『ウォールストリート・ジャーナル』:バアス政権は少なくとも300人の子どもを家族から強制的に引き離し、自らが管理する孤児院に収容(2025年6月7日)

『ウォールストリート・ジャーナル』は、バアス政権が少なくとも300人の子どもを家族から強制的に引き離し、自らが管理する孤児院に収容していたことが明らかになったと報じた。

同誌が機密文書、元拘束者へのインタビュー、アフマド・シャルア移行期政権当局の関係者の証言に基づき伝えたところによると、バアス政権は、子どもを反体制派の家族に対する圧力手段として利用し、少なくとも3,700人の子どもが、家族と共に逮捕されたか、大規模な家宅捜索や一斉拘束の際に失踪し、行方不明だという。
そのなかには、2013年に夫のアブドゥッラフマーン・ヤースィーン氏が逮捕された後、自身も拘束された歯科医で元シリア代表のチェス選手ラーニヤ・アッバースィー氏の子どもたちも含まれており、その消息は今も分かっていない。

同誌は、子どもたちが「SOS子どもの村」が運営する孤児院に収容されている可能性を示す新たな証拠を得たとしている。

「SOS子どもの村」は、2014年から2018年の間に身元が分からない子ども139人をシリア国内の施設で受け入れたことを認め、その後、こうした受け入れを行わないよう当局に要請され、大半の子どもたちは当局に引き渡されたが、その後の行方は確認できていないとした。

同紙は、ラーニヤ氏の夫ヤースィーン氏の家族が今なお孫の行方を追っていることを伝え、孤児院のウェブサイトに掲載された写真や元女性囚人の証言、さらにはAIを用いた顔画像の再構築など、あらゆる手段を用いていると報じた。

また、家族はラーニヤ氏の子どもに似た少年のDNA鑑定を実施したが、結果は一致しなかったという。

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ハマー航空基地近くの防空大隊で大きな爆発、これと前後してアラウィー派8人が殺害される(2025年6月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市近郊のハマー航空基地西のマトニーン村とラビーア村の間に位置する防空大隊で大きな爆発が複数回にわたって発生した。

爆発と前後して、同地上空には無人航空機が旋回していた。

この爆発により、女性3人を含む市民8人が死亡、複数が負傷した。

死傷者はアラウィー派。

ラビーア村の地元住民らは、アフマド・シャルア移行期政権の治安部隊の検問所の要員が、旅客用マイクロバスで移動中のアラウィー派11人に発砲し、8人を殺害、3人を負傷したのと前後して、防空大隊基地内で大きな爆発が発生したと疑っている。

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一方、ハマー市のクスール地区では、正体不明の武装グループが「サクル」の愛称で知られていた前政権時代の軍事情報局関係者を銃で撃ち、殺害した。

また、ハマー市の国立病院近くで、旧シリア軍に勤務していた男性1人が正体不明の武装グループによって即決処刑され、死亡した。

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首都ダマスカスでアラウィー派7人が襲撃を受け、5人死亡、1人負傷、1人行方不明(2025年6月4日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、2日にアッシュ・ウルール地区で、職場からバルザ区のレストランにバン車で移動中に行方不明になっていたアラウィー派7人とドライバー1人のうち、5人が即決処刑され死亡、遺体がムジュダヒド病院に安置されていることが確認された。

また、残る3人のうちの1人も負傷して病院に搬送されていた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがスワイダー市ドゥバイスィー地区で住民1人とその妻を銃で撃ち殺害した。

また、タアーラ村で何者かの砲撃を受けて、1人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市近郊のダーリヤ町とバイト・アーナー村で、治安部隊が午後7時30分から外出禁止令を発出した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タッル・シャンナーン村とシャターヤ村の間の地域で植物採取を行っていたアラウィー派の住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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BBC:行方不明の米国人フリー・ジャーナリストのオースティン・タイス氏がアサド前政権によって拘束されていた(2025年6月2日)

BBCは、独自に入手した極秘の諜報文書により、2012年8月に首都ダマスカス近郊で消息を絶ち、現在も行方不明の米国人フリー・ジャーナリスト、オースティン・タイス氏が、アサド前政権によって拘束されていたことが初めて確認されたと伝えた。

