブー・マフムード、アイマン・ジャービル、ムハンマド・ジャービルを名乗る密輸業者を通じて行われていた。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣はアラブ諸国に対するイランの攻撃について協議するため、アラブ連盟理事会の閣僚級による臨時会合にビデオ会議方式で参加

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、アラブ諸国に対するイランの攻撃について協議するため、アラブ連盟理事会の閣僚級による臨時会合にビデオ会議方式で参加した。

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アレッポ市フルカーン地区で露店商らが露店の撤去に抗議するデモ

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市フルカーン地区で、露店商らが露店の撤去に抗議するデモを行い、内務治安局がこれに対応、厳戒態勢を敷いた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町やキバル村で、住民らが生活状況の悪化と、簡易精製炉(ハッラーカ)の稼働を禁止した治安機関の行為に抗議するデモを行った。

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米主導の有志連合が最近になって撤退したハサカ県シャッダーディー市の基地近くで発砲事件が発生し、子ども1人が死亡、父親と兄が負傷

アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊の農村地帯から撤退する際に、若者3人を誘拐した。

また、シリア人権監視団によると、同市東方に設置されている移行期政権の内務治安局と北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の合同検問所を地元住民からなる武装グループが襲撃した。
武装グループは、シリア軍に編入されたハムザ師団とスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)のメンバーだという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が最近になって撤退したシャッダーディー市の基地近くで発砲事件が発生し、子ども1人が死亡、父親と兄が負傷した。

彼らは基地付近で金属スクラップを集めている最中に銃撃を受けた。

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シリア民主軍のアブディー総司令官は、捕虜および行方不明者の家族を代表する委員会と会談

シリア民主軍(フェイスブック)によると、マズルーム・アブディー総司令官は、捕虜および行方不明者の家族を代表する委員会と会談し、民間人および軍人を含む1,070人もの捕虜がアフマド・シャルア移行期政権の刑務所に収容されているとしたうえで、捕虜・行方不明者の問題は、包括停戦合意基づく統合プロセスの中で中心的な問題であり、その実施過程に直接的かつ前向きな影響を与えるものであると強調した。

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SANAによると、シャルア暫定大統領府の特使であるズィヤード・アーイシュ准将は、アレッポ県のアッザーム・ガリーブ知事および同県の複数の治安・軍幹部と会談し、アフリーン郡出身の国内避難民(IDPs)帰還を円滑に進めるための仕組みについて協議した。

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ANHAによると、ハサカ県のヌールッディーン・アフマド知事は本日、シャルア移行期政府の教育養育省の代表団と会談、教育養育局の統合および再編を実施するための協力の方法について協議した。

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ラタキア県やタルトゥース県の各所でアラウィー派虐殺1回忌の記念行事や墓参

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)によると、ラタキア県のジャブラ市スヌーバル地区で、アラウィー派虐殺1回忌の記念行事が行われた。

また、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)シリア人権監視団によると、ダアトゥール村、タルトゥース市バーニヤース市などで犠牲になったアラウィー派の家族らが墓参を行った。

シリア人権監視団によると、トルコのハタイ県(シリア領アレキサンドレッタ地方)で住民らが虐殺の1周年を追悼する連帯集会を行った。

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タルトゥース県内務治安局は、別件で2ヵ月前に逮捕していた3人を前政権の残党の指導者らとして逮捕したと発表

タルトゥース県では、内務省(テレグラム)によると、県の内務治安局は、テロ撲滅課の協力のもと、前政権の残党の指導者と目されるアリー・ズハイル・イドリース、アンマール・マディーン・ユースフ、ムーサー・マズハル・ミヤーの3人の容疑者を逮捕し、爆発物などを押収した。

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しかし、シリア人権監視団によると、逮捕された3人のうちの1人は約2ヵ月前にすでに麻薬関連の別件で逮捕されており、武装活動とは無関係だという。

情報筋によると、3人は以前に別件で拘束されていた人物で、今回突然「爆発物を持ってタルトゥース市に潜入したテロ細胞」として発表されたことが、地域住民の間で驚きと疑問を呼んでいるという。

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外務在外居住者省はGCC統合軍事司令部海上作戦センターに所属するカタール海軍の要員が駐在するバーレーン国内の建物を標的としたイランの攻撃を非難

外務在外居住者省は、フェイスブックによると、湾岸協力会議(GCC)の統合軍事司令部海上作戦センターに所属するカタール海軍の要員が駐在するバーレーン国内の建物を標的としたイランの攻撃を強く非難した。

