アル=カーイダ系のシャーム解放機構のジャウラーニー指導者はイドリブ市の民政自治についての協議を呼びかけるも、反体制派はこれを拒否(2017年8月21日)

自由シリア軍の法律顧問を務めていたというウサーマ・ムアトラマーウィー氏(ウサーマ・アブー・ザイド)はスマート・ニュース(8月21日付)に対し、仲介者を介してイドリブ市の民政自治について協議することを提案しているアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の呼びかけを拒否したことを明らかにした。

ムアトラマーウィー氏は「彼(ジャウラーニー)との対話に参加することはイドリブのためにならず、彼が得をする以外の何ものも達成されない」と述べた。

スマート・ニュースによると、マアトラマーウィー氏以外にも、アフマド・アバーザイド氏、ハサン・ダギーム氏、アッバース・シャリーファ氏といった反体制活動家も同様の呼びかけを受けたが、拒否したという。

AFP, August 21, 2017、AP, August 21, 2017、ARA News, August 21, 2017、Champress, August 21, 2017、al-Hayat, August 22, 2017、Kull-na Shuraka’, August 21, 2017、al-Mada Press, August 21, 2017、Naharnet, August 21, 2017、NNA, August 21, 2017、Reuters, August 21, 2017、SANA, August 21, 2017、SMART News, August 21, 2017、UPI, August 21, 2017などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構はアレッポ市北部バーシュカウィー村前線でシリア軍を攻撃(2017年8月21日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月21日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構の砲兵大隊がアレッポ市北部のバーシュカウィー村の前線でシリア軍の車輌を攻撃、兵士複数人を殺傷した。

AFP, August 21, 2017、AP, August 21, 2017、ARA News, August 21, 2017、Champress, August 21, 2017、al-Hayat, August 22, 2017、Kull-na Shuraka’, August 21, 2017、al-Mada Press, August 21, 2017、Naharnet, August 21, 2017、NNA, August 21, 2017、Reuters, August 21, 2017、SANA, August 21, 2017、UPI, August 21, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部のダーイシュへの事実上閉塞する一方、ダイル・ザウル県南部のT2に迫る(2017年8月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県東部のタイバ村およびその周辺の丘陵地帯からダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

また、シリア軍はフマイマ村東部のドゥワイハイリーヤ地区に到達し、ダイル・ザウル県南部のT2(第2石油輸送ステーション)に迫った。

一方、SANA(8月21日付)によると、シリア軍は県東部のサルム・サワーナ、ラスム・バールード南部、東ハイル城一帯でダーイシュの拠点を空爆した。

Wikipedia, August 20, 2017

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ハマー県では、SANA(8月21日付)によると、シリア軍が県東部のジャニー・アルバーウィー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

SANA, August 20, 2017

 

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月21日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部墓地地区、ハウィーカ地区、ウルフィー地区、ラサーファ地区、マアダーン・アティーク村、ティブニー町、アッルーシュ丘、サルダ交差点一帯を空爆、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

これに対して、ダーイシュはバクラス村にあるナーディー・バウラス、工業学校を爆破した。

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ラッカ県では、SANA(8月21日付)によると、シリア軍が県南東部のダイル・ザウル県との県境に位置するマアダーン町一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, August 21, 2017、AP, August 21, 2017、ARA News, August 21, 2017、Champress, August 21, 2017、al-Hayat, August 22, 2017、Kull-na Shuraka’, August 21, 2017、al-Mada Press, August 21, 2017、Naharnet, August 21, 2017、NNA, August 21, 2017、Reuters, August 21, 2017、SANA, August 21, 2017、UPI, August 21, 2017などをもとに作成。

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レバノン軍、シリア軍、ヒズブッラーは国境地帯でのダーイシュ掃討作戦を継続(2017年8月21日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月21日付)によると、シリア軍地上部隊が同軍航空部隊およびレバノンの「レジスタンス」(ヒズブッラー)の支援を受け、西カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、クルナト・シュウバト・アックー(標高2,364メートル)および同地一帯のジャラージール村無人地帯、クルナト・アジュルーン高地を制圧した。

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『ハヤート』(8月22日付)によると、レバノン軍はベカーア県バアルベック郡東部からのダーイシュ(イスラーム国)の掃討を目的とする「ジャッルード(無人地帯)の暁の戦い」を継続した。