逮捕の約7週間跡、オンラインに投稿された映像には、目隠しをされ、手を縛られたタイス氏が、武装集団にイスラームの信仰告白を強要される姿が映っていた。

だが、この映像について、米当局者や専門家らは捏造された可能性があると疑問を呈していた。

BBCは、ラジオ番組(Radio 4)シリーズの取材の一環として、シリア人調査員とともに情報機関の施設を訪れた際に、今回の資料を入手した。

「オースティン・タイス」とラベルされた一連の文書の中には、「極秘」と記された文書もあり、2012年にダマスカス市内の収容施設にタイス氏が拘束されていたことが記されていた。 情報筋によると、タイス氏はダマスカス郊外県のダーライヤー市近郊で国防隊によって逮捕され、ターフーナ地区の収容施設に拘置されていたとされる。

この間、胃腸の不調を訴え、医師の診察を2回受けたとされ、血液検査ではウイルス性感染症が確認されたという。

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ダマスカス県マサーキン・バルザ地区で、アルコールを販売している商店2件が覆面姿の4人の武装グループの襲撃を受け、商品などを破壊・放火される(2025年6月1日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マサーキン・バルザ地区でアルコールを販売している商店2件が覆面姿の4人の武装グループの襲撃を受け、商品などを破壊され、放火された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、2日前に内務省総合治安局に逮捕された。

また、カタナー市で3日前にアフマド・シャルア移行期政権の国防省と内務省の予備部隊によって逮捕された若い男性2人が即決処刑され、死亡した。

シリア人権監視団によると、臨床検査室の経営者のラアファト・アリー・イスビル氏が即決処刑され、家族が県内の病院で遺体を発見した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期内閣の国防省と内務省の予備部隊がタッル・アブドゥルアズィーズ村のアラウィー派の住宅を強襲し、1人を即決処刑した。

ムーサー・フーラ村で正体不明の武装グループによって撃たれて重傷を追っていた14歳の青年が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マリク・アーディル街道で正体不明の武装グループがアラウィー派の大学教授を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の砂漠地帯で身元不明の3人が遺体で発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市でアブー・ライルの名で知られている元反体制武装組織(解放の暁旅団)のリーダーのマーヒル・ラッバード氏が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、この時に巻き添えとなって若い男性1人と子ども1人、さらに学生1人も撃たれて死亡した。

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ダマスカス県ウルード地区で30歳代のアラウィー派の住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡(2025年5月31日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ウルード地区で30歳代のアラウィー派の住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東カラク村とムサイフラ町間で、占領下ゴラン高原出身の若い男性が何者かによって殺害され、遺体で発見された。

また、ムサイフラ町では、若者グループが住宅1件を襲撃し、住民1人を殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マアルーナ村に至る街道で、イランの支援を受けてタッル市で住民のシーア派への改宗などに従事していた同市在住のパレスチナ人が何ものかによって殺害された。

また、ダマスカス郊外県カタナー市で29日に逮捕された10人のうち1人が、アフマド・シャルア移行期政権の拘留施設で拷問を受け死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市マシャーア・フルースィーヤ地区で正体不明の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アイフィール村で正体不明の武装グループが住宅1件を襲撃、1人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区で正体不明の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

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SANAによると、ハサカ県では、ヨーロッパ諸国向けに密輸されようとしていた大量の大麻が発見、押収された。

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国防省と内務省の予備部隊がダマスカス郊外県カトナー市でドゥルーズ派の住民6人を逮捕(2025年5月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のアルバイーン地区とバルナーウィー地区で若い男性2人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、マアッル・シュフール村に至る街道で若い男性1人の遺体が発見された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、国防省と内務省の予備部隊がカトナー市でドゥルーズ派の住民6人を逮捕した。

6人のうち4人は18歳未満の少女。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊がバールマーヤー村で住宅複数件を強襲し、住民2人を逮捕した。

内務治安部隊はまた、ハッラーブ村を強襲し、バアス党の班指導部の書記長ら5人を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カーズィミーヤ村で正体不明の武装グループがシーア派住民1人を誘拐、その後殺害した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー県との県境から何ものかがスワイダー市に向かって砲撃を行い、複数回の爆発が確認された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市で、武装し軍服を来た男性がアラウィー派の若い男性2人を銃で撃ち殺害した。

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スワイダー県で病院を乗せて移動中だった救急車1台が、道路脇に仕掛けらていた即席爆弾の爆発で大破、運転手1人、看護師1人、民間人4人が負傷(2025年5月29日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アリーカ村とニジュラーン村を結ぶ街道で、病院を乗せて移動中だった救急車1台が、道路脇に仕掛けらていた即席爆弾の爆発で大破、運転手1人、看護師1人、民間人4人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市で治安部隊が国防隊の元メンバー1人を逮捕した。