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シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿で市民社会組織の代表団と会談

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの人民宮殿で、市民社会組織の代表団と会談した。

会談では、人道状況の現状および現段階における対応の優先事項について協議が行われ、シャルア暫定大統領は、政府機関と人道団体の間の連携および調整を強化することの重要性を強調し、これにより基本的ニーズの充足を確保するとともに、緊急対応から早期回復プログラムへと移行することを目指すべきであると述べた。

出席者側は、活動の障害となっている課題を提起するとともに、調整の強化、連絡経路の拡大、共同ワークショップの実施を活性化するための提案を提示した。

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イスラーム国はアレッポ県サッハーラ村付近でシリア軍兵士1人を殺害

アレッポ県では、SANAによると、県西部のサッハーラ村付近で、正体不明の武装グループがシリア軍兵士1人を襲撃し、殺害した。

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これに関して、シリア人権監視団によると、イスラーム国が声明を発表し、殺害への関与を認めた。

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スワイダー県で、国民防衛部隊とシャルア移行期政権の部隊との戦闘続く

スワイダー県では、スワイダー24によると、国民防衛部隊が前日に続いて、アフマド・シャルア移行期政権支配下のルバイン村、ハッラーン村、ダーマー村を攻撃した。

これに対して、移行期政権の内務治安局は反撃を行い、結果、3発の砲弾がスワイダー市内に着弾した。

一方、シリア人権監視団によると、移行期政権の部隊とこれを支持する武装勢力が、リーマト・ハーズィム村、マンスーラ村、タッル・ハディード村、カナーキル村方面からスワイダー市一帯を迫撃砲4発で、また、サリーム村、アティール村にも複数の迫撃砲弾が着弾した。

シリア人権監視団によると、戦闘は、移行期政権側の停戦違反で激化し、民間の住宅が標的となった。

スワイダー24によると、このほか、無人航空機が国民防衛部隊の軍用車両を攻撃し、2人が負傷した。

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一連の戦闘に関して、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を発表し、スワイダー市西の戦線、アティール村、サリーム村が移行期政権側の攻撃を受けたと発表した。

国民防衛部隊はまた、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、移行期政権の「テロ部隊」が民間人およびその財産に何らかの損害を与える目的で、市内の居住地区を無差別に迫撃砲で砲撃する行為に出ていると非難した。

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スワイダー県西部で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の部隊が交戦

スワイダー県では、スワイダー24によると、国民防衛部隊が県西部のアリーカ村方面からアフマド・シャルア移行期政権支配地域に潜入し、ルバイン村、ハッラーン村、ダーマー村の制圧を試みたが、地元武装勢力の抵抗を受けて撤退した。

一方、シリア人権監視団によると、5日深夜から6日未明にかけて、マンスーラ村とタッル・ハディード村を結ぶ戦線で、国民防衛部隊と、移行期政府の部隊およびこれを支持する武装勢力が交戦した。

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国際移住機関(IOM)のルチアーノ在レバノン代表:「過去1週間で、レバノンからシリアへ渡ったシリア人はおよそ50,000人に達する」:レバノンからシリアに帰国したシーア派多数が一時拘束

AFP(転載)によると、国際移住機関(IOM)のレバノン代表であるマチュー・ルチアーノ氏は、以下のような声明を発表した。

ここ数日、大規模な人の越境移動が起きている。
過去1週間で、レバノンからシリアへ渡ったシリア人はおよそ50,000人に達する。昨日の避難命令の後に国境を越えた人々はこの数字に含まれていない。

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シリア人権監視団によると、レバノンから避難して帰国したシリア人のうちシーア派住民の数十人が、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ヒムス県のクサイル市に近いジュースィーヤ国境通行所で、一時拘束されるなどの人権侵害に遭った。

また、アレッポ県ヌッブル市とザフラー町出身のシーア派の若者15人は、レバノンからシリアに入国後、ヒムス県ラスタン郡で一時拘束され、取り調べ中に殴打や宗派差別的な侮辱を受けた。

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一方、SANAによると、緊急事態災害省のチームは、両国境通行所で帰還するシリア人の人道・救援対応を続けた。

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イスラーム国はアレッポ県のアレッポ市とバーブ市を結ぶ高速道路でシリア軍兵士2人を殺害

SANAによると、国防省広報通信局は、アレッポ県のアレッポ市とバーブ市を結ぶ高速道路で、シリア軍兵士2人が正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

