スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモにダルバースィーヤ区の住民らが参加(2021年12月21日)

ハサカ県では、ANHA(12月21日付)によると、県北東部のティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国境通行所前の広場で北・東シリア自治局ジャズィーラ地域殉教者遺族機構が続けている座り込みデモにダルバースィーヤ区の住民らが参加し、イラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー5人の遺体の引き渡しを求めた。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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シリア・オリンピック委員会はイスラエルのコーチが参加したFIFAアラブカップのショーケース試合に参加した代表チーム・キャプテンのフィラース・ハティーブ選手を追放処分に(2021年12月21日)

シリア・オリンピック委員会は12月20日、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/Syrian.olympic.committee/)などを通じて声明を出し、サッカーのシリア代表チーム・キャプテンのフィラース・ハティーブ選手を追放処分としたと発表した。

https://www.facebook.com/Syrian.olympic.committee/posts/2087354304762395

ハティーブ選手が「委員会の価値観に反し、シリアの愛国的な諸原則から逸脱した」ことが理由。

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これに関して『エルサレム・ポスト』(12月21日付)は、ハティーブ選手がイスラエル代表チームのアヴラム・グラント・コーチと、112月18日に行われた2021FIFAアラブカップのショーケース試合でプレーしたことが理由だと伝えた。

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フィラース選手はこの決定に関して、12月21 日にツイッターのアカウント(https://twitter.com/feras83alkhatib/)を通じて声明を出し、グラント・コーチが参加することを事前に知らされておらず、参加選手リストにも同コーチの名前が記載されていなかった、ユニフォームにイスラエル国旗がプリントされていた驚いたと釈明するとともに、パレスチナの大義を支持する世界中の人々に謝意を示しつつも、処分が不当だとして不満を表明した。

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このショーケース試合ででは、グンラト・コーチの参加に反発し、アルジェリアの選手が出場を拒否、また多くの選手がユニフォームにプリントされていたイスラエル国旗を塗りつぶすなどして抗議の意思を示していた。

https://twitter.com/Saud_95J/status/1471925566848872451

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021

The Jerusalem Post, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県アブー・ラースィーン町、タッル・タムル町一帯を激しく砲撃し、女性2人を含む住民3人死亡、シリア軍兵士5人を含む15人負傷(2021年12月21日)

ハサカ県では、ANHA(12月21日付)、SANA(12月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の管理下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町および周辺のバーブ・ハイル村、ムハルマラ村、タッル・アミール村、マズラ村、タッル・ワルド村などを砲撃した。

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)によると、この攻撃により、女性2人を含む住民3人が死亡、住民10人が負傷した(ANHA(12月22日付)によると、その後重傷を負っていた住民1人が死亡、死者数は4人となった。)。

またシリア軍兵士3人が負傷した。



シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もこれに応戦し、シリア国民軍兵士3人が死亡した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はまたタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、タッル・カラービート村、タッル・ジュムア村、タッル・シャンナーン村、タウィーラ村を砲撃し、ウンム・カイフ村でシリア軍兵士2人が負傷した。


シリア人権監視団によると、トルコ軍側が発射した砲弾は100発以上におよんだ。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で住民が生活状況改善を求めて抗議デモを行った。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で4回の爆発が発生、原因は不明(2021年12月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で4回の爆発が発生した。

爆発時には米軍ヘリコプター複数機が上空を飛来しており、地雷の爆発、米軍の演習での爆発、あるいは基地に対する何らかの攻撃の可能性があるという。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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ロシアのサーブリン連邦議会下院議員を団長とする議員使節団がシリアを訪問しアサド大統領と会談(2021年12月21日)

ロシアのドミトリー・サーブリン連邦議会下院(ドゥーマ)議員(ロシア・シリア友好委員会代表)を団長とする議員使節団がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(12月21日付)によると、会談では、両国国会および議員間の関係強化について意見を交わし、シリアとロシアの「テロとの戦い」での勝利が、両国民のつながりをさらに強化し、両国の協力関係に新たな展望を与え、両国民の利益実現につなげねばならないとの意思が確認された。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/281126107387043

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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カザフスタンの首都ヌルスルタンでアスタナ17会議が開幕(2021年12月21日)

カザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)で、アスタナ17会議が開幕した。

会議には、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が団長を務めるシリア政府代表団、
アレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使が代表を務めるロシア代表団、アリー・アスガル・ハージー外務大臣補を団長とするイラン代表団、セルチュク・オナル外務省シリア問題担当局長(大使)を団長とするトルコ代表団、シリア革命反体制国民連立傘下の暫定内閣前首班のアフマド・トゥウマ氏を団長とする反体制派(シリア軍事革命諸勢力代表団)代表団が参加した。

また、レバノン、ヨルダン、イラクが大使級オブザーバーを派遣、ハウラ・マタルシリア問題担当国連副代表を団長とする国連使節団も参加した。

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12月20日にヌルスルタン入りしたスーサーン外務在外居住者省次官らシリア政府代表団は、ロシアのラヴレンティフ特使と会談し、米国とトルコの占領と、西側諸国の一方的制裁などの破壊的政策がシリア国民の苦難と安定阻害の主因だとしたうえで、トルコに対してこれまでの会議での合意の履行を迫るよう圧力をかけることが重要だと主張した。

また、人道支援に関しては、越境(クロスボーダー)での支援を原則拒否するとの姿勢を示した。

ラヴレンティフ特使は、シリアの主権、領土の一体性に抵触するあらゆる行為を拒否するとしたうえで、一部西側諸国による人道支援の政治利用に対峙することの重要性を強調した。

スーサーン外務在外居住者省次官らシリア政府代表団はまた、マタル国連副代表と会談した。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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マヤーディーン市の和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2021年12月21日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月21日付)によると、12月19日に再開されたマヤーディーン市の和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア、シリア政府、トルコは緊張緩和地帯で停戦違反を確認しなかったと発表:停戦違反が確認されなかったのは緊張緩和設置以降初めて(2021年12月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3119509824958419

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で55人(2021年12月21日)

保健省は政府支配地域で新たに55人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者110人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、12月21日現在の支配地内での感染者数は計49,861人、うち死亡したのは2,855人、回復したのは31,376人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/215591897415461

AFP, December 21, 2021、ACU, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民322人と国内避難民(IDPs)22人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は733,969人、2019年以降帰還したIDPsは105,624人に(2021年12月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月20日に難民322人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民309人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは13人(うち女性4人、子供7人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は733,969人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者336,999人(うち女性101,238人、子ども171,518人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,970人(うち女性119,139人、子ども202,458人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は963,249人(うち女性289,072人、子供490,961人)となった。

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一方、国内避難民22人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは22人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は22人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。

シリア人権監視団が複数の活動家の情報をもとに発表したところによると、ルクバーン・キャンプからシリア政府支配地域に帰還した国内避難民(IDPs)はダマスカス郊外県ドゥマイル市一帯とアレッポ県農村地域から避難していた3世帯。

キャンプ内での劣悪な生活環境を逃れるために帰還を決心したという。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3119531628289572

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 21, 2021、SOHR, December 20, 2021をもとに作成。

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