一方、 SANAによると、ムハッラム町一帯地域において、県内務治安司令部が治安作戦を実施し、大量の軽・中火器、弾薬を押収した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カトナー郡の執行評議会の責任者が正体不明の武装グループの要撃を受けて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市で住民1人とその息子が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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SANAによると、ダルアー県では、内務治安部隊がシャイフ・マスキーン市で、無許可の武器を回収し、指名手配者の追跡を目的とした治安作戦を開始した。

内務治安部隊はまた、スハイリーヤ村およびイブタア町にも治安作戦を拡大させた。

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ダマスカス県カダム区で、総合治安局と警察が合同パトロール実施中に、複数の住宅を強襲し、1人を逮捕、その両親に暴行を加える(2025年5月28日)

ダルアー県では、SANAによると、県の内務治安部隊が、ジャースィム市で、無許可の武器回収と指名手配者の追跡を目的とする治安作戦を開始した。

これにより、治安部隊は指名手配者の拘束と武器の押収に成功した。

シリア人権監視団によると、ジャイドゥール部族の民兵がジャースィム市で部族の青年1人が逮捕され、暴行を受けたことを批判、警告を発した。

一方、ナスィーブ国境検問所の職員が、サウジアラビア向けの輸出用貨物に隠されていた大量の麻薬を発見し、これを押収した。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、内務省麻薬撲滅課と内務治安部隊の協力により、麻薬密輸グループのメンバー数名が逮捕された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安部隊がマヤーディーン市の武器庫を強襲し、大量の武器弾薬を押収した。

また、治安部隊は、犯罪グループを摘発、電力ケーブルなどを押収する一方、このグループは18日のマヤーディーン市での爆破事件への関与を自供した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区で、県の総合治安局と警察が合同パトロール実施中に、複数の住宅を強襲した。

総合治安局と警察は、住民への退去を事前に要請せず、同行していた技師や技術作業チームの反対を押し切って強襲を行い、抵抗した住民の青年1人を逮捕、青年の両親を罵倒し、暴行を加えた。

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ヒムス市でアラウィー派の若い男性1人が誘拐され、その後遺体で発見される(2025年5月27日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市でアラウィー派の若い男性1人が誘拐され、その後遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アイン・ルーズ村で、正体不明の武装グループが前政権の協力者とされる男性1人を銃で撃ち、殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のハムダーニーヤ高速道路で、全裸の女性が遺体で発見された。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、ヤフムール町に至る街道で、正体不明の武装グループが住民を襲撃、強盗を働いた。

また、バーニヤース市郊外のマラーナ村で、内務省総合治安局が旧シリア空軍の士官1人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スワイディーヤ村で住民1人とその娘が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ市に至る高速道路(ダマスラフー高速道路)で、正体不明の武装グループが実業家らを誘拐した。

一方、SANAによると、内務省の治安部隊が、3月の内務省総合治安局と国防省部隊に対する要撃の指導者の1人とされるマルワーン・ヤースィーン・アフマド(通称ハール)を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市内を移動中の世界食糧機関(WFP)の車が何者かの襲撃を受けた。

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ダイル・ザウル県で地雷を敷設しようとしていたダーイシュのスリーパーセルをシリア民主軍が攻撃し、1人を殺害(2025年5月27日)

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、ハジーン市に至る街道とスーサ町に至る街道で、地雷を敷設しようとしていたダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルをシリア民主軍が攻撃し、1人を殺害した。

一方、シリア民主軍の部隊がハトラ村で「イランの民兵」の元メンバー3人を逮捕した。

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ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の麻薬撲滅部隊は、ラッカ市で麻薬密輸グループ4人を逮捕、カプタゴン23,000錠を押収した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市で武装した男性1人が女性1人を銃で撃ち殺害した。

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ハマー県、ラタキア県で住民らの殺害相次ぐ(2025年5月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、17日に正体不明の武装グループによって銃で撃たれて重傷を追っていた若い男性1人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で薬剤師の若者が正体不明の2人組によって銃で撃たれて、負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カンディースィーヤ村で、羊飼いのベドウィンがアラウィー派の若い男性3人を銃で撃ち、負傷させた。

その後、27日、シリア人権監視団によると、負傷していたアラウィー派の女性と子ども1人が新たに死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、スルーク町で、シリア国民軍に所属する武装グループとナイーム部族が交戦した。

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タルトゥース県でアラウィー派教員の自宅、バーが襲撃を受ける(2025年5月25日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市ハミーディーヤ地区で、アラウィー派の教員の自宅をスンナ派住民が襲撃し、撃ち合いとなった。

