シュルツェ経済協力開発大臣を代表とするドイツの使節団がシリアを訪れ、首都ダマスカスのムジュダヒド病院を視察、シャルア総司令官の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣と会談(2025年1月15日)

SANAによると、スベニャ・シュルツェ経済協力開発大臣を代表とするドイツの使節団がシリアを訪れ、首都ダマスカスのムジュダヒド病院を視察した。

シュルツェ経済協力開発大臣らはまた、シリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣と会談し、保健部門での協力の方途について議論した。

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内務省総合治安局はシリア軍事作戦総司令部とともに、ハマー県北部、ダマスカス県マシュルーウ・ドゥンマル地区(クルド人地区)、ダマスカス郊外県ディーマース町で「旧体制の残党」に対する掃討作戦を実施(2025年1月15日)

ハマー県では、SANAが伝えた内務省広報局の発表によると、「旧体制の残党」が保持している武器を没収するため、同省の総合治安局が、シリア軍事作戦総司令部の命令を受け、県農村地帯複数ヵ所において治安作戦を開始した。

発表によると、治安作戦の対象地は、カムハーナ町、アルザ村、ハッターブ村、ハルファーヤー市などで、市民な内務省の要員に対してテロ活動を行う犯罪者の摘発が行われ、殺人、拷問、武器略奪などに関与した多数が逮捕された。

シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」は、シリア軍事作戦総司令部と内務省総合治安局がカムハーナ町、アルザ村、ハッターブ村、ハルファーヤー市で行った「旧体制の残党」追跡、武器押収、和解プロセス拒否者の逮捕を目的とした掃討作戦に従事する写真を掲載した。

『ワタン』によると、総合治安局は、カムハーナ村一帯での治安作戦で、シリア軍第25特殊任務師団の民兵の武器・弾薬・ミサイル貯蔵施設複数ヵ所を押収した。

「シリア革命の咆哮者たち」によると、この掃討作戦で、カムハーナ村出身のハイダル・ナアサーン、ジャマール・ジャミール・カッターシュらシャッバーハが逮捕された。

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ダマスカス県では、SANAによると、内務省総合治安局がシリア軍事作戦総司令部の支援を受けて、マシュルーウ・ドゥンマル地区で「アサドの民兵の残党」の追跡と武器の押収を目的とした掃討作戦を実施した。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、内務省総合治安局がシリア軍事作戦総司令部の支援を受けて、ディーマース町で「旧体制の残党」に対する掃討作戦を継続した。

シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、同地区内のクルド人が多く居住するズール・アーヴァー地区を強襲し、住宅の玄関、窓、家財道具などを破壊、無差別に発砲し、民家10件に立ち入り、携帯電話を没収、金品を強奪した。

シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、クルド系住民6人とダイル・ザウル県出身者10人を逮捕、また強襲によって複数人が負傷した。

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シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、アブー・カスラ暫定国防大臣、ハッターブ総合諜報機関長官がトルコを訪れ、エルドアン大統領、フィダン外務大臣、ギュレル国防大臣、カルン国家情報機構(MiT)長官と会談(2025年1月15日)

シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣、アナス・ハッターブ総合諜報機関長官がトルコを訪れ、首都アンカラの大統領府でレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、ハカン・フィダン外務大臣と会談した。

シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣、アブー・カスラ暫定国防大臣、ハッターブ総合諜報機関長官はまた、フィダン外務大臣、ヤシャル・ギュレル国防大臣、イブラヒム・カルン国家情報機構(MiT)長官と個別に会談した。

SANAによると、会談後の記者会見で、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は以下の通り発言した。

