スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモにカルキールキー区議会議員らが参加(2021年12月7日)

ハサカ県では、ANHA(12月7日付)によると、県北東部のティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国境通行所前の広場で北・東シリア自治局ジャズィーラ地域殉教者遺族機構が続けている座り込みデモにカルキールキー区議会議員、ギルズィールー石油採掘社で働くマーリキーヤ(ダイリーク)市の社会保護部隊のメンバーらが参加し、イラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー5人の遺体の引き渡しを求めた。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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ブリンケン米国務長官は民主主義サミット開催に合わせてイラン、ウガンダ、シリアの軍高官13人を制裁対象に追加したと発表(2021年12月7日)

アントニー・ブリンケン米国務長官は12月9、10日に開催が予定されている民主主義サミットに先立って報道声明を出し、大統領令第13181号、第13553号、第13572号に基づいて、イラン、ウガンダ、シリアでの反体制派、平和的デモ参加者などへの人権侵害や抑圧に関与した個人13人を新たに米財務省外国資産管理室(OFAC)の制裁対象に加えたと発表した。

財務省の声明によると、このうちシリア人は以下の5人。

  • タウフィーク・ムハンマド・ハドゥール空軍少将
  • ムハンマド・ユースフ・ハスーリー空軍少将
  • アディーブ・ナーミル・サラーマ空軍情報部次長
  • カフターン・ハリール空軍南部地区治安委員会委員長
  • カマール・ハサン軍事情報局第227課長

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の油田地帯にドローンが飛来し爆発が発生、米主導の有志連合がアブー・ハシャブ村近郊で軍事演習(2021年12月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の油田地帯に無人航空機(ドローン)複数機が飛来し、複数回の爆発が発生した。

爆発は、ブーカマール市西8キロあまりの距離に位置する「イランの民兵」の兵舎で発生したという。

ノース・プレス(12月8日付)によると、爆発は所属不明のドローンによるもので、ワルド油田近くのドゥワイル村、ムジャーワダ村にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の拠点2カ所、アッバース村・サーリヒーヤ村間に設置されている拠点1カ所が狙われ、多数が死傷したという。

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一方、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるダイル・ザウル県アブー・ハシャブ村近郊の砂漠地帯で、米主導の有志連合が実弾を使用した軍事演習を行い、前日にハサカ県からダイル・ザウル県に移動していたM2ブラッドレー歩兵戦闘車も参加した。

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、米軍基地が設置されているダイル・ザウル県のCONOCOガス田方面に向かった。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、North Press, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が前日に続いてラッカ県とダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュに対して爆撃を実施(2021年12月7日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機4機が前日に続いてラッカ県ラサーファ砂漠、ダイル・ザウル県シューラー村一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して15回以上の爆撃を実施した。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県北部でシリア国民軍所属のドローン墜落(2021年12月7日)

アレッポ県では、ANHA(12月7日付)によると、トルコの支援を受ける「傭兵」(シリア国民軍)所属の無人偵察機(ドローン)1機が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配支配地とトルコ占領地を隔てるサージュール川一帯の前線に墜落した。

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一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカズル・マズラア村で、シリア国民軍に所属するシャーム軍団の武装グループがメンバーの1人で密輸に関与していた青年の自宅を襲撃し、4,700米ドルを奪って、この青年を殺害した。

密輸の収益をめぐる仲たがいが殺害の原因と見られる。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のサーリヒーヤ村住民が米軍装甲車5輌からなる車列の通行を阻止、これを撃退(2021年12月7日)

ハサカ県では、SANA(12月7日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のサーリヒーヤ村の住民が、同市を通過して村に入ろうとした米軍の装甲車5輌からなる車列の通行を阻止、これを撃退した。

また、複数の地元筋によると、ヤアルビーヤ町近郊の未舗装の道路を移動中米軍車列の通過するのに合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾2発が爆発し、物的被害が出た。

米軍の車列は、タッル・ハミース市方面からヤアルビーヤ町方面に向かっていた。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続き開始(2021年12月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月7日付)によると、ダイル・ザウル市、マヤーディーン市に続いてブーカマール市に和解センターが開設され、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが開始された。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領のいとこのドゥライド・アサド弁護士はイスラエル軍によるラタキア港へのミサイル攻撃を黙認したロシアを非難(2021年12月7日)

リフアト・アサド元副大統領の息子でアサド大統領のいとこのドゥライド・アサド弁護士はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/Doureidalassad/)で、イスラエル軍のミサイル攻撃をめぐるロシアの対応を厳しく批判した。

https://www.facebook.com/Doureidalassad/posts/1604519659906576

アサド弁護士は、ロシアがシリアに供与しているS-200、S-300に装備されているレーダー装置が遠距離で標的を捕捉し、迎撃できたはずだとしたうえで、「ロシアがイスラエルの空爆について事前に承知していたとしたら…、ロシアは(防共)協定が規定している通り、シリアに対するあらゆる外部からの攻撃を防御する責任があり、それゆえに困惑はさらに増幅する」と非難した。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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イスラエルのベネット首相はラタキア港に対するミサイル攻撃に関して「悪しき部隊」と戦っていると主張(2021年12月7日)

イスラエルのナフタリ・ベネット首相は、ラタキア港に対するミサイル攻撃に関して、中東における「悪しき部隊」と常に戦っていると主張した。

キプロス、ギリシャとの三カ国首脳会談後の記者会見で、ベネット首相は以下の通り述べた。

我々は日夜、この地域における悪しき部隊を押し返している。
我々は1秒たりとも立ち止まらない。こうしたことは日々起きている。
有害な部隊を前に、我々は行動を続ける。我々は粘り強く対応し、疲れることを知らない。

タイム・オブ・イスラエル(12月7日付)などが伝えた。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021、The Times of Israel, December 7, 2021などをもとに作成。

