シリア軍ヘリコプターがラタキア県での訓練任務中に墜落、クルー2人死亡、3人負傷(2022年2月17日)

SANA(2月17日付)は、シリア軍筋の話として、シリア軍ヘリコプター1機が沿岸地方の山岳地帯(詳細な場所明らかにせず)での訓練任務中に技術的トラブルにより強制着陸を余儀なくされ墜落、クルー2人が死亡、3人が負傷したと伝えた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが墜落したのは、ラタキア県東部のルワイミーヤ村近郊。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

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スライマーン・シャー師団がアブー・アムシャ司令官らの解任決定に反発(2022年2月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のシャイフ・ハディード(シーヤ)村一帯で、不正・権利対応委員会(正式名「アフリーン市および同郊外権利対応合同委員会」)による前日のスライマーン・シャー師団を率いるアブー・アムシャ司令官(本名ムハンマド・ジャースィム)ら6人の解任決定に対して、スライマーン・シャー師団傘下のシリア国民軍所属諸派が拒否の姿勢を示した。

スライマーン・シャー師団の司令官らは、不正・権利対応委員会の決定は法的根拠を欠いていると主張しているという。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍が武装ドローンでハサカ県タッル・タムル町にあるロシア軍基地一帯を爆撃し、基地の近くにいた複数人が負傷(2022年2月17日)

ハサカ県では、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍が武装した無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊にあるロシア軍基地一帯を爆撃し、基地の近くにいた複数の住民が負傷した。

これに関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会は声明を出し、爆撃の詳細を明らかにした。

それによると、トルコ軍のドローンは午後3時半、タッル・タムル町近郊にあるロシア軍の基地の20メートルしか離れていない場所を爆撃、これによってタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が負傷した。

またこの爆撃と合わせて、トルコ軍はタッル・タムル町近郊のタッル・シャンナーン村を砲撃したという。

Liveuamap(2月17日付)によると、トルコ軍のドローンが爆撃を行ったのは、トルコ占領地(「平和の泉」地域)の南東の端に面するカムシャト・ザルカーン村(タッル・タムル町北東)に設置されているロシア軍基地近く。

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ラッカ県では、ANHA(2月17日付)、SANA(2月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がトルコ占領下のタッル・アブヤド市南西のヒルバト・バカル村、アリーダ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市のファーティマ・ザフラー・モスク近くで、シリア国民軍に所属するイスラーム軍のアブー・ラーティブ・マフシーを名乗るメンバー(シューラ評議会メンバー)の車で爆発が発生し、乗っていたマフシー氏が即死した。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県ダーラ・イッザ市近郊でシリア軍部隊が「決戦」作戦司令室の戦闘員を狙撃、1人を殺害(2022年2月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部のダーラ・イッザ市近郊でシリア軍部隊が「決戦」作戦司令室の戦闘員を狙撃、1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジャウバース村一帯を砲撃した。

一方、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、ファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県、アレッポ県で指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年2月17日)

SANA(2月17日付)によると、ダイル・ザウル県のダイル・ザウル市スポーツ・サロン、ラッカ県のサブハ町、アレッポ県のマスカナ市に設置された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で130人、北・東シリア自治局支配地域で97人(2022年2月17日)

保健省は政府支配地域で新たに130人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者375人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月17日現在のシリア国内での感染者数は計53,278人、うち死亡したのは3,041人、回復したのは44,517人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/250744933900157

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに97人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、7人が完治したと発表した。

これにより、2月17日現在のシリア国内での感染者数は計38,214人、うち死亡したのは1,539人、回復したのは2,543人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性49人、女性48人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市20人、カーミシュリー市17人、マーリキーヤ(ダイリーク)市16人、ルマイラーン町4人、アームーダー市6人、マアバダ(カルキールキー)町3人、ダルバースィーヤ市3人、ラッカ県のラッカ市8人、タブカ市10人、アレッポ県のマンビジュ市7人、ダイル・ザウル県3人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1791376894385573

AFP, February 17, 2022、ACU, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

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