  • シリア国民は、不正や圧政に反対する立場を明確にし、国民の権利を保障し、地域および国際社会と調和し、建設的で積極的な国際的役割を取り戻す国家を構築することを目指している。これは、シリアを植民地的計略の人質として利用してきた前体制の政策とは程遠いものである。
  • シリアとトルコは新たな歴史を歩み始めた。両国は地域の安全と安定を支援するために協力し、共通の利益が二国間関係を継続的に発展させる原動力となる。
  • 我々は、シリアの傷を癒し、国内外の努力を統合して、個人ではなく制度に依存する国を築くために取り組んでいる。この国は、シリア国民に奉仕する高尚な目標のために専念する。
  • 東部地域の問題について、対話と交渉を通じて解決に取り組み、近い将来、目に見える形での具体的な成果を期待している。シリア国民は分裂を容認せず、中央政府の管理下にない機関も受け入れることは論理的ではない。この方針は、シリアの主権を回復するために必要であり、我々はシリアがトルコの隣国への脅威の発信地となることを拒否する。
  • 国民会議はすべての国民階層を代表し、約1200人の代表から構成される。シリアにおいて初めて、戦略的な決定が特定の派閥ではなく国民自身から発せられる。この機会を通じて、シリア国民は自らの未来と祖国の未来について主体的に語る権利を感じるだろう。
  • トルコとシリアの関係は政治的および経済的に発展し、シリアにおける繁栄、安全、安定の実現に寄与することとなる。

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シャルア総司令官はヴォルカー・ターク国連事務次長(政策担当)を代表とする使節団、アレッポ市のシャイフとウラマー、シリアの作家・詩人と会談(2025年1月15日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、ヴォルカー・ターク国連事務次長(政策担当)を代表とする使節団と会談した。

『ワタン』によると、会談後の記者会見で、ターク国連事務次長は、教育、保健、住居のシステムを再構築する必要があるとしたうえで、シリア国民に対する制裁を解除するために取り組まねばならないと述べた。

また、人権に対する罪を犯した者を裁くこと、正義を実現するための権力移譲を推し進めることの必要性などについても強調した。

https://fb.watch/x7VBRjfQdR/



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アレッポ市のシャイフやウラマーらがシャルア総司令官を訪れ、「シリア革命」の勝利への祝意を伝えた。

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シリアの作家や詩人らが首都ダマスカスの人民宮殿でシャルア総司令官と会談した。

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内務省総合治安局はダイル・ザウル県ジャフラ村でイラン・イスラーム革命防衛隊傘下の民兵の元司令官を逮捕(2025年1月14日)

ダイル・ザウル県では、
シリア人権監視団によると、内務省総合治安局はジャフラ村で、「アブー・ファドル」の名で知られるイラン・イスラーム革命防衛隊傘下の民兵の元司令官(マヤーディーン出身)を逮捕した。

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ヒムス県、ダマスカス郊外県などで内務省総合治安局による治安維持活動が続く(2025年1月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局は、アサド政権下で総合情報部長を務めていたフサーム・ルーカー少将が潜伏しているとの情報を得て、ヒムス市の複数地区を包囲した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部を名乗る武装グループが13日深夜から14日未明にかけて、アラウィー派宗徒が住むタスニーン村を襲撃し、民家7棟に放火し、数十人が逮捕した。

さらに、シリア人権監視団によると、ヒムス市のタッル・ナスル墓地で、何者かによって殺害された若い男性2人が遺体で発見された。

この2人は、20日ほど前にムハージリーン地区で誘拐され、失踪していた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カシリア軍事作戦総司令部の戦闘員を乗せた車輛数十台がラムーン地方のタルフィーター村に入り、指名手配者や武器を押収するための治安維持活動を行った。

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また、シリア人権監視団によると、ハフィール・ファウカー村で正体不明の武装集団によって殺害された若い男性が遺体で発見された。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がスワイダー市で代理販売企業者に勤務する若い男性1人を誘拐した。

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アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局は、13日にサフィーラ市で誘拐されていた市民(ムハンマド・アリー・ハーッジ・ハサン氏)の釈放に成功した。

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ヒムス県クサイル市近郊でのシリア人武装勢力とレバノン人が激しく交戦:シリア軍事作戦総司令部が介入、シリア人民抵抗は戦闘に参加したと主張(2025年1月14日)

