パレスチナのガザ地区ラファフ(ラファ)市でシリア難民との連帯を訴えるデモが発生、参加者がヒズブッラーのナスルッラー書記長らの写真を燃やす一方、ハマースはこれを非難(2022年2月3日)

『クドス・アラビー』(2月4日付)は、パレスチナのガザ地区のラファフ(ラファ)市でシリア難民との連帯を訴えるデモが発生したと伝えた。

同紙によると、デモを組織したのは、イブン・バーズ協会を名乗る組織で、「パレスチナ住民はシリアの虐げられた同胞を救済する」と銘打ってデモを呼び掛けていた。

デモ参加者は、シリア軍によるシリア難民への抑圧を拒否、シリア難民が置かれている危機的惨状の原因はレバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長、イラン・イスラーム革命防衛隊のガーセム・ソレイマーニー前司令官にもあるとして、「あなたのために応えよう、シリア」、「シリアの血はパレスチナの血だ」、「イラン・サファヴィー体制とアラブの共謀者どもはコインの裏と表だ」などといったシュプレヒコールを連呼し、ナスルッラー書記長はソレイマーニー前司令官の写真を燃やし、抗議の意思を示した。

また、デモに参加したシャイフらが、シリア人に対して「イランの民兵」が行ったという犯罪を非難する演説を行った。

これに対して、同地を実効支配するハマースは声明を出し、ソレイマーニー前司令官やナスルッラー書記長の写真を燃やすことに異を唱え、こうした行為を繰り返してはならないと批判したという。

だが、これに対して住民はさらに反発したという。

AFP, February 4, 2022、ANHA, February 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2022、al-Quds al-‘Arabi, February 4, 2022、Reuters, February 4, 2022、SANA, February 4, 2022、SOHR, February 4, 2022などをもとに作成。

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ロシア外務省のザハロワ報道官は米軍によるダーイシュのクラシー暗殺に関して「シリアの治安を保障する唯一の方法はシリア政府が全土掌握を回復することにある」と述べる(2022年2月3日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、米国がイドリブ県での特殊作戦でダーイシュ(イスラーム国)のアブー・イブラヒーム・クラシー指導者を暗殺したと発表したことに関して、「シリアの治安を保障する唯一の方法はシリアの合法的な当局が全土掌握を回復することにある」と述べた。

また、クラシー指導者がイドリブ県内に潜伏していたことに関して、「シリアの当局が掌握していないこの地域が今も国際テロリストによって安全な避難場所として利用されていることを示す証拠だ」としたうえで、「このことは、イドリブ県におけるテロの温床を早急に根絶する必要を示すもので…、現状が続けばテロ組織を利することになる」と警鐘を鳴らした。

米軍の作戦で民間人が犠牲になったことについては、「注意深く調査の実施」が求められていると述べ、「民間人が犠牲になるのを回避するため、軍事力を用いて精密作戦を計画するにあたっては、標的を性格に確定する必要がある」と強調した。

ザハロワ報道官はさらに「ロシアはシリア領内で国際テロの温床を壊滅するために貢献してきた」と力説した。

RT(2月3日付)などが伝えた。

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、RT, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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バイデン米大統領はイドリブ県アティマ村近郊で空挺作戦でダーイシュのクラシー指導者を殺害したと発表(2022年2月3日)

ジョー・バイデン米大統領は2月2日未明にイドリブ県アティマ村近郊で米特殊部隊が行った空挺作戦について、以下のような報道声明を出した。

昨夜、私の指示で、米軍部隊がシリア北西部で米国民と我が国の同盟国を防衛するための対テロ作戦を実行し、世界をより安全な場所とした。我が武装部隊の技能と勇気のおかげで、我々はISIS(ダーイシュ(イスラーム国))の指導者はアブー・イブラーヒーム・ハーシミー・クラシーを戦場から排除した。すべての米国民がこの作戦によって安全を取り戻した。米国民に向けて今朝遅くに説明を行うつもりだ。神が我が部隊を守りますように。

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その後、バイデン大統領はホワイト・ハウスのルーズヴェルト・ルームで声明を発表した。

内容は以下の通り。

昨夜、私の命令を実行するかたちで、米軍部隊が世界にとって最大のテロの脅威を取り除くことに成功した。ハッジー・アブドゥッラーとして知られるISISの世界的指導者だ。

彼は、米国が対テロ作戦によって(アブー・バクル・)バグダーディーを殺害した後、2019年にISISの指導者となった。

以降、ISISは米国民、我々の同盟国、協力者、さらには中東、アフリカ、南アジアの数えきれない民間人を狙ってテロ作戦を指揮してきた。

ハッジー・アブドゥッラーはISIS関連のテロ・グループが社会に蛮行を行い、無垢の人々を殺害して、世界中に拡散するのを監督した。

彼は、ISISの戦闘員を収容するシリア北東部の刑務所に対して最近行われた野蛮な攻撃の責任者だった。この攻撃は我々の勇敢な協力者である(人民防衛隊(YPG)主体の)シリア民主軍によってすみやかに対処された。

