トルコ占領下のアアザーズ市に一夫多妻制協会が設立、SNS上での議論の的に(2021年10月18日)

SNSユーザーたちは、トルコ占領下のアレッポ県北西部のアアザーズ市に、「一夫多妻制協会」が設立されたというニュースをシェアした。

ジャーナリストのザイナ・イルハイム氏は自身のFacebookアカウント(https://www.facebook.com/ZainaErhaim.Page/)上で、以下のように皮肉を込めてコメントした。

当協会で提案された活動は以下のようになっております。3番目あるいは4番目の妻となる機会を希望する女性たちの登録、『男性を満足させる』分野(隷属、甘やかし、料理、家庭の管理、紛争解決の訓練、 家庭の平和などなど)で登録された女性たちの能力開発…。

SNS上で論争の的となっている同協会の設立は、公式には発表されていない。

一人の男性を4人の女性が囲んでいる同協会のロゴや、同協会の事務所で座っている女性の写真が拡散されている。

Snack Syrian.com, October 18, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局渉外関係局長らが英国シリア問題担当特使一行と会談、ダーイシュ英国人メンバーの遺児3人を引き渡す(2021年10月18日)

北・東シリア自治局渉外関係局(外務省に相当)のアブドゥルカリーム・ウマル共同局、ハバート・ムハンマド国境通行所局長、女性防衛隊(YPJ)のズーザーン・アナス渉外代表がハサカ県カーミシュリー市にある同局本部で、英国のジョナサン・ハーグリーヴス・シリア問題担当特使を代表とする使節団と会談し、難民・国内避難民(IDPs)の状況、トルコによるシリア北部の占領への対応などについて意見を交わした。

会談では、ダーイシュ(イスラーム国)の英国人メンバーの遺児3人の身柄の引き渡しが行われた。

https://www.facebook.com/smensyria/
ANHA(10月19日付)が伝えた。

AFP, October 19, 2021、ANHA, October 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 19, 2021、Reuters, October 19, 2021、SANA, October 19, 2021、SOHR, October 19, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で402人、北・東シリア自治局支配地域で252人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で961人(2021年10月18日)

保健省は政府支配地域で新たに402人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者80人が完治し、21人が死亡したと発表した。

これにより、10月18日現在の支配地内での感染者数は計39,488人、うち死亡したのは2,429人、回復したのは25,095人となった。

SANA(10月18日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/625500932166321

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに252人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、12人が完治し、9人が死亡したと発表した。

これにより、10月18日現在の支配地内での感染者数は計32,398人、うち死亡したのは1,129人、回復したのは2,315人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性169人、女性83人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市66人、カーミシュリー市26人、マーリキーヤ(ダイリーク)市16人、アームーダー市10人、ルマイラーン町4人、マアバダ(カルキールキー)町3人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村2人、ダルバースィーヤ市9人、ラッカ県のラッカ市66人、ダイル・ザウル県14人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1707985919391338

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月18日に新たに961人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、522人が完治し、8人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡28人、イドリブ郡310人、ハーリム郡298人、アリーハー郡47人、アレッポ県スィムアーン山郡48人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡47人、アフリーン郡82人、アアザーズ郡96人。

これにより、同地での感染者数は計82,958人、うち死亡したのは1,520人、回復したのは48,233人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1690565861148298

AFP, October 18, 2021、ACU, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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シリア国民軍に所属する5組織が同軍第3軍団の指揮下で完全統合(2021年10月18日)

アズム統合司令室はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/UniLeadership/)などを通じて声明を出し、シリア国民軍に所属する武装集団5組織が同軍第3軍団の指揮下で完全統合されたと発表した。

完全統合したのは、シャーム戦線、イスラーム軍、マジド軍団、第51師団、マリク・シャー師団、イスラーム旅団。

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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イスラエル国防省の匿名士官は13日のT4航空基地一帯への爆撃時に民間機は飛行していなかったと主張(2021年10月18日)