『ナハール』によると、13日深夜から14日未明にかけて、クサイル市近郊のナフリーヤ村とミスリーヤ村のシリア人武装勢力とフーシュ・サイイド・アリー村に住むレバノン人が激しく交戦した。

発端は、密輸や略奪をめぐるシリア人武装勢力どうしの対立で、ミスリーヤ村のシリア人武装勢力の一部が混乱に乗じてフーシュ・サイイド・アリー村に侵入し、家畜を盗もうとしたことで、戦闘に発展した。

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一方、シリア人権監視団によると、13日深夜から14日未明にかけて、レバノンのヒズブッラーのメンバーとクサイル市近郊のミスリーヤ村の住民が重火器や中火器を使って激しく交戦した。

戦闘は、ヒズブッラーのメンバーがミスリーヤ村を三方から攻撃、住民がシリア軍事作戦総司令部に支援を要請、増援部隊を派遣することで激化した。

ヒズブッラーはミスリーヤ村をはじめとするクサイル市周辺の村々を武器貯蔵場所として使用しており、シリア軍事作戦総司令部が発見していない隠し場所からレバノンに武器を密輸しようとしているという。

ヒズブッラーはまた、クサイル市から武器をレバノンに持ち出そうとして、国境地帯でシリア軍事作戦総司令部と戦闘となった。

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これに関して、シリア人民抵抗は、レバノンのベカーア県の部族がクサイル市近郊のミスリーヤ村を制圧し、シリア人民抵抗がこの部族とともに、シャーム解放機構を交戦したと発表した。

この戦闘で、シリア人民抵抗、ベカーア県の部族、そして住民は、シャーム解放機構のメンバー35人以上を殺害したという。

また、その後、シリア人民抵抗とシャーム解放機構が同地で再び交戦、シリア人民抵抗はクサイル市西部郊外でシャーム解放機構の車列を要撃し、メンバー数十人を殺傷した。

ベカーア県の部族は、シャーム解放機構を撃退後にレバノンに帰還した。

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ラタキア市スライバ地区で、多数の市民がアラウィー派を侮辱するような宗派主義的なスローガンを連呼してデモを行い、内務省総合治安局が介入、一部の参加者を逮捕(2025年1月14日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市のスライバ地区で、多数の市民がアラウィー派を侮辱するような宗派主義的なスローガンを連呼してデモを行い、内務省総合治安局が介入、一部の参加者を逮捕した。

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『ワタン』によると、ラタキア市で内務省総合治安局が厳戒態勢を敷いた。

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内務省総合治安局とシリア軍事作戦総司令部がジャブラ郡で掃討作戦を実施:武装勢力の司令官、人質釈放を仲介していたアラウィー派シャイフ、子どもらが死亡(2025年1月14日)

ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局とシリア軍事作戦総司令部がジャブラ郡で「アサドの民兵の残党」を捜索するための掃討作戦を開始した。

掃討作戦は、同地で軍の兵舎や民間人を狙った事件が多発していることに対処するためのもの。

この掃討作戦の背景と進捗に関して、ムスタファー・クナイファーティー中佐は、SANAに対して通り述べた。

  • アイン・シャルキーヤ町で13日、「アサドの民兵の残党」がシリア軍事作戦総司令部の車列を襲撃した。
  • 内務省総合治安局が14日、カルダーハ市農村地帯で通常パトロールで「アサドの民兵の残党」の攻撃を受け、隊員2人が殺害、複数人が負傷、7人が拉致され、殺害を脅迫するビデオが拡散された。
  • 「アサドの民兵の残党」はジャブラ郡および周辺地域の民家を隠れ家とし、山岳地帯や渓谷地帯を総合治安局やシリア軍事作戦総司令部に対する作戦の場としている。
  • 内務省総合治安局の隊員を拉致していた「一味」と交戦し、隊員5人を解放することに成功した。
  • この戦闘で、「アサドの民兵の残党」の司令官の1人バッサーム・フサームッディーンが自爆し、死亡した。