彼は2014年のイラク北西部でのヤズィーディー教徒に対するジェノサイドを推し進める原動力だった。

我々は皆、凄惨な出来事を忘れていない。村々を一掃するような大量虐殺、数千という女性や少女が奴隷として売られ、レイプが武器として利用された。

我が部隊の勇敢さのおかげで、この恐るべきテロ指導者はもう存在はしない。

我が部隊は…正確に作戦を遂行した。私は国防総省に対して、民間人の死傷者を最小限に抑えるために可能な限りの予防策を講じるよう指示した。

このテロリストが子供を含む家族に自らを囲ませることを選んだのを知って、我々は爆撃で彼を狙うのではなく、我が国民にとってよりも大きなリスクを伴う特殊部隊の強襲を行うことを選択した。我々は民間人の犠牲者を最小限に抑えるためにこの選択を行った。

我々のチームは報告書を作成している段階だ。だが、我々が知っているのは、我々の部隊がテロリストを捕まえようと接近した際、彼が自暴自棄な臆病さから、自分の家族や建物内の他の人の生命を顧みず、(自爆用)のベストを身に着けるだけでなく、3階でこれを爆破させるという最後を選んだことだ。自分が犯した罪に対する正義を受け入れることなく、前任者と同じように家族の数名を道連れにした。

私は、信じられないほど挑戦的なこの任務を見事に遂行した米軍部隊の計り知れない勇気と技能、そして決意に感謝している。

我々の軍のメンバーは、この国にとって鋼のように固い背骨をなしており、我々の国と米国民、さらには我々の同盟国を安全に保つために、自らを危険に晒す準備が常にできている。

我々の軍のメンバーの家族にも感謝している。あなた方は、愛する人たち、すなわち兵士、船員、海兵隊員、特殊部隊と共に奉仕し、彼らがなすべきことを行うために必要な力と支援を彼らに与えている。

我々の軍のメンバーと家族へ。私たちは永遠に感謝している。あなたが我々ののためにしてくれたことに対して。我々ははあなた方に多くを負っている。ありがとう。

我々はまた、シリア民主軍との重要なパートナーシップにも支えられている。

私は、献身的な我々の諜報機関、国防総省、政府内の国家安全保障チームのメンバーに対して政府を通じて称賛したい。数カ月にわたる慎重かつ弛まぬ努力によって、この任務は成功した。

この作戦は、テロリストが世界のどこに隠れようと、その脅威を排除するべく米国が追い詰めることができることを示すものだ。

私には米国民をテロの脅威から防衛する決意があり、この国を防衛するために断固たる行動を取る。

また、我々は緊密なる同盟国や協力者、すなわちシリア民主軍、クルド人のペシュメルガを含むイラク治安部隊、世界規模の有志連合に参加する80カ国以上との協力を続ける。ISISに圧力をかけ続け、我々の故郷を防衛するために。

我々は警戒を続ける。我々は準備を続ける。

昨夜の作戦は、主要なテロ指導者を戦場から排除した。そして、世界中のテロリストに強いメッセージを送った。我々はお前たちを追跡し、見つけ出す。

繰り返しになるが、我々は今日も、米国民を安全に保ち、世界中の同盟国や協力者の安全を強化するための絶え間ない努力を続けている。

みなに感謝したい。神があなた方を祝福しますよう。神が我々の部隊を守ってくれように

私は今からニューヨークに向かう。時間が押している。時間をとってくれてありがとう。感謝する。

なお、バイデン米大統領、国防総省は、どのようにクラシー指導者の身元を特定したかについては明らかにしなかった。

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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米特殊部隊はダーイシュのクラシー指導者暗殺に参加時に不時着したヘリコプター1機を破壊、カラシニコフ銃による発砲を受けたことが不時着の原因か(2022年2月3日)

『ニューヨーク・タイムズ』(2月3日付)は、に米特殊部隊がイドリブ県アティマ村近郊で実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・イブラーヒーム・クラシー指導者が殺害された(とされる)空挺作戦(2月2日)を完了した直後に、作戦中に機械系統の故障で不時着したヘリコプター1機を破壊したと伝えた。

これに関して、イナブ・バラディー(2月3日付)は、バワースィル・ニュース・ネット((2月3日付))や地元活動家らがSNSを通じて破壊されたアパッチ攻撃ヘリコプターの写真を公開していると伝え、写真を公開した。