AFP, August 21, 2017、AP, August 21, 2017、ARA News, August 21, 2017、Champress, August 21, 2017、al-Hayat, August 22, 2017、Kull-na Shuraka’, August 21, 2017、al-Mada Press, August 21, 2017、Naharnet, August 21, 2017、NNA, August 21, 2017、Reuters, August 21, 2017、SANA, August 21, 2017、UPI, August 21, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年8月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月21日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(アレッポ県1件、ヒムス県1)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にイドリブ県の5カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,207市町村、武装組織の数は229組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 21, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は8月18日~20日の3日間でラッカ市近郊などに56回の爆撃を実施(2017年8月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月18~20日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

8月18日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し29回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は24回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)、ラッカ市近郊(19回)に対して行われた。

8月19日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して15回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は6回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

8月20日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して35回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は26回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(21回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, August 21, 2017をもとに作成。

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ロジャヴァ・ジャズィーラ地区のハーディー共同執政官「欧州のシリア人難民・移民は裏切り者だ…。祖国を委ねられた者は首を1,000回斬られてもとどまらねばならない」(2017年8月20日)

西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区のハミーディー・ダッハーム・ハーディー(・ジャルバー)共同執政官(サナーディード軍司令官)は、ハサカ県カフターニー市で開催されたヤズィーディーの家(ヤズィーディー文化センター)の着工式に出席し、祝辞(https://youtu.be/wiL70nRxYVc)を述べた。

ハーディー共同執政官はそのなかで、欧州へのシリア人難民・移民の流入問題について言及、「家、そして祖国を去った者たちは強制されてそうしたのではない…。ヤズィーディー派宗徒は強制的に排除された。抹殺を恐れて去ったのだ。キリスト教徒もある種の恐怖を感じている…。しかしこうした人々以外で祖国を出て行った者は…あらゆる基準に照らし合わせてみても、一言で裏切り者だと言える…。我々は祖国を委ねられた者であり、この祖国に借り受けていた者だる。祖国を委ねられた者はみな、首を1,000回斬られてもとどまらねばならない」と述べ。

Youtube, August 20, 2017

AFP, August 21, 2017、AP, August 21, 2017、ARA News, August 21, 2017、Champress, August 21, 2017、al-Hayat, August 22, 2017、Kull-na Shuraka’, August 21, 2017、al-Mada Press, August 21, 2017、Naharnet, August 21, 2017、NNA, August 21, 2017、Reuters, August 21, 2017、SANA, August 21, 2017、UPI, August 21, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領が外務在外居住者省の職員を前に演説「西側は対シリア政策を変更しつつあるが、ヘビのように状況に応じて脱皮を繰り返すだけ」(2017年8月20日)

アサド大統領は首都ダマスカス県の外務在外居住省大会で、同省職員らを前に基調演説を行った。

また演説後、出席した外務在外居住者省職員の質問に答えた。

演説と質疑応答はSANAがYoutubeを通じて公開(https://youtu.be/Qw_E-dNXnsA)、また全文(http://www.sana.sy/?p=610816)も配信した。

アサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, August 20, 2017
SANA, August 20, 2017

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「伝統的なものであれ、近代的なものであれ、こうした会合にとって代わり得る通信手段はない。直接対話は、共通のヴィジョンを作り出す…うえで重要だ。とくに直接対話は、今日のシリアがそうであるように、事態が複雑な時に重要となる…。我々が数年来戦ってきたこの戦争から、シリアの国土以外でも、さまざまな戦争が行われていることが明らかになった。世界レベルの戦争、地域戦争。シリア人、アラブ人、外国人による戦争。このことは、シリアだけが戦場になったり、たまたま戦争の当事者たちがシリアで戦っているということを意味しない」。

「シリアは歴史を通じて標的となってきた。なぜならこの標的を制圧する者が中東における決定権を支配するからで、中東の決定権を支配する者が…国際社会において発言力を得るからだ…」。

「我々は今日、こうした紛争の一部となっている。それゆえ、この戦争の原因はシリア国内のさまざまな立場(の違い)によるものだと言うのではきわめて表面的だ。西側はシリアという国家を戒めたいと考えている…。しかし、こうしたイメージは国際紛争と結びついている…。西側にとってこの紛争は…、過去数年、数十年にわたって西側の覇権に反攻してきた国々を従属させようとするものだ。こうした国のなかに、シリア、イラン、北朝鮮、ベラルーシ…、さらにはロシアさえ含まれている」。

