ワールド・ガバメント・サミット2025に出席するためにUAEのドバイを訪問中のシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はクウェート日刊紙『カバス』のタキー記者と座談会に参加(2025年2月12日)

SANAによると、ワールド・ガバメント・サミット2025に出席するためにUAEのドバイを訪問中のアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、クウェート日刊紙『カバス』のアンマール・タキー記者と座談会を行った。

シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣の主な発言は以下の通り。

我々は、シリアにおいて、シリア国民の尊厳と自由を奪っていた最大の障害である旧体制を解消した。
我々が受け継いだのは崩壊した経済体制で、これはすべての経済専門家が理解している問題である。この課題は、旧体制のためにシリアに課されていた制裁と関係しており、体制が崩壊した今、その制裁も撤廃されるべきである。
シリア国民は、自分たちが政権の一部になったと初めて実感しており、これは帰属の意思を示す特別な意味を持つ。
他国は新生シリアを支援し、EUや米国に対し、旧体制に関連する制裁の解除を働きかけるべきである。
シリア国民全員がこの変革に参加する。すべての変化には多少の不安が伴うことを我々は理解しているがゆえに、国民に安心感を与える努力を行っている。
来る3月に発足する新政権は、シリア国民のあらゆる層を代表するものとなる。
国家と軍の建設には十分な時間が必要だが、解放後の最初の週に市場と大学が再開し、職員たちも仕事に復帰した。
我々はシリア国民の能力を信じ、すべての社会集団を尊重している。シリア国民は何千年もの間、調和を保ちながら暮らしてきた。憲法がすべてを統治する基盤となる。
私は姉妹国イラクから公式な訪問の招待を受けており、近日中にバグダードを訪問する予定だ。
シリアは1年後に世界にその姿を示し、5年後にはこの場で成し遂げた成果について語ることができるだろう。
ヨルダンとの関係は非常に良好であり、我々はかつてヨルダンにもたらしていたた脅威をすでに解消した。



(C)青山弘之 All rights reserved.