また、SANAは、シリア軍事作戦総司令部の航空部隊(ヘリコプター)がジャブラ郡での掃討作戦に参加したとして、映像や画像を公開した。

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シリア人権監視団によると、掃討作戦には、約100台の武装した車輛が投入され、総合治安局の部隊はアイン・シャルキーヤ町、ザーマー村などに向かった。

シリア人権監視団によると、総合治安局の隊員を拉致した武装集団側は、アラウィー派のシャイフ、サーリフ・マンスール師らの仲介により、シリア軍事作戦総司令部側から地域の治安を確保し、報復行為を防止するとの確約を受けて、隊員を解放した。

だが、シリア人権監視団によると、これと前後して、マンスール師と同行していた2人が消息を絶った。

マンスール師は12日に、アラウィー派の村々で犯罪や殺害が増加していることを受けて、民衆の前で、国際社会によるシリアの沿岸地域の保護を呼びかけていた人物。

また、シリア人権監視団によると、総合治安局の隊員が解放されたのを受けて、シリア軍事作戦総司令部は、アイン・シャルキーヤ町を強襲し、複数の市民を逮捕した。

シリア人権監視団によると、アイン・シャルキーヤ町での戦闘では、フサームッディーンが死亡(自爆)、また消息を経っていたマンスール師、アイン・シャルキーヤ町出身の子ども1人を含む3人も死亡した。

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これに関して、「シリア革命の咆哮者たち」は、「アサドの民兵の残党の犯罪者司令官の1人」で「シャッビーハ」のバッサーム・フサームッディーンが沿岸地方で内務省総合治安局の要員を要撃している様子を撮影した映像を公開した。

「シリア革命の咆哮者たち」はまた、フサームッディーンがその後、シリア軍事作戦総司令部の部隊に包囲され、自爆したとして、その画像と映像を公開した。

また、ジャブラ郡で掃討作戦を遂行中に「アサドの民兵の残党」によって捕捉された内務省総合治安局の隊員6人が釈放されたとして、その氏名を公開した。

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一方、シリア人民抵抗は、山地の獅子大隊の司令官の指揮のもと、住民を虐殺するためにジャブラ郡に侵入した「ジャウラーニー・テロリスト一味」の車列を要撃し、メンバー複数人を殺傷、捕捉したと発表した。



また、シリア人民抵抗は声明を出し、ラタキア県ジャブラ市農村地帯で市民を攻撃しようとしていたシャーム解放機構のグループを狙った特殊作戦を実施し、2人を殺害、7人を捕捉したと発表した。

 

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『ワタン』によると、アラウィー派のカルダーハ・ワクフ支局長が内務省総合治安局に対する攻撃を非難するとともに、アラウィー派への帰属を理由としたいかなる攻撃も受けていないと主張、新政権への支持を表明した。

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アフマド・シャルア総司令官の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣が英国のシリア慈善協会財団社(SCAN UK)の使節団と会談(2025年1月14日)

SANAによると、シリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、英国のシリア慈善協会財団社(SCAN UK)の使節団と会談し、保健部門での協力の方途について意見を交わした。

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ムハンマド・バシール暫定首相は、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市の名士からなる使節団と会談し、国家機関へのマンパワーの動員の方途について意見を交わした。

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内務省総合治安局の第17期新規加入者の修了式が行われる一方、アレッポ市の入隊センターでは、若者らが国防省への所属を目指すための訓練コースに登録(2025年1月14日)

シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォームは、内務省総合治安局の第17期新規加入者の修了式が行われたと発表した。

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アレッポ県では、SANAによると、アレッポ市および周辺地域の若者350人が、アレッポ市に設置された入隊センターを訪れ、国防省への所属を目指すための訓練コースに登録した。