スプートニク・ニュース(10月18日付)は、イスラエル国防省の匿名士官の話として、13日のイスラエル軍戦闘機によるヒムス県タドムル郡(T4航空基地一帯)に対するミサイル攻撃に関して、攻撃時にシリア軍の防空システムの射程圏内に民間機は飛行していなかったと述べ、フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍のヴァディム・クリト副司令官(海軍少将)の14日の発言を否定した。

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021、Sputnik News, October 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルダーラ村を砲撃(2021年10月18日)

ハサカ県では、ANHA(10月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を砲撃した。

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県、ダイル・ザウル県、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して25回以上の爆撃を実施(2021年10月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機6機がハマー県東部の砂漠地帯、ダイル・ザウル県ビシュリー山、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して25回以上の爆撃を実施した。

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領は預言者生誕祭に合わせて行われたマグリブの集団礼拝に参加(2021年10月18日)

アサド大統領は、ダマスカス県のイマーム・シャーフィイー・モスクで預言者生誕祭に合わせて宗教関係省の主催で行われたマグリブの集団礼拝に参加した。

礼拝の導師は、シャーム高等学院イスラーム・ファト複合施設のフフサームッディーン・ファルフール総主任が務め、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教問題大臣、ムハンマド・タウフィーク・ラマダーン・ブーティー・シャーム高等学院院長、政府高官、人民議会議員、バアス党幹部、イスラーム教法曹界関係者多数が参列した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4678720872171708

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4678879788822483

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県フラーク市で、元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続き開始(2021年10月18日)

ダルアー県では、SANA(10月18日付)によると、フラーク市に設置された和解センターで、同市、スーラ町、アルマー町の元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きが開始された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマストゥーマ村近郊で、正体不明の武装集団が同作戦司令室に所属するイッザ軍の本部を襲撃し、23ミリ機関砲1丁を奪い逃走した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(イドリブ県5件、ラタキア県1件、アレッポ県5件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3068952433347492

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民313人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は714,025人に(2021年10月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月17日に難民313人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民298人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは15人(うち女性5人、子供8人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は714,025人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者317,910人(うち女性95,560人、子ども161,887人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,047人(うち女性118,860人、子ども201,978人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,808,246人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は943,305人(うち女性283,078人、子供480,787人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,929人(うち女性39,925人、子供33,714人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,525人(うち女性422,484人、子供677,480人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3068949483347787

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 18, 2021をもとに作成。

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シリアからトルコへの密渡航を支援する複数の業者が確認される(2021年10月18日)

親体制派ウェブサイト「スナック・シリアン」によると、現在、トルコへの密渡航を支援するサービスを提供する複数の業者が、SNS上で多数の広告を出しているのが確認できるという。

彼らの提供する密渡航には、安全が保障された「軍事ルート」とそうではない「民間ルート」の2通りが存在し、(業者への接触段階から渡航の完了段階に至るまで)顧客は男女間で厳格に分離されているという。

アレッポからイスタンブールへの密渡航の費用は、国境のトルコ兵への賄賂を介した「許可を得た渡航」が4,000ドル、逮捕のリスクを伴う「隠れた渡航」が3,000ドルであるとのこと。

イドリブからトルコへの「軍事ルート」による密渡航には4,200ドルかかるが、多くの場合、イドリブ・トルコ間の国境が「より簡単」であることから、もっとも最良かつ人気のある経路であるという。

また同サイトの特派員による「渡航希望者が犯罪の容疑が掛けられていたり、司法当局やシリア当局によって出頭が求められている人物であった場合、渡航は可能か」という問いに対して、「ある密輸業者の妻」は以下のように回答した。

渡航希望者がアレッポで密渡航用の車に一度乗り込むと、彼はその後どの検問所やどの地点においても降りることはありません。目的地である交換ポイントまで直接向かうのです。そこでは渡航者の個人情報の提示や、個人データの再確認が求められることはありません。

Snack Syrian.com, October 18, 2021などをもとに作成。

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