米主導の有志連合のパトロール部隊がシリア政府支配下のダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸からの砲撃を受けたとされる東岸地域を巡回し、被害状況を視察(2023年10月3日)

ダイル・ザウル県では、イナブ・バラディー(10月4日付)によると、米主導の有志連合のパトロール部隊がシリア政府支配下のユーフラテス川西岸からの砲撃を受けたとされる東岸地域を巡回し、被害状況を視察した。

有志連合のパトロール部隊はCONOCOガス田から砲撃が行われたとされる地域を巡回し、ウマル油田に向かった。

有志連合はまた、ハジーン市一帯地域の被害状況を無人航空機(ドローン)で撮影したほか、砲撃の標的となった同市の内務治安部隊(アサーイシュ)の本部を訪れた。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

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国防省はシリア軍部隊がイドリブ県農村地帯で「テロリスト」の指揮所、要塞、砲台などを攻撃し、これを破壊、多数を殲滅する一方、アレッポ県北部でドローン2機を撃墜したと発表(2023年10月3日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、シリア軍部隊がイドリブ県農村地帯で「テロリスト」の指揮所、要塞、砲台などを攻撃し、これを破壊、多数を殲滅する一方、アレッポ県北部で無人航空機(ドローン)2機を撃墜したと発表した。

攻撃は、ハマー県やイドリブ県の村々やシリア軍の陣地に対して「テロリスト」が繰り返す攻撃への対抗措置で、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードのメンバー多数を殺傷、そのなかには、ミスバーフ・ウスマーン、ムフィード・バイユーシュらも含まれているという。




https://youtu.be/3Y9tVqNKjVo

SANA(10月3日付)が伝えた。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局ジャズィーラ地方民主自治局は、タッル・ブラーク区をカーミシュリー地区からハサカ地区に編入したと発表(2023年10月3日)

北・東シリア自治局のジャズィーラ地方民主自治局の広報局は声明を出し、行政区画の改編を行い、タッル・ブラーク区をカーミシュリー地区からハサカ地区に編入したと発表した。

ANHA(10月3日付)が伝えた。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年10月3日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023などをもとに作成。

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ハサカ市でのシリア軍との戦闘で殺害された国防隊のハンムー司令官の護衛を務めていた男性が新たにトルコ占領下の「平和の泉」地域で拘束される(2023年10月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市でのシリア軍との戦闘で殺害された国防隊のアブドゥルカーディル・ハンムー司令官の護衛を務めていた男性がトルコ占領下の「平和の泉」地域を経てトルコに逃亡しようとしていたとしてラアス・アイン市に潜入したところを、同地域内で活動するシリア国民軍所属の東部自由人連合によって捉えられ、東部自由人連合はこの男性を憲兵隊に引き渡した。

ハンムー司令官の護衛が捕らえられたのはこれで2人目。

この護衛は、東部自由人連合の密輸業者の協力のもとにトルコへの密入国を試みていたという。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦し、シリア軍兵士2人とシャーム解放機構メンバー1人が死亡(2023年10月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行い、これによりシャーム解放機構のメンバー1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市とサルミーン市を結ぶ街道を砲撃し、女性1人を含む2人が負傷したほか、マアッルバリート村、マジュダリヤー村、ファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

一方、シャーム解放機構のアブー・バクル・スィッディーク旅団がミラージャ村近郊でシリア軍兵士2人を狙撃し、殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シュハイル村で、武装した地元住民からなると見られる正体不明の武装グループがシリア民主軍の司令官の車を襲撃、打ち合いとなり、住民1人が流れ弾で死亡、4人が負傷(2023年10月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村で、武装した地元住民からなると見られる正体不明の武装グループが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官の車を襲撃、打ち合いとなり、住民1人が流れ弾で死亡、4人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(10月3日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市グワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)のバイルーティー橋近くで爆発が発生し、複数が死傷した。

爆発の原因は不明。

シリア人権監視団が10月4日に発表したところによると、この爆発で2人が死亡した。

これに関して、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は声明を出し、テロや爆撃とわ無関係だと発表した。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023、October 4, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊の村々を砲撃(2023年10月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ANHA(10月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、クワンディー・マーズィン(ズーク・カビール)村、スーガーニカ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた一家3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出(2023年10月3日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた一家3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出した。

AFP, October 3, 2023、ANHA, October 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2023、‘Inab Baladi, October 3, 2023、Reuters, October 3, 2023、SANA, October 3, 2023、SOHR, October 3, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を2件確認したと発表(2023年10月3日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に2件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-16戦闘機3機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機3機による領空侵犯を13件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、アレッポ県とラタキア県で活動している「テロリスト」がロシア軍とシリア軍の基地への攻撃を準備していると述べた。

RIAノーヴォスチ通信(10月3日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 3, 2023をもとに作成。

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