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シャルア総司令官が実業家のワフィーク・リダー・サイード氏を首都ダマスカスの人民宮殿で会談(2025年1月14日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、実業家のワフィーク・リダー・サイード氏を首都ダマスカスの人民宮殿で会談した。

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アブー・カスラ暫定国防大臣とナアサーン参謀長はシリアのほとんどの武装諸派と新生国防省の組織構造について合意:シリア国民軍、シリア自由軍も新生シリア軍に参加の方向で調整(2025年1月13日)

SANAによると、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣が国防省への諸派の統合を開始するため、各組織の司令部との会談を継続した。

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『ワタン』が複数のメディア筋の話として伝えたところによると、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣とアリー・ヌールッディーン・ナアサーン参謀長は、シリアのほとんどの武装諸派と新生国防省の組織構造について合意に達した。

同筋によると、軍司令部は、シリア北部で活動するシリア国民軍諸派とも、軍への統合計画について合意に至った。

その一方で、国防省は、いかなる武装勢力にも、宗派的、宗教的、地域的な特性を与えるという提案を拒否した。

自由シリア軍(シリア自由軍のこと)の士官には、その経験を活かすため、国防省の組織内で特別な地位を与えられることになる。

国防省は、徴兵制ではなく、志願制に基づくプロフェッショナルな軍隊の創設に向けて取り組む。

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一方、シリア軍の特殊部隊司令官(氏名は不明)は、新生シリア軍創設の基本目的に関して、「アサド体制とは異なり、国民平和にある」としたうえで、残りの諸派との交渉を続けると述べた。

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外務在外居住者省は「シリアに関するリヤド会合」でのシャイバーニー暫定外務大臣の発言の内容について発表(2025年1月13日)

SANAによると、外務在外居住者省は、「シリアに関するリヤド会合」(1月12日)でのアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣の発言の内容について発表した。

発表の骨子は以下の通り:

  • 前体制が残した重い遺産、行政や財政の腐敗、時代遅れの制度的構造は、我々にその包括的な再構築に向けた特別な努力を求めている。
  • 我々の優先事項は、シリア人を中心に据えたビジョンを構築し、彼らの生活環境を改善し、創造性を発揮し、市民としての権利を享受できる場を提供することにある。
  • 新政権は、人権分野での進展を完全に達成し、すべてのシリア国民に対して公正と平等を保障することに全面的に取り組むために専念する。これは、政治的、宗教的、民族的な所属に関係なく実現されるべきものである。
  • シリアは国民主権の原則と国家間の相互尊重を完全に信じており、国民間の関係は協力と共同構築に基づくべきである。
  • 新政権においては、あらゆる層の人々が政治的・社会的生活に幅広く参加することは、すべてのシリア人にとって憲法上の権利とみなされる。我々は、未来のシリアの構築に積極的に参加するよう、すべての人々に呼びかける。
  • すべてのシリアの多様な層を含めることは、国民和解と移行的正義に対する我々の取り組みの中核をなす。それは、平等、パートナーシップ、相互尊重の価値に基づく新しいシリアを創り上げるためのものだ。
  • 我々は、移行的正義の実現に完全に取り組み、大量虐殺や体系的な拷問に関与した者、化学兵器を国民に使用した者を追及する。我々は彼らを法の裁きにかけ、その責任を確実に問うことに尽力する。








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バシール暫定首相は、カタールの実業家と投資家からなる使節団、英国のシリア慈善協会財団社の使節団と会談(2025年1月13日)

シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」によると、ムハンマド・バシール暫定首相は、カタールの実業家と投資家からなる使節団と会談し、シリアへの投資の現状や増進の方途について議論した。

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SANAによると、バシール暫定首相はまた、英国のシリア慈善協会財団社の使節団と会談した。

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内務省総合治安局は、同局を名乗る悪党による違反行為や逮捕が相次いでいることを踏まえて、治安カードを発行し、カードの提示のない逮捕を禁じることを決定したと発表(2025年1月13日)