写真が撮影されたのは、アレッポ県ジンディールス町近郊で、作戦が行われた場所から14キロ離れた地点だという。

ムラースィル・シャルキーヤ(2月3日付)によると、このヘリコプターは、作戦実行中にカラシニコフ銃による発砲を受けて故障、不時着したという。

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Murasil al-Sharqiya, February 3, 2022、The New York Times, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、Shabaka al-Bawasil al-Ikhbariya, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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反体制系メディア:ダーイシュの指導者を殺害した米軍の特殊作戦で、女性と子供を含む13人が死亡。犠牲者のなかにはシャーム解放機構のメンバーも(2022年2月3日)

シリアの複数の反体制組織や反体制系メディアは、2月2日未明に米特殊部隊がイドリブ県アティマ村近郊で実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・イブラーヒーム・クラシー指導者が殺害された(とされる)空挺作戦の詳細を、複数の地元筋から得た情報をもとに明らかにした。

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ホワイト・ヘルメットによると、この作戦で子供6人と女性4人を含む13人が死亡した。

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また、シリア人権監視団によると、米軍の攻撃により死亡したは13人。

内訳は子供4人、女性3人、爆発でバラバラになった3人の遺体、身元不明者3人。

米軍の攻撃によって住居の一部が倒壊しているため、犠牲者はさらに増える見込みだという。

同監視団によると、死亡した13人のうち1人は、シリア人でない外国籍の女性で、装着していた自爆用のベルトを爆破させ、遺体がバラバラとなったという。

また身元不明の3人のうちの1人はシャーム解放機構のメンバーで、銃撃戦が行われた場所の近くに武器を携帯していたために「過って殺害された」という。

一方、1階では、米軍が拡声器を通じて建物から出ないよう呼び掛けていたために、被害者はなかったという。

シリア人権監視団はその後(2月4日)、犠牲となった13人の身元、死因などに不明点が多いとしつつ、爆発でバラバラになった3人の遺体のうち(自爆した外国籍の女性を除く)2人が男性(年齢は不明)だったことを明らかにした。

また、女性3人については、いずれもクラシーの妻だとする情報がある一方で、1階に居住していたという女性が妻は1人しかいなかったと証言していると伝えた。

1階に居住していたという女性によると、死亡が確認された3人は、クラシーの妻、外国籍の妹とその娘で、クラシーの子供2人とともに2階で殺害されたという。

外国籍の妹とされる女性と自爆した外国籍の女性が同一人物かは不明。

4人の子供については、2人はクラシーの子供だが、残りの2人の身元は不明。

このほか、クラシーが1階で暮らしていたとの情報、クラシーの護衛と思われる男性、妹の夫が殺害されたとの情報がある。

なお、クラシーの遺体の所在、シャーム解放機構のメンバーを除く12人が自爆によって死亡したのか、米軍によって殺害されたのかも特定できない。

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ANHA(2月3日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、空挺作戦に参加した米軍のヘリコプターは3機。

シャーム解放機構の司令官の1人と目されるアブー・フサーム・バリターニーなる活動家が潜伏していた2階建ての住宅を強襲した。

この住宅は、シリアのシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るいわゆる「解放区」の北端に位置しているが、トルコとの国境から500メートルも離れておらず、近くにはトルコ占領下にあるアレッポ県北西部のダイル・バッルート村に設置されたシリア国民軍の検問所もあった。

同地からの情報によると、ヘリコプターは2時間半以上にわたって上空で旋回を続け、この住宅を強襲するのに先立って、重火器で攻撃を加えるとともに、拡声器を通じて、住民に外出しないよう警告を発した。

作戦は4月2日の深夜0時頃に始まり、2時間半近くにわたって続けられた。

戦闘後も、ヘリコプターは、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市近郊のジンディールス町一帯の上空で約30分ほど旋回を続けたという。


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ドゥラル・シャーミーヤ(2月3日付)によると、作戦に参加したヘリコプターは7機。

アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市の基地を離陸し、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」、「オリーブの枝」地域上空を通過して、現地に向かった。

その後、住宅1棟を包囲し、投降を呼び掛けたが応じず、交戦状態になったという。

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殺害された(とされる)クラシー指導者の本名はアブドゥッラー・カルダーシュ。

『ガーディアン』(2020年1月20日付)やBBC(2021年2月1日付)などによると、1976年にニナーワー県にあるマフラビーヤ村に生まれる。

村の住民はトルコマン人。

父親は地元のモスクのムアッズィン。

2人の女性と結婚し、息子7人と娘7人がいた。

2003~2004年にダーイシュ(当時はイラク・イスラーム国)の幹部として活動を開始し、組織の構成を熟知し、その運営のほぼすべてにかかわっていたという。

カルダーシュに3度会ったことがあるというダーイシュの元メンバーによると、カルダーシュはイラクのモースルの治安機関を統轄していたほか、法務官(法務大臣に相当)、兵務局をはじめとする15を部局の監督にあたっていたという。

