SANAは10月2日のイスラエル軍のダイル・ザウル県に対する爆撃で破壊された橋や民家の写真を公開(2023年10月4日)

SANA(10月4日付)は、10月2日深夜のイスラエル軍によるダイル・ザウル県各所への爆撃に関して、ハリー村、ブーカマール国境通行所などが狙われたとした伝えたうえで、破壊されたハリー村の橋(ハミーダ橋)や民家の写真を公開した。









AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国立地震センターはラタキア県北部を震源とするマグニチュード4.2の地震が発生したと発表(2023年10月4日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にラタキア県北部を震源とするマグニチュード4.2の地震が発生したと発表した。

SANA(10月4日付)が伝えた。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍のアブディー司令官は1日にトルコの首都アンカラで発生した自爆テロとの関係を否定(2023年10月4日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官は、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi)を通じて声明を出し、1日にトルコの首都アンカラの内務省施設前で発生した自爆テロ(警官2人が負傷)について、実行犯がシリアで訓練を受け、同国からトルコに潜入したとしたうえで、イラクとシリア領内のクルディスタン労働者党(PKK)や人民防衛隊(YPG)の施設への攻撃は正当だとハカン・フィダン外務大臣が3日に述べたことに反論、「実行犯は我々の(支配)地域から潜入しておらず…、我々はトルコ国内の紛争の当事者ではない」と述べた。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 3, 2023、October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸からダイル・ザウル民政評議会の支配下にある東岸に向けて砲撃が行われ、散発的な交戦が発生(2023年10月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のクーリーヤ市一帯からダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にある東岸のシャンナーン村、タヤーナ村一帯に向けて砲撃が行われ、散発的な交戦が発生した。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がハサカ県北部のレンガ工場をドローンで爆撃し、4人が負傷(2023年10月4日)

ハサカ県では、ANHA(10月4日)、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市を結ぶ街道沿線のサフヤー村近くにあるレンガ工場を無人航空機(ドローン)で爆撃し、4人が負傷した。

レンガ工場は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が兵舎として使用している施設。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルミーン市を砲撃し、女児1人死亡、「決戦」作戦司令室もラタキア県北部を砲撃し、兵士1人を殺害(2023年10月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマクラビース村、第46中隊基地一帯、カフルタアール村、サッハーラ村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、サルミーン市、アーフィス村、マアーッラト・ウルヤー村を砲撃し、サルミーン市では女児1人が死亡、住民7人が負傷した。

これに対して「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるジャウバース村近郊でシリア軍の車輌を破壊した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で正体不明の武装集団が総合情報部のメンバーを襲撃し、殺害した。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アラブ系部族による蜂起したアカイダード部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏らが声明を出し、シリア民主軍への反抗を呼びかける(2023年10月4日)

8月末から9月初めにかけてのダイル・ザウル県でのダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族による蜂起したアカイダード部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏は音声声明を発表し、アラブ部族軍の部族軍事司令部を発足したと発表した。

ハフル氏は、ダイル・ザウル県外に逃れたとの一部情報を否定、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に従軍しているアラブ系部族を厳しく非難するとともに、彼らにシリア民主軍との関わりを絶つよう要求、シリア民主軍と戦う部族の戦闘員らに加わり、シリア民主軍への反抗を激化させるよう呼びかけた。

シリア民主軍のファルダーン・シャーミー広報センター長は3日、ハフル氏が首都ダマスカスで軟禁状態にあると主張していた。

ハフル氏はまた、ラッカ県ラッカ市とハサカ県ハサカ市でのシリア民主軍への反抗も呼びかけた。

**

同様に、アラブ部族軍の司令官を務めるアブー・ハーミド・スハイル氏も音声声明を出し、ユーフラテス川河畔地域のすべての部族に対してシリア民主軍への反抗を呼びかけた。

**

一方、国民軍の司令官を務めるフィラース・ジハーム氏は、シリア民主軍との関わりを拒否する部族を支援すると表明し、シリア民主軍の支配地を解放するための団結を呼びかけた。

**

シリア人権監視団が伝えた。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023、Ugarit Post, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍は8月末から9月初めにかけてのアラブ系部族の蜂起に関与した14人を放免する一方、20人を新たに拘束(2023年10月4日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、8月末から9月初めにかけてのダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族による蜂起に関与し、シリア政府支配下のダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸に逃亡していた14人が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配地域にある社会復帰センターに出頭、放免となったと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の治安部隊がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるバフラ村、アブー・ハルドゥーブ村で強制捜査を行い、8月末から9月初めにかけてのダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族による蜂起に加担したとされる約20人を拘束した。

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続くなか、ドゥルーズ派のシャイフ・アクルのトップのヒクマト・ヒジュリー師は「人口動態の改悪」に警鐘を鳴らす(2023年10月4日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモには数十人が参加した。

**

ドゥルーズ派のシャイフ・アクルのトップ(精神機構(シャイフ・アクル府)議長)を務めるヒクマト・ヒジュリー師は、アムラ村、マジュダル村の使節団との会談で、シリアで「人口動態の改悪」が行われており、それによって愛国心や宗教的な理念を完全が変化させられようとしていると述べ、警鐘を鳴らした。

 

AFP, October 4, 2023、ANHA, October 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2023、‘Inab Baladi, October 4, 2023、Reuters, October 4, 2023、SANA, October 4, 2023、SOHR, October 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは9月の米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反が362件に上ったと発表(2023年10月4日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反が先月9月の1ヵ月だけで362件に上ったと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で過去24時間に、F-16戦闘機4機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機1機による領空侵犯を13件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)による4回(イドリブ県3回、アレッポ県1回)の砲撃を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月4日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 4, 2023をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.