また、国防省に所属すると見られる覆面をした武装グループがタルトゥース市内のバーを襲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、、オートバイに乗った2人組の武装グループがアシュラフィーヤ村を襲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、スーマリーヤ地区で子ども1人が銃で撃たれて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局の隊員らが、アレッポ市の判事に暴行を加えた。

一方、トルコの支援を受けるシリア国民軍が展開するマンビジュ市で、住民らが飲料水の断水に抗議して、市庁舎前で抗議デモを行った。

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ダイル・ザウル県では、SANAによると、内務省総合治安局がムーハサン市の廃墟で大量の武器、弾薬を発見、これを押収した。

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2週間前に首都ダマスカスで誘拐され、消息が取れなかったジャーナリストのムハンマド・ヒーティー氏が遺体で発見される(2025年5月24日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャイルード市近郊の無人事態で、2週間前に首都ダマスカスで誘拐され、消息が取れなかったジャーナリストのムハンマド・ヒーティー氏が遺体で発見された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がタッルドゥー市で、2012年のハウラ地方(ハウラ平原)での虐殺に関与しているとして住民5人を即決処刑した。

また、国防省と内務省の部隊が精製工場とヒムス市の大交差点を結ぶ街道で、前日に逮捕していた大学生4人を釈放した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、刑事犯罪、麻薬密売などに関与したとして逮捕していた前政権の関係者複数人を釈放した。

また、ブーカマール市近郊のジャラー町にある内務省総合治安局本部にある弾薬庫が爆発し、隊員3人が死亡、4人が負傷した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、マラーナ村で国防省に所属する部隊が大規模な治安作戦を実施し、住民らを多数逮捕した。

また、タルトゥース市のアリー・ブン・アビー・ターリブ・モスクの副イマームを務めるシャーリフ・スウード師が何者かによって誘拐された。

さらに、県内各所で、正体不明の武装グループがアラウィー派の住民3人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ・バサーティーン地区で、男性1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるスィフヤーン村の農地で、女性1人が遺体で発見された。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市で内務省総合治安局と麻薬密輸グループが交戦、双方合わせて10人弱が死傷(2025年5月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が旧シリア軍のメンバー1人を逮捕した(場所不明)。

また、国防省の要員1人がダイル・ザウル市で正体不明の武装グループの襲撃を受けて負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市に近いズハイリーヤート村で21日深夜から22日未明にかけて銃声が確認され、民家や商店で火災が発生した。

一方、SANAによると、県治安局が、ラーミー・マフルーフ氏傘下の民兵組織である祖国の盾旅団の司令官の1人、アースィフ・リフアト・サーリフ司令官を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スバイナ町で行われていた結婚式会場に、内務省と国防省の部隊が武器を捜索するとして押し入り、会場にいた出席者らに暴行を加え、罵倒するなどした。

また、ジャルマーナー市ムフターラ地区のパン工場近くで、内務省総合治安局と麻薬密輸グループを強襲、戦闘となり、麻薬密輸グループのメンバー5人と総合治安局隊員1人が死亡、グループのメンバー2人が負傷した。

死亡した総合治安局隊員はドゥルーズ派だった。


キスワ市で住民らどうしの戦闘が発生し、仲裁に入ろうとした内務省総合治安局の地アインが巻き添えとなり、1人が死亡、1人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がミスリーヤ村を強襲した。

また、ズライク村では、国防省に所属する治安部隊が治安作戦を実施し、村長とそのきょうだいなど5人を逮捕した。

このうち村長とそのきょうだいは釈放されたが、残る3人は依然として拘束中。

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フマイミーム航空基地への攻撃を受け、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局の増援部隊がラタキア市とジャブラ市に展開:ヒムス県サーリジャ村を内務省総合治安局が強襲、住民数十人を逮捕、民家に放火(2025年5月22日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、スィヤーヌー村で若者らが正体不明の武装グループによって銃で撃たれ、1人が死亡、1人が負傷した。

また、マザール・カトリーヤ村では若い男性が覆面をした武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

一方、シリア駐留ロシア軍の司令部が設置されているフマイミーム航空基地への攻撃を受け、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局の増援部隊がラタキア市とジャブラ市に展開した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省と内務省に所属する部隊の要因がカフルサジュナ村とマダーヤー村を結ぶ街道で前日に発生した内務省総合治安局の隊員殺害の容疑者とされる市民2人を即決処刑した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アイン・マニーン町で住民1人が強盗に襲われて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局の部隊がクサイル市近郊のサーリジャ村で治安作戦を実施し、若い住民ら数十人を逮捕し、民家複数棟に放火したほか、住民らに罵倒を浴びせた。

