アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)、ヒズブッラー戦闘員が、アレッポ中央刑務所西方でシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地一帯を「樽爆弾」などで攻撃し、ハンダラート・キャンプ方面に進軍した。
シリア人権監視団によると、この戦闘で、シリア軍、国防隊、イラン人・アフガン人戦闘員(いわゆるヒズブッラー戦闘員)16人以上と、ヌスラ戦線などの戦闘員28人が死亡した。
SANA(10月3日付)によると、この進軍により、シリア軍は、ハンダラート・キャンプおよびその周辺のタッラト・マダーファ、タッラト・サイファートおよびその西方の第4分岐点などを制圧した。
一方、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市を包囲するダーイシュ(イスラーム国)は、同市一帯に60発の迫撃砲を撃ち込んだ。
また同市周辺では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義集団が、「忠誠の民への贈物」の戦いと銘打って東グータ地方での戦闘を開始した。
この戦いには、ヌスラ戦線の他、ダマスカスの兵、ウマル軍団、ウンム・クラー旅団、グータ・ムジャーヒディーン旅団などが参加しているという。
これに対して、シリア軍は、ナシャービーヤ町、マルジュ・スルターン村、ドゥーマー市、キスワ市郊外を空爆・砲撃した。
また、スマート・ニュース(10月3日付)によると、ラフマーン旅団がアルバイン市でシリア軍と交戦し、軍兵士5人が死亡した。
一方、シャームプレス(10月3日付)によると、ハラスター市、カラムーン地方無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイスラーム区に(ダーイシュ)掃討に向けて、ダイル・ザウル市のスィヤーサ橋一帯を空爆、また同市ムワッザフィーン地区でダーイシュと交戦した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市を「樽爆弾」で空爆した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ドゥーリーン村一帯でシリア軍が、ジハード主義武装集団と交戦、戦闘員3人が死亡した。
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ハマー県では、スマート・ニュース(10月3日付)によると、ムーリク市で「自由シリア軍」がシリア軍戦車をTOW対戦車ミサイルで破壊した。
一方、シャームプレス(10月3日付)によると、ラターミナ町、ムーリク市、カフルズィーター市、フバイト村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・アダス村の奪還を試みたが、失敗し、兵士23人が死亡した。
一方、シャームプレス(10月3日付)によると、ダルアー市バジャービジャ地区、ヨルダン通り、マンシヤ地区、旧税関地区など、インヒル市・ジャースィム市街道、カフル・ナースィジュ村、ジャースィム市、サムリーン村、アクラバー村、ブスラー・シャーム市、タッル・アフマル、ダイル・アダス村、ナマル町、アトマーン村、タッル・マハッスで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクーム・バーシャー村一帯、ナブア・サフル村一帯を空爆した。
一方、シャームプレス(10月3日付)によると、バイト・ジン村周辺、マスハラ村周辺、ナブア・サフル村、ウンム・バーティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、シャームプレス(10月3日付)によると、ヒラーリーヤ農場一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, October 3, 2014、AP, October 3, 2014、ARA News, October 3, 2014、Champress, October 3, 2014、al-Hayat, October 4, 2014、Kull-na Shuraka’, October 3, 2014、al-Mada Press, October 3, 2014、Naharnet, October 3, 2014、NNA, October 3, 2014、Reuters, October 3, 2014、SANA, October 3, 2014、SMART News, October 3, 2014、UPI, October 3, 2014などをもとに作成。
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