シリア軍事作戦局総司令部がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」によると、内務省所轄の総合治安局は、シリア救国内閣総合治安局名義で告知を発出し、同局を名乗る悪党による違反行為や逮捕が相次いでいることを踏まえて、治安カードを発行し、逮捕を伴う任務に就く治安要員に対して同カードの提示することを求め、カードの提示のない逮捕を禁じることを決定したと発表した。

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イドリブ市の名士からなる使節団がシャルア総司令官を訪れ、「シリア革命」の勝利に祝意を示(2025年1月13日)

シリア軍事作戦総司令部によると、イドリブ県イドリブ市の名士からなる使節団がアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)を訪れ、「シリア革命」の勝利に祝意を示した。

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内務省総合治安局が今月初めのヒムス市での大規模掃討作戦で逮捕していた多数について、新政権に反対するいかなる行為も行わない旨誓約したとして釈放(2025年1月12日)

ヒムス県では、SANAによると、内務省総合治安局が今月初めのヒムス市での大規模掃討作戦で逮捕していた多数について、新政権に反対するいかなる行為も行わない旨誓約したとして釈放した。

シリア人権監視団によると、釈放されたのは、民間人、軍関係者など。

ヒムス県では、ヒムス市で1450人、ヒムス県東部農村地帯で約500人が逮捕されている。

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シャルア総司令官の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣はイタリア大使と会談し、協力関係強化の方途について議論(2025年1月12日)

SANAによると、シリア軍事作戦局総司令部のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、イタリア大使と会談し、協力関係強化の方途について議論した。

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イドリブ県サルマダー市で、関税の引き上げによって住民向け商品の物価が上昇するとしてゼネストが行われ、商店や大企業が完全に閉鎖(2025年1月12日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」によると、サルマダー市で、関税の引き上げによって、住民や国内避難民(IDPs)向け商品の物価が上昇するとしてゼネストが行われ、商店や大企業が完全に閉鎖された。


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SANAによると、陸路海路出入国管理総局のマーズィン・アッルーシュ渉外局長は11日、すべての国境通行所、港湾、空港に対する統一関税規則を発出していた。

統一関税規則は、原材料に対する関税を引き下げることで産業を奨励するとともに、国内製品を保護するのが目的。

これまでに適用されていた関税を50~60%に引き上げるほか、戦時中に国外に持ち出した設備や施設を国内に移設する際の免税措置、産業部門への支援、投資の誘致などが行われるという。

しかし、ANHAによると、これにより、ビスケットに対する関税が5倍(1トンあたり50米ドルから300米ドル)、セラミックが3倍(25ドルから75ドル)、穀物が10倍(2ドルから20ドル)、ガソリンが7倍(30ドルから210ドル)に引き上げられた。

また、シリア人権監視団によると、これにより、シリア北西部での関税は事実上10%引き上げられた。

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シリア人民抵抗はダマスカス郊外県のタルフィーター村でシャーム解放機構の車列と2時間前から激しく交戦、メンバー8人を殺害したと発表(2025年1月12日)

シリア人民抵抗は、ダマスカス郊外県のタルフィーター村でシャーム解放機構の車列と2時間前から激しく交戦、メンバー8人を殺害したと発表した。

シリア人権監視団によると、タルフィーター村でシリア軍事作戦総司令部の戦闘員と、地元部族(ユースフ家)の民兵が激しく交戦した。

戦闘は、前政権を支持していたとされる地元民兵のメンバー1人を投降させようと、シリア軍事作戦総司令部の戦闘員らがその妻に暴行を加え、罵倒、息子に発砲するなどしたことを受けたもので、地元民兵のメンバー1人が死亡したのに対して、地元民兵はシリア軍事作戦総司令部の戦闘員らの住居を焼き討ちにした。