一方、内務省総合治安局は、旧シリア軍によるハウラ地方での虐殺事件に関与しているとされる元兵士ら5人を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャバーブ橋(ジャバーブ村)近くで「シャッビーハ」とされる男性が遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のハーリディーヤ地区で男性1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県、アレッポ県で前政権関係者らの殺害続く(2025年5月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブーカマール市での精密治安作戦により、「フート」(クジラ)の異名で知られていた武器麻薬密輸業者のフサイン・アリー容疑者を逮捕した。

また、アシャーラ市で何者かが銃を無差別に発砲し、子ども1人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った正体不明の武装グループがバードゥー村とマシュラファ村を結ぶ街道で住民1人を銃で撃ち、即決処刑した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループが19日にヤフムール村で27歳の男性を誘拐、その後殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市の国立競技場南地区で正体不明の武装グループが、旧シリア軍第4師団に所属していたルワイ・スライティーン大佐を銃で撃ち殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った正体不明の武装グループがカフルサジュナ村とマダーヤー村を結ぶ街道で内務省総合治安局の隊員1人を銃で撃ち殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、旧シリア軍兵士1人がサフィーラ市で正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、アレッポ市のブスターン・カスル地区でも正体不明の武装グループが前政権の総合情報部の下士官1人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での国防省予備部隊・内務省総合治安局との戦闘の際に行方不明となっていたサフナーヤー市出身若い男性が遺体で発見された。

これにより、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での国防隊予備部隊・内務省総合治安局とドゥルーズ派民兵による戦闘で新たな死者が確認され、死者総数は140人となった。

このうち、戦闘行為により死亡した者は124人であり、内訳は国防省予備部隊の兵士、内務省総合治安局の要員、ドゥルーズ派戦闘員および民間人を含む。

さらに、即決処刑されたドゥルーズ派住民は17人に上り、その中には遺体が焼かれるなど、残虐な扱いを受けたケースも含まれている。

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ラタキア市のバッサ刑務所一帯で内務省総合治安局と正体不明の武装グループが交戦:ダイル・ザウル県のブーカマール市、ハリー村で国防省部隊と合同作戦を実施し、麻薬武器密輸グループのメンバー9人を逮捕(2025年5月20日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、19日深夜から20日未明にかけて、ラタキア市のバッサ刑務所一帯で内務省総合治安局と正体不明の武装グループが交戦した。

これと前後して、ラタキア市一帯で複数回の爆発が確認された。

一方、ラタキア市ダアトゥール地区では、内務省総合治安局が若い男性3人を逮捕した。

逮捕の理由は不明。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス中央刑務所に収監された住民50人が治安紊乱に関与してなかったことが確認され釈放された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ガバーギブ町とムーサビーン村を結ぶ街道で、前シリア軍の士官が何者によって殺害され、遺体で発見された。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バイダー村で40歳代のアラウィー派の男性が何ものかによって殺害され、遺体で発見された。

また、国防省傘下の複数の武装グループが、ブスターン・ハマーム村、ガルズィーヤ村を強襲した。

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ダイル・ザウル県では、SANAによると、県治安局がブーカマール市で国防省部隊と合同作戦を実施し、麻薬武器密輸グループのメンバー9人を逮捕した。

また、ブーカマール市近郊のハリー村でも同様の作戦を実施し、密輸グループのアジトを強襲した。

シリア人権監視団によると、逮捕者は数十人に達した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での国防省予備部隊・内務省総合治安局との戦闘の際にアフマド・シャルア移行期政権当局に逮捕され、同政権が管理する収容所で拘束されていたドゥルーズ派の若い男性1人が新たに死亡した。

これにより、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での国防隊予備部隊・内務省総合治安局とドゥルーズ派民兵による戦闘で新たな死者が確認され、死者総数は139人となった。

このうち、戦闘行為により死亡した者は123人であり、内訳は国防省予備部隊の兵士、内務省総合治安局の要員、ドゥルーズ派戦闘員および民間人を含む。

さらに、即決処刑されたドゥルーズ派住民は17人に上り、その中には遺体が焼かれるなど、残虐な扱いを受けたケースも含まれている。

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スワイダー県では、SANAによると、ダマスカス郊外県のキスワ市とダルアー県のシャイフ・マスキーン市を結ぶ230K.W.の送電線が途絶え、大規模な停電が発生、県の電力公社が復旧作業にあたった。