「西側は自らの生存をかけた紛争のなかにいる。しかし、それは西側を破壊しようと考えている敵がいるからではない…。そんなものは存在しない。ソ連崩壊以来、西側が享受してきた覇権の時代が終わりつつあると西側自身が考えているからだ」。

「西側は、どのような分野であれ、あるいはどのような場所であれ国際社会の決定に参画しようとする国が現れたと感じる度に、ヒステリー状態に陥る…。西側にとって、協力関係は拒否されるべきものであり、従属こそが唯一の選択肢なのだ」。

「この紛争には現在、二つの勢力がある。第1は、支配エリートのために行動し、それにより、国際法、国際慣習、国連憲章などの一切に反し、世界中で数百万もの人々を殺す勢力。そして第2は、国家主権、国際法、国連憲章を順守しようと行動し、それが自らの国益、そして世界の安定に資すると見る勢力だ…。こうした紛争の代償を払うのはいつもより小さな国なのだ。シリアでのこの戦争において、我々は実に高い代償を払ってきた。しかしそれによってシリア、そして世界における西側の計略を頓挫させたのである」。

「アラブ地域、そして中東において、この計略の本質とは、ムスリム同胞団が宗教を代表しているとみなし、彼らに地域を支配させるというものだ…。これが同胞団の歴史的役割だ…。しかし、西側の計略を頓挫させたと言う場合、我々が勝利したことを意味しない。現実の枠組みのなかで常に話せねばならず、誇張すべきではない。彼らは敗退したが、戦いは続いているのだ」。

「我々は、優れた若者、そして多額の資金や何世代もの苦労が投じられたインフラを失った。しかし、その代わりに我々は、より健全で、より調和した社会を手に入れた…。この調和が国民統合の基礎となる。信条の調和、思想の調和、伝統、習慣、概念、見解の調和…。調和は合致を意味するのではない。調和は相互補完的なもので、それが実現することで一つの国民的な「色」が作り出される。この国民的な「色」こそが、一つの祖国に暮らすすべての住民の完全な国民統合を作り出す」。

「どのような国民統合なのかと言う者もいるだろう。事実、我々は今日、宗派主義的な言説を耳にしているからだ…。1980年代にムスリム同胞団の犯罪が横行した直後もそうだったが、そうしたも言説は一過性のものだった…。言葉として表れるものではなく、心のなかにあるものが重要なのだ…。このような分離主義的な側面が我々の社会の各所、そして心のなかに存在したら、シリアはとっくに崩壊していただろう」。

「宗派主義的な側面は(現下の)戦争の前にも、灰の中で燻る火のように心のなかに存在していた。だが、それはきわめて限定的だった…。(それゆえ)この戦争が起こったにもかかわらず…、現状においては、社会は結束を強めた…。結束をもたらすうえで基本的は役割を果たしたのは社会、そしてその歴史だった」。

「我々はリアクションと信念を区別すべきだ。宗派主義的なリアクションは存在するが…、宗派主義的信念は存在しない」。

「シリア国内であれ、彼ら(西側)諸国内であれ…、1週間、1ヶ月も経たずに、彼らの愚かな決定や中東におけるテロ支援に直接起因する事件が発生している。こうした現実により、彼らは、部分的、ないしは恥ずかしげにではあるが、これまでの姿勢を転換している…」。

「しかしこの転換は政策転換を意味しない。西側とはヘビのように状況に応じて脱皮を繰り返すだけだからだ。彼らは当初は大衆運動を支援すると言っていた…。その後、「反体制派」、すなわち「穏健(な反体制)派」という政治的概念を用いて、彼らが過激派、テロリストではないとして、武装勢力を支援した…」。

「彼らの所業が国際社会、国際世論、そして彼らの国の世論の前で暴露されると…、もう一つの「人道的な産物」で対処した…。テロリストが虐殺を行い、民間人を殺戮していることに対する「完全なる沈黙」という産物である…」。その真の狙いは、武装集団が隊列を建て直し…、さらなるテロリストが援軍を派遣する機会を与えることだった」。

「テロとの戦いとは目標ではあるが、同時に我々が何かを行ううえでの基礎でもある。基礎がある限りにおいて、我々はそれをより所にする。すなわち、原則、指針があるということだ…。この基礎、そしてこうした信頼を起点として、我々は危機発生当初からこれまで提起されてきたさまざまなイニシアチブに柔軟に対応してきた。我々はこうしたイニシアチブのほとんどが悪意に基づいていることを知っていたにもかかわらずだ」。

