月別アーカイブ: 2012年12月

ラアス・アイン市で人民防衛隊と自由シリア軍が交戦、シリア外務省高官は軍が反体制勢力にスカッド・ミサイルを使用したとの報道を否定(2012年12月13日)

国内の暴力 ダマスカス県では、SANA(12月13日付)によると、カタナー市で早朝、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、子供7人を含む16人が死亡、20人以上が負傷した。 同報道によると、爆発は、カナター市の住宅街ラアス・ナブ … Read More

シリアの友連絡グループ会合がシリア革命反体制勢力国民連立を「シリア国民の唯一の正統な代表」として承認するなか、自由シリア軍アレッポ軍事評議会議長は米国によるヌスラ戦線のテロ組織指定に遺憾の意を示す(2012年12月12日)

シリアの友連絡グループ会合 モロッコのマラケシュでシリアの友連絡グループ会合(第4回閣僚級会合)が開催され、130カ国が参加、議長総括でシリア革命反体制勢力国民連立を「シリア国民の唯一の正統な代表」と承認した。 閉幕時に … Read More

米国がヌスラ戦線を「テロ組織」に認定しつつシリア革命反体制勢力国民連立を「シリア国民の正統な代表」として承認、民主統一党も同連立との交渉に加わる意思を示す(2012年12月11日)

米国の動き ヴィクトリア・ヌーランド米国務省報道官は記者会見を開き、外国テロ組織(FTO)およびイラクのアル=カーイダに関する大統領令第13224号(2004年10月15日)を修正し、シャームの民のヌスラ戦線メンバーを「 … Read More

シリア人権監視団代表がヌスラ戦線によるシャイフ・スライマーン軍事基地の制圧を「質的な進展」と評価、シリア・クルド国民評議会がクルド人の権利を憲法に名文規定することを条件にシリア革命反体制勢力国民連立に参加することを決定(2012年12月10日)

反体制勢力の動き トルコの『ユルト』(12月10日付)は、CHP議員の話として、さまざまな国籍を持つアル=カーイダのメンバー約200人がトルコのハタイ県アンタキヤ市からトルコ人2人の手引きでシリア領内に潜入した、と報じた … Read More

アレッポ県でサラフィー主義者の外国人武装集団がシャイフ・スライマーン軍事基地内に侵入し司令部を制圧する一方、ハサカ県ではシリア・クルド国民評議会がシリア革命反体制勢力国民連立への参加の是非を協議(2012年12月9日)

国内の暴力 アレッポ県では、シリア人権監視団の声明によると、サラフィー主義者の外国人武装集団が、数週間にわたって反体制武装勢力によって包囲されていたシャイフ・スライマーン軍事基地内に進入、司令部などを制圧した。 同監視団 … Read More

外国人戦闘員によるシリア紛争への直接関与が報じられるなか、トルコのアンタキヤ市で反体制武装勢力の統合司令部「自由シリア軍参謀委員会」の発足が発表される(2012年12月8日)

国内の暴力 AFP(12月8日付)は、外国人戦闘員がシリアの反体制武装勢力の側について紛争に直接関与するようになっていると報じた。 同報道によると、外国人戦闘員のほとんどはサラフィー主義集団に属し、戦闘を行っているが、そ … Read More

反体制武装勢力の代表らが30人の離反士官からなる「最高国防評議会」(仮名)の発足を発表、サリーム・イドリース准将が議長に(2012年12月7日)

国内の動き 『ハヤート』(12月8日付)によると、ヒムス県ハウラ地方などで、反体制活動家が街頭デモを行い、「シャームの土地への平和維持軍(派遣)に反対」といったプラカードを掲げて、国際社会の介入への拒否の姿勢を示した。 … Read More

米国務長官、露外相、ブラーヒーミー共同特別代表がダブリンで一堂に会してシリア情勢について協議するも、「興味深い決定」はなされず(2012年12月6日)

国内の動き クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、ハサカ県ダルバースィーヤ市とラアス・アイン市の社会・政治団体の代表者がラアス・アイン市内に駐留する自由シリア軍司令部と会談、同市からの退去を求めた。 ** ファ … Read More

アサド政権が「決戦」としてのダマスカス防衛に「80,000人」の兵士を動員するなか、米国務長官がシリア政府による化学兵器の使用が「レッド・ライン」だと改めて強調(2012年12月5日)

国内の暴力 『ハヤート』(12月6日付)は、複数の反体制消息筋の話として、アサド政権がダマスカスの防衛を「決戦」とみなし、80,000人の兵士を動員している、と報じた。 シリア軍筋によると、ダマスカス県の幅約8キロにわた … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立のハティーブ議長がサウジアラビアの支持を取りつける、NATOが「トルコ国民とその領土を防衛し、国境一帯での危機激化の軽減に寄与すべく」同地帯にパトリオット・ミサイルの配備を決定(2012年12月4日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア・アラブ・テレビ(12月4日付)などによると、ワーフィディーンにある学校に、反体制武装勢力の迫撃砲が着弾し、生徒9人、女性教師1人を含む29人が死亡、多数が負傷した。 ワーフィディ … Read More

マクディスィー報道官が家族とともにロンドンに向かい政権を離反したと報じられる、米高官らは化学兵器使用の可能性をめぐってシリア政府をけん制(2012年12月3日)

国内の暴力 ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(12月3日付)によると、ラアス・アイン市に対して、軍が午前10時に2度にわたって空爆を行った。 「ヘヴェダール」を名乗るクルド人活動家によると、空爆はダウワール・アアラー … Read More

複数県で軍・治安部隊とヌスラ戦線の戦闘が活発化、民主的変革諸勢力国民調整委員会のアブドゥルアズィーム代表が露外相と面会しアサド政権に暴力停止を促すよう求める(2012年12月2日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイル・アサーフィール市、バイト・サフム市など東グータ地方一帯で軍・治安部隊が反体制武装勢力と交戦、ドゥーマー市、ランクース市、サイイダ・ザイナブ町、ザバダーニ … Read More

ダマスカス郊外県の各市で軍・治安部隊が反体制武装勢力の大規模浄化を試みる、シリア革命反体制勢力国民連立が12人からなる政治委員会の設置を決定(2012年12月1日)

国内の動き AFP(12月1日付)は、ダマスカス県、ダマスカス郊外県の一部で不通となっていた国際電話回線、携帯電話回線、インターネット回線が再開した、と報じた。 ** SANA(12月1日付)は、「改修工事を終え、ダマス … Read More