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ラタキア県では、SANASANAによると、内務省総合治安局は、通報を受け、ジャブラ市農村地帯で軍人を装った窃盗・強奪の犯罪グループを逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人民抵抗によると、シャーム解放機構がヒムス市のマズラア地区で5人の兄弟を虐殺した。

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ダマスカス県では、サウト・アースィマによると、ジャウバル区でイスラーム教のシャイフのウマル・ムヒーッディーン・フーリー師が何者かによって誘拐・殺害され、遺体で発見された。

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シャルア総司令官は1月9日にレバノンの国民議会での投票で大統領に選出されたジョゼフ・アウン国軍司令官(中将)と電話会談を行い、祝意を伝える(2025年1月12日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は1月9日にレバノンの国民議会での投票で大統領に選出されたジョゼフ・アウン国軍司令官(中将)と電話会談を行い、祝意を伝えた。

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シャイバーニー暫定外務大臣がサウジアラビアの首都リヤドで開催された「シリアに関するリヤド会合」に出席(2025年1月12日)

『ワタン』によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣が11日深夜にサウジアラビアに到着、首都リヤドのハーリド国王国際空港でワリード・ハリージー外務副大臣の出迎えを受けた。

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アナトリア通信SANAなどによると、サウジアラビアの首都リヤドで国際会議「シリアに関するリヤド会合」が開催され、サウジアラビア、UAE、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート、イラク、レバノン、ヨルダン、エジプト、英国、ドイツ、トルコ、シリアの外務大臣、米国、イタリアの外務副大臣、アラブ連盟のアフマド・アブー・ガイト事務総長、湾岸協力会議のジャースィム・マフムード・ブダイウィー事務局長、ペデルセン特別代表が出席した。



会合後にサウジアラビア外務省が発表したされた声明では、シリア国民への支援の方途などが議論され、シリアの再建と、すべての市民にとって、安全で独立した統一国家を目指すこと、テロが存在せず、主権や領土の一体性がいかなる勢力からも脅かされない国を建設を目指すことが強調され、政治的移行プロセスを支援することが確認された。

また、シリア南西部に対するイスラエルの侵攻に懸念を表明した。

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シャイバーニー暫定外務大臣はまた、会議の合間にサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣、バーレーンのアブドドゥッラテティーフ・ビン・ラーシド・ザヤーニー外務大臣、英国のデヴィッド・ラミー外務副大臣、トルコのハカン・フィダン外務大臣、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と個別に会談した。




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総合諜報機構はサイイダ・ザイナブ・モスク(廟)内でのダーイシュによる爆破未遂を阻止:ダーイシュはアサド政権崩壊に乗じて大量の武器を入手、大規模攻撃を計画(2025年1月12日)

ダマスカス郊外県では、SANAが総合諜報機構筋の話として伝えたところによると、シーア派(12イマーム派)の巡礼地の一つサイイダ・ザイナブ・モスク(廟)(サイイダ・ザイナブ町)内で爆発物を爆発させようとしたダーイシュ(イスラーム国)を、総合諜報機構が内務省総合治安局とともに阻止し、爆破未遂に関与した複数人を逮捕した。


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シリア人権監視団は、複数筋から得た情報として、「イランの民兵」がアサド政権崩壊の4日前の12月4日に、シリアからイラク方面に完全撤退する際に、所持していた武器のすべてをダーイシュ(イスラーム国)に引き渡していたと発表した。

「イランの民兵」内の複数筋によると、イランは、ダーイシュに対して、サイイダ・ザイナブ廟などへの攻撃を促し、聖地防衛を口実してシリアに介入する機会を狙っているという。

シリア人権監視団によると、ダーイシュはアサド政権の崩壊に乗じて、シリア軍や「イランの民兵」によって放棄された陣地から大量の武器や弾薬を鹵獲、ヒムス県のハマード砂漠やスフナ市近郊の特別教練場で集中訓練を終え、大規模な軍事作戦を開始しようとしているという。

複数の情報によると、新たな戦闘は、ハマー県東部で行われると見られている。

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