「彼らが、テロを通じて得ることができなかった成果を得るというのがこうしたイニシアチブの目的だった…。それゆえこうしたイニシアチブから結果はもたらされなかった。なぜか? テロリストであれ、手先であれ、その両者であれ、我々が対話していた者は、彼らの主人によって掌握されており、彼らの口から発せられる言葉は、彼らの主人から承諾を得たもの、そしておそらくは彼らの主人の言葉をまとめたものだったからだ。実質的に我々は奴隷と対話してきたのだ」。

「彼ら(反体制派)がどの会合、直接・間接対話でも…シリアに敵対する諸外交の国益を表明した。同時に、これらの提案はシリア国民の利益、祖国統一に反していた…。むろん、我々は(交渉してきた)人物や組織が存在しない想像上の妖怪のような存在だということを知っていた…。最近になって彼らも…意味がなく、一度使われたらゴミカゴに投げ捨てられるような効き目のない薬のように利用されていることに気づいた…。いずれによせよ、彼らが革命なるものの過ちについて語りはじめたことは良いことだ」。

「彼らはいくつかの過ちを犯した。第1に、主人が奴隷を重用すると考えたことだ…。第2に、彼らが、シリア国民のように自らを律する国民がこの手の手先や裏切り者を受け入れると考えたことだ…。第3に、彼らが「革命は失敗した」と言っているが、革命というものは本来は失敗しないということだ」。

「彼らはある時期、革命という概念を独り占めしたと考えた…。しかし、シリアの多くの市民は、彼らが革命という言葉を用いているがゆえに、革命を遠ざけた。革命とは我々の側の概念だ。我々は今も、この概念を誇りに思っているし、誰にもそれを譲り渡さない…。彼らが革命家を名乗ろうと…、そのことは彼らが革命家であることを意味しない。名前は人の本質を変えるものではない」。

「(アスタナ・プロセスにおいて、ロシア、イランとともに保障国となっている)第3の当事者であるトルコはどうか? 我々にとってトルコは書面に記載されいてるだけで、保障国とはみなしていないし、和平プロセスのパートナーともみなさない。もちろん信用していない。テロ支援国だ。保障国だが、テロリストのための保障国だ。トルコがアスタナ・プロセスに参加したのは、エルドアンにそれ以外の選択肢がなかったからというのが本当のところだ」。

「エルドアンの使節団の参加は…シリアにトルコの部隊を駐留させることの正当性、すなわち占領の正当性を得ようと狙っているからだ…。エルドアンは今もシリアのテロリストを支援する役割を担っている」。

「緊張緩和地帯は…安全地帯と同じ発想なのか? テロリストに利するのか? 事態が分割に向かうことを許容するのか? 実際のところ、緊張緩和地帯は、戦闘停止のために提起されたそれ以前のすべてのイニシアチブと基本線、そして本質において同じだ…。その本質とは、流血を止め、難民を帰還させ、人道支援を配給し、テロリストに退去の機会を与えることだ。

「我々がある地域でテロに打撃を与え続けるということは…、別の地域でテロを衰退させることを意味する」。

「今後何が起きるだろうか? 実質的に唯一起こり得ることは、シリア国家によって対話委員会が設置される一方、緊張緩和地帯内の当事者、ないしはその住民も委員会を設置し、最終目標としての国民和解に向けて議論を行うというものだ。テロリストが退去し、国家の支配が回復しなければ、国民和解とは言えない」。

「シリアの政治の将来の方向性とはどのようなものか? 我々は、戦争が始まった当初から繰り返してきた基礎から始める。それは二つの点に力点を置いている。第1に、予備部隊、そして友好国の支援を受けて、あらゆる場所でテロリストに対する戦いを続けることだ。第2に、あらゆる場所で国民和解を続けることだ」。

「国際社会、そして西側の世論は…、7年間にわたり同じ嘘が流布してきたことに築いてきた。その嘘とは、国家が国民を殺し、世界は国家に反抗する国民の見方だというものだ。しかし、国家は持ち堪えた。こうした話は、子供の話としても論理的ではない…。彼らは嘘をついてきたことの責任に気づいてきた…。だが彼らは何が本当の話かを必ずしも知ろうとはしていない。このことが外交官としての職務の肝に据えられるべきだろう。今必要なのは、真実の扉が開かれた今、国際社会、とりわけ西側の世論に本当の話を伝えることだ」。