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イスラエル空軍がラタキア港のコンテナ・ターミナルをミサイル攻撃、イランから輸送されたミサイルが標的か?(2021年12月7日)

ラタキア県では、SANA(12月7日付)が軍筋の情報として伝えたところによると、イスラエル軍戦闘機が午前1 時23分にラタキア市南西の地中海沖上空からラタキア港内のコンテナ・ターミナルに対してミサイル多数を発射し、攻撃を行い、商業用コンテナ多数が炎上した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/657407842308963

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/657399942309753

https://www.facebook.com/watch/?v=994769741079943

その後、運輸省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/profile.php?id=100064584436235)などを通じて声明を出し、ラタキア港公社とラタキア国際コンテナ・ステーション社の社員らが、炎上したコンテナを撤去し、船荷の積み降ろしとコンテナの輸送作業を再開したと発表した。


https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=268562625306550&id=100064584436235

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/657434772306270

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『エルサレム・ポスト』(12月7日付)は、ボスポラス海峡の船舶の動きを監視しているトルコのヨルク・イシュク氏のツイッターのアカウント(https://twitter.com/yorukisik)の書き込みなどに基づき、ミサイル攻撃は最近シリアに到着したイラン製のミサイルを狙ったと思われると伝えた。

イシュク氏は12月2日、米財務省が制裁対象としているコンテナ船アルタバーズ号がイランのバンダレ・アッバース市からラタキア市を経由してトルコのボスポラス海峡を通過し、黒海に入り、ルーマニヤのコンスタツィアに向かったと綴っていた。

イシュク氏はまた、イスラエル軍のミサイル攻撃の直後、アルタバーズ号は11月26日にラタキア市に到着、11月28日に出港したと書き込んだ。

さらに、攻撃はアルタバーズ号が貨物を荷揚げしたまさにその場所に対して正確に行われたと付言した。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、The Jerusalem Post, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍はハサカ県カーミシュリー市で未成年者の釈放を訴えるデモを強制排除、ダイル・ザウル県ではアブー・ハマーム市で2人連続で抗議デモ(2021年12月7日)

ハサカ県では、SANA(12月7日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市のUNICEF本部前で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が拉致した未成年者の釈放を訴え家族らが抗議デモを行った。

これに対して、シリア民主軍はUNICEF本部一帯(スィヤーサ通り)を封鎖し、デモを強制排除した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュアイタート部族が暮らすアブー・ハマーム市で前日に続いて、逮捕者釈放、生活状況と福祉サービスの改善、地元評議会の職員の汚職処罰を求める抗議デモが発生した。

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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米軍がダイル・ザウル県での空挺作戦で住民多数拘束、フール・キャンプではイラン難民の遺体発見、北・東シリア自治局はスイスにダーイシュ・メンバーの子供2人を引き渡す(2021年12月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月7日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村で、米軍ヘリコプター複数機が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けて空挺作戦を実施し、民家複数棟に突入、中にいた住民多数を拘束し、連行した。

シリア人権監視団によると、拘束されたのは、マヤーディーン市からの国内避難民(IDPs)で、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの疑いがあるという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区でイラン難民1人の遺体が発見された。

ダーイシュ(イスラーム国)メンバーによる犯行と見られる。

一方、北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)は、ハサカ県カーミシュリー市の本舎で、スイス国籍のダーイシュ(イスラーム国)メンバーの子供(女児)2人の身柄をスイス外務省の使節団に引き渡した。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1742091992647397

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がイランでシャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長、カーゼミー合同閣僚委員会議長、ヴェラーヤティー最高指導者顧問と相次いで会談(2021年12月7日)

イランを訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、アリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長、ルストゥム・カーゼミー・シリア・イラン合同閣僚委員会議長、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問と個別に会談し、二国間関係、中東地域の問題、国際問題への対応について意見を交わした。


https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3148240218796417
https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3148254372128335
https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3148458532107919

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方を砲撃(2021年12月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍憲兵隊は、違法に越境しようとしたカフル・ダルヤーン村出身の住民1人を射殺した。

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ハマー県ではシリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原各所で砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市のアッバースィーヤ地区にある警察の分所に、正体不明の武装集団が手りゅう弾複数発を投げ込んだ。

サフム・ジャウラーン村とナーフィア村を結ぶ街道で軍事治安局のヤルムーク渓谷地区所属の研究部門責任者が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(イドリブ県6件、ラタキア県3件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3109166109326124

AFP, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で92人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で55人(2021年12月7日)

保健省は政府支配地域で新たに92人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者115人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、12月7日現在の支配地内での感染者数は計48,801人、うち死亡したのは2,788人、回復したのは29,965人となった。

SANA(12月7日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/657940038922410

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月7日に新たに55人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、410人が完治し、1人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡9人、イドリブ郡15人、ハーリム郡6人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡7人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡1人、アフリーン郡8人、アアザーズ郡6人。

これにより、同地での感染者数は計92,532人、うち死亡したのは2,266人、回復したのは64,370人となった。
https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1725993787605505

AFP, December 7, 2021、ACU, December 7, 2021、ANHA, December 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2021、Reuters, December 7, 2021、SANA, December 7, 2021、SOHR, December 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民325人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は729,471人に(2021年12月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月6日に難民325人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民306人(うち女性92人、子供156人)、ヨルダンから帰国したのは19人(うち女性6人、子供10人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は729,471人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者332,671人(うち女性99,976人、子ども169,377人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,800人(うち女性119,088人、子ども202,369人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,820,422人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は958,751人(うち女性287,722人、子供488,668人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,530人(うち女性41,354人、子供34,008人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,126人(うち女性423,913人、子供677,774人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3107484586160943

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 7, 2021をもとに作成。

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