ロシア軍がハサカ県の国境地帯で単独パトロールを実施(2023年6月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市西からアブー・ラースィーン(ザルカーン)町にいたる国境地帯で、ロシア軍の装甲車4輌がヘリコプター2機の護衛を受けて単独でパトロールを実施した。

同地では通常、ロシア軍とトルコ軍が合同でパトロールを実施するが、トルコ軍の同地一帯への攻撃激化を受けて、ロシア軍が単独でパトロールを実施した。

AFP, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の元幹部サウジアラビアのメッカを巡礼するため、アレッポ県北部からトルコ領内に入国したところを、トルコの治安当局によって拘束される(2023年6月14日)

イナブ・バラディー(6月14日付)は、シリアのアル=カーイダとして知られる国際テロ組織で、イドリブ県中北部を中心とするいわゆる「解放区」を支配するシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の元幹部で「アブー・アブド・アシュダー」の名で知られているアブドゥルムイーン・ムハンマド・カッハール氏が13日、サウジアラビアのメッカを巡礼するため、アレッポ県北部からトルコ領内に入国したところを、トルコの治安当局によって拘束されたと伝えた。

AFP, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、‘Inab Baladi, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市でシリア国民軍諸派が小麦の販売価格を一方的に決定し、生産者からの買取を独占していることに抗議するデモ(2023年6月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市で、シリア国民軍諸派が小麦の販売価格を一方的に決定し、生産者からの買取を独占していることに抗議するデモが発生した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市で、物価高騰や、シリア国民軍諸派が小麦の販売価格を一方的に決定し、生産者からの買取を独占していることに抗議するデモが発生した。

AFP, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県アアザーズ市近郊で前日に続いて、避難生活を送る250世帯以上を150米ドルの給付金の支給対象から除外したことに抗議するデモ(2023年6月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市近郊に位置するハラマイン国内避難民(IDPs)キャンプで、支援活動にあたる行政・支援機関が、キャンプで避難生活を送る250世帯以上を150米ドルの給付金の支給対象から除外したことに抗議するデモが前日に続いて発生した。

AFP, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦し、シリア軍兵士2人が死亡(2023年6月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサーン村一帯への潜入を試み、「決戦」作戦司令室と交戦、シリア軍兵士1人が死亡、2人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村を砲撃し、男性1人とその妻の2人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のアイン・イーサー村一帯の「決戦」作戦司令室の拠点複数ヶ所への潜入を試みたが、「決戦」作戦司令室の迎撃を受け、兵士1人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市とイブタア町を結ぶ街道で、正体不明の武装集団が内務治安部隊の隊員1人を銃で撃ち殺害した。

また、県内の軍検問所(場所は不明)で、シャーム解放機構のメンバーと見られるウンム・マヤーズィン町出身の男性が拘束された。

この男性は、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市に向かおうとしていたという。

AFP, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部、ラッカ県北部、ハサカ県北部をドローンなどで攻撃、シリア民主軍、シリア軍多数が死傷(2023年6月14日)

アレッポ県では、ANHA(6月14日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊北西のダンダニーヤ村を無人航空機(ドローン)で爆撃し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の戦闘員4人が死亡した。

爆撃が行われていた時、マンビジュ軍事評議会の部隊は、トルコ軍の砲撃で負傷した子供2人を含む住民3人を救出しようとしていたという。

一方、シリア人権監視団は、爆撃に際してマンビジュ軍事評議会の部隊が負傷者を救出しようとしていたと発表した。

ANHAによると、トルコ軍はまたマンビジュ市近郊のアラブ・ハサン村をドローンで爆撃し、民間人1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、死亡したのは塹壕の掘削に従事する労働者。

このほかにも、シリア人権監視団によると、トルコ軍はサイヤード村をドローンで爆撃、マンビジュ軍事評議会の戦闘員2人が死亡した。

一方、ANHA、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯(いわゆるシャフバー地区)において、トルコ軍はシャワーリガ村とバイナ村一帯をドローンで爆撃し、シャワーリガ村でシリア軍兵士2人が負傷、バイナ村一帯でシリア軍兵士1人が死亡、1人が負傷した。

トルコ軍はまた、マイヤーサ村一帯をドローンで爆撃したが、この爆撃による死傷者はなかった。

トルコ軍はさらに、シリア政府の支配下にあるタッル・リフアト市一帯に展開するシリア軍の拠点1ヶ所をドローンで爆撃、シリア軍兵士5人が死亡、2人が負傷した。

シリア人権監視団によると、負傷者は6人。

このほかにも、トルコ軍はシリア国民軍とともに、スーガーニカ村、バイナ村、シャワーリガ村、マンナグ村を砲撃した。

一連の攻撃に関して、トルコ国防省は、アレッポ県タッル・リフアト市一帯とマンビジュ市一帯での13日以降の戦闘で、人民防衛隊(YPG)/クルディスタン労働者党(PKK)の戦闘員41人を無力化したと発表した。

