シャーム解放機構支配下とトルコ占領下のイドリブ県、アレッポ県各所でシャーム解放機構に対する抗議デモ(2023年6月5日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプ(ダーナー市南)、アティマ村のIDPsキャンプ(アティマ・キャンプ)、カッリー町のIDPsキャンプ(カッリー・キャンプ)、ダイル・ハッサーン村のIDPsキャンプ(ダイル・ハッサーン・キャンプ)、アレッポ県のサッハーラ村、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県スーラーン・アアザーズ町、アアザーズ市で、シャーム解放機構の支配に反対する抗議デモが発生し、参加者らは同機構の総合治安機関による住民の恣意的逮捕などを非難した。

https://twitter.com/mzmgr941/status/1665470085958447104

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ市にある北・東シリア自治局ハサカ地区本部前で住民らがパンやガスの価格高騰に抗議、生活状況の改善を求めるデモ(2023年6月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配しているハサカ市にある北・東シリア自治局ハサカ地区本部前で、住民らがパンやガスの価格高騰に抗議、生活状況の改善を求めるデモを行い、道路を封鎖した。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア軍の食糧配給車輛の通過に合わせて爆弾が爆発、2人が死傷(2023年6月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カフル・ナースィジュ村とマール村を結ぶ街道で、シリア軍の食糧配給車輛の通過に合わせて何者か仕掛けた爆弾が爆発し、乗っていた兵士1人が死亡、士官(中佐)が負傷した。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域で貨物トラックの運転手らがトルコ当局の決定に抗議するデモ(2023年6月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とトルコを結ぶバーブ・サラーマ国境通行所と、「ユーフラテスの盾」地域内の拠点都市の一つアアザーズ市を結ぶ街道で、貨物トラックの運転手らが抗議デモを行った。

デモは、トルコ当局が、シリア人の貨物業者による商品のトルコへの搬送を禁じ、トルコ人業者がこれに代わって輸送業務を行うようにあっていることへの抗議。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県のフール・キャンプでダーイシュ・メンバーが・キャンプ内にある「女性の館」テントに放火(2023年6月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが、キャンプ内にある「女性の館」テントに放火した。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ダルアー市のフーリーヤート・センターに開設された和解センターで3,700人以上の指名手配者、脱走兵、兵役忌避者が社会復帰手続きを終える(2023年6月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、3日にダルアー市のフーリーヤート・センターに開設された和解センターで、これまでに3,700人以上の指名手配者、脱走兵、兵役忌避者が社会復帰手続きを済ませた。

3日には500人以上、4日には1300人以上、5日には1900人が手続きを行ったという。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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ラッカ県タッル・アブヤド市近郊でシリア国民軍に所属するシャーム戦線の発砲により住民2人負傷(2023年6月5日)

ラッカ県では、トルコの支援を受けるシリア国民軍に所属するシャーム戦線が5日深夜、トルコ占領下の「平和の泉」地域の中心都市の一つタッル・アブヤド市近郊のアイン・アルース村で住民2人を銃で撃ち、負傷させた。

ANHA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】地方行政環境省とロシア非常事態省は消防・市民防衛分野での協力にかかる覚書に調印(2023年6月5日)

地方行政環境省とロシア非常事態省は消防・市民防衛分野での協力にかかる覚書に調印した。

覚書の調印は、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣とロシア非常事態省のアレクセイ・セルコ副大臣が行った。

SANA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】カタールでアラブ赤十字・赤新月社機構(ARCO)第47回総会が開催され、シリア・アラブ赤新月社のハブーバーティー総裁が出席(2023年6月5日)

カタールの首都ドーハでアラブ赤十字・赤新月社機構(ARCO)の第47回総会が開催され、シリア・アラブ赤新月社のハーリド・ハブーバーティー総裁、ハーリド・アルクスースィー事務局長が出席した。

総会では、トルコ・シリア大地震の被害や災害が発生したアラブ諸国の人道状況などについて意見が交わされた。

SANA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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修了試験と高等教育進学試験の受験を希望するレバノン在住の初等・中等教育修了予定者295人がシリアを訪れる(2023年6月5日)

シリア政府支配地で実施される修了試験と高等教育進学試験の受験を希望するレバノン在住の初等・中等教育修了予定者295人が、大型バスに分乗し、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所(レバノン側はマスナア国境通行所)を経由し、シリア領内に入った。

ダマスカス郊外県のマーヒル・ファラジュ教育局長によると、295人は、ラウダ町、フーシュ・バジュド町、ジュダイダト・ヤーブース村、クファイル・ヤーブース村に設置された4ヶ所のセンターに滞在し、彼らのために用意された5ヶ所の会場で受験する予定。


SANA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人はバイルーニー大学病院付属高精度診察放射線治療センターを視察(2023年6月5日)