「我々は政治、経済、文化、市場といった面で、東を向かなければならない。東と言うのは政治的な意味であって、地理的な意味はその一部に過ぎない」。

「この東は…かつての第三世界ではない。あらゆる言葉の意味において第一の世界になっている…。東には、我々が必要なすべての必要条件、要素が揃っている」。

「西側は今日、パラノイアに苛まれている…。彼らは自分たちとの関係が絶たれれば、酸素を経たれたと我々が考えると思っている。彼らが大使館を閉めれば、その国が孤立すると考えている…。しかし、我々は孤立していない…。一部の西側諸国が安全保障面での協力を条件に大使館を再開すると言っている…。しかし、我々は大使館が再開されなければ、安全保障面での協力を受け入れない」。

「現段階、すなわち戦争下において、シリアの政策が依拠すべき基礎とは何か? 第1に、すべてはシリアの行く末、未来…だ。第2に、領土の統一性で、これは議論の余地のない自明のことだ…。第3に、シリアのアイデンティティ、愛国的アイデンティティだ…。しかしシリアのアイデンティティの本質はウルーバ(アラブ性)だ…。第4に、敵、ないしはテロリストを許さないことだ…。第5に、戦争によっても我々の原則に変化はなく、パレスチナ問題が我々にとっての本質であり続けるということだ。イスラエルが我が領土を占領する敵である限り、我々はこの地域のレジスタンスを支援し続ける」。

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市でYPG主体とダーイシュの戦闘続く(2017年8月20日)

ラッカ県では、ARA News(8月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市マンスール地区、ラシード地区、バリード地区などでダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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アジュナード・シャーム・イスラーム連合の元司令官がラフマーン軍団を離反(2017年8月20日)

ラフマーン軍団の参加で活動するアジュナード・シャーム・イスラーム連合のアブー・ムハンマド・ファーティフ氏(元司令官)はツイッターを通じて声明を出し、ラフマーン軍団から離反し、「一民間人として革命活動を継続する」を発表した。

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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イスラーム軍はロシアとの停戦に応じたラフマーン軍団への攻撃を停止すると発表(2017年8月20日)

イスラーム軍は声明を出し、ラフマーン軍団がロシアとの停戦合意をかわしたこと、そしてシャーム解放機構と戦うことを誓約していることを踏まえ、ダマスカス郊外県東グータ地方でラフマーン軍団に対する攻撃を停止すると発表した。

Kull-na Shuraka’, August 20, 2017

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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ヒズブッラーはダルアー県各所からの撤退を拒否し、駐留を続ける(2017年8月20日)

クッルナー・シュラカー(8月20日付)は、ダルアー県各所に展開するヒズブッラーの民兵が撤退を拒み、駐留を続けていると伝えた。

イブラーヒーム・ガザーリーを名乗る活動家によると、ヒズブッラーは、シリア政府支配下のダルアー市ダルアー・バラド地区各所のほか、カルファー村、イズラア市、シャイフ・マスキーン市に地元の武装集団とともに展開しているという。

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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マクガーク米大統領特使はラッカ県北部各地を訪れ、アラブ人部族長らと会談(2017年8月20日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(8月20日付)によると、17日にシリア領内入りしたブレット・マクガーク米大統領特使、マイケル・ラトニー米国務省シリア問題担当特使、ロバート・ジョーンズ有志連合副司令官らからなる使節団が、県北部各所を訪れ、アラブ人部族長らと会談した。

マクガーク氏は19日、ツイッターの自身のアカウント(https://twitter.com/brett_mcgurk)で会談時の写真を公開し、会談の成果を強調した。

 

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

 

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レバノンのベカーア県東部、シリアのダマスカス郊外県西カラムーン地方で、レバノン軍、シリア軍、ヒズブッラーによるダーイシュ掃討作戦続く(2017年8月20日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月20日付)によると、シリア軍がヒズブッラーと西カラムーン地方無人地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦w継続し、クルナト・シュウバト・カーディー、クルナト・マッド・マフバス、クルナト・タンム・ザウラーニー、ワーティヤート・ザムラーニ-、カッル・アリー遺跡、シュウバト・バイト・サリーム、西シュウバト・ズワイティーナを制圧した。

