月別アーカイブ: 2013年1月

ブラーヒミー共同特別代表が米露高官との会談のなかで「トルコとカタールがテロ組織への支援を停止せず、安保理でも両国を説得することが不可能」としつつ自身の職務の無益さを吐露したと報じられる(2013年1月13日)

国内の動き(シリア政府の動き) シリア国内の複数の女性団体が共同声明を出し、「シリア人女性平和構築会合」の立ち上げを宣言し、ジュネーブ合意に基づいた紛争解決に向けたプロセスの開始を呼びかけた。 「シリア人女性平和構築会合 … Read More

ダマスカス郊外県ムライハ市で爆発があり子供2人を含む3人が死亡、ハサカ県ルマイラーン近郊の村で人民防衛隊とシリア軍が交戦したと報じられる(2013年1月12日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市で爆発があり、子供2人を含む3人が死亡、また軍との戦闘で反体制武装勢力の戦闘員2人が死亡した。 同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、 … Read More

ヌスラ戦線を含む反体制武装勢力がタフタナーズ空軍基地の制圧を完了する一方、シリア国民評議会はアサド政権打倒後の移行期間に関する計画を発表(2013年1月11日)

国内の暴力 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装勢力がタフタナーズ空軍基地を制圧したが、その数時間後に、軍が基地の破壊を目的に、報復の空爆を行った。 同監視団によると、タフタナーズ空軍基地は、シャーム自由 … Read More

シリア外務省がブラーヒーミー共同特別代表による「任務の逸脱」を非難、シリア革命反体制勢力国民連立がロンドンで非公式の国際会合を開きアサド政権崩壊後の移行期に関するヴィジョンを提示(2013年1月10日)

国内の動き(シリア政府の動き) シリアの外務在外居住者省は声明を出し、BBC(1月9日付)でのアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表の発言に関して、同代表の任務の成功を希望するとしつつ、「何人もシリア国民の意思を代弁するこ … Read More

ハルキー内閣がアサド大統領の演説で示された危機解決に向けたプログラムの詳細行程を閣議決定するなか、シリアの反体制武装勢力は昨年8月に拉致していたイラン人巡礼者48人を釈放(2013年1月9日)

シリア政府の動き ワーイル・ハルキー内閣は、アサド大統領の1月6日の演説で示された危機解決に向けたプログラムに必要な仕組みを構築するための特別会合で、その詳細を閣議決定した。 プログラムの実施に関して、閣議では以下の方針 … Read More

英シンクタンクがシャームの民のヌスラ戦線の起源や現構成、戦略に関する詳細な報告書を発表、同戦線は「イラク・イスラーム国と直接」(2013年1月8日)

国内の動き シリアのウムラーン・ズウビー情報大臣はダマスカスで記者会見を開き、そのなかでアサド大統領が演説で示した危機解決に向けたプログラムが「いかなる期限とも関係がなく、危機克服のための国民的プログラム提示の機が熟した … Read More

民主的変革諸勢力国民調整委員会がアサド大統領の演説に示された紛争解決案を拒否、シリア・クルド民主党は民主統一党とアサド政権の協力関係を断絶するために活動するとの意思(2013年1月7日)

シリア政府の動き ワーイル・ハルキー首相は、アサド大統領の演説で示された危機解決に向けたプログラムに必要な仕組みを構築するための特別会合の開催を内閣閣僚に呼びかけた。SANA(1月7日付)が報じた。 反体制勢力(国内)の … Read More

アサド大統領がダマスカス県内のオペラ・ハウスで約50分にわたり演説を行うも、シリア革命反体制勢力国民連立や西側諸国などは相次いでその内容を拒否(2013年1月6日)

アサド大統領の演説 バッシャール・アサド大統領がダマスカス県ウマウィーイーン広場に面するオペラ・ハウスで、政府首脳や支持者を前に約50分にわたり演説を行い、現下のシリアの紛争状況についての方針を確認した。 演説の概要は以 … Read More

各県で軍・治安部隊による空爆・浄化作戦が継続するなか、民主統一党のムスリム党首が「見にくい権力争いになりさがった」現下の反体制運動を批判(2013年1月5日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナシャービーヤ町が軍の空爆を受けたほか、ハラスター市、シャブアー町、バイト・サフム市が砲撃を受けた。 またダーライヤー市での浄化作戦を終えた軍の戦車、装甲車など … Read More

軍がダマスカス郊外県の複数市に対する空爆を実施するなか、アレッポ県ではタフタナーズ空軍基地周辺で軍とヌスラ戦線を含む反体制武装勢力が交戦(2013年1月4日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市、ダーライヤー市、ヤブルード市・ナバク市間一帯などが軍の空爆を受けた。 またバイト・サフム市、アクラバー村などで軍と反体制武装勢力が交戦した。 さら … Read More

イドリブ県ではヌスラ戦線やシャーム自由人大隊などがタフタナーズ空軍基地攻略に向け攻勢を強める、ハサカ県内の民主統一党検問所で人民防衛隊とシリア・クルド・イェキーティー党の民兵が交戦(2013年1月3日)

国内の暴力 イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人大隊など反体制勢力の戦闘員約800人がタフタナーズ空軍基地攻略をめざして攻勢をかけている、と報じた。 一方、SANA(1月3日 … Read More

ダマスカス郊外県やアレッポ県などで軍・治安部隊による激しい浄化作戦が続くなか、米国人のジェームズ・フォーリー記者が昨年11月にタフタナーズ市付近で武装勢力によって拉致されていたことが判明(2013年1月2日)

国内の暴力 ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市郊外の燃料スタンドを軍が空爆し、少なくとも30人が死亡し、ユーチューブなどに空爆による死傷者を搬送しているとされる映像(https://www.you … Read More

アレッポ国際空港が「反体制武装勢力による民間機攻撃」に備え一時閉鎖される、民主統一党がハサカ県ダイリーク市に党事務所を開設(2013年1月1日)

国内の暴力 アレッポ県では、AFP(1月1日付)が匿名筋の話として、アレッポ国際空港が「反体制武装勢力が民間機を攻撃しようとしている」ため、一時閉鎖されたと報じた。 同報道によると、「閉鎖期間は明確ではないが、反体制武装 … Read More