シリア軍は米国が支配継続を試みるハサカ県最大規模のルマイラーン油田地帯に進駐(2019年11月6日)

ハサカ県では、ワタン・オンライン(11月6日付)などによると、シリア軍地上部隊が県北東部にある同地最大規模のルマイラーン油田地帯にあるムッラー・アッバース油田に進駐した。

進駐は、ロシア仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に基づくもので、同地近くには米軍が展開していた。

米軍が同地から撤退したかどうかは不明。

AFP, November 6, 2019、ANHA, November 6, 2019、AP, November 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2019、Reuters, November 6, 2019、SANA, November 6, 2019、SOHR, November 6, 2019、UPI, November 6, 2019、al-Watan Online, November 6, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官「有志連合との合同プログラムの再開を宣言する」(2019年11月6日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーフ・アブディー総司令官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)で、「有志連合との一連の会合を経て、我々は有志連合との合同プログラムの再開を宣言する」と表明した。

アブディー総司令官によると、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロと戦い」が目的だという。

AFP, November 6, 2019、ANHA, November 6, 2019、AP, November 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2019、Reuters, November 6, 2019、SANA, November 6, 2019、SOHR, November 6, 2019、UPI, November 6, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍「イスラーム国のバグダーディー前指導者の妹は国内避難民に紛れて暮らしていた」(2019年11月6日)

トルコの支援を受ける国民軍のハサン・フサイン憲兵隊司令官は、4日に逮捕されたダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディー前指導者の妹のラスミーヤ・イブラーヒーム・アウワード・バドリー氏に関して、「偽造IDと偽名を使ってシリア北部で避難民として暮らしていた」ことを明らかにした。

フサイン司令官によると、「バグダーディーの妹とその家族は6ヶ月ほどまえにシリア北部の(アレッポ県)アアザーズ市に辿りついた。彼らは多くの国内避難民のなかに紛れていた」と述べた。

CNN(11月6日付)が伝えた。

AFP, November 6, 2019、ANHA, November 6, 2019、AP, November 6, 2019、CNN, November 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2019、Reuters, November 6, 2019、SANA, November 6, 2019、SOHR, November 6, 2019、UPI, November 6, 2019などをもとに作成。

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イスラエルのホトベリー外務副大臣「YPGを支援する」(2019年11月6日)

イスラエルのツィッピー・ホトベリー外務副大臣は「イスラエルはシリアの人民防衛隊(YPG)を支援し、米国との交渉において彼らを守りたい」と述べた。

ホトベリー外務副大臣はまた「イスラエルは外交および人道分野などで多くの支援要請を受けている。我々はクルドをさまざまなチャンネルで支援し、クルド人民に寄り添っていることを誇りに感じている」と付言した。

そのうえで「シリア北東部でクルドの支配が衰退することは、イスラエルにとって悪いシナリオで、こうした事態が、イランが指導する地域の悪しき勢力を動きを促すことになることは明白だ」と強調した。

ロイター通信(11月6日付)が伝えた。

AFP, November 6, 2019、ANHA, November 6, 2019、AP, November 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2019、Reuters, November 6, 2019、SANA, November 6, 2019、SOHR, November 6, 2019、UPI, November 6, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュ・ハウラーン州が総合情報部所属の少佐を暗殺、アブー・イブラーヒーム・クラシー指導者に忠誠を誓う(2019年11月6日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(11月5日付)は、ダーイシュの「ハウラーン州」が4日、ダルアー県のインヒル市で総合情報部所属のムハンマド・ジャッブール少佐を殺害したと伝えた。

また、同通信などは、ハウラーン州の戦闘員複数人が、アブー・バクル・バグダーディー氏死亡を受けて新たな「カリフ」となったアブー・イブラーヒーム・クラシー指導者に忠誠(バイア)を誓う映像を公開した。

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制憲委員会(憲法委員会)小委員会がジュネーブで3日目の会合(2019年11月6日)