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レバノン軍は、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるベカーア県バアルベック郡ラアス・バールベック村、カーア村、ファーキハ村の解放に向けた「ジャッルード(無人地帯)の暁」の戦いを継続し、同地の丘陵地帯複数カ所を制圧した。

だが、レバノン軍の軍用車輌1台がアルサール村郊外の街道に敷設されていた地雷に触れて爆発、兵士3人が死亡した。

ナハールネット(8月20日付)、『ハヤート』(8月21日付)などが伝えた。

Naharnet, August 20, 2017

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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イスラーム軍、「穏健な反体制派」が米国の支援を受ける南部部族自由人連合によるスワイダー県の支配地域奪還作戦への全面支援を表明(2017年8月20日)

ダイル・ザウル県などで活動するという反体制武装集団25組織が「自由シリア軍参謀総評議会」の名で声明を出し、19日にスワイダー県東部で「尊厳回復の戦い」を開始した南部部族自由人連合、東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団に対して全面支援を行うと表明した。

共同声明発表に参加したのは、末裔軍、イスラーム殉教者(ダーライヤー)、第2軍、覚醒大隊、祖国解放運動、第1師団、第7旅団、イッザ軍、シャーム軍団、ナスル軍、第21軍団、第51旅団、第101師団、中部師団、命じられるまま正しく進め連合、東部自由人軍、スルターン・ムラード師団、イスラーム軍、ハムザート旅団、ムジャーヒディーン軍。

南部部族自由人連合、東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団は、米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室に所属する武装集団。

Kull-na Shuraka’, August 20, 2017

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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米国の支援を受ける部族自由人軍などがスワイダー県でシリア軍と交戦(2017年8月20日)

スワイダー県では、SANA(8月20日付)によると、シリア軍が、県東部の国境地帯に設置された軍拠点に対する反体制武装集団の攻撃に応戦、これを撃退した。

一方、クッルナー・シュラカー(8月20日付)は、19日に「尊厳回復の戦い」開始を宣言した南部部族自由人連合部族自由人軍が捕捉したとされるシリア軍兵士31人の写真を入手したと伝え、それを公開した。

Kull-na Shuraka’, August 20, 2017

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス国際博覧会入口前に迫撃砲弾が着弾し、少なくとも4人が死亡(2017年8月20日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月20日付)によると、第59回ダマスカス国際博覧会が開催されているマディーナト・マアーリド(エクスポ・シティ)の入口前に迫撃砲弾1発が着弾し、4人が死亡、10人が負傷した(シリア人権監視団によると、死者は5人)。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月20日付)によると、シャイフ・サアド村でシリア革命家戦線に所属する殉教者ジャミール・アブー・ザイン師団のムハンマド・カースィム司令官が爆弾の爆発に巻き込まれ死亡した。

爆弾はダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が仕掛けたものと見られる。

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部のフマイマ村をダーイシュから解放(2017年8月20日)

ヒムス県では、SANA(8月20日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに県東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続、フマイマ村を制圧した。

SANA, August 20, 2017

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ハマー県では、SANA(8月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続、北ダキーラ村、南ダキーラ村、ウンム・ハーラタイン村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月20日付)によると、シリア・ロシア両軍の航空支援を受けたシリア軍地上部隊がダイル・ザウル市南部墓地地区、アッルーシュ丘、ハウィーカ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またシリア軍航空部隊はサルダ丘、アッルーシュ丘、墓地地区一帯を空爆した。

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がハサカ県南部を爆撃し、民間人20人以上を殺害(2017年8月20日)

ハサカ県では、SANA(8月20日付)、クッルナー・シュラカー(8月20日付)によると、米主導の有志連合がシャッダーディー市東部のジャザーア村一帯を激しく空爆し、民間人20人以上を殺害した。

AFP, August 20, 2017、AP, August 20, 2017、ARA News, August 20, 2017、Champress, August 20, 2017、al-Hayat, August 21, 2017、Kull-na Shuraka’, August 20, 2017、al-Mada Press, August 20, 2017、Naharnet, August 20, 2017、NNA, August 20, 2017、Reuters, August 20, 2017、SANA, August 20, 2017、UPI, August 20, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年8月20日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月20日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県1件、ハマー県4件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 20, 2017をもとに作成。