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ダイル・ザウル県、アレッポ県で、前政権関係者の殺害相次ぐ(2025年5月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジャンダル火力発電所で働くアシスタント・エンジニア(タルトゥース県出身者)がヒムス市の集合住宅内で何ものかによって殺害され、遺体で発見された。

また、米軍(有志連合)の実効支配下にあるタンフ国境地帯一帯地域(55キロ地域)内のルクバーン・キャンプの砂漠地帯で30歳代の男性1人が遺体で発見された。

この男性はキャンプに居住し、糖尿病を患っていたが、遺体の左の太ももに銃創の痕跡が見られるという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がダイル・ザウル市で強襲作戦を実施し、イラン・イスラーム革命防衛隊に所属していた元士官1人を含む2人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サラーフッディーン地区で親イラン民兵のメンバーだったとされる住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市と首都ダマスカスを結ぶ高速道路で、内務省総合治安局の部隊と武装グループが交戦し、武装グループのメンバー1人が死亡した。

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ラタキア県では、SANAによると、県の総合治安局がカルダーハ市で作戦を実施し、軽火器、中火器、迫撃砲など多数の武器を押収した。

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SANAによると、内務省麻薬撲滅局が、レバノンから麻薬を持ち込もうとした2人を逮捕、所持していた2000グラムのヘロインを押収した。

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ダイル・ザウル県マヤーディーン市の警察署分署近くで車が爆発し、多数が死傷:ダルアー市の街道を正体不明の武装グループを封鎖(2025年5月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市で内務省総合治安局が国防省所属の(新シリア軍)第42師団のメンバーらを汚職容疑などで逮捕しようとして、交戦した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、未明にバーニヤース市近郊に複数の航空機が飛来、これと前後して2回の爆発が発生した。

また、バーバルティーヤ村を国防省と内務省の部隊が強襲し、若い男性5人を逮捕、その際に子ども1人が負傷した。

一方、前政権の政治治安局のタルトゥース支部長だったマーズィン・ルストゥム准将が逮捕された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、国防省の治安部隊がマヤーディーン市を封鎖し、違法に流通している武器を回収するための、捜索・検問活動を開始した。

一方、SANAシリア人権監視団によると、午後7時13分、マヤーディーン市の警察署分所の近くで、爆弾が仕掛けられた車1台が爆発し、警察官3人が死亡、2人が負傷した。




シリア人権監視団によると、この爆発により、警察官4人を含む5人が死亡、複数の民間人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マサーキン・バルザ地区でアラウィー派の若い男性1人が正体不明の武装グループに銃で撃たれて、死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団ダルアー24によると、民間人の服装をした正体不明の武装グループがダルアー市の主要道路を封鎖し、銃を撃つなどして、車の通行を阻止した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がラタキア市のスポーツ連合近くでジャーナリスト1人を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ミスヤーフ郡出身の若い男性2人が拷問を受けた後に殺害され、遺体あヒムス市の国立病院に搬送された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市で正体不明の武装グループが前政権支持者と見られる男性1人を銃で撃ち、殺害した。

一方、SANAによると、内務省総合治安局がマンビジュ市でパトロール部隊を襲撃した武装集団のアジトを強襲、多数を逮捕した。

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ハマー県、ヒムス県でキリスト教徒、アラウィー派が襲撃を受ける(2025年5月17日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、正体不明のグループがハマー市マギーバ地区でキリスト教徒の車に放火した。

また、国防省と内務省の予備部隊がシーハ村を強襲し、住民に向けて無差別に発砲した。

さらに、ハマー市のサワーイク地区で子ども1人が何者かが撃った銃弾を頭に受けて死亡した。

加えて、ハマー市近郊では、正体不明の武装グループがオートバイに乗ったアラウィー派の若い男性2人を打ち、1人が死亡、1人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、国防省の治安機関が最近になって県西部で逮捕していたアラウィー派宗徒のうち11人が前政権下の犯罪に関与していなかったとして釈放された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市のジュバイラ地区でオートバイに乗った正体不明の2人組の武装グループが住民1人を撃ち殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アアザミーヤ地区で男性1人が銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、SANAによると、内務省総合治安局が県北部のジャバーブ村(ジャバーブ橋)北で送電線(230kV)への破壊工作の試みを阻止した。

