イスラエル軍はダルアー県西部の複数ヵ所に侵入し、テントや検問所を設置、抵抗する住民に発砲

ダルアー県では、SANAによると、軍用車両4台からなるイスラエル軍部隊が県西部ヤルムーク盆地地域のマアリーヤ村方面に侵攻し、アービディーン村とマガル丘一帯に到達した。

SANAによると、同部隊は周辺の農地に向けて発砲した。

**

SANAによると、イスラエル軍部隊はマガル丘付近にテントを設営した。

SANAによると、イスラエル軍部隊は県西部のジャムラ村の中隊付近に新たな検問所を設置した。

イスラエル軍は前日にも同検問所から約200メートル離れた場所にも検問所を設置している。

イスラエル軍部隊はまた、5台以上の軍用車両でアービディーン村に侵攻し、村内に2ヵ所の検問所を設置して、通行人への尋問を実施した。

SANAによると、同部隊は村から撤収する際、住民に向けて発砲した。

SANAによると、アービディーン村の住民は、イスラエル軍の再侵入を阻止するため、村へ通じる道路を石で封鎖した。

これに対して、イスラエル軍はヤルムーク盆地上空に照明弾を発射した。

SANAによると、イスラエル軍はアービディーン村を砲撃した。

ダルアー県とクナイトラ県の上空にイスラエル軍機が飛来した。

SANAによると、イスラエル軍の砲撃を受け、アービディーン村の住民の一部が自宅から避難した。

SANAによると、イスラエル軍のヘリコプターがアービディーン村とその周辺を機関銃で攻撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャズィーラ駐屯地に駐留する兵員輸送車4台からなるイスラエル軍部隊が27日深夜から28日未明にかけてマアリーヤ村西でパトロールを実施した。

シリア人権監視団によると、これと並行して、6台の軍用車両からなる別の部隊が、アブー・ギーサール丘の検問所から侵入しラッカード渓谷を経て、ヤルムーク盆地のジャムラ村へ進み、同村の中隊基地(ワーディー中隊基地)に展開した。

また、マガル丘の頂上(旧シリア軍第112旅団駐屯地)にもイスラエル軍部隊が展開し、掘削作業を行い、テントを設置し、レーザー照明装置を稼働させ、狙撃兵を配置、周辺の農地に向けて重機関銃による射撃を実施した。

また、無人航空機が上空を飛行した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が県西部のスィースーン村とジャムラ村を結ぶ道路上に軍事検問所を設置した。

これと並行して、軍用車両と徒歩部隊が同地域へ侵攻し、軍用テントを設置して前進拠点とした。

シリア人権監視団によると、軍用車両5台からなるイスラエル軍部隊がマガル丘方面からアービディーン村に侵攻、ジャムラ村へ通じる道路上に検問所を設置し、住民を尋問、アービディーン村からジャムラ村への住民の移動を禁止した。

同部隊の兵士らは、空中へ向けて威嚇射撃を行い、事態を受けて国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)のパトロール部隊が現場入りし、住民に聞き取りを行った。

シリア人権監視団によると、アービディーン村の住民は、イスラエル軍の侵入に抗議するため、道路に石を置き、道路を封鎖した。

シリア人権監視団によると、アービディーン村の住民はまた、イスラエル軍部隊の侵入を阻止するため、石を投げつけた。

シリア人権監視団によると、住民の抵抗を受けるかたちで、イスラエル軍部隊はマガル丘から撤収を開始した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍は、アービディーン村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、砲撃を受けて、アービディーン村の家族数世帯が避難した。

イスラエル軍は砲撃と合わせて、ヘリコプターから機関銃を発射した。

**

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が27日夜にハドル村南方周辺での作戦中に侵攻し、2人を殺害し、遺体を持ち去った。

**

イスラエル軍はXを通じて、シリア南部の「安全地帯」で複数の武装勢力を殺害したと発表した。

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官もXを通じて、27日に第210師団の部隊が、シリア南部の「安全地帯」で複数の武装勢力を殺害したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.