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バアス党シリア地域指導部はハサカ支部、ハマー支部、ダイル・ザウル支部、ラッカ支部の人事を再び改編(2017年8月19日)

クッルナー・シュラカー(8月19日付)は、バアス党シリア地域指導部が、改編されたばかりにハサカ支部、ハマー支部、ダイル・ザウル支部、ラッカ支部の人事改編を行ったと伝えた。

人事改編は、ハサカ支部の指導状況に関する党指導部の調査を受けたもので、各指導部は以下の通り改編されたという:

ハサカ支部指導部
スライマーン・ムハンマド・ナースィル書記長
アフマド・シャイフ・アミーン・シャイフ・ユースフ
ムハンマド・サイード・ハラフ
ジャーズィヤ・アブドゥッシャイフ・アリー
アフマド・アリー・ダハシュ
ファーリス・ハドル・ファーリス
ファウワーズ・ムハンマド・アリー
イリヤース・ムーサー・ミールー
県知事

ダイル・ザウル支部指導部
サーヒル・アブドゥッラッザーク・ハーッジ・サクル
ラーイド・アリー・ガドバーン
アリー・アフマド・ファーリス
ハーティム・アンマーシュ・スライマーン
マージド・ムハンマド・スブヒー・スライマーン
ムナー・ヒシャーム・ハーイル
スライマーン・ムーサー・ウジャイル
ファーイズ・アフマド・ミンディール
県知事
ユーフラテス大学学長

ハマー支部指導部
ムハンマド・アシュラフ・バーシューリー
ムハンマド・アリー・マフルーフ
アブドゥルハリーム・アワド・ハリール
マアン・ドゥユーブ・リズク
ハナー・アズィーズ・アフマド
ハマーム・サーディク・ディーバート
ワリード・ユースフ・スルス
ハッサーン・ウマル・ナッバハーン
県知事
バアス大学ハマー分校学長

ラッカ支部指導部
アリー・アフマド・ウジャイル書記長
ムハンマド・イーサー・フドル
アブドゥッラー・ムーサー・アブドゥッラー
ヒンド・マフムード・タリーフ
ムハンマド・イスマーイール・ジュワイド
アブドゥルイラーフ・アフマド・マフムード・ハーディー
ハーズィム・ハリール・アブドゥルガニー
県行政局次長

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シリア人権監視団:米主導の有志連合は過去5日間で民間人90人を殺害(2017年8月19日)

シリア人権監視団は、米主導の有志連合が19日、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるラッカ市を空爆し、住民少なくとも7人を殺害したと発表した。

これにより、8月14日からの5日間での有志連合による空爆で殺害された住民の数は90人(うち子供30人、女性17人)を記録した。

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ラッカ県では、ARA News(8月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市ダルイーヤ地区、ラウダ地区、バリード地区、マンスール地区、ラシード地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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米国務省ナウアート報道官「米国はダーイシュ掃討後もシリアに駐留することは計画していない」(2017年8月19日)

米国務省のヘザー・ナウアート報道官は、米軍がシリア北部に長期にわたって駐留するとしたシリア民主軍のサッルー報道官の発言に関して、「米国はダーイシュ(イスラーム国)掃討後もシリアに駐留することは計画していない。シリア人が自分自身で国を指導しなければならない」と述べ、否定した。

ナウアート報道官は「我々の目標はダーイシュを打ち負かすことで、それ以外の何ごともするつもりはない。我々は、米国、そしてそれ以外の勢力ではなく、シリア人が自分たちの国を指導することを望んでいる…。私たちの目標は(シリアに駐留することではなく)ダーイシュを殲滅することだ」と述べた。

ARA News(8月19日付)が伝えた。

ARA News, August 19, 2017

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YPG主体のシリア民主軍のサッルー報道官「米国はこの先数十年にわたりシリア北部に駐留する」(2017年8月19日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官は、ロイター通信(8月19日付)の取材に対し、「米国には(シリア北部に)留まる戦略的利益がある…。彼らにはこの先数十年にわたる戦略的な政策がある」と述べ、米軍が西クルディスタン移行期民政局の支配地域への駐留を続けるだろうとの見方を示した。

サッルー報道官はまた「軍事、経済、政治面で、北部地域の指導部(西クルディスタン移行期民政局、北シリア民主連邦当局)と米政権との間で長期的な合意が交わされることになろう」と付言した。

AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。

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アブー・アマーラ特殊任務中隊はアレッポ市郊外のナイラブ・パレスチナ難民キャンプ内にあるクドス旅団の武器庫爆破への関与を発表(2017年8月19日)

アレッポ県で活動を続けるアブー・アマーラ特殊任務中隊は声明を出し、18日にアレッポ市郊外のナイラブ・パレスチナ難民キャンプ内にあるクドス旅団の武器庫で発生した爆発に関して、関与を認めた。

クッルナー・シュラカー(8月19日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka’, August 19, 2017

AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュの忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍は新司令官のもとダルアー県西部で反体制武装集団への攻撃を再開(2017年8月19日)

ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍は、ワーイル・イード司令官(アブー・ティーム・インヒル)が所属不明の戦闘機の爆撃で死亡したことを受けて、ナーディル・ディヤーブ氏(アブー・アリー)を新司令官に任命した。

ハーリド・ブン・ワリード軍はまた、新司令官任命の直後、ダルアー県ジッリーン村一帯の反体制武装集団拠点を攻撃した。

クッルナー・シュラカー(8月19日付)が伝えた。

AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。

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米国の支援を受ける部族自由人軍はスワイダー県東部砂漠奪還に向けた作戦を開始(2017年8月19日)

米国の支援を受ける南部部族自由人連合部族自由人軍(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室」所属)は声明を出し、スワイダー県東部の砂漠地帯奪還を目的とする「尊厳回復の戦い」を開始したと発表、シリア軍およびシーア派民兵と交戦し、広範な地域を奪還し、将兵ら30人あまりを捕捉するなど、「良好な成果」を上げたと発表した。

Kull-na Shuraka’, August 19, 2017

『ハヤート』(8月20日付)によると、戦闘には、東部獅子軍なども参加しているという。

AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。

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米国の支援を受ける東部獅子軍は捕捉したシリア軍パイロットと自由将校旅団のフサイン・ハルムーシュ大佐の「捕虜交換」を提案(2017年8月19日)

米国の支援を受ける東部獅子軍(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室」所属)の広報局長を務めるサアド・ハーッジ氏は、15日に東部獅子軍や殉教者アフマド・アブドゥー軍団がスワイダー県で撃墜したとされるシリア軍戦闘機のパイロット(アリー・フルウ少佐)の身柄に関して、クッルナー・シュラカー(8月19日付)に対して、シリア政府側が拘束中のフサイン・ハルムーシュ大佐との「捕虜交換」を呼びかけていることを明らかにした。

ハルムーシュ大佐はトルコを拠点に2011年6月に自由将校旅団を結成し、アサド政権に対する武装闘争を開始したが、同年8月に失踪、9月にシリア・アラブ・テレビの番組に登場し、離反の経緯や、反体制派に対する諸外国の支援について証言した(https://syriaarabspring.info/?p=4305)。

しかし、サアド氏によると、シリア政府側からの反応がないという。

AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。

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ラタキア市東部入口で爆弾が仕掛けられた車が爆発し複数が死傷(2017年8月19日)

ラタキア県では、イフバーリーヤ(8月19日付)によると、ラタキア市東部入口に位置するウスマーン病院近くで車1台が爆発し、複数人が死傷した。

ARA News, August 19, 2017

AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、al-Ikhbariya, August 19, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。

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レバノン軍もシリア・レバノン国境地帯のレバノン側でダーイシュ掃討作戦を開始(2017年8月19日)

レバノン軍は、ベカーア県バアルベック郡のラアス・バアルベック村、ファーキハ村、カーア村一帯のダーイシュ(イスラーム国)支配地域の解放に向け、「ジャッルード(無人地帯)の暁」の戦いと銘打った掃討作戦を開始した。

レバノン軍報道官のナズィーフ・ジュライフ大佐は、初日の戦闘で、レバノン軍がダーイシュの支配下にある地域の約3分の1にあたる30平方キロを解放、戦闘員20人を殺害したと発表した。

この戦闘で、レバノン軍にも10人の負傷者が出たという。

一方、作戦司令官のアリー・カーンスー准将は、時を同じくしてダマスカス郊外県西カラムーン地方でシリア軍とヒズブッラーが解放したダーイシュ掃討作戦との関係について、「連携はない」と述べた。

ARA News(8月19日付)、Naharnet(8月19日付)、『ハヤート』(8月20日付)などが伝えた。

Reuters, August 19, 2017

AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。

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