シリア人権監視団によると、襲撃はアブド村で発生した。

シリア人権監視団によると、これに関して、イスラーム国は声明を発表し、2人の殺害への関与を認めた。

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国防省広報通信局は国境地帯へのシリア軍の展開について「純粋に防御的かつ組織的なものであり、いかなる国家や主体を標的としたものではない」と発表

SANAによると、国防省広報通信局は、レバノンおよびイラクとの国境地帯への軍の展開について、国境地域が大きな安全保障上の課題となっており、とりわけ前政権期に拡大した違法ネットワークによって周辺地域を不安定化させていることに対処するための措置であると発表した。

同局によると、国境における主な安全保障上の課題としては、武器や弾薬の密輸、麻薬および向精神薬の密輸、燃料や補助金付き商品の密輸、そして非正規ルートを利用する組織犯罪ネットワークの活動があり、国境地帯への部隊展開が、純粋に防御的かつ組織的なものであり、いかなる国家や主体を標的としたものではないと強調した。

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一方、シリア人権監視団によると、ラーミー・アブドゥッラフマーン所長は、国境地帯への部隊展開について、アフマド・シャルア暫定大統領が昨年の訪米時に、レバノンのヒズブッラーと戦い、シリア領土を通じたレバノンにおけるイランの影響力を弱体化させることをイスラエル側に約束したことを想起させると主張した。

アブドゥッラフマーン所長によると、この約束は、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使が仲介訳を務め、米国およびイスラエル側から大きな歓迎を受けたという。

アブドゥッラフマーン所長によると、この約束は、イラクの人民動員隊に対する攻撃を行うことにも拡大する可能性があるという。

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国防省広報通信局の発表は、複数のアラブ・メディアが、シャルア移行期政権がレバノンのベカー県の国境地帯にあるヒズブッラーの拠点を攻撃しようとしているとイスラエル放送局が報じたと拡散したことを受けたものだが、イナブ・バラディーによると、イスラエル放送局がそうした報道を行ったことは確認されなかった。

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シャルア暫定大統領はフランスのマクロン大統領と、アブー・カスラ国防大臣はカタールのサウード副首相兼国防担当国務大臣とそれぞれ電話会談

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領はフランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話会談を行い、地域情勢の進展について協議した。

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国防省(テレグラム)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、カタールのサウード・ビン・アブドゥッラフマーン・ビン・ハサン・アール・サーニー副首相兼国防担当国務大臣と電話会談を行い、両国が共通の関心を有する複数の問題について協議した。

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ラッカ市で国際NGOのブルモントの職員として人道活動にあたるクルド人4人が武装グループの襲撃を受ける

ラッカ県では、シリア人権監視団によと、4日夜から5日未明にかけて、ラッカ市西入口のサバーヒーヤ地区で、内務治安局と武装グループが交戦、内務治安局は4人を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、ラッカ市で国際NGOのブルモントの職員が武装グループの襲撃を受け、給与を強奪された。

襲撃を受けたのは、いずれもアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市出身のクルド人(技師、弁護士、農業技師、政治学卒業者)であり、タッル・サマン村の国内避難民(IDPs)キャンプで人道活動に従事していた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市になるアフマド・アウダ氏(旧シリア軍第5軍団第8旅団司令官)の自宅が正体不明の武装グループの襲撃を受けた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、タイイブ・ファール村一帯の砂漠などで、地元住民からなる武装グループどうしが油井の支配を巡って激しく交戦した。

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アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)郡の74ヵ村がシャルア移行期政権の進攻によって盗難や略奪の被害を受ける

ANHAは、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)郡の74ヵ村が、1月初めに始まったアフマド・シャルア移行期政権の進攻によって、同政権の部隊やこれに準じる武装勢力によって掌握され、盗難や略奪の被害を受けたと伝えた。

これらの村のうち約10ヵ村は、今も移行期政権諸派の支配下にとどまっている。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タブカ市の検問所で4日、ハサカ県からアレッポ県アフリーン郡に帰還しようとしたクルド系住民が暴行や言葉による侮辱を受けた。

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シャルア移行期政権はドゥルーズ派の支配下にあるスワイダー県マジュダル村を無人航空機で攻撃

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マズラア町に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊とこれを支持する武装勢力が、国民防衛部隊が展開するマジュダル村に向けて爆弾搭載型無人航空機を発射、マジュダル村の民家を攻撃し、民間人1人が負傷した。

