トルコ首相はスライマーン・シャー廟破壊と棺持ち出しは「対シリア政策に影響しない」と述べる(2015年2月24日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、スライマーン・シャー廟の破壊と棺持ち出しを目的としたトルコ軍の越境作戦に関して「トルコは2011年3月のデモ開始当初からシリア政府の行為に反対してきた。またシリアとイラクのイスラーム国の存在、そして拡大にも対抗してきた」と主張、作戦がトルコの対シリア政策に「影響することはなく…、シリア国民の自由と領土統合を切望する」と述べた。

ダウトオール首相はまた、「トルコ軍は1921年の合意に基づき、トルコ領内で作戦を行った…。国際法には抵触していない」と強調した。

ARA News(2月24日付)が伝えた。

AFP, February 24, 2015、AP, February 24, 2015、ARA News, February 24, 2015、Champress, February 24, 2015、al-Hayat, February 25, 2015、Iraqi News, February 24, 2015、Kull-na Shuraka’, February 24, 2015、al-Mada Press, February 24, 2015、Naharnet, February 24, 2015、NNA, February 24, 2015、Reuters, February 24, 2015、SANA, February 24, 2015、UPI, February 24, 2015などをもとに作成。

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