ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局は、アサド政権下で総合情報部長を務めていたフサーム・ルーカー少将が潜伏しているとの情報を得て、ヒムス市の複数地区を包囲した。
また、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部を名乗る武装グループが13日深夜から14日未明にかけて、アラウィー派宗徒が住むタスニーン村を襲撃し、民家7棟に放火し、数十人が逮捕した。
さらに、シリア人権監視団によると、ヒムス市のタッル・ナスル墓地で、何者かによって殺害された若い男性2人が遺体で発見された。
この2人は、20日ほど前にムハージリーン地区で誘拐され、失踪していた。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カシリア軍事作戦総司令部の戦闘員を乗せた車輛数十台がラムーン地方のタルフィーター村に入り、指名手配者や武器を押収するための治安維持活動を行った。
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また、シリア人権監視団によると、ハフィール・ファウカー村で正体不明の武装集団によって殺害された若い男性が遺体で発見された。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がスワイダー市で代理販売企業者に勤務する若い男性1人を誘拐した。
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アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局は、13日にサフィーラ市で誘拐されていた市民(ムハンマド・アリー・ハーッジ・ハサン氏)の釈放に成功した。
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