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アレッポ市で内務省総合治安局がダーイシュのスリーパーセルのメンバーを逮捕(2025年5月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍が展開するサフィーラ市で、正体不明の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

また、アレッポ市のジャズマーティー地区では、正体不明の武装グループと内務省総合治安局が撃ち合いとなり、総合治安局の隊員1人が死亡した。

さらに、アレッポ市ハイダリーヤ地区で内務省総合治安局がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと見られるグループを追跡中、このグループのメンバーらが自爆し、3人が死亡した。

これに関して、SANAは、内務省総合治安局がアレッポ市にあるダーイシュ(イスラーム国)のアジトに対して強襲作戦を実行し、メンバー複数人を逮捕、即席爆弾を押収したと伝えた。

また、この作戦実行に際して、治安の確保とスリーパーセルのメンバーが民間人に紛れ込むのを阻止するために、アレッポ市内各所に総合治安局の部隊が展開、スリーパーセルのメンバー3人を無力化、4人を逮捕した。

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内務省総合治安局がハマー県西部の農村各所で大規模な強襲作戦を実施し、多数の市民を逮捕(2025年5月16日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が15日深夜から16日未明にかけて県西部の農村各所で大規模な強襲作戦を実施し、多数の市民を逮捕した。

また、正体不明の武装グループが、前政権を支持する武装グループが潜伏しているとしてカトブーン村を強襲し、住宅複数棟に放火、多数を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイイダ・ザイナブ町で正体不明の武装グループが住宅を強襲し、中にいた兄弟を拘束、連行した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ザフラー地区出身のアラウィー派の若い男性が即決処刑され、遺体がカラム・ルーズ地区の病院に搬送された。

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シャルア移行期政権の内務省とトルコ内務省の両麻薬撲滅局はトルコ領内に密輸されているとされるカプタゴン900万錠以上のうち、約500万錠を押収(2025年5月15日)

SANAは、アフマド・シャルア移行期政権の内務省とトルコ内務省の両麻薬撲滅局は、トルコ領内に密輸されているとされるカプタゴン900万錠以上のうち、約500万錠を押収したと伝えた。

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ラタキア県では、SANAによると、県治安局がブハムラ村で、即席爆弾などが隠されていた大規模倉庫を発見、押収した。

SANAによると、県治安局がラタキア県

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アドラー市ウンマーリーヤ地区で国防省が設置した検問所の要員がジャーナリスト1人に暴行を加え、拘束した。

このジャーナリストは死去した父の埋葬場所に向かう途中だった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市タッブ・ジャウラ地区で内務省総合治安局が治安作戦を実施し、「ズアイティル」と呼ばれ、麻薬密売人とされる部族軍の元メンバーを逮捕した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がタダームン区での虐殺に関与したとされる国防隊元司令官のサーリフ・イブラーヒーム・ラース容疑者(アブー・ムンタジブ)を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で若い男性1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タッルカラフ市で「シャッビーハ」とされる男性1人がオートバイに乗った武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ村近郊に迫撃砲弾多数が着弾した。

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ヒムス県各所で前日に続いてシャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局が県西部の農村地帯各所を強襲し、20人を逮捕(2025年5月14日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市一帯で13日深夜から14日未明にかけて、23ミリ機関砲の銃声とともに大きな爆発音が複数回にわたって確認された。

機関銃の掃射と爆発の原因は不明。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市内の旧国防隊本部近くで爆発が発生し、子ども1人が死亡、5人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、前日に続いてアフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局が県西部の農村地帯各所を強襲し、20人を逮捕した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダーナー市で12日前に誘拐され消息を絶っていた住民1人が遺体で発見された。

遺体には拷問の跡が見られたという。

また、フーア市で、何者かによって銃で撃たれて死亡した女性1人が遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブーカマール市で、社会復帰プロセスに応じることを拒否していた、親イランの旧シリア軍第47中隊の兵士3人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市で前政権の協力者と見られる住民1人がオートバイに乗った正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、サフィーラ市近郊のアズィーズィーヤ村で家族4人が自宅の井戸に遺棄されているのが発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイカ村で、ドナルド・トランプ米大統領のシリアへの制裁解除宣言を祝う空砲により、若い男性1人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市で正体不明の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス郊外県ザバダーニー市で、シーア派の若い男性2人が何者かによって即決処刑される:ヒムス県各所でシャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局が民家を襲撃し、16人を逮捕(2025年5月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市で、シーア派が居住するアレッポ県ザフラー村出身の若い男性2人が何者かによって即決処刑され、遺体で発見された。