アスマー・アフラス大統領夫人は、ダマスカス県マッザ地区のバイルーニー大学病院付属高精度診察放射線治療センターを訪問し、センター内の施設を視察した。

視察には、バッサーム・イブラーヒーム高等教育科学研究大臣、ハサン・ガッバーシュ保健大臣、国民ガン対策委員会のアルワー・アズマ委員長、バイルーニー大学のムハンマド・カーディリー院長が同行し、アスマー夫人はセンターのスタッフから機器などについての説明を受けた。

アスマー夫人は「私たちが明確なビジョン、体系的な計画、あらゆる困難や課題を乗り越えようとする決意を持った時、不可能はなくなります」と述べ、視察を締めくくった。

https://youtu.be/NfDyEdapDyo


https://www.facebook.com/SyrianPresidency/videos/1477413703069401/

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid021UTvZZNMkDg3XVwnqyDy4Nt5ZdPgnVTvcsk4XXZkNoxrzWeZU415a7xYf5KVWqd6l

SANA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2023、ANHA, June 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2023、Reuters, June 5, 2023、SANA, June 5, 2023、SOHR, June 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アサド大統領とアスマー夫人は、ダマスカス県で開幕した「シリア遺跡調査の最新の成果と地震の影響」国際大会の参加者と懇談(2023年6月5日)

アサド大統領とアスマー・アフラス夫人は、ダマスカス県で開幕した「シリア遺跡調査の最新の成果と地震の影響」国際大会の参加者を、同県にある国立博物館の中庭で出迎え、懇談した。

懇談会には、イタリアの考古学者でエブラ王国の発見者のパオロ・マッティアエ氏、ナジャーフ・アッタール副大統領ら、イタリア、ハンガリー、チェコの使節団、シリア人専門家ら数十人がが出席し、アイデンティティ、歴史、シリアでの紛争下で標的となった有形遺産の保護、世界の歴史や遺産の一部をなし、世界の歴史の中心、もっとも主要な柱をなすシリアの歴史や遺産を対象とした戦争などが話題となった。

アサド大統領は出席者を前に以下の通り述べた。

ある地域の歴史を知るたびに、別の地域について多くを知ることができる。なぜなら過去の世界は互いに結びつき合っているからだ。世界は、異なった幾つもの文明としてではなく、一つの文明として生きてきたと考える。文明は一つだが、文化が多様なのだ。
我々は今日苦しんでいる問題の原因は、我々は過去に目を閉ざしていることにある。過去に目を閉ざせば、現代を理解することはない。現代を理解できなければ、未来を見ることもできない。未来を見なければ、我々が今日目の当たりにしているように、大きな問題や破壊に直面することになる。
世界のあらゆる場所の多くの政治家と会ってきたが、私は彼らにこう言ってきた。兵士を派遣するのではなく、問題を作り出すために費やしている資金の一部を文化のために使えば、世界が変えられる、と…。我々は文化をもって過激主義、そしてテロ、さらには戦争と戦うことができる。戦争が増えるたびに、我々は文化を必要としてきた。遺跡と文化はアイデンティティを作り出す。人々は社会においてアイデンティティがない状態で安定を得ることはできない。このことを、我々はシリアに対する戦争を通じて悟った。なぜなら、我々は自らのアイデンティティの一部を喪失した。その一部とは、あなた方もご存じの遺跡に体現されている。彼らはタドムル、アレッポ城の一部、多くの遺跡を破壊した。それはシリアに限られたことではなく、実際に世界のさまざまな場所でも起きている。
シリアにおける戦争の一部は、戦闘とは関係ない。我々は銃をもって戦っているだけではなく、文化をもって戦っている。アイデンティティを維持するために戦っている。無形遺産とともに遺跡が守られなければ、アイデンティティは維持できない。あなた方は有形遺産の分野で仕事をている。我々は無形遺産の分野においてそれを補完しなければならない。そうすることで、我々はシリアに平和をもたらすことができる。
あなたはシリアを愛している。シリアもあなたを愛している。我々にとって、社会、国家、歴史、文化としてのシリアは、パオロ・・・・・・とともにある。あなたは我々のアイデンティティであり、今日の我々の遺産の一部だ。
シリアにお越し頂いた方々、シリアに滞在されている一部のみなさんにお礼を申し上げたい。我々は、この困難な状況下で戦地であるシリアを訪問し、滞在することが容易でなかったことを承知している。
我々が歴史や遺産について語るとき、シリアの名前に言及せずに語ることはできない。










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懇談会に先立って、アサド大統領は、マッティアエ氏にシリア功績勲章最高位を授与することを決定、国立博物館で執り行われた授与式では、アッタール副大統領がマッティアエ氏に勲章を授与した。

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SANA(6月5日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02eRpfV7oBvpY979ufacAFo8iCDMiiwLZcxBsSM8RT139MPr5vGH77MCTC5qoBewWil

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