また、国民防衛部隊はマジュダル村で無人航空機1機を撃墜した。

シリア人権監視団によると、移行期政権側の爆弾搭載型無人航空機が、カナーキル村にいたる分岐点近くに設置されている国民防衛部隊の拠点一帯を攻撃した。

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これに関して、国民防衛部隊は、フェイスブックを発表し、移行期政権の「テロ部隊」がマジュダル村を標的として、二段階にわたり無人航空機2機による攻撃を実施、うちうち1機の撃墜に成功したが、もう1機は住宅付近に墜落し、その結果、軽傷者1名が発生したことを明らかにした。

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ダマスカス郊外県の内務治安局は、イスラーム国系組織のセルによる首都ダマスカスを標的としたテロ計画を阻止し3人を逮捕

ダマスカス郊外県では、内務省(テレグラム)によると、内務治安局は、総合情報機関およびトルコの諜報機関との協力・連携のもとで、精密治安作戦を実施し、イスラーム国系組織のセルによる首都ダマスカスを標的としたテロ計画を阻止、ウマル・ハーシム、ムハンマド・ハマド、フサイン・ハラフの3人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、4日夜から5日未明にかけて、イスラーム国のセルと見られる正体不明の武装グループが、ジュダイド・アカイダート村とタービヤト・ジャズィーラ村を結ぶ道路に設置されている内務治安局の検問所を自動小銃で攻撃した。

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シャルア暫定大統領はヨルダンのアブドゥッラー2世国王と電話会談:外務在外居住者省はイランによるトルコ、アゼルバイジャンへの攻撃を非難

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王と電話会談を行い、地域における緊張激化の動向について協議した。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を発表し、イランから発射されたと見られる弾道ミサイルや無人航空機がトルコおよびアゼルバイジャンに落下したとの報道や発表について、もっともも強い表現で非難すると発表した。

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アサーイシュはハサカ県に通じる主要な入口に、シャルア移行期政権の内務治安局との合同検問所を設置する作業を開始したと発表

北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、公式サイトを通じて、ハサカ県に通じる主要な入口に、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安局との合同検問所を設置する作業を開始したと発表した。

対象となるのは、ラッカ県、ダイル・ザウル県とハサカ県を結ぶの道路、ハサカ市とタッル・ブラーク町を結ぶ道路。

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ANHAによると、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯地域の自治を担うコバネ自治局のファルハーン・ハーッジ・イーサー共同議長らが、同市南東部のジャラビーヤ村に設置されたアサーイシュと移行期政権の軍の共同検問所を視察した。

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ANHAによると、アイン・アラブ市一帯で活動する10の政治組織は声明を発表し、アイン・アラブ郡の郡長に同郡出資者でではない人物を任命しようとするシャルア移行期政権のアレッポ県議会の決定を拒否すると表明した。

声明に署名した政治組織は以下の通り:

1. 民主統一党(PYD)
2. シリア・クルド民主統一党
3. シリア・クルド民主党
4. クルド進歩民主党
5. シリア・ムスタクバル党
6. シリア・クルド左翼党
7. シリア・クルディスタン・アザーディー運動
8. シリア・クルド民主党(パールティ)
9. クルド・シリア合意党
10. クルディスタン民主平和党

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ラッカ県では、SOHRによると、アイン・イーサ市の入口にアフマド・シャルア移行期政権の警察が設置していた検問所が撤去された。

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ジュダイダト・ヤーブース国境通行所は、イスラエル軍による攻撃の噂が広まるなか一時業務を停止

ヒムス県では、SANAによると、陸路海路出入国管理総局のクタイバ・バダウィー総局長が、イスラエル軍とヒズブッラーの戦闘再開を受けてレバノンからのシリア人の帰還が急増している事態を受けて、ジュースィーヤ国境通行所を訪れ、入管手続きを監督した。

SANAによると、同通行所では、非常事態災害省の民間防衛部隊(ホワイト・ヘルメット)が帰還したシリア人に対して、必要な医療および救急サービスを提供した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア人を載せてレバノンから入国したバス数台がクサイル市に到着すると、一部の住民の間で「車内にシーア派の乗客がいる」という噂が広まり、住民の一部は道路を封鎖するなどして混乱が発生した。

短時間後、すべての乗客の身元確認が行われ、彼らがすべてシリア人であることが判明したため、事態は収拾した。

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シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所に面するレバノンのマスナア国境通行所(ベカーア県)で、イスラエル軍による爆撃の可能性があるとの噂が広まった。

シリア人権監視団によると、これを受けて、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所は一時業務を停止したが、約1時間後に通常どおり通行が再開された。

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