また、カナーキル村で、国防省所属の兵士が若い男性1人を所持していた銃で撃ち、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フィキーア村北の街道で、女性が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アンサーリー地区で、前政権の協力者とされる男性が正体不明の武装グループによって殺害された。

また、シリア人権監視団によると、アレッポ市内でオートバイに乗った武装グループが内務省総合治安局の隊員を銃で攻撃し、1人が死亡、2人が負傷した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ムジャイミル村が12日深夜から13日未明にかけて正体不明の武装グループの砲撃を受けた。

また、イラー村近くにある民家内に蓄えられていた機関砲の銃弾が爆発し、子ども2人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市各所(ムハージリーン地区、バイト・タウィール街道、ムハマド・タッルー街道、アルメニア地区など)と県東部のサービティーヤ村で武装集団(アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局)が民家を襲撃し、女性1人が負傷、また16人が逮捕された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、マイダーン村で正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち、殺害した。

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ラタキア県ジャブラ市近郊のイスタームー村でアラウィー派の若者3人が内務省総合治安局によって逮捕(2025年5月11日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市で10日深夜から11日未明にかけて、23ミリ対空砲による激しい機銃掃射と前後し、大きな爆発が3回にわたって発生した。

機銃掃射と爆発発生の理由・原因は不明。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市近郊のイスタームー村でアラウィー派の若者3人が内務省総合治安局によって逮捕された。

逮捕の理由は不明。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・ジャマージマ村で協同組合の代表が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マフフーラ村近郊で、前日に内務省総合治安局によって逮捕された若い男性が殺害され、遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った正体不明の2人組グループがハマー市で、前政権の協力者と見られる男性1人を銃で撃ち殺害した。

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ハマー県、ヒムス県、アレッポ県で正体不明の武装グループによる殺人相次ぐ(2025年5月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市の文化センター近くで50歳代の男性が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区の地区長が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のアンサーリー地区で、前政権の共和国護衛隊の隊員1人がオートバイに乗った正体不明の2人組によって銃で撃たれて死亡した。

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シリア人権監視団は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日から5月7日までの5ヵ月での死者が7,342人を記録したと発表、うち5,514人が民間人(2025年5月8日)

シリア人権監視団は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日から5月7日までの5ヵ月での死者が7,342人を記録したと発表した。

7,342人の内訳は以下の通り:

民間人:5,514人(男性4,852人、女性402人、子ども260人)
非民間人:1,828人

月別の内訳は以下の通り。
2024年12月(8日以降):2,354人、うち民間人1,894人(男性1,839人、女性21人、子ども34人)、非民間人460人
2025年1月:1,122人、うち民間人679人(男性470人、女性146人、子ども53人)、非民間人443人
2025年2月:603人、うち民間人435人(男性347人、女性46人、子ども42人)、非民間人168人
2025年3月:2,644人、うち民間人2,069人(男性1,828人、女性144人、子ども97人)、非民間人575人
2025年4月:452人、うち民間人352人(男性287人、女性40人、子ども97人)、非民間人100人
2025年5月(7日まで):167人、うち民間人85人(男性71人、女性5人、子ども9人)、非民間人82人

このうち2,092人が宗派的帰属、前政権との関係を理由にした即決処刑による死者。

月別の内訳は以下の通り。
2024年12月(8日以降):141人
2025年1月:74人
2025年2月:60人
2025年3月:1,726人
2025年4月:75人
2025年5月(7日まで):16人

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海軍部隊が人身密輸船を標的とした大規模な取り締まり作戦を実施、数時間にわたる交戦の末、複数の密輸業者を逮捕、所持していた武器や装備を押収(2025年5月8日)

国防省は、海軍部隊が人身密輸船を標的とした大規模な取り締まり作戦を実施、数時間にわたる交戦の末、複数の密輸業者を逮捕、所持していた武器や装備を押収したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のウライリーヤート地区で前政権の空軍情報部の協力者が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市カラム・ザイトゥーン地区で正体不明の武装グループが内務省総合治安局の隊員を襲撃、これにより2人が負傷した。

また、ウンム・シャルシューフ村で2人前に正体不明の武装グループによって銃で撃たれて重傷を負っていた50歳代のアラウィー派の住民が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市で前政権のシリア軍第25特殊任務師団の兵士が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、アレッポ市マシュハド地区で正体不明の武装グループが前政権のシャッビーハと見られる若い男性1人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・サフム市で何者かによって銃で撃たれて死亡した住民1人が遺体で発見された。

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