月別アーカイブ: 2012年5月

アサド大統領が最高憲法裁判所の設置を定める2012年政令第35号を発令、民主的変革諸勢力国民はカイロで予定されているアラブ連盟主催のシリア反体制勢力大会に参加せず(2012年5月13日)

アサド政権の動き アサド大統領は、最高憲法裁判所の設置を定めた2012年政令第35号を発令した。 最高憲法裁判所は大統領を含む7人から構成され、新憲法に基づき、大統領(任期7年)の再任の是非を審査する。 http://w … Read More

2日前に発生したダマスカス県の連続自爆テロに関して「シャームの民のヌスラ戦線」が再び犯行声明を発表、シリア国民評議会運営委員会ではガルユーン事務局長の再選の是非について協議される(2012年5月12日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き SANA(5月12日付)は、ダマスカス郊外県司法小委員会が、ダーライヤー市、クドスィーヤー市、キスワ市の投票所14カ所で不正が発覚、第10期人民議会選挙の投票やり直しを行うことを決定した … Read More

アレッポ県内の数十か所でダマスカス県での同時多発テロへの非難を示すデモが発生するなか、シリア国民評議会事務局長が日本記者クラブと日本外国特派員協会で講演(2012年5月11日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き 『クッルナー・シュラカー』(5月11日付)は、5月7日に行われた第10期人民議会選挙の投票に関して、ダマスカス郊外県キスワ市の治安部隊の検問所が有権者の移動を妨げ、投票を阻害した、と報じ … Read More

ダマスカス県内で連続自爆テロが発生し数百名の死傷者が発生、これを受け米・仏の高官らは「暴力の根源」としてのアサド政権を非難(2012年5月10日)

国内の暴力 ダマスカス県南部のカッザーズ地区で午前8時(通勤通学時間帯)、自爆テロと思われる爆発が2件ほぼ同時に発生し、シリア内務省によると、民間人および軍人55人が死亡、372人が負傷した。 在外の反体制組織のシリア人 … Read More

ダルアー市でUNSMISの車列を狙ったと思われる爆弾テロが発生、シリア国民評議会事務局長が訪問先の中国から「評議会がアナン特使の和平案を支持する」ことを表明(2012年5月9日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き 『ワタン』(5月9日付)などは、ダマスカス県、スワイダー県、タルトゥース県、アレッポ市、クナイトラ県の選挙結果を速報で発表した。 ** SANA(5月10日付)など各紙によると、ダマスカ … Read More

シリア・クルド国民評議会の使節団が米国務省の招聘を受け同国を訪問、アナン特使はシリア情勢に関する報告のなかでアサド政権、反体制派双方の非妥協性を非難(2012年5月8日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き SANA(5月8日付)は、ダマスカス県旧市街の投票所2カ所で投票箱が開封されていたことが発覚、ダマスカス選挙監視司法小委員会はこの二カ所での投票のやり直しを決定したと報じた。 投票用紙が … Read More

「多くの有権者」によるゼネストのなか各地で第10期人民議会選挙の投票が実施、ムアッリム外相がムードUNSMIS司令官と会談(2012年5月7日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き 第10期人民議会選挙の投票が各地で実施され、シリアの主要メディアは投票の様子を大々的に報道する一方、西側諸国などのメディアは反体制勢力の呼びかけのもと多くの有権者がゼネストを行い、投票を … Read More

アサド大統領が殉教者記念日に合わせてカシオン山の殉教者廟を訪問、また民主的変革諸勢力国民調整委員会の使節団がイスタンブールを訪問しトルコ高官らと議論(2012年5月6日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き SANA(5月6日付)は、ムハンマド・イブラーヒーム・シャッアール内務大臣が声明を出し、第10期人民議会における投票の安全と透明性を保障するために必要なすべての措置を講じたと発表した、と … Read More

ダマスカス県とアレッポ市で自由シリア軍が犯行を主張する爆弾テロが発生(2012年5月5日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き 反体制活動家のスライマーン・ユースフ氏は、AKI(5月5日付)に対して、アッシリア教徒とクルド人の反体制活動家は第10期人民議会選挙をボイコットするだろう、と述べた。 ** 国内の暴力 … Read More

各県で第10期人民議会選挙に向けた政治運動が活発化するなか、アナン特使付報道官が「シリア国内で停戦合意が尊重されているわずかな兆候」を指摘(2012年5月4日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き 『クッルナー・シュラカー』(5月4日付)は、アサド大統領が第10期人民議会選挙で無所属議員が争う議席数を65議席(全体の25%)に減らすよう指示を出したと報じた。 同報道によると、第9期 … Read More

アレッポ大学で未明から早朝にかけて学生1,500人以上が反体制デモを実施し治安部隊が介入する一方、ムードUNSMIS司令官はすべての当事者に対する停戦履行を改めて呼びかけ(2012年5月3日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き 『ダマス・ポスト』(5月2日付)は、国民成長党が国民統一リスト(進歩国民戦線の選挙リスト)の発表を受けて、第10期人民議会選挙への参加をとり止めたと報じた。 国民成長党は政党法によって公 … Read More

第10期人民議会選挙の国内投票所12,152カ所の設置が完了、国内で活動する野党の代表者らが「平和的変革諸勢力連立」の結成を発表(2012年5月2日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き SANA(5月2日付)は、ハサン・ジャラーリー内務次官は声明を出し、5月7日投票予定の第10期人民議会選挙の投票所12,152カ所の設置など投票日の準備を完了したと発表したと報じた。 ま … Read More

第10期人民議会選挙にむけ各地で諸政党および立候補者らによる選挙活動が活発化、「シャームの民のヌスラ戦線」が先月24日に発生したダマスカス県内のテロの犯行声明を発表(2012年5月1日)

第10期人民議会選挙をめぐる動き 5月7日の投票日を1週間後に控え、シリア国内各地では第10期人民議会選挙の立候補者の選挙活動が活発化し、街頭には選挙ポスターが目立ち始めた。 ダマスカス郊外県では進歩国民戦線が「挙国一致 … Read More