制憲委員会(憲法委員会)の小委員会が、ジュネーブの国連本部で3日目の会合を開いた。

SANA(11月6日付)が国連に近い複数の消息筋の話として伝えたところによると、2日目の会合で、委員会で審議する議題が採択されたというが、詳細は不明。

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イドリブ県カフルタハーリーム町でシャーム解放機構に反対するデモが行われるも、町は同機構の支配に服する(2019年11月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るカフルタハーリーム町でシャーム解放機構による強制捜査に抗議するデモが発生し、住民数十人が参加した。

デモに先立って、モスクの拡声器からは、シャーム解放機構による強制捜査が実施されるので、外出を控えるよう住民に呼びかけが行われていた。

デモ参加者は、シャーム解放機構に自治を委託されているシリア救国内閣の職員らを追放した。

また、イドリブ市、マアッラト・ヌウマーン市でも、カフルタハーリーム町でのデモに連帯するデモが行われた。

その後、シャーム解放機構は声明を出し、カフルタハーリーム町の諮問容疑会と同地での事態収拾にかかる合意を交わしたと発表した。

合意は、①カフルタハーリーム町の諮問法議会が町内のすべての検問所をシャーム解放機構に引き渡すこと、②自治関連機関をシリア救国内閣に移管すること、③指名手配者を引き渡すこと、④人民抵抗連隊の結成を支援すること、を骨子とする。

AFP, November 6, 2019、ANHA, November 6, 2019、AP, November 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2019、Reuters, November 6, 2019、SANA, November 6, 2019、SOHR, November 6, 2019、UPI, November 6, 2019などをもとに作成。

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ラッカ県でトルコ軍・国民軍とシリア民主軍が激しく交戦、双方に30人弱の死者(2019年11月6日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市近郊のシャルカラーク村一帯でトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦した。

この戦闘で国民軍戦闘員17人、シリア民主軍戦闘員10人が死亡した。

AFP, November 6, 2019、ANHA, November 6, 2019、AP, November 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2019、Reuters, November 6, 2019、SANA, November 6, 2019、SOHR, November 6, 2019、UPI, November 6, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がシャーム解放機構などの支配下にあるアレッポ県、イドリブ県、ラタキア県を激しく爆撃し、7人が死亡、病院1棟が利用不能、ホワイト・ヘルメットの拠点が被弾(2019年11月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるサッハーラ村を爆撃し、子ども1人を含む7人が死亡した。


ロシア軍戦闘機はまた、シャンナーン村を爆撃、同地にあるイフラース病院が被弾し、利用不能となった。

一方、SANA(11月6日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市のジュマイリーヤ地区、スィルヤーン地区、裁判所一帯を砲撃し、住民1人が死亡、8人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機とシリア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるマアッルシューリーン村、マアッラト・ヌウマーン市森林地帯、ムシャイリファ村、ラカーヤー・サジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、マアッラト・ハルマ村、カフルナブル市、ナビー・アイユーブ丘、タッル・マルディーフ村、バイニーン村、タッル・ナール村、マアッルズィーター村、ジスル・シュグール市、マルアンド村一帯、ハッルーズ村、ナージヤ村、シャイフ・スィンドヤーン村を爆撃した。

この爆撃で、ジスル・シュグール市にある旧国立病院が被弾した。この施設はホワイト・ヘルメットが拠点としていた。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(11月6日付)によると、マアッルシューリーン村に爆撃で3人が死亡した。

またシリア軍地上部隊も同地一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などの支配下にあるカッバーナ村一帯を爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍戦闘機も同地を爆撃した。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから253人、ヨルダンから523人の難民が帰国、避難民2人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年11月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月6日付)を公開し、11月5日に難民776人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは253人(うち女性76人、子供130人)、ヨルダンから帰国したのは523人(うち女性157人、子供267人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は457,999人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者146,207人(うち女性44,245人、子ども74,865人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者311,792人(うち女性93,576人、子ども159,003人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,657,484人(うち女性1,997,245人、子供3,395,317人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 687,279人(うち女性206,479人、子供350,790人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人(子ども2人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,309人(うち女性11,218人、子供16,493人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,913人(うち女性393,779人、子供660,257人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 6, 2019をもとに作成。

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