アナトリア通信(6月14日付)が伝えた。

これに関して、シリア民主軍の広報センターはツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/SDFinformation/)で声明を出し、これを否定した。

https://twitter.com/SDFinformation/status/1668924975753953280

 

シリア人権監視団によると、アキーバ村近郊での攻撃で負傷していたアフリーン解放軍団の戦闘員2人が17日死亡、また22日にも重傷を負っていた同軍団の戦闘員1人が死亡した。

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ハサカ県では、ANHA(6月14日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市とカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市を結ぶ街道沿線のシューラク村のセメント集積所一帯を砲撃し、移動中の車複数台が大破、住民4人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(6月14日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のカーリディーヤ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, June 14, 2023、Anadolu Ajansı, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023、June 17, 2023、June 22, 2023などをもとに作成。

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ダルアー市のフーリーヤート・センターに開設された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者数百人が社会復帰手続きを行う(2023年6月14日)

ダルアー県では、3日にダルアー市のフーリーヤート・センターに開設された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者数百人が社会復帰手続きを行った。

これにより、社会復帰手続きを終えた指名手配者、脱走兵、兵役忌避者は1万5000人以上となった。

SANA(6月14日付)が伝えた。

AFP, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード2.5~3.1の地震が6回発生したと発表(2023年6月14日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(ハタイ県)、トルコを震源とするマグニチュード2.5~3.1の地震が6回発生したと発表した。

SANA(6月14日付)が伝えた。

AFP, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍は首都ダマスカス南西部をミサイルで爆撃(2023年6月14日)

国防省は声明を出し、午前1時5分に、イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空から首都ダマスカス南西部の複数ヶ所に対してミサイルによる爆撃を行い、シリア軍防空部隊が迎撃、ミサイルの一部を撃破した、と発表した。

https://www.facebook.com/mod.gov.sy/posts/pfbid02gRotgQe9mdPpU31ABr9jT52k7qnKQ5uSkiQ938y5MfraSZU5uYi8KyTvBkkCT263l?locale=ar_AR

SANA(6月14日付)が伝えた。

シリア・テレビ(6月14日付)によると、シリア軍兵士1人が負傷した。

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シリア人権監視団によると、爆撃は、ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港一帯、キスワ市一帯に対して行われ、「イランの民兵」の倉庫複数が破壊され、シリア軍兵士複数が負傷した。

また、「イランの民兵」複数が死亡したとの情報もあるという。

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イスラエルのアルマ調査教育センターは、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/Israel_Alma_org/)で、イランの武器や装備品の保管場所として使用されているシリア軍の基地や対空砲大が配置されているキスワ市・ジュダイダト・アルトゥーズ町間に対して爆撃が行われたと発表した。

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一方、ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、イスラエル軍のF-15戦術戦闘機2機が首都ダマスカス郊外を誘導爆弾4発で爆撃、うち1発はシリア軍防空部隊のブーク地対空ミサイル・システムで撃破されたと発表した。

グリノフ副センター長によると、爆撃により、貯蔵施設2ヶ所が損傷を受けたが、死傷者はなかった。

RIAノーヴォスチ通信(6月14日付)が伝えた。

AFP, June 14, 2023、Alma Research and Education Center, June 14, 2023、ANHA, June 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 14, 2023、Reuters, June 14, 2023、RIA Novosti, June 14, 2023、SANA, June 14, 2023、SOHR, June 14, 2023、Syria TV, June 14, 2023などをもとに作成。

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ロシアのボグダノフ外務副大臣:「シリアとトルコの国交正常化に向けたロシアのロードマップ草案の準備はできている」(2023年6月14日)

ロシアのミハエル・ボグダノフ外務副大臣(中東北アフリカ担当)は、ロシア、シリア、トルコ、イランの外務副大臣級会合を6月21日にカザフスタンの首都アスタナで開催すると発表した。

ボグダノフ外務副大臣は記者団に対し、「(シリアとトルコの国交正常化に向けた)ロシアのロードマップ草案の準備はできている。我々の任務は協力国と話し合い、このプロセスを推し進めることだ、アスタナでの会合で我々が本格的に前進できることを期待している」と述べた。

RIAノーヴォスチ通信(6月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, June 14, 2023をもとに作成。

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