2019年10月にバグダーディーが暗殺され、アブー・イブラーヒーム・クラシーが公認のカリフに就任したと発表された当初は、実在しない架空の人物だと考えられたが、その後カルダーシュと特定された。

カルダーシュの捜索は、イラク・トルキスタン戦線を名乗る組織のメンバーでもある兄弟が居住するトルコ領内にも及び、捜査当局はカルダーシュがこの兄弟と連絡をとりあっていると考えていた。

カルダーシュは、クラシーのほか、ムーラー・サルビー、アミール・ムハンマド・サイード・アブドゥッラフマーン、ハッジー・アブドゥッラー、アブー・イブラーヒーム・ハーシミーなどの名で呼ばれていた。

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、BBC, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、The Guardian, February 3, 2020、‘Inab Baladi, February 3, 2022、Orient News, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022、February 4, 2022、White Helmets, February 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア国民軍とともにハサカ県、アレッポ県各所をドローンなどで激しく攻撃し、YPJ、シリア軍兵士など多数死傷(2022年2月3日)

ハサカ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルバースィーヤ市近郊のジャトル(ジャトリー)村に機銃掃射を行う一方、ダルバースィーヤ市一帯を砲撃した。

この攻撃で、車1台が被弾し、乗っていた住民多数が負傷した。

これに監視って、シリア人権監視団は、ジャトル村近くの国境に設置されたコンクリート製の防護壁のシリア領側に仕掛けられていた爆弾がトルコ軍の車輌の通過に合わせて爆発し、複数のトルコ軍兵士が負傷したのを受けて、トルコ軍の攻撃が行われたと伝えた。

また、狙われた車はハルザ村でトルコ軍の無人航空機(ドローン)の攻撃を受け、乗っていたのは女性防衛隊(YPJ)の隊員3人とドライバーだったとしたうえで、隊員1人が死亡、のこる3人が負傷したと付言した。

ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍はまた、シリア国民軍とともにシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・シャンナーン村、ダルダーラ村、クブール・ガラージナ村を砲撃した。

この砲撃により、ダルダーラ村のシリア軍国境警備隊の拠点1カ所が被弾する一方、クブール・ガラージナ村でシリア軍国境警備隊の兵士1人が負傷した。

トルコ軍はさらに、マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のカスラク村、ジャンム・シャラフ村、ナワーラー・クーラー村、カーサーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が、占領下のバーブ市の東に位置し、シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治下に置くハムラー村にあるシリア軍の拠点1カ所に向けて砲撃、兵士多数が負傷した。

トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のカラーミル村、シャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、シャフバー・ダムを砲撃し、カラーミル村の小学校などが被弾し、被害を受けた。

トルコ軍とシリア国民軍はさらに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市近郊のトゥーハール村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市近郊で、シリア国民軍に所属する北部旅団の軍用車内で爆発が発生、乗っていた司令官3人が死亡した。

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県キスワ市とザーキヤ町での指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年2月3日)

ダマスカス郊外県では、SANA(2月3日付)によると、1月29日にキスワ市とザーキヤ町に設置された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

キスワ市議会のアリー・カッドゥール議長によると、手続きを済ませた住民はキスワ市で810人、ザーキヤ町で1,400人に達したという。

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アレッポ県では、SANA(2月3日付)によると、1月31日にマスカナ市に設置された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュに対して12回の爆撃を実施(2022年2月3日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して12回の爆撃を実施した。

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のカフルシャラーヤー村一帯を爆撃(2022年2月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフルシャラーヤー村一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、イシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るハーリム市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた武装グループの司令官が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で住民が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3151179975124737

AFP, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で87人(2022年2月3日)

保健省は政府支配地域で新たに87人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者325人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月3日現在のシリア国内での感染者数は計51,656人、うち死亡したのは2,998人、回復したのは39,588人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/242039188104065

AFP, February 3, 2022、ACU, February 3, 2022、ANHA, February 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2022、Reuters, February 3, 2022、SANA, February 3, 2022、SOHR, February 3, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民286人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は747,928人に(2022年2月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月3日に難民286人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民279人(うち女性84人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは7人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は747,928人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者350,469人(うち女性105,322人、子ども178,445人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,459人(うち女性119,290人、子ども202,716人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,282人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は977,208人(うち女性293,270人、子供498,083人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,833人(うち女性41,468人、子供34,106人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,429人(うち女性424,027人、子供677,872人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3151177628458305

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2022をもとに作成。

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